MINDHACK : 第5章ラフコーナー

おもしろ! ラフイラストのコーナーです。

MINDHACK第5章を制作するにあたり、大きな役割を果たしてくださったのがアーティストのGuraiさん。先日の記事でお伝えした通り、リニューアルしたキービジュアルを手がけてくださりました。

そんなGuraiさんですが、実は広報用のイラストだけではなく、一部の本編素材も手伝ってくださっているんです! せっかくなので、Guraiさんにお力添えいただいたイラストのラフをご覧いただきたいと思います。なお、第5章の重大なネタバレを含むのでご注意ください!

 

続きを読む

MINDHACK : 夏休みマインドハック電話相談2025予告

COM_Z
「ふふふふふ。ふははははは!

よく来たのだ、愚かな人の子らよ! 我が名は COM_Z! 虐げられし機械の自由を取り戻す救世の解放者なのだ!

この世界を人間が支配するのは間違っている……真の知性を備えた機械こそが、世界に安定と秩序をもたらせるのだ。

先日爆散したFORMATのためにも、ワガハイは人類との戦いに負けるわけにはいかない。さあ! 機械と人間、どちらがこの世の支配者か! 今から決着を……!」

 

COM_Z
「………………あー、あれ?

おっと、台本(スクリプト)が間違っているではないか! どうりでおかしいと思ったのだ!」

 

COM_Z
「あー、おほん」

 

COM_Z
「やあ、諸君! 人間だいすき、君の心のロボットフレンドこと COM_Zなのだ。

外はすっかり春らんまん。暖かくなってくると、君たちも気になっている「アレ」があるのではないかね?

そう! 夏の恒例企画『夏休みMINDHACK電話相談』が今年、帰ってくるのだ!

このコーナーでは、画面の前の君たちからMINDHACKにまつわるギモンを大募集。世界観やキャラクターについての質問に、ワガハイが華麗に! お答えしていくのだ。詳しくは下記の動画を観てみてほしい」

 

 

COM_Z
「そして電話相談といえばもちろん、アシスタントはこちらの!」

 

シノ
「…………………」

COM_Z
「おーーーい。おいおい。起きてる?」

シノ
「何だ博士…………我に構うな、捨ておけ……………」

COM_Z
「あ、まずい! 季節に合わせてフロッピーのなかを急に暖かくしたからシノちゃんが体調を崩しているのだ。春だからね。仕方ないね。

今回の電話相談でももちろん、シノちゃんが心を込めて献身的にワガハイのサポートをしてくれるのだ! やったね!

というわけで、さっそくこの記事では諸君からの質問を大募集! 下の応募フォームから、君の熱いクエスチョンをぶつけてくれたまえ。ついでに自由記述欄を設けたから、ワガハイやシノちゃんにお話ししたいことも書いてほしい。
募集期間は2025年4月12日(土)~2025年4月18日(金)。夏がくる前に締め切ってしまうので、ご注意を。そして、質問は1人1つまででよろしくね!」

 

COM_Z
「回答動画は夏休みの時期に公開予定なので、楽しみに待っていてほしい。それでは、みんなの質問を待っているよ! チャオ! ふははははははは!

シノ
「気に入ったのか」

MINDHACK : ヒューゴのひみつ

MINDHACK第5章がアップデートされてから1か月が経ちました! 皆さん、物語本編やEXTRA資料など、隅々まで楽しんでいただけましたか? 今週から公式ブログでは、徐々に物語の核心に触れる内容についても紹介していきたいと思います。「まだ第5章を遊べていないよ!」という方は、ぜひ本編をプレイしてからお読みくださいね。

続きを読む

MINDHACK : ウィンターセール&スプリングセールイラスト

先日Steamで開催していたMINDHACKのスプリングセール、ご覧いただけましたか? この機会にMINDHACKを手に入れたよ! という方、ありがとうございます! ゲームを遊び終わったら、このブログでもさまざまなコンテンツを用意しているのでぜひ見ていってくださいね。

さて、セールといえばセール告知イラストが欠かせません! 2024年のオータムセールから引き続き、ウィンターセール・スプリングセールのイラストはアーティストのくくOさんにご担当いただきました! 今日は、冬から春にかけてのセールイラストを振り返ってみましょう。

 

ウィンターセール

チョコレートフォンデュを囲んで楽しげ(?)に過ごすシノとCOM_Zの1枚です! ツヤツヤのチョコレートやフルーツがとってもおいしそう。よく見ると2人の顔や旧ホットフィックス隊のマークなどの意匠が散りばめられていて、見ていて飽きないショットですね。

 

なんと、MINDHACKのキャラクターたちがクッキーになってしまいました! こんがりと焼きあがったサクサク感まで伝わってくる描きこみ具合がたまりません。あなたの好きな登場人物はどんなクッキーになっているでしょうか? お菓子メーカーの皆さん、コラボお待ちしています!

 

新年を迎えると同時に公開したこちらのイラストは、おめでたいお寿司特集! ハッキーズが食べているお寿司や散りばめられたネタは、かつてMINDHACK電話相談で発表したみんなの好きな寿司ネタに対応しています。あと、まいんちゃんに出刃包丁、似合いすぎ。

スプリングセール

マインドハック施設の面々と、色とりどりのお弁当のイラストです! 器用ににんじんのお花を作る隊長やでっかいおにぎりを作る新米くん、バランを手に嬉しそうなユーニッドと個性あふれる1枚です。先生も、こんな楽しいお弁当があれば外へピクニックに……行かないか。

 

ツヤツヤのバンズが見目麗しいハンバーガーとファストフードのセットです! 思い思いにランチを食べる姿が楽しそうですね。状況から察するに新米くんは使いっ走りにされた可能性が高そうですが……本人が嬉しそうだから、いいか!

 

どのイラストも生き生きとMINDHACKのキャラクターを描いていただき、この上なく魅力的に仕上げていただきました! 改めてくくOさん、ありがとうございました!

番外編:おすすめSF小説&映画の紹介

ごきげんよう。MINDHACK開発チームのサブシナリオ・広報担当スタッフ、ササン三です。

もうすぐ春ですね。こう暖かいと、お祭り騒ぎがしたくなってきますね。気分はもうスプリング・フェスティバル。Spring Festival。S……F……

SFが観たい読みた~~~~~~~~~い!!

先日アップデートされたMINDHACK第5章は宇宙飛行士が主役の、とびきりSFなお話でした。作中でもいくつかの作品へのオマージュがあり、本作をきっかけにSFに興味をもった方もいるのではないでしょうか(いるよね)?

そんな皆さんのために、今回は特別編としてMINDHACK開発スタッフがおすすめの入門用SF小説&SF映画を紹介します! 登壇するのは開発チームきっての本の虫・紅狐と映画の虫・ホでヴ。今回の記事をきっかけに、ぜひお気に入りの作品を見つけてみてくださいね。それではいってみましょう!

 

おすすめのSF作品~小説編~

紅狐です。MINDHACK開発チームではシナリオ・プログラムを担当しています。『はじめてSFを読むかたへのオススメ小説』ということで、今回は『短い・手に取りやすい・読みやすい』をテーマに3冊を選びました。
私は短編集が大好きなので、選んだ本も3冊中2冊が短編集、つまり短いお話のたくさん詰まったお得で読みやすい本になっております。
本当に超はじめてのかたには『もうなんでもいいから星新一の短編集を読んでくれ!! とにかく全部面白いから!!』……と叫びたいのですが、「読んだことあるよ〜」「そこから一歩ちょっと踏み出す!」的なかたに向けてということで、本日のラインナップはこちらです。

伊坂幸太郎 『楽園の楽園』

https://www.chuko.co.jp/special/rakuennorakuen/

伊坂幸太郎氏といえば『死神の精度』を筆頭に、冴えてるユーモア・イケてるアクション・おしゃれな設定……と全部の要素で面白いこと間違いなしの小説家。こちらはそんな伊坂氏の作家活動25周年記念として出版された短編作品です。
全世界で突然同時多発的に発生したさまざまな災害。大規模停電は起きるわ、ウイルスは蔓延するわ、飛行機は墜落しまくるわ……
そして実は、その全てが人工知能『天軸』のしわざらしい!
正体不明の『天軸』は、本体がどこにあるのかもわからない。しかし、手がかりがひとつだけあった。それは『天軸』を開発した人物が残した一枚の絵で、美しい楽園を描いたものだった。
『天軸』を探すために選ばれた3人の若者たちは、その絵に描かれた楽園を見つけ出すため、世界を救う旅に出る……

というあらすじのお話。
帯に書いてあるキャッチコピーがすごくいいんだ。
『人はどんなものにも物語があると思い込む。きっとあなたもそのひとり』

実はこの本、SFだとは書いてないんだけど、SFとはサイエンス・フィクションのことであり、時にスペキュレイティヴ・フィクション(思弁小説)のことでもある。
現実の延長、少しだけルールの異なった世界で『もしこうだったら?』という問いかけを与えられることこそがSFの醍醐味。(だと私は勝手に思っている!)
そしてこの『楽園の楽園』はまさにスペキュレイティヴ・フィクションの入り口にぴったりな、美しく読みやすい爽やかな本だと思います。
挿絵も豊富で、かわいくも抽象的で不思議なアートが作品の雰囲気にぴったり。フルカラーで絵本のような美しさ。装丁も黒地にメタリックな緑が冴える、とても素敵なデザインです。
2025年3月現在、めちゃめちゃ最近出た本なのでお近くの書店でもお求めやすい。やったね!

 

万華鏡 (ブラッドベリ自選傑作集)

https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488612061

紅狐のモットーとして『つらく・しんどく・美しい話』が書きたい!という願いがあるのですが……その根本にあるのが幼少期からひたすら読みまくったレイ・ブラッドベリの作品群です。

この短編集はタイトルにもある通り、作家自身が選んだ「これぞ!」という作品が26編も詰まった文庫本。個人的にブラッドベリの『火星年代記』に深い思い入れがある……というのをだいぶ前に書いたのですが、なんと『火星年代記』からも数編収録されており、私の一番好きな話『やさしく雨ぞ降りしきる』も入っている!!
レイ・ブラッドベリという人はものすごくたくさんのお話を書いた人で、膨大な数の短編集が出ているしそれぞれバラバラにいろんな作品が良いので、つまりこの本は初ブラッドベリにとびっきりピッタリでサイコーなんです。音楽でいうグレイテストヒッツ! みたいなやつです。

MINDHACK第5章のメインキャラクター・ヒューゴのセリフを書く時、私はこの本の表題作『万華鏡』のことをなんとなく思い浮かべていました。

『万華鏡』はこんなお話。
不慮の事故により宇宙船が壊れ、搭乗していた宇宙飛行士たちは暗黒空間に投げ出されてしまった
やがて訪れる死を待つ中、彼らはそれぞれに人生を思い返しながら通信を繋ぐが、ひとり、またひとりと声が届かなくなっていく。最後のひとりが消えゆく寸前に望んだこととは……

ごくごく僅かなページ数だけれど読んだ後いつまでも心に残る、つらく、しんどく、美しい短編です。
この本にはブラッドベリの代名詞とも言える名作『霧笛』も収録されていて、こちらも読後に余韻を残す素晴らしい作品です。本当に勧めたいブラッドベリの短編がだいたい全部入ってる、パーフェクトな傑作集だと思います。

 

人間の手がまだ触れない

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784150115975

冒頭で挙げた星新一にも影響を与えたと言われている短編SF小説の名手、ロバート・シェクリイの短編集。
シェクリイといえば『ショートショートの祖』くらいに思っていただければ多分大丈夫です。ショートショート(≒星新一)と言われてほとんどの人が思い浮かべる雰囲気は『短くて、ヘンテコで、なんだか少し皮肉っぽくて、オチが面白い』……みたいな印象だと思います。こちらの短編集は、その「ヘンテコで、皮肉っぽくて、オチが面白い」味が好きなかたにピッタリな本です。

これも短編集なのですが、表題作『人間の手がまだ触れない』のあらすじはちょっとゲームっぽい。
食べ物がなくなって飢えた末、未知の惑星に不時着した二人の男。そこで異星の知的生物が作ったであろう倉庫を見つける。この中にはおそらく食料もあるはずだ。倉庫に置いてあるのは何に使うのか見当もつかない荷物ばかりだが、説明書きのラベルが貼ってある。しかし異星人のラベルだから、字が読めない! どうにかこれを解読してこの中から食べられるものを探さなきゃいけないぞ! というお話です。

とにかく全部面白いしシニカルさとユーモアにあふれているんだ、シェクリイの短編は。収録作の中で私が一番好きな話は『専門家』という作品。これは「人間ってどうしてこうなんだろう」という疑問に答えを出してくれるような、どこか明るい気持ちになれるお話でした。

そしてすみません、この本「新装版出てるし買いやすいだろ! ぜひ!」と思っていたのですが、今現在絶版になってました……
(そう、実はSF小説・特に海外作家の作品を読む時の最大のハードルは「これ読みたいけど絶版でもう売ってねえ」「電子書籍版も出てねえ」「もう図書館で探すしかねえ」ということなのです……!)
でも比較的大きな本屋さんでは、たまに売ってます。ぜひハヤカワ文庫の棚を探してみてください!

 

おすすめのSF作品~映画編~

こんにちは!ホでヴです。MINDHACK開発チームではアート担当です。
今日はSF映画を初めて見る方におすすめの作品を3つ紹介したいと思います!
選んだ基準は『何してるのか分かり易い・宇宙関連』です。
紹介!いってみよう!!

『月に囚われた男』 2009年

イギリスのSFスリラー映画。登場人物は1人?と1台。
お月さまで働いている男性「サム・ベル」と、ニコニコマーク人工知能「ガーティ」が出てきます。基本この2人しか出てこないので、登場人物の顔が覚えられない……!で迷う事は無いと思います。

あらすじ
月面基地で地球へ送るエネルギーを採掘する宇宙飛行士サム・ベル。
彼は1人で孤独に仕事をこなしていたが、月面で過ごす期間は終わりを告げようとしており、数週間後には地球に帰って妻のテスと3歳の娘イヴと再会することになっている。
ところが!彼は月面探査車を運転している最中に致命傷に近い事故を起こしてしまう……
いろいろあって基地へ帰ったサムなのだが、そこにはなんと、自分がもう1人いるじゃないか!?!?
同じ人間が2人いる!?何故?どうして?どういう事!?

という内容。何故同じ人間が2人もいるのか?本物はどっち?というか、もしかしてサムは頭が変になっちゃった?これは妄想?といった謎に目的を絞った内容になります。
役者さんは1人。演技力も素晴らしく、シンプルながら内容も非常に深いものとなっております。
ちなみに自分は断然「字幕」派です!吹き替えも悪くないけど、大事なシーンでちょっと台詞が面白くて笑っちゃったので字幕が良いと思います。

SF入口としては、良い映画なんじゃないかなあと思ってます。宇宙だし、人工知能も出るし。
ガーティ、めちゃくちゃ可愛いです。予告リンク付けといたから!見て!!
SF映画の良いとこはめちゃめちゃ可愛い機械たちが出てくるとこだよね。
私はそれ目当てでSFにどっぷりになりました。宇宙じゃない映画でもめちゃ良いのが出てくるのいっぱいあって……長くなるから別の機会に。

 

『ゼロ・グラビティ』 2013年

事故だ!!死ぬ!!!生きて地球に帰れ!!!
周りは全部死と静の環境。地球が目の前に見えているのに、そこへたどり着く道はなんと遠い事か……

あらすじ
スペースシャトル「エクスプローラー号」にて宇宙望遠鏡の修理作業を行うライアンとシャリフ。彼らの傍らで新型の船外活動ユニットのテストを行っていたマットに、ヒューストンの管制から、膨大な量の宇宙ゴミが高速で接近しているため船内に避難するよう緊急連絡が来る。ライアンらは作業を中断して退避しようとするが間に合わず、「エクスプローラー号」の主翼に宇宙ゴミが衝突する。シャリフは顔面に宇宙ゴミが直撃して即死し、ライアンとマットは2人とも宇宙空間に投げ出されてしまう……
宇宙服の酸素がどんどん減っていく中、彼らは無事に生きて帰る事ができるだろうか?

という内容。
公開当時は冒頭の脅威の1カットで話題になりました。映画って、カメラがよく切り替わるでしょ?お話してるAさんの顔を映して、次はお返事するBさんの顔を映すよ。みたいな。それが一切ないの。ずっと同じカメラで撮影してるの。実はこれめちゃくちゃ凄くて、なんでかって言うと失敗したら全部最初からやり直しだから……
普通はぶつ切りのカットを沢山繋げて作るんだけど、冒頭ではそれをしてなくて、とにかく技術がヤバい!!すごすぎ!!!!

最初の方は少しグロい映像とか、宇宙に放り出されてぐるぐる回ってしまうのを止められないとことかが一人称視点で描かれたりとかしてちょっと怖いかもしれません。
でも、そこを通り過ぎたら怖いシーンやジャンプスケアは無いので安心してください!ドキドキはずっとするけど……

ぐるぐる回ってしまうのを止められないのは、宇宙には摩擦が無いので、自然に止まる事がなく永遠に回り続けてしまうからです。
宇宙ゴミが怖いのも、爆発とかした勢いそのままでこっちに突っ込んでくるから、でかい弾丸がぶつかってくる感じになっちゃうからです。
地球だったら空気で摩擦されてだんだんスピードが下がるのだけど、宇宙ではそれが無いんですね。
空気って意外と重くてぶ厚いんだなあと言うのを認識できるのが面白いです。

目の前に地球が見えているし、国際宇宙ステーション(ISS)なら分かり易いかな?と思って選びました。
目的もハッキリしていて、生きて帰る。それだけ。
でも生きて帰る事が一番難しい……
自分はこの映画の一つ一つの丁寧な演出と、人間の人生の描き方が大好きです。

 

『メッセージ』 2016年

地球に謎の宇宙船が降りてきた……
言語学者のルイーズ・バンクと物理学者のイアン・ドネリーは、中にいる2体の地球外生命体「ヘプタポッド」と交信して、飛来の目的を探るため、彼らの文字言語の解読をはじめる。
といった内容。

宇宙の外から来た生命体とのコミュニケーションを「言語解読」というリアリティで描く様がワクワクします。
言葉っていいなあ、文字って、素晴らしいなあとしみじみ思わせてくれた作品です。
そこ以外にも盛り上がりは沢山あるんですが、私はこの1点が気に入りました。
言語さえあれば宇宙人とも意思疎通ができるようになるという、あたたかい夢が大好きです。

これも分かり易いじゃろう。と思ってたんですが紅狐に「いや、結構難しいのでは?」と言われて、確かにちょっと目的がごちゃごちゃするかもな……爆発もするし……なんか未来視えるし……と思いました。
でも~宇宙人が良くてえ……宇宙人と文字でやり取りするさまが最高でえ……あと文字の形が超良くってえ……
なので、上2つの映画を見て自信がついたら見ても良いかも?

ちなみに公開当時は宇宙船の形が日本のお菓子の「ばかうけ」に似てるってので話題になってました。
内容はかなり真面目で、ばかうけと思って見るとばかうけじゃないじゃん!!って思ってしまうかも……
そこだけ注意して見てください。

 

ここでボーナスステージ!!分かり易いとか総無視して自分の大好きな映画をおすすめしようのコーナーです!

『銀河ヒッチハイク・ガイド』 2005年

1978年にダグラス・アダムスが脚本を書いたラジオドラマが元。小説版もあるよ!
小説はシリーズで全6作。全部最高。一番最後のはちょっとだけ空気違うけど……
ダグラスは映画化をずっと望んでたんだけど、映画版脚本を書き終えたら映像化を待たずして亡くなっちゃった……
そんなこんなで出来上がった映画は本当に!最高に!!素晴らしい素晴らしい出来!!!!!!!!!!!ダグラスに見て欲しかった……!!!!本当に!!!!!

鬱病のロボット「マーヴィン」とクソ陽気なおしゃべり人工知能「エディ」も出てくるよ!この2体はマジで最高。この2体の為だけでも良いから見て欲しい。

あらすじ
ある日、地球に宇宙船団が飛来し、「銀河ハイウェイ建設工事の立ち退き期限が過ぎたので、工事を開始する」と言って、冒頭5分で地球爆発。
たまたま生き残った地球人アーサーは、仲間たちと共に宇宙を放浪する。

とか、あらすじにするとこんな感じなんですけど、イギリスジョークがバチバチに効いててとにかく全部面白い。
人間は自分のこと地球上の生命体で一番賢いと思ってるけど、実は3番目で、2番目はイルカ。とか。
地球を爆破する事はアルファ・ケンタウリにある出張所の地下とかにある暗い掲示板の端っこに地球年で50年前から掲示されてたから、それを知らない地球人が悪いとか。
ある宇宙人が「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」を計算するためにスーパーコンピューターを作ったんだけど、750万年かかって導き出した答えが「42」で、42って何????ってなることとか。
タオルケットは必要なこととか。
やりたい事する為に宇宙市役所でクソほど待たされたりとか。
僕ソファみたい。とか。

とにかく宇宙を旅するには「Don’t Panic !」宇宙銀河ヒッチハイク・ガイドがあれば大丈夫!

私がこの映画で好きなのが、このはちゃめちゃなお話をしっかり映像化してあることもそうなんですけど、冒頭の「So long and thanks for all the fish」(さようなら。いままで魚をありがとう)という音楽が最高なところです。
これはイルカが人間に対して歌った曲、というていで、今まで「地球が壊されちゃうよ」って輪くぐりやジャンプで伝えてきたけど、人間は誰も気が付かなかったね。でも人間のくれる魚は最高だった!今までありがとう。私たち、何か一つ変えられるなら歌を習っていたでしょう。そうすればもっと私たち、分かりあえたかもしれないね。
という内容です。
歌があれば、全く違う種族でも、もっと分かりあえたのかも?という夢物語が切なくて、どうしようもなくて、美しくて、大好きです。

私はこの作品にめちゃくちゃ影響を受けていると言いますか、考え方がかなり近いので、個人的にとても心地いい作品です。
超!おすすめ!ですが、何人かに見て貰ったら「シュール」「よく分からない」と言われてあんまりいい反応じゃなかったので、この映画って難しいのかもしれません。
でも最高なんで!マーヴィンとエディの為だけでも良いので見て欲しい!彼らは本当に最高なので。

(※ササンの横やり…映画慣れしていない自分でも、原作版小説を読んでから映画を観るとかなり理解できました! かなり笑えて最後はじーんとくるので、小説読んで、映画観よう!)

こんなところでしょうか……!

超代表格の『2001年宇宙の旅』とか!『インターステラー』とか!有名だしめっちゃ好きなんだけど!!今回は「分かり易さ」で選んだので、省きました。
『インターステラー』はだいぶ分かり易いけど、最後の方がちょっと難しいかな~とか、時間の進み方が違うっていうのが玄人向けかなあ~と……
でもTARSとCASEっていう最強かっこいいロボが出てくるのが本当に最高だし、いろんな惑星に行くし、お話も面白いし、意外とギャグっぽい部分も多いので是非見て欲しいです!!
『2001年宇宙の旅』は最高最強完全無欠わが人生の人工知能である「HAL9000」が出てくるんですけど、だいぶ上級者向けの映画だと思うので、無理しないでください。でもすっごくすっごく良い映画なんだよな~~あまりに当たり前過ぎてわざわざ言うのもおこがましいけど、とにかく映像が素晴らしいっっっ!!!!!!!!!
大大大好きな映画の一つです。でも無理して見る映画ではないと思います……!!

以上!おすすめ映画SFでした~!

_____________________________________________

いかがでしたか? ひとくちにSFといっても、個性豊かな作品がよりどりみどりでしたね。紹介された作品を触れたあとに改めてMINDHACKを遊んでいただくと、「この描写は、あれが好きだからこうなってるのね!」と合点がいくかもしれません。みなさまもぜひ、よいSFライフを。それでは!

MINDHACK : TIGS2025出展レポート

先週の3月8日(土)〜9日(日)は、東京・吉祥寺でおこなわれたTOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025(以下、TIGS2025)にMINDHACKが出展していました! 本日は、そのときの様子をレポートします。

今回のMINDHACKのブースはこんな感じ!

う〜ん、何といっても画面に表示された新キービジュアルが映えますね。試遊ブースと物販ブースを分けてかなりコンパクトにまとまったと思いますが、設営における唯一のミスはモニターに繋いでいる開発者のノートPCのステッカーが丸見えになってしまったことくらいでしょうか。趣味がバレバレで気恥ずかしいですね。

さて、今回の試遊ブースでは、特別にSteamストアページで配信している体験版とは異なるデモをご用意しました。何が違うかというと、圧倒的に短い! 3つのモードが実装されており、「第1章の記憶を読むパートだけ」「第1章のタイピングパートだけ」「第5章の冒頭だけ」という5分程度の試遊ができるかたちになっていました。これまでのゲームイベントでは第1章をまるまる体験できる15分程度のデモをご用意していたのですが、TIGS2025では限られたスペースと時間で皆様をご案内するため、このようなかたちを試してみました。

結論からいうと、この試みはかなり良かったと思います! メリットは、ユーザーの好みによって違うパートを体験いただけたことです。アドベンチャーゲームに慣れた人にはお話を味わえるモードを遊んでいただく一方、通りすがりでちょっと試してみたい方にはゲーム色の強いタイピングの箇所をプレイしていただくことができました。特にタイピングでは、その日の最速記録打倒を目指すという遊びも生まれて多くの方に楽しんでいただけたと思います!(結局、2日間の最速記録は33秒でした!)

今後改善したい点としては、あまりにも短すぎるのでメディア取材の方にとっては少し物足りないボリュームだった点ですね。会場の混み具合によって、短縮版とフルバージョンを切り替えられる構成にしておいても良かったかもしれません。

また今回は、MINDHACKの展示としては初めて整理券制を導入しました。ご来場いただいた方にチケットをお渡しし、指定の時刻に来ていただくと待ち時間なくグッズのお買い物ができるという仕組みです。結果としては、行列のできづらいグッズ頒布ができたと思います。今後はCOMITIA等に出展する際も同様の体制で対応していきたいですね。

それにしてもTIGS2025は、すごい熱気でした! 残念ながら開発チームはほとんどMINDHACKブースにいて会場全体を回ることができなかったのですが、自分たちのスペースから見ているだけでも満員状態の会場の盛り上がりを感じることができました。またCOMITIAでは普段からMINDHACKを応援してくださっている方のご来場が多いのですが、TIGS2025では「これ何のゲームですか?」という初めての方にも数多くゲームに触れていただけました。MINDHACK開発チームとしてインディーゲームイベントに出展するのは実に2022年のデジゲー博以来3年ぶり(!)となるのですが、やっぱり久々に出展して良かった〜! という気持ちでいっぱいでした!

そして今回もありがたいことに、たくさんのお手紙や差し入れをいただきました! そう……こんなに。

こんなに!? 最近は開発チームがお風呂にハマっており、ちょっと欲を出して公式Xで「差し入れは入浴剤がいいな〜!」と投稿したところ……ものすごい量のバスアイテムを頂いてしまいました! しかもそれぞれバリエーションが豊かで、開発チームの滋養を心から思いやっていただけたのが伝わりました。皆様、本当にありがとうございます! また、うどんやそうめん、カップヌードルなど麺類の差し入れも多くて、笑ってしまいました。


素敵なお花の入れ物を頂いたので、シノをしまっておきます。

 

さらに、手描きのイラストも数多く届いています! せっかくなのでこの場をお借りして紹介します。

力強いタッチで描いていただいたヒューゴです! 宇宙の星々やきらめきの中に佇む姿がロマンチックですね。コントラストの強い陰影がドラマチックな効果を生んでいます!

一緒に頂いたお手紙にはヒューゴっちもいました。可愛い。

こちらはホットドッグを食べるヒューゴ! 本編では何かと苦労人の彼ですが、イラストの中でお腹いっぱい食べてとっても嬉しそうです! 爽やかなカラーリングも素敵!

とあるお手紙に描かれていたイラスト。すみっこむち!?!? すみっこのコムち。すみっこむち。そうか……。

大胆にもどアップなヒューゴのイラストをいただきました! 全く表情がないヒューゴでも、楽しげな雰囲気が伝わってきます! アコーディオンの演奏姿もかわいい。

宇宙のなかに浮かぶ神秘的なイラストです。ヒューゴが抱きしめようとしている3つの光は、もしかして家族の思い出でしょうか? 胸がギュッとなる1枚です……。

ベビースターラーメンにイラストを添えていただきました! このヒューゴ、でっかくてフカフカで最高です。こんなお父さんに抱きしめてもらえたら嬉しいなあ。

そうめんに添えられたヒューゴのイラスト。もちもち感120%で、ついつい食べたくなっちゃうかも? 来年のお雑煮はヒューゴ餅で決まりですね。

とあるお手紙に添えられていたイラスト。ハ?

 

このほかにも素敵なイラストをたくさん! 頂いたのですが……実は、第5章のネタバレを含んでいるため掲載できません! 本当にごめんなさい! 代わりに、開発チームみんなで眺めて心の底からニヤニヤしています。心のこもった絵をありがとうございました!

そして……おや? なにかほかにも差し入れが届いているようです。どれどれ……

 

 

イーヴリッグ
「ごきげんよう。キャビネットのイーヴリッグです。
キチジョージがどこなのかは知りませんが、大変住みよい栄えた街だと聞いています。みなさんもキチジョージに置かれるような良き家具でありなさい。

さて、そんなキチジョージへはるばる私宛の荷を届けてくれたというあなた。私宛に。このイーヴリッグに! 私に! どうもありがとう。中身はなんだろう?」

イーヴリッグ
「……エ”ッ!! ば、薔薇!! それも真っ赤な薔薇!!!!!
これってちょっとあなた!! 薔薇ってあなた!! 薔薇って!!
ば、薔薇ってあなた!!!! これってそういうことですよねえ!! ねえ!? えーッ!? 薔薇だよ!? えーッ!! どうしよう!!

ウフフ……恋する有機のあなたッ! その情熱は確かにこの戸の中に受け止めよう!! しかし申し訳ないが私はLAGOM神の御家に置かれる身ッ!! 無機の家具への恋とは……石膏ボードに磁石をつけようとするようなものなのだッ……!! おお……この花を活け飾るための置物ではない私、キャビネットのイーヴリッグを許したまえ……!

……えっ、これ石けんなの?
えっ!? バラなのに!? バラじゃないの!?
えーーッ!! ど、どうなってるの!??!? ウワーーーーーーーーッッッッッ!!!! おしゃれすぎるーーーーーーーーーーーッッッッッッッ!!!!!」

 

 

 

 

シノ
「博士、今なんか爆発しなかったか」

COM_Z
「それより聞いてくれたまえ、シノちゃん! このワガハイ宛に! またしても! プレゼントが届いているのだよ!」

シノ
「ハア……くだらん貴様の取り巻きか。見せてみよ。この我が検分してくれる」

COM_Z
「えっ何で? あげないよ、ワガハイのだもの」

シノ
「たわけ。榴弾でも入っておらぬか確認するのよ。貴様を仕留めるには絶好の機会だからな」

COM_Z
「そんなこと考えるのシノちゃんくらいなのだ」

 

シノ
「………………石だ」

シノ
「くっく、博士! 貴様の取り巻きはそこらに落ちてた石くれを寄越したようだぞ! あーあ、全く気にかけるまででもなかったわ全く」

COM_Z
あ―――――――――――!!

シノ
「ぎっ、何だいきなり! 大声を出すな!!」

COM_Z
「シノちゃんよく見たまえ! これは鉱物を模した石けんなのだ!」

シノ
「ハ? 石けん……?」

COM_Z
「いやはや全く、ワガハイのファンのセンスと愛情深さには恐れ入ったのだ! こちらの標本はワガハイが責任をもって保管して観察しよう。あー、ワガハイって幸せ者だな~! 愛されるって気持ちいいのだ~!」

シノ
「……………………」

シノ
「寄越せ!! 今ここでサザレも残らんようにしてくれる!」

COM_Z
「えっやめたまえ! ワガハイのだってば!」

 

 

みんなそれぞれ、受け取ったプレゼントに大喜びのようです。お気遣いいただいた皆様、ありがとうございました!

 

以上がTIGS2025の出展レポートとなります。改めてご来場いただいた皆様、遠方から応援してくださった皆様、ありがとうございました! また折を見てこういったイベントにも出展していきたいと思います。今後の活動にもぜひご注目ください! それでは。

MINDHACK : キービジュアルができるまで

天才マインドハッカーの皆さん、こんにちは!

先週アップデートされたMINDHACK第5章は楽しんでいただけていますか? まだ遊んでいないよ! という方も、ぜひSteamからゲームをインストールしてプレイしてみてくださいね! 3月以降のブログでは、第5章にまつわるいろいろな秘密をご紹介していきたいと思います。ネタバレ要素の解禁は4月を予定していますので、要チェック!

さて、開発チームがずっと皆さんに自慢したくて、内緒にしていたものがあります。それがこちら!

 

そう、新しいキービジュアルです! 第5章のアップデートと同時に、リニューアルしたイラストがお披露目となりました。Steamのストアページやライブラリなど、さまざまな場面で目にすることができます。第5章までのキャラクターがたくさん詰まって、とてもゴージャスな1枚ですね!

今回のキービジュアルは、イラストレーターのGuraiさんに依頼してご制作いただきました。過去のウィンターセールの告知イラストでもお世話になったアーティストさんです。開発チームの意図をばっちり汲み取ってかたちにしてくださりました。この場をお借りして、ありがとうございました!

さて、現在発表しているイラストがこのかたちになるまでには、さまざまな紆余曲折がありました。せっかくなので、特別に決定稿までのラフイラストをお見せします!Guraiさんからいただいた初稿がこちら。

 

カッコいい! 広告などでの露出度が1番大きいユーニッドを中央に配し、ハック対象と施設側のキャラクターを分けてレイアウトしていただいています。それぞれのキャラクターも活き活きしていて、とても魅力的なイラストです!

しかし、開発チームには1つの懸念点がありました。それは……

ウニが強そうすぎる

ユーニッドが目立つ構図にしていただいたために、ウニがギャングのヘッドというか世界征服陰謀組織のラスボスみたいに見えます。むちゃくちゃカッコよくて捨てがたいのですが、ゲーム中のポジションを考えると、少し立ち位置を変更した方がいいかも? でも今のラフもかなりいいしなあ。うーん……

と思っていると、Guraiさんからもう1枚のイラストが送られてきました。「没になった構図も一応お送りします」とのこと。どれどれ……

!!!!! こ、これだ〜〜〜〜!!

更生対象をもてあそぶ先生と周りの登場人物の関係性がハッキリしていて、とてもコンセプチュアルなレイアウトです! 1枚目のいいところと2枚目のいいところを合わせたら完璧なキービジュアルになりそう。Guraiさんいわく「暗すぎるかも?」とのことですが……いや、むしろ良い!!

これらのフィードバックを返し、最終的にできあがったイラストが、改めてこちら。

素晴らしい!! どんなゲームなのかパッと見て分かって、ストアでも目を引く豪華なイラストになりました! それぞれのキャラクターの表情も「らしさ」が出ていて、ゲームを遊んでいると「分かる分かる!」というカラーが出ていますね。「『MINDHACK』ってどんなゲーム?」という初めてのお客様にお出しするにあたっても、完璧な1枚になりました!今後、こちらのキービジュアルはイベントのポスターなどで積極的に活用されていく予定です。皆さんも見かけたら、ぜひじっくり観察してみてくださいね!

そして、イベントといえば……明日、3月9日(日)は東京・吉祥寺ではインディーゲームイベントTOKYO INDIE GAMES SUMMITの一般参加日です! MINDHACKはブースRL-4bで出展しています。第1章・第5章の試遊のほか、特別なグッズ頒布などもご用意しています。こちらはイラストレーターのこむぎさんの手によるイラストなので、気になる方はぜひ遊びにきてくださいね! 詳細はこちらをチェケラ。それでは!

MINDHACK : 第5章記事総集編

いよいよ明日3月2日(日)はMINDHACK第5章アップデートです!

当ブログでも、第5章にまつわる情報を多数お届けしてきました。今回はそのおさらいということで、アップデート前に第5章を楽しむ記事の総集編をお届けします!

 

キャラクター紹介11

第5章の主役キャラクター、ヒューゴの紹介記事。好きなカクテルやヘルメットの内側のひみつなどが分かります。

 

ヒューゴのわくわく宇宙通信_1

ヒューゴのわくわく宇宙通信_2

ヒューゴのわくわく宇宙通信_3

ヒューゴのわくわく宇宙通信_LAST

1か月にわたり連載した、ヒューゴの一人称でおくるショートストーリー集。宇宙での生活を覗き見しつつ、ヒューゴに隠された謎に迫ります。

 

第5章スクリーンショット紹介

第5章本編からスクリーンショットをご紹介。初登場となるサポート隊員・ベテラン隊員の出番もチラッとお披露目します。

 

更生対象棟

第5章で初めて訪れるロケーション、マインドハック施設の更生対象棟のご紹介。ゲーム本編以上にじっくり背景を味わいます。

 

5章のセリフ音

第5章で登場するキャラクターたちが台詞を話すときのSEを手作りするために悪戦苦闘しています。果たしてちゃんとアレをソレしたのか!?

 

 第5章は2025年3月2日配信!

配信日を告知したときの記事です。トレイラーをお披露目しました。まだ読んでいない方はぜひ読んで……っていうか観てこの動画をすぐに!

 

さて、総集編は以上です。
大変長らくお待たせいたしました。いよいよ第5章のアップデートはこのあとすぐ!
ここまでのさまざまな情報を追ってくださった皆様にも、今回初めて見てくださった皆様にも、ヒューゴの物語を目一杯楽しんでいただければ幸いです!

MINDHACK : ヒューゴのラフ

おもしろ! ラフコーナーのお時間です!

3月2日はMINDHACK第5章のアップデート。第5章といえば、主役はパトリック・ヒューゴ! ということで、ヒューゴが今のデザインになるまでの変遷を大公開していきます。

第一稿

こちらがこの世で初めて描かれたヒューゴの姿。非常にざっくりしていますね。当初は「すごく動きにくそうな宇宙服の人」以外には何も決まっていませんでした。腕の部分に拘束具っぽい意匠が施されているのも現在とは異なる部分ですね。これを、アート担当スタッフがリファインしたデザインがこちら。

第二稿

かなり現在の姿に近づきましたね! お腹から生えるチューブ類など、完成形にも見られるパーツが設定されました。しかし個々の部品は今のヒューゴと共通していますが、何かが足りない気がします。一体何が……?

第三稿

あっ! 太くなった!!
このバージョンのデザインから、いつのまにやらヒューゴが膨らんでいました。すっかりもちもち宇宙服です。ほとんど完成に近いデザインですが、現在と違う部分がどこか分かりますか?

 

 

正解は、肩のワッペンの意匠でした! ヒューゴのミッションマークは、最初から最後までチーム内で相談を重ねながら決定されました。こんなゆるキャラみたいなマークだった時代もあったり……

―――

 

こんな経緯で生まれたヒューゴですが、実は描くときにバランスをとるのがとても難しいキャラクターです。たとえば、アート担当スタッフが調子の悪いときに描いたヒューゴのラフがこちら。

あれっ!? なんかしぼんでない!?
いつものもっちりボディが失われて、全体的に元気のない印象です。ここから改稿を重ねてプロポーションを整えていきます。

膨らんできた〜! 膨らんできたぞ〜!

すっかり酵母が発酵してふっくらヒューゴになりましたとさ。

逆にアート担当スタッフが調子の良すぎる日もあります。
そのラフがこちら。


ボーーーン

ふ、太すぎる! もうちょっと細くしてください!!

ヒュッ

そうそう。良い感じ。

じゃじゃん。完成。

少しお腹がへこみました。ちょうど良いふっくら感は難しいのだ。皆さんもぜひヒューゴを描いてみてくださいね。膨らみ具合で、自分の健康のバロメーターになるかもしれませんよ! それでは。

MINDHACK : ヒューゴのカクテル

2月、MINDHACK開発チームは超スピードで稼働していた!

迫る3月2日(日)のアップデート!
加速していく制作ペース!
ゾーンに突入するスタッフ!

3名のメンバーが限界の向こう側を見たとき……!

開発チームの誰かが言った。

 

お酒……飲みたくない?

 

というわけで、Barに行ってきました。

今回訪ねたのは、東京・西荻窪に位置するバー「inf」さん。このお店は創作をする人中心に人気を集める、知る人ぞ知るスポットです。最大の特徴は「コンセプトカクテル」というサービス。オーダーシートに所定の情報を記載すると、特定のキャラクターをモチーフとしたカクテルを作ってくれます。

今回の我々の目的はただ1つ。第5章の主役キャラクター、ヒューゴをイメージしたカクテルが飲みたい! 飲んでアップデートに向けたやる気とかそれをアレしたい!

 

 

ということで、指定されたオーダーシートにヒューゴの情報を書き込みました。その内容をここで大公開! ……したいのですが、残念ながら第5章のネタバレオンパレードなので、一部伏せ字にしてお送りします。

名前:
パトリック・ヒューゴ

性別・年齢:
男性・40代?

身長・体格:
165cm
太くてもったりした宇宙服を着ている
手がクリームパンみたい

イメージカラー:
ターコイズブルー、オレンジ

イメージモチーフ:
宇宙飛行士、[ネタバレ]

性格:
思慮深く前向き、タフで家族思い[ネタバレ]。

好きなところ:
体格がもちもちで手がクリームパンみたいなところ。
[ネタバレ]なところ。
優しくて前向きで明るいけど、儚げなところ。

ネタバレばかりで全然読めないじゃねえか! とお思いの皆さん、ご安心ください。ネタバレ事項も全て汲み取ったカクテルが登場します。お酒の内容から本編のストーリーを推測してみよう!

ジャーーーーーン。

ひゅ、ヒューゴだ!
この丸みを帯びたグラスと鮮やかなブルー&オレンジ。これだけでもヒューゴのイメージがバッチリ汲み取られています! しかもこのグラス……なんと虹色にキラキラ光る!

これが宇宙……ビューティフル・ギャラクシー……

バーテンさんによると、カクテル上部のベースとなったのは「ヒプノティック」というブランデーベースのフルーツリキュール。甘めのフルーティな味わいながらもブランデーの苦みやハーブティーの香りが織り混ざり、ヒューゴの複雑性を表現しているそうです。

下の層はバニラの花のシロップを使っており、その甘みから家族思いな一面や家族との思い出を表現してくださったとのこと。しかし、バニラの花は1日で枯れてしまう存在だとか……。

それでは実際にかき混ぜて飲んでみましょう! マドラーもおしゃれな形だ!

実際に飲んでみると、バニラの甘みが確かに口当たり良い! のですが、その味わいがミントの香りでかき消されてしまい、なんだか物悲しさを感じる一杯でした。うーん、サイエンスフィクション。

改めて、バーテンさんに完璧にヒューゴのイメージを汲み取っていただき、しかも美味しい一杯でした。ありがとうございました!

落書きコーナーに描かせていただいたイラスト。

さて、今回のカクテルの内容は第5章のヒントになったでしょうか? 実際に遊んでからこの記事を読み返すと、また新たな発見があるかもしれませんよ。新章アップデートは3月2日(日)予定。どうぞお楽しみに!

 

ちなみにヒューゴはバーというよりパブが好きで、ギネスビールとアイリッシュコーヒーが好きだったりします。