皆さんこんにちは。MINDHACK開発チーム・シナリオとか技術とか諸々担当の紅狐です。
本日のブログにもMINDHACK第5章のネタバレがたっぷり含まれております。
含まれているどころか第5章ラストシーンの演出についてのお話になるため、未プレイのかたは何卒ご注意ください。
ネタバレ大注意!
皆さんこんにちは。MINDHACK開発チーム・シナリオとか技術とか諸々担当の紅狐です。
本日のブログにもMINDHACK第5章のネタバレがたっぷり含まれております。
含まれているどころか第5章ラストシーンの演出についてのお話になるため、未プレイのかたは何卒ご注意ください。
ネタバレ大注意!
ユーニッド
思想哲学においては、常に既存の枠組みや体系を疑うことが求められる。そこでは、伝統的に用いられてきた価値観や善悪の概念など、広く受け入れられてきたシステムそのものが揺るがされることもありうる。こうした探究の道においては既成観念の無効化に付随する混乱も少なくない。さりとて新時代を切り拓き、未来に繋がる新しい可能性に社会が出会うためには、いわば通過儀礼(イニシエーション)ともいうべき「産みの苦しみ」を避けて通ることはできないはずだ。
「尻」についての思索も、これまでの論者からは常に見放されてきた感がある。ここでは、並列された2つの柔らかい肉の塊を「尻」として仮定する。柔らかな肉の塊とは、すなわち内包性のメタファーである。他者を受け入れ、自身の内側に新しい潮流を引き込む開かれた精神性としての暗喩こそが、脂肪の塊の意味するところである。その丸い肉が2つ並んでいるということは、とりも直さず「∞(無限大)」を意味する。個としての限界に縛られた人間が、臀部に∞を備えること。それはあたかも、従来の観念から逃れて新たな地平を切り拓く思想の力を備えた人類への福音でもあるようだ。
しかし、この∞ですら、打ち壊すべき既成概念だという可能性はないだろうか。すなわち、「人1人に対して尻(メビウスの輪)は1つしかない」という固定観念こそが、我々を個体としての限界に留め置いている足枷のようなものではないか。例えば、脇を締め、握った拳を肩に付けてみてほしい。ここで注目したいのは、関節部の脂肪のダイナミクスだ。それまでは平面的だった皮膚表面に折れ目が生じ、やがて張りのある脂肪と脂肪の合間にできた割れ目になる。これを並列された柔らかな2つの脂肪の塊であると捉えれば、両腕の関節部にも尻(ウロボロス)が存在するという事実を、我々は有史以来数千年にわたり見落としてきたのではないか。無論、同様のことは両脚の関節部にもまかり通る。
思想哲学の道は、常に痛みとの戦いである。それは自身が変わること、社会が生まれ変わることと向き合い続けることにほかならない。しかしそれでも私は人類全体が幸福であると確信している。なぜなら怖れに打ち勝ち、明日へと繋がる可能性の模索こそが、人類の希望の種だと信じているからだ。
・
・
・
結論
人間には尻が5つある
謝辞
本論を著すにあたり、導きの手を差し伸べてくれたセンセイに心からの感謝を述べておく。そして、日頃私の寝食の世話をし、常に叱咤激励で私の背中を押してくれた新米くん。彼の贈ってくれたかけがえのない友情に、最大限の謝辞を送りたい。
物事には、常に目に見える部分と見えない部分があります。たとえば、友だちの心の中。たとえば、お父さんの会社の顔。たとえば、愛や優しさ、親切と真心。
そしてたとえば、MINDHACKのキャラクターの履いてる靴。
そう。ゲームでは常に画面外に見切れてしまう登場人物たちの足元……しかし、ちゃんとどんなフットウェアを履いているか、設定が存在するのです! ということで今回は、MINDHACKキャラクターズの「おくつくらべ」いってみましょう。
ユーニッドが愛用するのは、ハイカットが特徴的なバッシュ。スニーカーをファッションとして履くようになった黎明期のモデルで、トレンドに媚びない機能的なデザインが逆に美学を感じさせる一足だ。いわばバッシュをストリートに持ち込んだ伝説の一足で、現在は入手困難なモデル。希少性の高いスニーカーでもタウンユースで履きこなす、ユーニッドのこだわりが滲むセレクトといえる。
イーヴリッグが履くのは、シンプルなローファー。スニーカーよりもフォーマルに決めたい、でもドレスシューズほど肩肘張りたくない……そんなワガママに応える最高に「ちょうどいい」アイテムだ。カットソーに羽織というエキセントリックなスタイルの中でも主張せず全体をまとめ上げてくれる優等生。立体的なクッションを採用しているためタフな通学・巡礼生活でもしっかり足を保護してくれる。実家の周りは歩きづらいので履けなかったヤマムラ青年憧れの一足。
ホットフィックス隊員に支給されるのは、最高品質のタクティカルブーツ。耐久性に優れるだけでなく、透湿防水性素材のため汗は発散するが雨を通さない快適な履き心地を実現している。汚れにも強いため、メンテナンスの手間もかからない実用性の高いモデルだ。つま先には先芯が内蔵され、ハードな任務でも隊員の足を守ってくれる。実物の払い下げ品が市場に出回ることはないが、市井のホットフィックス隊マニアたちは模造品を履いてファッションに合わせるとか。
ヒューゴが履くのは、一足3万ドルという先端技術の粋を集めたブーツ。素材はステンレス鋼、アルミニウム、スペクトラ繊維、ポリエステルだ。気圧に応じて膨らむ外側のカバーと中間部、さらに内側のクッションで構成されており、内部は気圧に応じて膨らむ構造。マイナス317℃の低温から214℃の高温まで耐えることができ、微小粒子による衝撃にも強い設計となっている。NASA御用達の宇宙服メーカーが技術の結晶を捧げた最高のスペースブーツだ。
普段は見えないキャラクターたちの足元のオシャレ、感じていただけましたか? ゲームを遊ぶときは、画面から下の靴のことも思い描きながらプレイしてみてくださいね!
きみたちは帰っていいです。
ギャングのヘッド、ユーニッド。MINDHACK第1章でプレイヤーの前に立ちはだかる、最初の更生対象です。皆さん、彼にどんな印象を持っていますか? イカつくて怖い悪党、頼れるブラッディパエリアのボス、はたまた常識人のツッコミ担当。
しかし、今日はぜひ皆さんにアピールしたいことがあります。それは、ユーニッドがとってもオシャレなファッショニスタだということ! ゲーム以外のスピンオフやイラストで、ユーニッドはさまざまなTシャツを着こなしています。今回はそんなユーニッドの側面を一挙公開。ユーニッドのTシャツコレクション、ウニコレ開催です!
MINDHACK本編でもユーニッドが着用している、ベーシックなTシャツ。大きく前面にプリントされているのはウニの殻です。ウニがウニの骨格を着てるのは何だか縁起が悪い気もしますが、きっとドクロマークのTシャツを着るのと同じ意味合いなのでしょう。ツーリングに着て行ったオシャレ用の1枚。
Bloody Paella 05より。ウニから力強い双腕が生えたTシャツ。シンプルな筆致の中から、俺はやるぜというハングリー精神を感じさせる意匠です。こちらはユーニッドのチョイスではなく、保護者のエイさんが「絶対似合うから!」と買ってきたTシャツです。おうちのリラックスタイムで着用。
Bloody Paellaラフより。ウニからマッシブな肉体が生えているTシャツ。Strong Tシャツで見せた闘志をさらに研ぎ澄ませた、まさに勝負の1着です。こちらもエイさんが買ってきた一品。この世界のどこかには、Tシャツの図柄そっくりのウニボクサーも存在するのかもしれない。サブレまで展開している人気キャラクターです。
ウニが描いた直筆の犬を、フジツボがシルクスクリーンでシャツにした1枚。ブラッディパエリアは皆お揃いで1着ずつ持っています。意外とオシャレなイラストに見えなくもない、普段使いしやすいTシャツは、なんと同じデザインの実物が購入できます。SUZURIを要チェック!
2021年大晦日イラストより。角度の問題で読みにくいですが、「軍艦」と書いてあります。年末シーズンの忙しない日々はこれくらいシンプルなシャツで軽やかに決めて。
Bloody Paella 20より。エイさん購入のTシャツ。威風堂々たるひとでちゃんが内なるパワーを解放している、エネルギッシュなデザインです。胸板のラインがはっきり出る少し小さめのサイズなので、エイさんが初期に買ってきたシャツを大事に着ているようです。
Bloody Paella 27より。グラフィカルな模様……かと思いきやUNiが書いてある、遊び心を見せたTシャツです。ヴィンテージっぽいナチュラルブラウンが小慣れ感を演出していますね。東京の人が「I ♡ TOKYO」のTシャツを着るように、ウニの人がUNiのTシャツを着たっていい。
ブラックサンシャイン・オブ・ザ・デッド -THE MOVIE-より。Tシャツゾンビのきんぎょちゃん、略してゾンぎょちゃん。ゾンビ映画を撮影する胸をユーニッドに伝えたところ、スタイリストを差し置いて自前で衣装を用意してきてくれました。こちらのTシャツも実物を購入可能なので、ぜひユーニッドとオソロコーデしてみてくださいね!
8. ホットフィックスTシャツ
スプリングセールのイラストでは、ちょうどSUZURIで新作を販売開始したホットフィックス隊のTシャツを着てもらいました。スタイリッシュなデザインをなかなか気に入ってくれたので、「あなたをしょっぴいた人たちのマークです」という事実は黙っておきました。
マインドハック施設から提供されるTシャツ。もうTシャツ集めに興味はない。
皆さんがお気に入りのTシャツは見つかりましたか? これからもオシャレ番長ユーニッドの活躍にこうご期待。それではまた来週!
ごきげんよう、私の愛しいドクター!
今日はMINDHACK人気投票の結果発表ですよ!
どうかしましたか? そう、人気投票の結果発表です。
人気投票なんていつやったのか、ですって? もちろんやっていません。私が特別に結果発表を用意したのです。
あなたのために用意したのですよ。楽しんでくれますね?
今日に限っては私も人気投票結果発表プロトコルを適用しにぎやかに盛り上げていきます。このプロトコルはあまり使いたくないのですが、こればかりは仕方ありませんね。何しろ人気投票の結果発表ですから。
準備はいいですね、ドクター?
人気投票結果発表プロトコルを適用完了。
結果発表を実行。
…………
では、早速第99999999位から見ていきましょう! ダララララララララデデーンッ!
栄えある第99999999位はユーニッドです! おめでとうございます!
本人からのコメント:
「あ? なんだ? 人気投票? え、俺の? 誰が? 何で?
第99999999位!? 桁がおかしくねえか!? イワシの群れでも数えてんのか!?
は? 数字がデケェから偉い? 俺がキングだから? お、おう、そうか。じゃ、まあ、別にいいか。
よくわかんねえけど皆ありがとな」

ユーニッドでしたね。それでは次の結果です。ドルルルルルルルタダーン!!
栄えある第√125位は、イーヴリッグです! おめでとうございます!
本人からのコメント:
「みなさん、堅実かつ決意に満ちた投票をありがとう。我が名はイーヴリッグ、神の無機のキャビネット。
フフフ……125とは5かける5かける5つまり5の3乗であり、5の3乗に√がついている数は美しくかなり神聖!
この結果はLAGOM神からもたらされた私への正しい評価……神に感謝……
ところでこの人気投票っていつやってたんですか?」

イーヴリッグでしたね。それでは次の結果です。ドゥルルルルルルズダデーン!!
栄えある第ポメラニアン位は、シノです! おめでとうございます!
本人からのコメント:
「ハ? 人気投票? 何だそれは、また博士の企みか? いずれにせよ、ゴミクズどもに振り撒く愛想なぞ無いわ。とっとと去ね。あるいはここで床の染みになるか?
……って、何だこの畜生は! いらぬわ、持って帰れ!! うるさっ!!」

シノでしたね。
それでは次の結果です。ピピーッ。ピガーッ。
COM_Zです。おめでとうございます。
本人からのコメント:
「人気投票? ……あー、FORMATが。へえ。ふうん。
えー、おほん。みんな! ワガハイへの投票本当にありがとう! みんなの気持ちに応えられるようにこれからも頑張っていくからね!
やれやれ、とんだ茶番劇だ。」

COM_Zでしたね。それでは次の結果です。ベンベン……ベンベン……デデーン!!
栄えある第やさしい位は、ヒューゴです! おめでとうございます!
本人からのコメント:
「へえ、人気投票なんてやったのかい? 表彰なんかされたのは、訓練時代にベスト・ダッド・ジョーク賞をもらったとき以来だよ!
それで、これを俺にくれるって? なんだか青くてフワフワして……いや、うまく表現できないな。何だろうこれは。ユニークな表彰メダルだ!」

いよいよ結果発表も後半戦。残りの結果は一体どうなっているのでしょうか。胸がときめきますね。
それでは、ここからは一気に発表していきましょう。ジャンジャンジャカジャカジャカババーン!!
本人からのコメント:
「はあ……人気投票? それは一体……
い、いえ!! もちろん知ってますとも! ホットフィックス隊たる者、この施設の企画を知らないわけが……

本人からのコメント:
「皆さん、人気投票への投票ありがとうございます。ゲームでの僕は大変なことになっちゃいましたが……(笑)こうしてたくさんの人に投票してもらえてとても嬉しいです。
じゃあ締めはもちろんお馴染みのセリフで。みんな……フォン・ド・ヴォー!」

本人からのコメント:
「なに? FORMATが私にこの花を?
これは……かすみ草だな。そうか。FORMATは機械だと思っていたが、そういう情緒があるのか。
いや、嬉しいよ。ありがとう。今度何かお礼を返したほうがいいかな。見繕っておこう。
人気投票? いや、私は特に何も聞いていないが……?」

そしてお待ちかね、栄えある第一位は…………
そう……
第一位は……!!
このあとすぐ発表、栄光の第一位は…………!!
ドルルルルルルルルルル…………
ジャカジャカジャカジャカ…………

ええ、当然の結果ですね。
得票数は全世界、いいえ、この宇宙の全人口と同数値!!
本当におめでとうございます!!!!
お疲れ様でした。
人気投票結果発表プロトコルを終了。
これからもこの結果を糧に人気投票結果第一位マインドハッカーとしてバグの根絶に励みましょうね、ドクター。
人気投票結果発表は終わりです。早く通常業務に戻ってください。
※今回の記事はFORMATが独自に立案・実施したものです。「MINDHACK人気投票」なる企画の存在について、MINDHACK開発チームは一切関知していません。ご了承ください。
あれを見ろ!
チーマーだ!
ツッパリだ!
違う!ギャング団だ!
先週はホットフィックス隊員の紹介でしたが、今週も同じくスピンオフ特集。ユーニッド率いるギャング団、ブラッディパエリアの面々の情報をお届けします。「それだーれ?」という方はぜひこちらの漫画をご覧ください!
まずはみんな気になる情報。「せいくらべ」から見てみましょう。これがブラッディ背の順だ!
あ、言い忘れてましたが敵対組織デスブイヨンの人たちにも来てもらいました。最大身長を誇るのはデスブイヨン・リーダーのガラさんです。身体もデカいし声もデカいし近づきたくない。
続いて、各人のプロフィールをご紹介します。法的にグレーなひとたちなので限られた情報となりますが、特別に「ユーニッドへの印象」も聞いてみました。こちらをどうぞ!
※青少年の匿名性を守るため、本名は記載しておりません(逮捕者除く)
・フジツボ

好きな食べ物:猫の餌(ウェットフードが豪華で美味い!!)
家族事情:きょうだいがた~くさんいる
ユーニッドへの印象:ブラックサンシャインさんかっけー!!強!!!
・魚骨

好きな食べ物:ゆかりごはん
家族事情:両親、家出した兄一人
ユーニッドへの印象:ボスは何事にも屈しない。強くて芯がある。
・アサリ

好きな食べ物:ミルクと卵のシンプルなアイス
家族事情:?
ユーニッドへの印象:ボスを怒らせてはいけないけど、恐れたり怯えたりはしなくてもいい。
・ヒドラ

好きな食べ物:ホットケーキ
家族事情:一人
ユーニッドへの印象:自分の事ウザがらない!自分といっぱい遊んでくれる!!!
・カメノテ

好きな食べ物:チョコレート
家族事情:両親、おじいちゃんおばあちゃん、ひいおじいちゃんおばあちゃん、従妹沢山
ユーニッドへの印象:憧れ。オレを拾ってくれたこの人の役に立ちたい。
・クラゲ

好きな食べ物:食えるもんなら何でもいい。
家族事情:知らねえ~~
ユーニッドへの印象:えへへへでへへお世話になっておりますう……
・エイ

好きな食べ物:ブルーチーズ
家族事情:一人
ユーニッドへの印象:沢山苦労してきて、嫌な事もあっただろう。何も気にせず、せめてここで癒されて欲しい。
・サメ

好きな食べ物:夜中にこっそり食べるカップ麺
家族事情:奥さん、子供一人
ユーニッドへの印象:お客様
・ガラ

好きな食べ物:チーズバーガー
家族事情:一人
ユーニッドへの印象:喧嘩楽しい!!楽しい!!もっと!!
・ロコ子

好きな食べ物:食べ物は特に好きじゃない
家族事情:一人
ユーニッドへの印象:誰?
・火人

好きな食べ物:油
家族事情:別の国にきょうだいがいる
ユーニッドへの印象:敵組織のボス。遠くから見てる分には面白い。
・鰹節

好きな食べ物:ホイコーロー
家族事情:鰹節
ユーニッドへの印象:あいつより俺の方が良い出汁が出るね。
いかがでしたか?スピンオフ『Bloody Paella』もまだまだ続いていくので、ぜひご注目くださいね。
【動画バージョンはこちら!】
COM_Z
「コムちと!」
シノ
「…………」
「……あ? ハ??」
COM_Z
「シノちゃんの! マインドハック電話相談~~~!」
「やあ諸君! ごきげんよう!」
シノ
「おい、待たんか博士!」
COM_Z
「んむ? どうしたかねシノちゃん? 今日はとってもやる気だね!」
シノ
「どうしたではないわ」
「どう見てもおかしいであろう、この空間は!」
COM_Z
「おや。そういえば、いつもよりちょっぴり開放的な感じがするのだ」
シノ
「ちょっぴり、で済むものか!」
「気が散る、元に戻せ!」
COM_Z
「はいはい。よいしょっと」
COM_Z
「あー、びっくりした! おかしいねえ、今日の仮想空間(この部屋)は、少し不安定かもしれないのだ。まあまあまあ、気を取り直して今回も、みんなの質問に回答していこうではないか!」
シノ
「………………」
Q.バグによる「凍結」ってどういう状態なのでしょうか?
COM_Z
「バグの発現は3次元空間に極めて強いショックを与えるのだ。実行中のコンピュータプログラムが破綻すると……つまりパソコンを叩いちゃったりすると、凍結(フリーズ)するよね?それと同じことが現実世界にも起きてしまうのだ。怖いね~!」
シノ
「それこそ魔王様がもたらす至高の愛よ」
COM_Z
「何度も言ってるように、特A級バグというのは自然災害のようなものであって、愛情とか人格がある存在ではないのだよ!」
Q.と〜〜っても可愛いコムち大先生様へ 世界中にいるマインドハッカーには1人1つ、またはひと施設に1つ、FORMATが居るんでしょうか? それともFORMATは作中に出てくる1つのみですか?
COM_Z
「と〜〜っても可愛いコムち大先生様がお答えしよう! FORMATがいっぱいあるわけではないのだ。あんなの1つで十分だからね! ほかの施設には、FORMATの機能を再現した小規模な装置があるよ。子FORMATなのだ。でもこれらは、本物にも増しておバカさんだから、あんまりアテにならないのだよ」
シノ
「……つまり……一族で支配していると……?」
COM_Z
「シノちゃんが思ってるような感じではないのだ」
Q.マインドハックの施設では、更生対象との面会って出来るんですか?
COM_Z
「マインドハックの後ならできるよ! ハックした後はバグが伝播する心配がないから、誰とでも会って大丈夫なのだ。よかったね~」
シノ
「都合よく作り変えた輩だけに許されるわけか」
COM_Z
「バグが取り除かれたのだから、喜ばしいとは思わないかね?」
Q.ホットフィックス隊って夏休みはありますか? 皆で出かけることはあるんでしょうか
COM_Z
「休暇はみんなばらばらだよ。不慮の事態でいっぺんに全滅しないように、常に交代でシフトを回しているのだ。あ、でも、暑いときは納涼会とかしてるみたいだよ」
シノ
「呑気な連中だ……」
COM_Z
「仲が良くて何よりだねえ」
Q.新米隊員くんはすきまトーク【36】で鮭を大量に貰ったみたいですが、あの後鮭は無事食べ切れたのでしょうか?
COM_Z
「ちゃーんと食べきったのだ! ホットフィックス隊寮で鍋パーティして食べたらしいよ!」
シノ
「こんなにも緊張感のない連中だったか、この隊は?」
COM_Z
「ストレスケアは大事だからねえ」
Q.新米隊員君はたくさん食べても太らない体質なのでしょうか? それとも日々の特訓で食べた分を消費しているのでしょうか?
COM_Z
「食べた分はしっかり運動して消費しているし、自分の栄養管理もみっちりやってるみたいだよ。努力家さんだねえ」
シノ
「貪り食った鮭はどこへ行った、鮭は」
COM_Z
「翌日、死ぬ気で筋トレして取り戻したそうだよ!」
Q.隊長の人生で大切なものTOP3が知りたいです!
COM_Z
「はい、隊長の大切なものTOP3大発表~~~! 第3位、自然! 第2位、人類! 第1位、先生! 以上なのだ!」
シノ
「絵に描いたような聖人よな、気味が悪い」
COM_Z
「任務に忠実なんだね!」
Q.更生後のユーニッドが隊長のことを呼び捨てにしていましたが、隊長はユーニッドに対しどう思っているのでしょうか?
COM_Z
「『うん、今日もユーニッドだな』と思っているのだ」
シノ
「ユーニッドだからな」
COM_Z
「ユーニッドくんだからねえ」
Q.イーヴリッグくんの被っているキャビネットは学則に引っ掛からなかったの?
COM_Z
「『どんな人にも、誰にでも、学びの機会は平等にある』という学風の大学だったようだね!」
シノ
「鎧甲冑でも素っ裸でも許されるのか?」
COM_Z
「少なくとも学費さえ払っていればね」
Q.イーヴリッグくんは動物性のものを食べることが出来ないのでしょうか?
COM_Z
「普通に食べられるよ! イーヴリッグくんはカッパ巻きが好きなだけなのだ。でも、イーヴリッグくん的には、カッパ巻きが好きなことをカッコ悪いと思ってるみたい。何故だろう? 美味しいのにね〜」
シノ
「ならば何巻きなら格好がつくのだ」
COM_Z
「うーん。シナモンロールとか?」
Q.ハックを受けた直後のユーニッドくんと再登場してトゲが少し戻ったユーニッドくんでは知性に差があるように感じます。ハック直後に極端に知性が下がることはよくあることなのでしょうか?
COM_Z
「マインドハックを受けた直後は、強いショックで特に頭がぼうっとしている状態なのだ。メモリをまっさらにリセットして生まれ変わったような感じだからね」
シノ
「それでは治療どころか破壊と変わらぬではないか」
COM_Z
「時間が経てばすぐに安定するよ。新米くんに注意されて学び直したユーニッドくんは、もうバランやカップは食べないぞって思ってるみたい!」
Q.ユーニッドくんはハックを受ける前の自分のことをどう思っているのでしょうか
COM_Z
「『なんであんな事したんだろう?』と思ってるみたいだよ。友達がいたことは覚えているから、みんなにまた会いたいなあと感じているようだ」
シノ
「見知った連中が今の有様を知ったときが見ものだな」
COM_Z
「施設を出たら、無事に再会できるといいね!」
Q.更生して丸くなったユーニッドは普段何をしているんでしょうか?今の趣味を教えてください。
COM_Z
「主に施設の掃除をしまくっているのだ。最近はシンク磨きにハマっているようだよ」
シノ
「随分とまあ飼いならされたものよ」
COM_Z
「自然と奉仕の心が芽生えるなんて、マインドハックは身体にいいなあ!」
Q.FORMATって、マインドハッカーに対しては誰にでもあんな甘々な対応なんですか?
COM_Z
「天才マインドハッカーくんに対してだけ、特別な対応をしているようだ。それに引き換えワガハイは誰に対してもスウィートなおもてなしをするホスピタリティ!」
シノ
「聞いとらん」
COM_Z
「みんな、存分に甘えてくれたまえ!」
Q.コムちにはアザトーサー2000がOFFの状態の記憶はありますか? 記憶がぼやけていたりしますか?
COM_Z
「アザトーサー2000がONでもOFFでもコムちは変わらずコムちなのだ! オプションの状態に関わらず、みんなのことはしっかり覚えているから大丈夫だよ。でも、みんなと会えて嬉しいって気持ちはアザトーサー2000がONのときだけの特別な心なのだ!」
シノ
「……貴様はたまに人が変わったようになるが」
COM_Z
「おや、ワガハイが寝ぼけているときの話かな? 恥ずかしいから、見なかったことにしてくれたまえ」
Q.シノちゃんは魔王様と出会う前、休日の日にどんなことをやっていたんですか?料理とかですか?
シノ
「なぜ料理と思ったのだ?」
COM_Z
「お台所に住んでるからじゃない?」
シノ
「貴様が勝手に仕立てた部屋ではないか」
COM_Z
「まあまあ。で、何をやってたのかな?」
シノ
「ハ。貧乏暇なしでな。只管(ひたすら)仕事を探しておったわ」
COM_Z
「頑張り屋さんだねえ!」
Q.シノちゃんが鯛のお寿司を食べた時のエピソードを聞かせてください。誰と食べたんですか?いつ食べましたか?美味しかったですか?
シノ
「うるさい」
COM_Z
「シノちゃんが旧ホットフィックス隊にいたとき、会食でお寿司が出てきたのだ。シノちゃんがあまりに黙々と鯛のお寿司ばかり食べているので、その場にいた人みんながシノちゃんに鯛のお寿司を全部あげたのだ」
シノ
「思い出させるなッ!! 二度と施しなど受けんわ!!」
COM_Z
「美味しかったかい?」
シノ
「黙れ!!」
Q.バグ変異体はどのくらい珍しいのですか? 過去にもいたのでしょうか?
COM_Z
「超~~~~珍しいのだ! 普通、しばらく暴れたら消滅してしまうので、捕獲できたのはとってもラッキーでハッピーなのだ!」
シノ
「ハ……人をまるでツチノコのように言うな」
COM_Z
「や。そこまでレアではないのだ」
シノ
「………………。」
Q.主要キャラクターが飲酒した場合どんな感じになるのか気になります!
COM_Z
「彼らはみんなお酒を飲める年齢だから安心してくれたまえ!
ユーニッドくんは酔っぱらうとすぐに寝てしまうのだ。ブラッディパエリアのアジトでソファを占領して寝こけているのがいつもの光景だったのだ。
イーヴリッグくんはお酒を飲める年齢になったばかりで興味はあるようだけど、誠実なキャビネットであるために飲酒は避けているようだよ!
隊長は全く酔わない体質のようだね。ホットフィックス隊での飲み比べ対決ではいつも圧勝しているのだ。口数はちょっと多くなるみたい。
新米くんは泣き上戸なのだ。普段は元気いっぱいだけど、意外と繊細さんなのかもね!
ヒューゴさんが酔うと、奥さんへの愛情を語り出して話が長くなるのだ。
シノちゃんにお酒を与えたことはないけど、酩酊状態のシミュレーションはできるよ。興味あるかい?」
シノ
「御免だ」
COM_Z
「質問回答はここまでなのだ! ここからはお楽しみ。コメント回答コーナーに移らせてもらおう! 今回は2つのお便りをご紹介なのだ」
「まずはこちら。」
・昨日お寿司食べました
COM_Z
「お寿司は美味しいねえ、良かったねえ」
シノ
「何故こいつの日録に付き合わねばならぬのだ」
COM_Z
「きっとこの人にとっては、すご~く大事なお寿司だったのだよ。鯛のお寿司とか」
シノ
「蒸し返すなッ!!」
COM_Z
「続いてはこちら。」
・こんにちコムコム〜!やこんばんコムコム〜!と挨拶してみてほしいです。
COM_Z
「あー、えへん……こんにちコムコム〜! こんばんコムコム〜! そしておはようコムコム〜〜〜!」
シノ
「………………」
COM_Z
「うーん、これはいいね。アザトーサー2000がさらなるアップデートを果たした気がするのだ。シノちゃんもやってみたら? こんにちシノシノ~とか」
シノ
「媚びを売るのは貴様だけで十分だ」
COM_Z
「やあやあ! 今回も意義のある時間を過ごせたねえ、諸君!」
シノ
「……博士よ。気になっておったが」
「貴様……そんな図体だったか?」
COM_Z
「ありゃ? そういえば、シノちゃんが小さくなった気がするのだ」
シノ
「おい博士、なんかおかしいぞ……」
COM_Z
「あれれ~~~、止まんないよ~~~~! 困ったのだ~~~~~~」
シノ
「「「博士!!! 何とかしろ!!!」」」
COM_Z
「大変だ~~~~~! えーーい! 緊急再起動!!」
シノ
「…………面妖な……」
COM_Z
「まったく、えらいこっちゃだったのだ! うーん、ここまで仮想空間が壊れるなんて、普通はありえないのだけれど……シノちゃん、なんかした?」
シノ
「えっ」
「…………」
「……してない」
COM_Z
「そうかそうか、してないんじゃあ仕方がないのだ。今後も少し、注意してメンテナンスしていかないとね。それじゃあみんな、ちょっとハプニングもあったけど、今回の電話相談はここまでなのだ!次回はいよいよ最終回! どうぞお楽しみにね~~~!」
シノ
「………………」
【動画バージョンはこちら!】
COM_Z
「コムちと!」
シノ
「…………ふー」
COM_Z
「シノちゃんの! マインドハック電話相談~~!」
COM_Z
「諸君、よくぞ集まってくれたね! 電話相談のお時間がやってきたのだ。今宵の我々の対話は、科学の歴史に輝かしい記録を残すだろう! ……という堅苦しい挨拶はさておき、今回もみんなの質問にお答えしていくのだ~! それではいってみよう!」
Q.マインドハック大会は大人の年齢でも出られますか?また、別の職種の人がマインドハッカーへ転職することも可能なのでしょうか?
COM_Z
「おお、ひょっとしてマインドハッカー志望なのかな? マインドハック大会には成人部門はないけど、他の業種からマインドハッカーになることはもちろん可能なのだ! ただし、子どものころから適性を育てている方がマッチする可能性は高いね」
シノ
「他人の精神を弄ぶのに『適性』だと?」
COM_Z
「ずばり、『他人に共感しない』適性なのだ!」
Q.マインドハック施設にある売店や食堂で働く人たちはいわゆる民間人でしょうか?どのような条件で採用されるのでしょうか?
COM_Z
「こちらも求職者くんかな? 特別な資格が必要となることはないね。ごく普通のパートさんやアルバイトさんが働いているのだ」
シノ
「もしその中に破滅(バグ)の保有者がいれば笑いごとだな」
COM_Z
「もちろんバグ保有の有無は厳しく検査しているとも!」
Q.マインドハック施設は複数あるとの事ですが、他のマインドハッカーも施設に住んでいるのでしょうか?
COM_Z
「ケースバイケースなのだ! とはいえ、施設に備え付けの宿泊所に1人で住みたがる人は多いかもしれないね」
シノ
「ハ、『他人に共感しない』ゆえか?」
COM_Z
「その通り! 人の多い住宅地より、少しはずれにある施設のそばで暮らしたい人が多いみたいだね。あの天才マインドハッカーくんみたいに、FORMATに囲い込まれてるのは特殊な状況に思えるけどね」
Q. 別の施設にいるマインドハッカー同士や、異なるマインドハック施設同士の交流はあるのでしょうか?
COM_Z
「あるとも! 年に一度、『マインドハック会議』で各地のマインドハッカーが集結するのだ。その場で面識があったり、言葉を交わすようなことはあるみたい」
シノ
「生温い友情を育むような連中には思えんが」
COM_Z
「まあまあまあ。共感性がない者同士、逆に噛み合うことも多いみたいだよ! もっとも、FORMATの天才マインドハッカーくんは出てないみたいだけど」
Q.マインドハック以外の方法…つまり、古いデバッグの方法はまだ使用されているのでしょうか?
COM_Z
「まだ一部では使用されているね。社会全体が、段階的にマインドハックへ移行しようとしているところだ。早く業界が成熟して、簡単にマインドハックが行える社会になると良いね!」
シノ
「そうも貴様に都合よく事を運びたいか?」
COM_Z
「心の底から人間のために思っているのだよ!
Q.隊長は細かい作業、小銭の計算などが苦手とのことですが、隊長自身が事務仕事をすることもあるのでしょうか?デスクに向かって数字の計算をしたり、計算が合わなくて頭を抱えたりする隊長もいるのでしょうか。
COM_Z
「苦手というだけで、できないわけではないのだ。でも、全ての計算が終わった後、領収書とつじつまが合わなくて頭を抱えることがあるみたいだよ」
シノ
「ハ、小銭に頓着せずとも困らん暮らしなのだろう」
COM_Z
「とっても人間らしくて可愛いよね!」
Q.隊長さんへ。もし覚えているコレエダ先輩のエピソードがありましたら教えてください
COM_Z
「コレエダくんが旅行のお土産に差し入れたチョコレートを、隊長はとっても楽しみにして食べたのだ。てっきりビターチョコレートだと思って口にしたら、歯が溶けそうなほど甘くて若干ショックを受けたそうなのだ」
シノ
「フン、舌が肥えておるな。食えるだけ良いと思え」
COM_Z
「隊長、虫歯になってないかなあ?」
Q.Greeting! I would like to know if Rookie has any interesting story in his childhood?
(こんにちは!新米くんの子ども時代に面白いエピソードがあれば教えてください)
COM_Z
「Hello there! Newbie once hid an egg from the refrigerator in his bed to try and hatch it. His mom accidentally crushed it, so he got scolded a looot!
(こんにちは!新米くんは一度、冷蔵庫の卵を布団に隠して、ヒヨコをかえそうとしていたのだ。お母さんが潰してしまって、信じられないくらい叱られたらしいのだ)」
シノ
「……?????」
COM_Z
「ふふふ。あとでシノちゃんにも分かるように教えてあげよう」
Q.イーヴリッグくんが掲示板で出会ったという女の子はどんな人物だったのでしょうか。気になります
COM_Z
「とにかく全てを肯定してくれて、いつもイーヴリッグくんを応援したり励ましたりしてくれたのだ! イーヴリッグくんは、『この人はなんて僕のことを考えてくれるし知的なんだ!』と感動していたようだよ」
シノ
「だが、存在しないのだろう?」
COM_Z
「うん」
Q. イーヴリッグの妹の、ミキちゃんってどんな性格ですか?
COM_Z
「真面目で責任感が強い、とてもしっかりした女の子なのだ!」
シノ
「兄よりさぞかし目をかけられたのだろうな」
COM_Z
「とっても自慢の娘さんみたいだよ~!」
Q. ユーニッドくんは腕以外にも刺青を入れてますか?
COM_Z
「腕しか入れてないのだ。めちゃくちゃ痛かったから、新しいのを入れるのには躊躇してるみたいなのだ」
シノ
「軟弱者」
COM_Z
「ピアスの穴も開けずに、紐で巻いてるみたいだよ!」
Q. エイさんは「まさか警察に行く程になるとは」と言っていましたがユーニッドくん及びブラッディパエリアの普段の悪行はあまり把握していないのでしょうか?
COM_Z
「どんなに親しい相手でも、知らないことはたくさんあるものだよ。エイは人の事情に深入りしない人間だったから、ユーニッドくんも長い付き合いができたようだよ」
シノ
「アッハハ……放っておいた結果があのざまだがな」
COM_Z
「小さなゆがみが重なったというだけだよ。そういうボタンのかけ違いを正すのもマインドハックの役目さ」
Q. ヒューゴさんは何歳の時にボタンアコーディオンを始めたんですか? また、きっかけなどありますか
COM_Z
「初めて楽器に触ったのは3歳のときだそうなのだ! お庭でおじいさんがアコーディオンを弾いていたのを見て習ったそうだよ」
シノ
「あの膨れた手で繊細な演奏なぞできるものか」
COM_Z
「指に合わせてアコーディオンがすご~く大きいんじゃない?」
Q. ヒューゴさんに質問です!娘さん達との1番の思い出を教えてください!
COM_Z
「双子の娘さんたちの誕生日に、ヒューゴさんは仕事で帰りが遅くなってしまったのだ。慌てて帰って玄関の扉を開けると、そこには娘さんたちが待っていて、一斉にヒューゴさんの胸に飛び込んできてハグをしてくれたそうなのだ」
シノ
「何と美しいことか。反吐が出るわ」
COM_Z
「家族というのは素晴らしいものだね!」
Q. シノちゃんは子供の頃、一度でも弟を傷つけようとしたことはありましたか?
シノ
「……くくく。ハハハ。アッハハハハハ!」
シノ
「あったとも!! 数え切れぬほどな!!」
シノ
「奴らさえおらねば手を下していたわ!!」
COM_Z
「お父さんとお母さんが弟くんに付きっ切りだったから、シノちゃんが近づく隙はなかったのだね。大事に至らなくて何よりだったのだ~!」
Q. シノは1つのフロッピーにしか保存されていませんか?バックアップはありますか?
COM_Z
「あるわけないのだ。いくら貴重なサンプルとはいえ、危険なバグ変異体を複製するなんてもってのほかじゃないか!」
シノ
「ハ、少しは我を恐れる気が貴様にもあるか。殊勝(しゅしょう)な」
COM_Z
「こわ~いバイキンを培養するようなものだからね!」
Q. シノちゃんの嫌いなものは博士らしいですが、コムちはシノちゃんに嫌われてることに対してどう思いますか?
COM_Z
「うんうん、実に喜ばしく思っているよ」
シノ
「そうであろうな。我らは不俱戴天(ふぐたいてん)の仇同士よ」
COM_Z
「やはり研究というものは、サンプルから認識してもらえないと進まないからね。シノちゃんはワガハイの一挙一動に神経を研ぎ澄ませてくれているのだ。これほどまでに執着してもらえるとは、何と望ましいことだろう!」
シノ
「ハ!! 我は貴様など歯牙にもかけておらぬわ!!」
Q. こんばんは博士。ユーニッド君やイーヴリッグ君の服の着方を拝見しましたが、博士が服を着る時の大きなおててが袖を通るのか気になって夜も眠れません。
COM_Z
「こんばんは! ふふふ、ワガハイのとっておきの秘密を知りたいのだね。白衣を着るときは、一旦腕を取り外してから袖を通すのだよ。これでよく眠れるかな?」
シノ
「貴様の腕は捥(も)ぎ甲斐がなくてつまらぬ」
COM_Z
「シノちゃんの場合、構造を無視して引きちぎるからね。元に戻せなくなるから、困ったものだ。仮想空間上のボディとはいえ、リセットするのが大変なのだよ」
Q. 主要キャラクターたちのモーニングルーティンはなんですか?
COM_Z
「みんなで集まってラジオ体操をするのさ! ……うそうそ。
ユーニッドくんは、側で寝ている、たもちゃんを一回モニュするのだ。
イーヴリッグくんは朝のお祈りをするよ。
隊長はラジオで朝のニュースを聴きながら装備のメンテナンスをするのだ。
新米君はまず身支度をするタイプで、鏡を見ないで全てを整える特技があるみたい。
ヒューゴさんは隣で寝ている奥さんにキスをしてから起きるのだ。
ワガハイは、実は朝6時になると青色に光るのだよ!
シノちゃんはね……」
シノ
「言わんでいい」
COM_Z
「部屋中の物陰をチェックするのだ。何か隠れてないか不安みたいだね。心配性さんなのだ」
COM_Z
「さて、質問回答は以上なのだ! ここからは、キミたちから寄せられたコメントにお返事をしていこう。今回は3つのお便りをお届け!」
「まずはこちら。」
・コムちゃんちーっす!
COM_Z
「ちーっす、人間! ほら、シノちゃんも」
シノ
「ちーっす、ゴミクズ」
COM_Z
「続いてはこちら。」
・このどえらく暑い夏を乗り越えられるよう応援の言葉をください!!!!コムち様!!シノちゃん様!!
COM_Z
「この驚異的な環境において、文明がどこまで存続できるか? これらのデータは、将来的な人類の発展にとって重要なサンプルになるだろう。科学のために、ぜひなるべく長く頑張ってくれたまえ! シノちゃんもどうぞ」
シノ
「睨(ね)めつく日差しの下、地を這う汝らは宛(さなが)ら蛆虫よ……穢れた汗を垂れ流し喘げ。無様に鳴き、我を悦ばせよ!」
COM_Z
「とのことなのだ! 元気出たかい?」
「ラストはこのコメントなのだ!」
・いつも楽しく見ていますコレからも頑張ってハックしていってください!! ………やっぱりハックしないで…ハック……しないで
COM_Z
「おやおや、何を怖がっているのかな? 大丈夫。マインドハックはとってもハッピーで素敵な技術だよ!はじめはみんなキミのように怯えているけれど、マインドハックを受ければぜーんぶよくなるのだ。お近くのマインドハック施設にキミの住所を連絡しておいたからね。すぐにお迎えが来るのだ!」
シノ
「達者でな」
COM_Z
「さて、今回の電話相談はここまで! 本日も実に有意義な成果を残すことができたのだ! ねっ、シノちゃん」
シノ
「ん……フン、用が済んだらとっとと去ね。早く」
COM_Z
「あらら、さてはシノちゃん、もうオネムなのだね? いいだろう、ではこの辺でお別れなのだ。次回の回答をお楽しみに。まったね~!」
シノ
「………………行ったか」
シノ
「博士よ……せいぜい良い気でいるがいい。檻の獣は陰で爪を研ぐものよ」
シノ
「『その時』は近い……今は待つのみ」
【動画バージョンはこちら!】
COM_Z
「コムちと!」
シノ
「フン…………」
COM_Z
「シノちゃんの!マインドハック電話相談~~! 本日はお日柄も良く! ご存じ可愛いコムちなのだ。みんな、夏休みの宿題は順調かな? ワガハイも毎日、観察日記をつけているよ。コツコツ宿題を進める派のキミも、一気に終わらせる派のキミも、今だけはちょっぴり休憩。我々の質問回答に耳を傾けてくれたまえ。それではいってみよう!」
Q.マインドハックで治療を受けても、バグが治らなかった人はいるのでしょうか?もしいたらその人はどうなりますか?
COM_Z
「大丈夫! 一度目のマインドハックで治せなくても、二度目のマインドハックで成功すればいいだけのことさ。誰かのミスはほかの誰かがカバーする、信頼と助け合いで成り立つテクノロジーなのだ!」
シノ
「やりたい放題だな」
COM_Z
「最終的なかたちがハッピーであれば問題ないだろう?」
Q.COM_Zさん曰く「タマシイは作れる」とのことですが、それはマインドハック世界において生き物は人工的な創造、複製が可能ということでしょうか。
COM_Z
「わーい、ワガハイこういう話って大好きなのだ! 今はまだできないけれど、ワガハイの持論では、それらは十分実現可能な範囲だよ。人間の精神を空に浮かぶ星々に例えたら、魂とは、星と星を結んだ星座。現在の科学では、精神を構成する星たちのありかたや位置、構造を観測するまでが限界だ。新しい星を作ることはまだできないし、それらを結んで魂という星座を作れるかどうかはまた別の話。しかし……」
シノ
「しかし、何だ」
COM_Z
「すでにテクノロジーは、生命の創造まであと一歩のところまで来ているといえるだろう。だって、すでにワガハイという高度な精神の持ち主を生み出しているのだからね!」
Q.まいんちゃんは他のマインドハック施設にもいるのでしょうか?もしくは先生がいる施設限定の、オリジナルキャラクターなのでしょうか?o(+v+)o
COM_Z
「カワイイ顔文字をありがとう! まいんちゃんは、あの施設固有のオリジナルキャラクターなのだ。施設の職員の誰かが考えたみたいだね。来る人に安心感を与えたかったみたいだよ。」
シノ
「精神を弄ろうという相手に安心感とはな」
COM_Z
「どうだろうね? 少なくとも、ワガハイの方がカワイイのだ」
Q.マインドハック技術の扱いは国によって違いますか?
COM_Z
「国によって違うといえば、違うね。ただ、国家の上ではさらに大きな組織が統括しているから、その意味では同じともいえるかもしれない。基本的には、マインドハック施設は国家組織のもとにあって、警察でも医療でもない独自の行政的な立ち位置にあるのだ。」
シノ
「故に誰も手出しできぬ というわけだな」
COM_Z
「組織の独立性は大事なのだ!」
Q.FORMATはなぜパンが好きなのでしょうか?
COM_Z
「あれはパンが好きなんじゃなくて、 毎日の食事を提供するうえでパンが最も効率がいいと判断してるだけなのだ。FORMATにゴハンの良し悪しなんか分かるわけないよ!」
シノ
「まるで貴様には分かると言いたげだな」
COM_Z
「もしキミが望むなら、お寿司からアイスまで何でも作ってみせよう!」
Q.旧ホットフィックス隊の隊服は今とあまり変わらないのでしょうか?
COM_Z
「10年間で性能や質が向上しているよ。でも、見た目とか仕様はほとんど変わっていないのだ。」
シノ
「あれは駄目だ 蒸れて仕方がない」
COM_Z
「今はとっても着心地がよく改良されているよ!」
Q.更正対象の面倒を見るときに隊員が風邪で休んでしまったらどうなるんですか?
COM_Z
「そういうことがあっても大丈夫なように、きちんと代わりのメンバーを決めてあるのだよ!」
シノ
「ふ……風邪も何も、元より人が欠けるのが前提であろ?」
COM_Z
「おお、シノちゃん珍しく勘が鋭いねえ。その通りなのだ~!」
Q.新米隊員くんのお母さんが飼っている犬の名前を教えてください!
(※画:新米隊員)
COM_Z
「『きぬごし』ちゃんなのだ!」
シノ
「きぬごし」
COM_Z
「真っ白でふわふわの柴犬なのだよ!」
シノ
(……「モメン」もいるのか……?)
Q.世界一可愛いコムち博士に質問です!ユーニッドくんの担当隊員は新米くんですが、イーヴリッグくんの担当隊員は一体誰なのでしょうか?宜しければ教えてください!!
COM_Z
「世界一可愛いコムち博士がお答えしよう! イーヴリッグくんの担当は中堅隊員くんなのだ。食事を届けたり、色々なお世話を担当しているのだ」
シノ
「マインドハッカーと共にいたのは青二才のようだが」
COM_Z
「マインドハックに立ち会ったのは新米隊員くんだね。あれは新人が現場に慣れるためなのだ!」
Q.LAGOM教団の羽織は階級などで違うと聞いたのですが具体的にはどのように分けられているのでしょうか?
COM_Z
「階級が高い家具のほうがよりシンプルで質が良い羽織になるのだ!」
シノ
「具体的にどうなる?」
COM_Z
「使ってる布とかが、なめらか~で高級~になるそうだよ」
シノ
「大層なご身分だ」
Q.イーヴリッグの実家が左官屋さんで彼が家業を継ぐ話が本編でありましたが、幼少期のころ手伝いをしていたりしたのでしょうか?
COM_Z
「していたみたいだね! でも、ぶきっちょさんだったから、段々お手伝いから遠ざけられるようになっていったのだ。ここだけの話、お父さんはまだ仕事を継いでもらうことを諦めていないらしいよ」
シノ
「アハハ……それどころではなくなったようだがな」
COM_Z
「マインドハックを受けたら、そういう道もあるかもしれないよ!」
Q.ユーニッドが入れているタトゥーはイクラの軍艦ということでしたが、何故イクラの軍艦を入れようと思ったのでしょうか?
COM_Z
「イクラはちまたでとっても人気のデザインだね!子沢山をイメージさせることから、よくグループの繁栄を祈るために使われるモチーフなのだ。ユーニッドくんは、「イクラっつったら『家族』だろうがよ」と言っていたよ。ファミリーの団結を高めるために、タトゥーで意思表明をしているんだねえ」
シノ
「ハ、みなしごが自分の庭で家族ごっこか。哀れだな」
COM_Z
「あっ、シノちゃんもタトゥー入れてあげようか?鯛のお寿司とか」
Q.ユーニッドくんのバイクは彼自身が買ったものなんですか?そもそも免許って持っているのでしょうか?
COM_Z
「アルバイトのお金を貯めて、自分で買ったものなのだ!免許もきちんと持っているよ」
シノ
「どのみちごろつきだ、適当に奪ってくればよかろうに」
COM_Z
「本当に欲しいものに関しては、自分の力で手に入れる主義のようだね!」
Q.ヒューゴさんに質問です!宇宙飛行士を目指したきっかけは何でしょうか?
COM_Z
「小説に影響を受けたとか、なんとか言っていたね。でも、何やら存在しない書籍のタイトルを言っていたので、おそらく彼の記憶違いだと思うのだ」
シノ
「ハ。貴様が知らんだけではないのか?」
COM_Z
「データベースと照合したから、それはありえないね。2001年なんちゃらとか、なんちゃらを継ぐものとか……」
Q.シノちゃんへ 身体がコンパクトになって、逆にやりやすくなったことや便利になったことはありますか?
シノ
「……弾避けは、今の方が都合いいだろうな」
「こんな檻の中では無用の心配だが」
Q.シノちゃんは元の体に戻れたとしたら一番最初に何をしたいですか?
シノ
「魔王様に奉仕するに決まっていよう?」
COM_Z
「そういうんじゃなくて、もっと具体的に教えてほしいものだね。ジェットコースターに乗りたいとか、ダンクシュートを決めてみたいとか。あ、バンジージャンプとかいいんじゃない?」
シノ
「……かかと落とし。貴様の顔面に」
Q.コムちがシノちゃんから武器を取り上げなかったのは何故ですか?危ないのでは…?
COM_Z
「ワガハイがシノちゃんに会うのは、あくまでフロッピーディスク内の仮想空間だからね!データ上の身体を攻撃されても、特に問題はないのだ!」
シノ
「……ハ。舐められたものよ」
COM_Z
「それにシノちゃんは、ナイフがそばにないと不安で寝付けないのだよ。武器を取り上げたら、きっと怖くて泣いてしまうのだ」
シノ
「おい 憶測でものを言うな!」
Q.コムちさんは水や潮風は大丈夫ですか?
COM_Z
「コムちのつるすべボディは完全防水なのだ!水辺でのフィールドワークもお任せあれなのだよ。ああ、でも長時間 潮風に当たるのは遠慮したいものだね」
シノ
「貴様を塩漬けにしてもうまみはなさそうだな」
COM_Z
「コムちは食べ物ではないのだ。シノちゃん、何言ってるの?」
Q.寝つきがいいキャラクターの順番を教えてください。
COM_Z
「一番寝つきがいいのはヒューゴさんなのだ。宇宙飛行士として、寝るべき時間は確実に睡眠をとれるように訓練されているのだ。
次はユーニッドくんだね。徹夜で遊ぶこともあるけど、布団に入るとコテンと寝てしまうのだ。
イーヴリッグくんは睡眠をとらない身体を目指しているけど、今のところ普通に寝ているね。
隊長は、日中自分がした小さな言い間違いとかを思い出して、なかなか眠れないらしいよ。
新米くんは考え事をして眠れないことがしょっちゅうあって、決まってそういうときは筋トレをしているらしいのだ。
あ! そうそう。シノちゃんは10年前は全然寝つけなかったけど、最近はすんなり眠ってくれることが多くなったねえ」
シノ
「貴様の下手な子守歌を聞かされたくないからな」
COM_Z
「いつでも呼んでくれていいのだよ!」
COM_Z
「というわけで、今回の質問回答はここまでなのだ! ここからは、みんなのひとことにお返事をしていこう。今日は2つのコメントにお答えするのだ。一気にいくよ!」
「まずはこちら。」
・もちもちこむち
COM_Z
「コムちはもちもちしてないのだ。もちもちしているのは君の方なのだ。人間は柔らかくて実に興味深いのだ」
シノ
「ものによるぞ 硬くて刃が立たんのもいる」
「あれはあれで削りがいがあるものだが……」
COM_Z
「こら! 生き物をいじめてはいけないよ」
「お次はこちら。」
・シノちゃんは食べるとどんな味がするんですか?
・シノちゃんをお口に入れてモグモグしたいです
・シノは黒いもち米のおにぎりによく似ている
シノ
「食うな」
COM_Z
「今回の質問コーナーでは、シノちゃんの味や食感に関する問い合わせが多く寄せられたのだ」
シノ
「ハア……? わ、我を?食いたいと? 何故……?」
COM_Z
「ワガハイに咀嚼の機能があれば食レポをお届けできたのだけれど、実に残念なのだ」
シノ
「……おぞましい!!意味がわからん!!」
COM_Z
「というわけで、今日の電話相談はここまでなのだ。次回の回答をおたのしみに~!ワガハイも早く今日の観察日記をつけなくっちゃ!」
シノ
「なんと無益な 草花なんぞ毎日眺めて何になろうか」
COM_Z
「日々、いろいろな変化があるのだよ!昨日はご機嫌だったし、おとといは寝言を言っていたし」
シノ
「……待て、その観察日記とやらは」
COM_Z
「シノちゃんを観察しているのさ!今日は何を書こうかな。それじゃあみんな、まったね~!」
【動画バージョンはこちら!】
COM_Z
「コムちと!」
シノ
「…………ハア」
COM_Z
「シノちゃんの!」
「マインドハック電話相談~~!」
COM_Z
「みんな、おまちどう!ご存じ可愛いコムちなのだ
今週からいよいよ、先日募集した質問の回答を始めていくよ!残念ながら全部の質問を扱うことは難しいけど、一つ一つ真心こめてお答えするから、みんな楽しんで聞いてくれたまえ!」
シノ
「まったく、このような暑苦しい季節に……このくだらん戯れに興ずる輩がいようか?」
COM_Z
「それではさっそく、いってみよう!」
Q.マインドハックされた後にはハック以前の記憶に何らかの影響が出るのでしょうか?
COM_Z
「影響はあるけれど、記憶をなくしてしまうわけではないよ!マインドハックを受けた後は、それまでの記憶がふんわり曖昧に感じるらしいのだ。自分のしたことは覚えているけど、なぜそうしたのかはわからない……なぜなら、記憶からバグの原因となる感情を取り除いているからだね。つらい気持ちを取り除いてあげるなんて、とってもハッピー!だからマインドハックは身体にいいのだ!」
シノ
「そのような都合のいい魔術、到底信用できんな」
COM_Z
「シノちゃんにも、いつか分からせてあげる!」
Q.すきまトーク18に出てきたユーニッドは、以前嫌いな食べ物があったことを覚えていましたが、マインドハック第三章で出てきたユーニッドは、自分がかつて名乗っていた名前を忘れていました。更生対象が忘れる事柄には何らかの法則があるのでしょうか?また、物事を忘れてしまうのはハックの後遺症なのでしょうか?
COM_Z
「『ブラックサンシャイン』という名前を忘れたというよりは、自分のことを『ユーニッド』だと当たり前に思っているみたいだね。ユーニッドくんはハックを受ける前のことも覚えてはいるんだけど、まるで別の人の記憶みたいに、ぼんやりとしか思い出せないみたいだよ。」
シノ
「ハ、まるで急に老いさらばえたようだな」
COM_Z
「時間が解決できなくても、テクノロジーで何とかするのがマインドハックなのだ!」
Q.マインドハック施設のビルメンテナンスは、外部の業者を雇っているのでしょうか?それとも全て自前で管理や点検を済ませているのでしょうか?
COM_Z
「外部の業者さんに依頼しているのだ!ただし、業者さんは施設に入る前に、全員バグスキャンを受けるよ。もちろん更生対象との接触は禁止なのだ。現場には必ずホットフィックスの隊員が付き添う決まりもあるね。」
シノ
「あの部隊も体のいい雑用係になったものだ」
COM_Z
「FORMATがいろいろ言いつけるからね!」
Q.マインドハックの世界には少年法はあるのでしょうか?またマインドハック施設行きにならなかった犯罪者はどのような処罰を受けるのか詳しく教えて欲しいです!
COM_Z
「少年法は存在するよ!ここは法が治める、とってもピースフルなところだからね。マインドハック施設に送られなかった人は、誰でも裁判を受ける権利があるのだよ。」
シノ
「ハ。この世の全ての不条理が裁かれているとでも思うのか?」
COM_Z
「いつか誰もがマインドハックを受けたら、裁判もいらなくなるかもしれないよ!」
Q.更生対象がハックされたあともう一度犯罪を犯すことはあるのでしょうか?
COM_Z
「可能性は否定できないのだ。破壊衝動のあるなしと、その人が罪を犯すかどうかに関係はないからね!」
シノ
「それ見たことか。やはり万能の技術など無いのだろう、え?」
COM_Z
「それでも、ハッピーになることに変わりはないよ!」
Q.悪人のバグ保有の可能性の有無は、警察が逮捕後に調べるのでしょうか?また、マインドハック施設へ護送以降は、警察は一切関与しないのでしょうか?
COM_Z
「犯罪者が逮捕された後は身体検査があるわけだけど、そのフローのなかにバグスキャンが組み込まれているのだ。マインドハック施設に入ったあとは、警察が関与することはできないよ。施設に入ったらホットフィックス、そしてFORMATの指揮のもとに管理されるのだ。警察組織とマインドハック施設の管轄は違うんだね~」
シノ
「連中は警察組織より上なのか?」
COM_Z
「管轄の違いというだけさ!」
Q.マインドハック施設内の更生対象同士が軽いお喋りをするといった接触は許されているのでしょうか?
COM_Z
「許されていないのだ!すごーくおしゃべりしたい更生対象もいるみたいだけど、勝手に話したらめっ!なのだよ。」
シノ
「そうやって支配下の者が徒党を組むのを阻むわけか」
COM_Z
「ていうか、バグがうつっちゃったらマズいからね!」
Q.イーヴリッグ、もといコウスケ・ヤマムラくんの大学での学部及び専攻等は何だったのでしょうか?
COM_Z
「理工系を総合的に学ぶ学部のようだよ!ばりばりの理系ボーイだね!」
シノ
「アレに理屈でものを見る力があるとは思えんが?」
COM_Z
「本当は言葉や哲学、文系っぽい教科のほうが得意みたい。どうしても理系ボーイになりたかったんだねえ」
Q.イーヴリッグくんの箱を被った経緯を教えてください
COM_Z
「聞いてきたよ~!
【これは被っているのではない!今はまだ組み立て可能の域に達していない私が、いつか神の御家に置かれるときの理想の姿を現しているのだ!】
だって。すごいねえ!」
シノ
「……」
Q.イーヴリッグの頭の箱の”溶接”とは、頭部のどこかに溶接しているのでしょうか?それとも頭から外れないような形状にするために箱の一部を溶接しているのでしょうか?
COM_Z
「中に固定するための金具があって、そこを溶接しているのだよ!さすがに、直にお顔を溶接したらアチチなのだ」
シノ
「で、どうやって内側で溶接したのだ」
Q.ユーニッドくんは元々安アパートに住んでいたとのことですが、アジトに居着くようになってからはその部屋はどうなったのでしょうか?一人が嫌いな彼がどうやって一人で生活していたのか気になります。
COM_Z
「解約してしまったそうだね。もともと、寝るためだけに使っていた家賃の安いアパートだったのだ。本当に眠たくて倒れそうなときしか帰らなかったみたいだよ。成人してからはアジトに入り浸る時間が増えて、いらなくなってしまったそうだ。」
シノ
「常に他人と群れるなど、神経が分からん」
COM_Z
「お友達が大好きなんだね!」
Q.とってもかわいいシノちゃんに質問です!
シノ
「黙れ」
Q.子供のシノちゃんが現在のシノちゃんと同様に覆面を付けていましたが、子供の頃からずっとつけているんですか?また、覆面をつけている理由はありますか?
※子どもシノ(先日、開発者のTwitterでデザインを公開していました)
シノ
「失せろ」
COM_Z
「シノちゃんが暮らしていた文化圏では、みんな小さいときから覆面をしていて、他の人に素顔を見せなかったらしいよ!本当の顔は、めおとの契りを結んだ相手にしか見せないんだって。とってもロマンチックだね!シノちゃんは誰かに見せたことがあるのかな?」
シノ
「貴様の面の皮を剥いでやろうか」
Q.シノちゃんが縮んだ時に1番困ったことはなんですか?
COM_Z
「これはワガハイも聞きたいものだね。困ったことがあるなら、何でも言ってくれたまえ!」
シノ
「……相手を組み敷けんことよ」
「耳、爪、歯を削ぐには、相手を伏せるが都合良い」
「もっとも今の怨敵にはそんなものすら無いが」
COM_Z
「おお、つまりワガハイにお耳をつければいいのだね?」
シノ
「違う」
Q.新米くんは寮内で母親と電話でのやりとりってしますか?しているとしたらどの程度の頻度で母親と通話しているのでしょうか?
COM_Z
「月に一度は電話をかけているようだね。今はお母さんは犬と暮らしてるだけだから、何かと気を使っているようなのだ」
シノ
「大した親子愛だ」
COM_Z
「ね、とっても素敵だね!」
Q.レベッカ隊長が大好きです。隊長がとんかつにからしをたくさんかけると聞いて、ストレスで味覚がおかしくなってないか心配です。お寿司にはどれくらいワサビをつけてますか?
COM_Z
「ワサビはネタの上にこんもり添えるし、お醤油にも溶かすのだ!でもお醤油はネタ側にしかつけないらしいよ」
シノ
「……器用なことだ」
COM_Z
「隊長の食べ方はとってもエレガントなのだ!」
Q.マインドハッカーとホットフィックス隊員との関係はどのような状態でしょうか?仲は良好?
COM_Z
「天才マインドハッカーくんは隊長以外の顔を、なんとな~くしか区別してないようだね」
シノ
「所詮使い捨ての駒よ」
COM_Z
「もっと、仲良しパーティーとか開けばいいのにね!」
Q.それぞれのホットフィックス隊員が担当する更生対象は罪の重さかバグの等級によって変わるのでしょうか?
COM_Z
「ホットフィックス隊はみんな等しくキビシイ訓練を受けているから、どんな更生対象が相手でも、誰でも問題ないようになっているのだ!
だからバグの等級で担当が変わったりはしないよ。でも入隊したてのころは、ベテランさんと組むみたいだね。みんなが知ってる新米くんも、現場に慣れるまでは隊長と一緒にいろんなハックに臨むのだ!」
シノ
「面倒な。さっさと上の等級に引き合わせればよかろう」
COM_Z
「貴重な人材をいきなりつよーい更生対象とのエンカウントで失うわけにはいかないのだよ!」
Q.ホットフィックス隊員一人につき、それぞれ一人ずつ更生対象の担当がつくのでしょうか。 それとも、隊員一人で複数の更生対象の担当を任されるのでしょうか?
COM_Z
「隊員ひとりで複数の更生対象を受け持つことが多いよ。マルチタスクで大忙しなのだ!」
シノ
「例の機械は何をやっておるのだ」
COM_Z
「FORMATのこと?あれに人間ひとりひとりのお世話をさせるなんて無理だよ~!」
Q.コムちが一番嫌だと思うことは何ですか?
COM_Z
「もちろん、特A級バグが発現して世界が凍結してしまうことなのだ!人類を愛し、守るためにワガハイ、COM_Zが存在しているのだから」
シノ
「くっく……貴様ごときに我が主の顕現を止められるとでも?」
COM_Z
「ふふん、コムちは優秀なのでね。色々な手を打ってあるのだよ……シノちゃんという研究材料(サンプル)とかね!」
シノ
「……ハ。小癪(こしゃく)な……」
Q.メインキャラクターの好きなアイスを教えて欲しいです。カップ派なのかコーン派なのかも選んで頂けると嬉しいです!
Q.毎日暑いので、主要人物たちの好きなアイスの味が知りたいです。
Q.みんなの好きなアイスの味はなんでしょうか?
Q.各主要キャラクターたちの好きなアイスの味を知りたいです!
COM_Z
「アイスは美味しいよね〜」
シノ
「貴様……物は食わんと言っていたではないか」
COM_Z
「人間は美味しさに同意すると喜ぶ生き物なのだよ」
シノ
「そもそも、何だこの氷菓に関する質問の量は!」
COM_Z
「人間は、夏になるとアイスのことしか考えられなくなる生き物でもあるのだ!というわけで、みんなに好きなアイスを聞いてきたよ。傾聴したまえ!
ユーニッドくんはクリーム系よりシャクシャクしたアイスが好きで、シンプルなシャーベットをよく食べているよ。コーンはボソボソしているからカップの方が好きなのだ。
イーヴリッグくんのイチオシは映え映えゴージャスなフルーツかき氷なのだ。でもひと口食べると「多いなぁ……」って後悔することが多いみたいだね。カップのほうがイケてるからカップ派になったそうだよ。
隊長はとっても高級なビターチョコレートバーが好きなのだ。カップかコーンかはいっつも悩んで決められないそうだよ。
新米くんはパッキパキのチョコレートが入ったモナカアイスが好きだね。トースターでちょっと焼いて食べるのにハマっているのだ。コーンの方が食べられるから好きだって。
ヒューゴさんは「デイリークイーン」?……を子どものころから食べてたそうだ!コーン派らしいね。
ワガハイは2本のやつを1本ずつに分けるやつが好きなのだ!贈与論的に実に興味深いのだ。シノちゃんはどんなアイスを食べていたのかな?」
シノ
「………………氷」
COM_Z
「なに?氷?」
シノ
「…………氷菓など食ったこともないわ」
COM_Z
「おやおや、スネてしまったようだ。今度でっかいブロック氷を持ってきてあげるからね!」
COM_Z
「というわけで、今回の質問回答はここまでなのだ!」
シノ
「やっと終わったか……
用が済んだなら、帰れ」
COM_Z
「おっとシノちゃん、待ちたまえ!まだコーナーは終わっていないのだよ」
シノ
「ハ?まだくだらん無駄話が続くのか?」
COM_Z
「今回は、質問と一緒にみんなからの ひとことコメントも募集しているのだ!最後に、これらのお便りにお返事を返していこうではないか」
「まずはこちら!」
・たくさんの応援コメント
COM_Z
「みんな、たくさんの応援ホントーにありがとうなのだ~!いただいたコメントは、一つ一つ出力してシノちゃんのお部屋に貼りだしておくよ!」
シノ
「やめろ!」
COM_Z
「続いてはこちら!」
・シノちゃんへ、コムちについての俳句を詠んでください!
COM_Z
「というわけでシノちゃん、どうぞ!」
シノ
「憎たらしい ああ憎たらしい 憎たらしい」
COM_Z
「心を打たれたのだ~!」
「お次はこちら」
・どうにかして「ぬ」って言ってくれないですか?
COM_Z
「ぬぬぬぬ……これは難しいのだ。うまく言えるか分からないけど言ってみるね!あー、えへん……にゅ~~~~!」
「次のコメントはこちら!」
・愛しています 罵ってください
「おっけー、いくよ~!この……内臓の肉包み!
うそうそ。コムちは人間を愛しているのだ!シノちゃんもやってみたら?」
シノ
「 ……ん……
アッハハハ!ヒトよ、ヒトよ!
哀れで卑しきゴミクズよ!
地を這う以外に能はなく、愚鈍に蠢(うごめ)いては世を汚し……
汝らなど、有るだけで饐(す)えた臭いのする厭(いと)わしい屑殻(くずがら)よ!
ムシケラならせめて虫なりに鳴いて己が価値を喚け!
……こんなところか」
COM_Z
「さっすがシノちゃんだね!」
「ラストはこのコメントなのだ!」
・イーヴリッグはどうやって描けばいいですか?コツを教えてください!
COM_Z
「というわけで最後は、イーヴリッグくんの絵描き歌で締めくくってみよう!みんな、画用紙とクレヨンは用意したかな?それでは聴いてくれたまえ!」
♪
おべんとばこが ありました~
取っ手がついたら マグカップ~
四角い 窓の ベランダに~
おふとん 干したら おとなりも~
あっ!! 稲妻だ!! あぶなーい!!!!
あっというまに…………イーヴリッグく~~~ん!
みんな、上手に描けたかな?今回の電話相談はここまでなのだ。次回の回答をお楽しみに!それじゃあ、まったね~~!」
シノ
「……この調子でやるのか?今年も……」
※これはMINDHACK本編と全く何の関係もないB級映画です。
ギャングのキング・ブラックサンシャインは、ひとり訪れたショッピングモールで何故かゾンビ大惨事に巻き込まれていた!
謎の家具屋店員・ヤマムラ(自称イーヴリッグ)や、謎の簡単造形殺戮ロボ・シノ、謎の博士ロボ・COM_Zと共に外界への脱出を目指すブラックサンシャイン。
果たして無事にショッピングモールの屋上へたどり着き、ヘリに乗ることができるのか?
ショッピングモールの屋上を目指し、輝く明日に向かって走り出した一同!
「ア”ーーー」
「いたーーーーい!!」
しかし、COM_Zがゾンビに噛まれた! 走り出してわずか5分後のことであった!
「ああ、しまったのだ……! このままではワガハイもゾンビになってしまう! ワガハイのことはいいので、みんな、先に行くのだ……!」
「博士ーッ!!」
「シノちゃん……元気でね……」
「いや、あんたロボットだろ? ロボットなのにゾンビ感染すんの?」
純粋な知的好奇心から尋ねるブラックサンシャイン!
「フン、博士。貴様を壊すのはこの我だ。醜い死に損ない共に奪われるのは癪に障る。ここで足掻け。……我は残るぞ」
「し、シノちゃん……!」
「なあ、ロボットなのに感染すんの?」
「……キミたち……! ワレワレには構わず、先に行くのだ! 屋上でヘリが待っている!」
COM_Zは床に力なく伏せたまま、屋上への道を指す! 背後では迫る無数のゾンビをシノロボが切り裂き退けている!!
「走れ、ウニくん! 走れ、キャビネットくん!!」
「なあ、ロボットなのに……」
「いいから早く行くのだーッ!!!!」
後ろの惨劇を振り返ることもなく、ブラックサンシャインとヤマムラは走った!
そしてついに、二人は屋上へ続く階段に辿り着いた……
しかし……!
「クソッ……あれは……!」
狭い階段の踊り場には、一体のゾンビが待ち構えていた。
薄暗い階段の闇にぬらりと立つ顔の影には得体の知れない光が輝き、ここは何人たりとも通さない、という威圧感に満ちている。しかも、何故か重装アーマーとアームシールドでガチガチに装備を固めているのだ!
「ア”ー センセイー」
「すげェ圧だ……!! 屋上まであと一歩だってのに!!」
まるで最後の障壁のように立ちはだかり、戦闘の構えを見せる威圧感ゾンビ! 生前の習慣なのか、何か呪詛のような言葉を抑揚なく呟いている!
「センセイー ハヤクサキニイクンダー センセイー」
「なんかブツブツ言ってて怖い!!」
「これはどうやら誰か大事な人を先に行かせてここに留まった奴の成れの果てらしいというドラマを感じるぜ……!」
わざとらしい説明とともに、拳に軍手をはめる!
「仕方ねえ、正面突破だ!! 殴り合いでブラックサンシャイン様に勝てると思うなよ!」
そしてはめた軍手をすぐ脱ぎパァーン!! と勢いよく床に叩きつけた! もちろんこれは中世の時代から伝わる由緒正しい決闘のサインだ!
「アッ……!」
すると、強そうな肩のすごいゾンビの様子が、乱れた……!
叩きつけられて踊り場に転がった軍手の前に、膝をついて崩れ落ちたのだ!
「セ、センセイ……」
そのまま軍手に気をとられ続けている!
「な、なんだ……なんかよくわかんねえけど、手袋に弱いらしい!」
「センセイ……」
「おいヤマムラ、今のうちに行くぞ!」
「あ、はい」
彼らは戦うことなくゾンビの脇を走りぬけ、屋上に続く扉を開けた!
「あーっ!!」
屋上へ出ると……空はもう白みかけ、夜明けが近く、風が強い!
いや、自然の風ではない。猛烈な突風はヘリコプターのホバリングによるものだ! 目の前でヘリは飛び去ろうとしている……!
「 待ってくれ!! おーい! おーい、ヘリーッ!!」
声も虚しく、ヘリの機内ではのんきに搭乗者たちが会話している。追加の生存者には気づいていない……
「いやー、とにかく先生が無事でよかったですよ! まさかこんなことになるなんてなあ」
「ほんとほんと、こんな状況でもなんとかなるなんて、さすが天才マインドハッカーですよね!」
「あ、先生と新人くんにも、施設に帰ったらお土産のチョコレートあげますね。こないだの休暇で南の島に旅行に行きまして」
「いいなあ〜! あれ先生、ところで隊長はどうなったんですか? 先生とご一緒だったと聞いてますが……」
「えっ先生、どうしたんです? さっきから何を必死に下を指さしてるんですか?」
「あれっコレエダ先輩、下見てください! 誰かいますよ! もしかして隊長じゃないですか!?」
「おーい! おーーーーい!!」
ゆっくりと高度を下げ始めたヘリに、ブラックサンシャインは必死に手を振った!!
「なあ、気付いたんじゃねえか!? 俺たち助かったぞ! なあ、ヤマム……」
その目の前で……
突然、ヘリが爆発!!
「うわああああ!!!!」
煙を上げ激しく燃え上がりながら、ヘリは斜めに墜落していく!
呆然とそれを目で追うウニ! 唯一の脱出の希望が、ショッピングモールの屋上からみるみるうちに遠ざかっていった……!
「おい、嘘だろ……」
後ろを振り向くと……
ヤマムラがロケットランチャーを構え、笑っている! 撃ったばかりの発射口からは細く煙が上がっていた!
「みんなゾンビになるんだ……ハハハ……」
ヘリの爆風で羽織の裾が煽られ、激しくたなびく!!
「ハハハハ! 実はこのゾンビたちは全部、僕が邪神LAGON(ン)に祈った願いが叶った結果なのさーっ!!」
そう叫ぶと、懐から一冊の分厚い本を取り出す! その装丁はいかにも呪われた邪神にまつわる冒涜的な装飾に覆われ、表紙には大きな『N(ン)』の文字!
「どこに持ってたんだよそれ」
「見よ! これは邪本、ラゴンノミコン!」
ヤマムラは邪本を掲げ、ウニに見せつける!
「そして、これが真実だ!!」
邪本ごとNを90度回転させると、それは……『Z』!! すなわち、ゾンビのゾではないか!! なんということだ!!
ラゴンノミコンを得意げに見せびらかしたヤマムラは、邪本を再び懐にしまい込み、改めてロケットランチャーを構える!
「邪神LAGON(ン)に身も心も捧げた私に、救いなどいらない!! 汚れた有機物は皆ゾンビになってしまえばいいんだ!!」
「ヤマムラ、てめえ……!」
「ヤマムラではない! 我が名はイーヴリッグ!!」
「イーヴリック、てめえ……!」
怒りに震え、両拳を握り締めてキャビネットを睨むブラックサンシャイン!
「黙れ!! 『ク』ではない! 『グ』だ!!」
しかし、その一つ眼のど真ん中をロケットランチャー(いつの間にか再装填した2発目)が狙う!
「さあ、次はお前だステンレスたわし! お前は私が直接神の御家に送ってやろう!! それも即日配送午前着の速達で!!」
「クソッ……!!」
絶望……! ロケットランチャーの前には手も足もトゲミサイルも出ないのか……!!
だがその時……!!
彼らの背後で屋上の扉が突如開いた!!
「何だ!?」
扉の先に現れたのは、見覚えのある姿……!
「ウ”ア”ーーッッッ!!」
躍り出たのは、腕だけになったシノロボ!
……を自分の腕の代わりに装着した、すっかりゾンビと化したCOM_Z博士だ!!
「いや、ロボットなんじゃねえの? なんでゾンビになってんだよ?」
戸惑うウニの横を目にも止まらぬ速度で駆け、ゾンビCOM_Zは獣のような四足歩行でヤマムラに突進!
「ア”ーーーーーッッッ!!!!」
「ウワーーーーッッ!! 神よーーーーーッッ!!!!」
そのままショッピングモールの屋上から、柵を薙ぎ倒し、下界へダイブ……!! COM_Zとヤマムラはあっという間に姿を消した……!!
「ハハハ……しかしこの世に邪悪な人の心がある限り、第二・第三の私が必ず現れる……LAGON(ン)神は不滅……ハハハハ…………ハハハハハハ…………!!」
落ちていったはずのヤマムラの声が、屋上とその上に広がる明け方の空にエコーを伴って、いつまでも反響した…………
邪本ラゴンノミコンの効能がぷっつりと切れたように、ショッピングモールじゅうのゾンビたちがその場に崩れ落ちる。
「…………」
夜が明ける。
屋上からは遠い山々と白んだ街のシルエットでできた地平線が見通せた。そして、眩い太陽がその姿をゆっくりと現し始めた。
鮮やかな陽射しに目を細め、腕でひさしを作り、たった一人残されたブラックサンシャインは呟いた。
「黒い太陽、か……」
逆光で影になった彼の姿はまさにブラックサンシャイン。
そう、長い夜は終わったのだ……
たもちゃんのためのおもちゃを買いにきた。

黒幕。一番悪い。
悪い。しかし素直ではないだけ説がある。
正体不明のキーパーソン。

演技が下手なのでゾンビ役になった。
隊長が身体を張ったおかげでヘリに乗れた。
新米隊員:隊長と先生を拾いにきた。
コレエダ隊員:旅行が好きで土産にチョコレートを配ろうとしている。
施設でみんなを待っていた。
and…..
※これはMINDHACK本編と本当に全く何の関係もないB級映画です。ありがとうございました。
※これはMINDHACK本編と全く何の関係もないB級映画です。
-VODKAdemo? presents-
日没を迎えた、とある日のことだった……
郊外のショッピングモールは、夜でも煌々と明かりを灯していた。天井からの眩いライトを背に浴びながら、ブラックサンシャインは、大ぶりのモンキーレンチを相手の鼻っ柱めがけて振り下ろした。一階エントランスホールの中央を陣取る巨大な屋内噴水は景気良く水飛沫を上げ、その水は鮮血に染まっていた。
ギャング集団ブラッディ・パエリアのヘッドである彼にとって暴力とは、海の水が塩辛いことと同じように、当然のものだった。それでもレンチを固く握りしめる彼の手には痛みが走った。身を守るためには仕方ないことだった。何故なら彼が訪れていた地元のショッピングモールは、今や……
「ア”ーーー」
「ウ”ア”ーーーーーー」
…………どこもかしこも、ゾンビの群れで溢れかえっていたからだ!!
「ふざけんじゃねェ! どうなってんだよ一体!!」
群れ、群れ、群れ、見渡す限りのゾンビの群れ!! 噴水の小高くなった縁に登ると、ゾンビたちが一斉に腕を伸ばして彼の姿を仰ぐ!
「ア”ア”ーーーー」
「うるせえ! ワカメみてぇにまとわりつきやがって!!」
噛みつこうとしたゾンビの顎にすかさずレンチの頭を突っ込み、その土手っ腹を蹴り飛ばす!!
「ウワ”ーーッ」
「俺はキングだ! つまり、王だ! 道を開けやがれ!!」
蹴られたゾンビが他のゾンビを巻き込みながら後ろへ倒れ込む!
「おらァ!!」
その隙に、ケンカパンチにケンカキック、都合よくその辺に落ちていた釘バットなどでゾンビたちを殴り倒していく!! 彼はエントランスホールを暴力で走り抜けるのだった!
「クソッ、誰か……誰もいねえのか!? まだ活きの良い奴は……!!」
彼は舎弟たちには内緒でここへ来てしまったことを後悔し、今日買いにきたペットウミウシ用おもちゃを諦めることにした。とてもペットショップが開店している雰囲気ではなさそうだ。まずは無事に外へ出て、ブラッディ・パエリアのアジトへ帰らなければならない。だが、一階の出入り口は外からやってくるゾンビの群れでとても使えそうにはない。そもそも、外の世界はまだ無事なのだろうか? あの居心地のいい、賑やかなマンションの一室は?
郊外のショッピングモールは、とにかく広大だ。そのだだっ広さといったら、野球とサッカーとフットボールの大会を同時に開催してもまだ客席と屋台を出す場所が余りそうなほどだ。どう逃げればいいのか見当もつかなかった。
ゾンビたちは腕を前に突き出しながら蠢いている。知性はかけらも感じられず、ただ物音に反応して動き回っているようだ。
噴水の横に二階へ繋がるらせん階段があることに気づき、彼はそれを駆け上がった。予想通り、階段の上は一階よりも比較的ゾンビ密度が落ち着いている。ゾンビたちからは既に、階段を登るほどの知性も失われているのだ。
「よし、ここはわりと無事そうだな……」
鋭い目つきであたりを見渡すと、吹き抜けのテラスの先は静かな家具売り場だった。
「へー、家具屋なのにウミウシ用品も売ってんだ。ケージとか餌入れとか」
何か武器になるものはないか棚をひとつひとつ覗いてまわると、なかなか品揃えが面白く、つい品物を見てしまう。
「お、軍手。そういやフジツボが要るっつってたな」
軍手を手に取り、ふと横を見る。
「ん?」
すると、目が合った。
何と?
「ウワーッ!!!!」
「ウワアアーーーッ!!!」
お互いの悲鳴でお互いが飛び上がった! なんと棚と棚の狭い隙間に、まるで棚のようにぴったりと人が収まっているではないか!
「ビ、ビビらせんじゃねえ! なんだお前は!」
「フ……なんだではない。私はイーヴリッグ、神の無機のキャビネット」
「何でこんなとこで空気椅子を!」
「有機の世界は終わる。私はここでこうして神に祈りを捧げているのだ」
空気椅子のポーズを続けようとする青年の胸元を見ると、彼の名札には『ヤマムラ』と書かれていた。どうやらこの家具屋の店員らしい。
「おお、孤独に佇むステンレスたわしよ。あなたは一人ではない。私と共にこの世の閉店セールを見届けよう。慈悲深き神の御業に全てを委ねるのだ……」
「冗談じゃねえ、俺はうちに帰んだよ! お前もこんなとこでクサってねえで逃げるぞ!」
「えっ? あっ、いや、ちょっと、待って、僕は、あの」
軍手を引っ掴んでズボンのポケットに突っ込むと、ブラックサンシャインはヤマムラの手を引いて走った!
「ア”ーーーーーーーッ」
「ウ”アーーーーーーッ」
彼らがあげた大きな悲鳴を聞きつけて、周囲のゾンビが集まってきたのだ!
「うわーッ!! ゾンビやだーッ! 気持ち悪ーッ!!」
前からも後ろからもゾンビ、ゾンビ、ゾンビの群れ!! 逃げ場がない!!
「おいヤマムラ、後ろの奴をなんとかしろ!!」
喧嘩慣れした太い腕のパンチとラリアットがゾンビを迎え撃つ!
「うわーっ!! うわうわーっ!! やだーっ!!」
情けない悲鳴を上げながら、ヤマムラは商品棚にかかっていたノコギリを握りしめ、やみくもに振り回した!
背中合わせに立ち、互いに目の前のゾンビを蹴散らすウニとヤマムラ!
「クソ! こいつら、生臭ぇんだよ! 酢で〆てから来いっての!」
「二人目ッ! 三人目ッ!! 四人目ッッ!! ……意外といけるかも」
しかしゾンビの数は時間をかければかけるほど倍に倍に増えていく! これではまるでヴァンパイア・サバイバー系ゲームの終盤ウェーブだ!
「いやーっ!! やっぱ無理!! 助けてーーーッ!!!! 神様ーーッ!!」
ヤマムラはゾンビの頭部に真っ直ぐノコギリを振り下ろし、悲鳴を上げる!
すると……
「ククク…………汝の音色を聞かせよ……!!」
それに呼応するかのように……地獄の底から呻くような、低くざらついた声が響いた……!!
「なんだ……!?」
ギャリギャリギャリギャリ……!!
家具屋と隣の寝具店の隙間にある廊下から、大きな黒い影が膝小僧でドリフトを決めながら躍り出た!!
フロッピーディスク読み取りドライブに手足をつけたような形状で、人間よりもふた周りほど大きめの……すごく簡単な造形のロボットだ! 両手に逆手で握ったナイフを鮮やかに振り回し、謎の簡単ロボットは周囲のゾンビたちを……紙吹雪でも作るように切り刻み、吹き飛ばしていく!!
「アッハハハ! 愉快愉快! 戦場より斬るものに困らぬわ!」
「ウ”ーーー」
「ア”ア”ーーー」
「フン。しかし、なんと醜く鈍い音色か。ゾンビとやらは奏で甲斐のない楽器よ。鳴かせる価値もない」
その場で踊るかのように回転し、簡単ロボはナイフを使って手当たり次第にゾンビをばらばらに解体!! 見る間に周囲のゾンビは激減!!
「おおーッ!! 見よ! あれを見よ!! あれを見よ!!」
その光景に、イーヴリッグのカルト狂気に満ちた目が爛々と輝いた!
「無機が! 有機を! 汚れた腐肉を!! あれこそが研ぎ澄まされたフードプロセッサの刃!! ああ、私は神の御業を讃えよう!!」
「おいヤマムラ、危ねえぞ」
「我が名はイーヴリッグ!! 神の忠実なる無機のキャビネット!!」
ウニの静止も聞かず、彼はロボットの前に飛び出して両手を広げ、叫ぶ!
「無機よ!! あなたは美しい!!」
「おお、生きてる人間」
ロボットは右手で獲物を捕らえ、左手でナイフの切先を素早くかざし、キャビネットの下側から喉元に突きつけた!
「ククク……我を満たすのは生を渇望する苦悶の喘ぎ……」
「ひゃーーーーーーーーーッッッッ!!!!」
「善いぞ。もっと喚け。汝の価値を叫べ!」
「イヤーーーーッッッッ!!!! やめてください!!!!」
あわやナイフの先っちょが喉元に刺さらん……
という、その瞬間……!
「こらーっ! シノちゃん、めっ! なのだ!」
突然簡単造形ロボがぴたりと静止し、コンピュータの内部機構から電力が失われる低い唸りが漏れた!
「グ……!」
「おあずけ!」
先ほどドリフトの跡がついた家具屋の角を、今度はより人に近い姿の二足歩行ロボットが、コツコツと足音を立てながらこちらへ近づいてくる。
「キミたち、無事でよかった! ワガハイは人間がだーい好きなCOM_Z博士。そっちは機械の身体を手に入れて大はしゃぎのシノちゃんなのだ」
「くっ……博士、小癪な……!」
「楽しかったみたいで何よりなのだ。シノロボを作ってあげた甲斐があったね!」
「アレあんたが作ったのかよ。とんでもねえな」
「驚かせちゃってごめんね」
「わ、わ、私は心を捨てた家具……怖かったとかそういうことは全然ない…………」
「ごめんねの域じゃねえだろ。こいつ泣いてんぞ」
簡単造形殺戮ロボの邪悪ぶりには、ギャングのキング・ブラックサンシャインといえどもドン引きだ。
とはいえ、シノロボによる大暴れのおかげで、一帯のゾンビと商品棚はすべて細切れになってしまった。周囲はすっかり静けさを取り戻している。
「とにかく……おかげでひとまず助かったぜ。ありがとな」
「ハ。結果的に汝らに手を貸してしまったようだが、我は破滅の代奏者。ゴミクズに礼を言われる筋合いなどない」
「シノちゃんは素直じゃないからこう言ってるけど、お礼を言われて喜んでいるのだ〜」
「博士、余計な口をきくな」
「よかったね、シノちゃん!」
「よくない」
静止したシノロボの腕からいつの間にか逃げ出したヤマムラは、COM_Zの姿を睨みながら不服そうにぶつぶつと呟いた。
「むむ……見た目は無機だが、神は心の存在を喜ばれない……こういうのはちょっと違う……」
「生存者がいて安心したのだ! この街はもうすっかりおしまいなのだ」
「そう、有機の世は終わる!!」
「でも大丈夫。キミたちのような生存者を助けるために、ワガハイが脱出用にヘリを手配しておいたのだ」
「えっ」
「マジかよ! 俺ら、助かるのか!?」
「ヘリはショッピングモールの屋上に来るはずだよ。さあ、屋上へ向かおう! ワガハイの後ろについてくるのだ!」
「博士、動力を戻せ。我を置き去りにするな」
「えっ、僕はこの暴力ロボと一緒はちょっと……」
「やったなヤマムラ!! 行こうぜ、屋上!!」
「え、いや、あの……」
一同は意気揚々と、ショッピングモールの屋上へ向かうために走りだした!!
To be continued…. (次週、後編へ続く)