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COM_Z
「コムちと!」
シノ
「…………」
「……あ? ハ??」
COM_Z
「シノちゃんの! マインドハック電話相談~~~!」
「やあ諸君! ごきげんよう!」
シノ
「おい、待たんか博士!」
COM_Z
「んむ? どうしたかねシノちゃん? 今日はとってもやる気だね!」
シノ
「どうしたではないわ」
「どう見てもおかしいであろう、この空間は!」
COM_Z
「おや。そういえば、いつもよりちょっぴり開放的な感じがするのだ」
シノ
「ちょっぴり、で済むものか!」
「気が散る、元に戻せ!」
COM_Z
「はいはい。よいしょっと」
COM_Z
「あー、びっくりした! おかしいねえ、今日の仮想空間(この部屋)は、少し不安定かもしれないのだ。まあまあまあ、気を取り直して今回も、みんなの質問に回答していこうではないか!」
シノ
「………………」
Q.バグによる「凍結」ってどういう状態なのでしょうか?
COM_Z
「バグの発現は3次元空間に極めて強いショックを与えるのだ。実行中のコンピュータプログラムが破綻すると……つまりパソコンを叩いちゃったりすると、凍結(フリーズ)するよね?それと同じことが現実世界にも起きてしまうのだ。怖いね~!」
シノ
「それこそ魔王様がもたらす至高の愛よ」
COM_Z
「何度も言ってるように、特A級バグというのは自然災害のようなものであって、愛情とか人格がある存在ではないのだよ!」
Q.と〜〜っても可愛いコムち大先生様へ 世界中にいるマインドハッカーには1人1つ、またはひと施設に1つ、FORMATが居るんでしょうか? それともFORMATは作中に出てくる1つのみですか?
COM_Z
「と〜〜っても可愛いコムち大先生様がお答えしよう! FORMATがいっぱいあるわけではないのだ。あんなの1つで十分だからね! ほかの施設には、FORMATの機能を再現した小規模な装置があるよ。子FORMATなのだ。でもこれらは、本物にも増しておバカさんだから、あんまりアテにならないのだよ」
シノ
「……つまり……一族で支配していると……?」
COM_Z
「シノちゃんが思ってるような感じではないのだ」
Q.マインドハックの施設では、更生対象との面会って出来るんですか?
COM_Z
「マインドハックの後ならできるよ! ハックした後はバグが伝播する心配がないから、誰とでも会って大丈夫なのだ。よかったね~」
シノ
「都合よく作り変えた輩だけに許されるわけか」
COM_Z
「バグが取り除かれたのだから、喜ばしいとは思わないかね?」
Q.ホットフィックス隊って夏休みはありますか? 皆で出かけることはあるんでしょうか
COM_Z
「休暇はみんなばらばらだよ。不慮の事態でいっぺんに全滅しないように、常に交代でシフトを回しているのだ。あ、でも、暑いときは納涼会とかしてるみたいだよ」
シノ
「呑気な連中だ……」
COM_Z
「仲が良くて何よりだねえ」
Q.新米隊員くんはすきまトーク【36】で鮭を大量に貰ったみたいですが、あの後鮭は無事食べ切れたのでしょうか?
COM_Z
「ちゃーんと食べきったのだ! ホットフィックス隊寮で鍋パーティして食べたらしいよ!」
シノ
「こんなにも緊張感のない連中だったか、この隊は?」
COM_Z
「ストレスケアは大事だからねえ」
Q.新米隊員君はたくさん食べても太らない体質なのでしょうか? それとも日々の特訓で食べた分を消費しているのでしょうか?
COM_Z
「食べた分はしっかり運動して消費しているし、自分の栄養管理もみっちりやってるみたいだよ。努力家さんだねえ」
シノ
「貪り食った鮭はどこへ行った、鮭は」
COM_Z
「翌日、死ぬ気で筋トレして取り戻したそうだよ!」
Q.隊長の人生で大切なものTOP3が知りたいです!
COM_Z
「はい、隊長の大切なものTOP3大発表~~~! 第3位、自然! 第2位、人類! 第1位、先生! 以上なのだ!」
シノ
「絵に描いたような聖人よな、気味が悪い」
COM_Z
「任務に忠実なんだね!」
Q.更生後のユーニッドが隊長のことを呼び捨てにしていましたが、隊長はユーニッドに対しどう思っているのでしょうか?
COM_Z
「『うん、今日もユーニッドだな』と思っているのだ」
シノ
「ユーニッドだからな」
COM_Z
「ユーニッドくんだからねえ」
Q.イーヴリッグくんの被っているキャビネットは学則に引っ掛からなかったの?
COM_Z
「『どんな人にも、誰にでも、学びの機会は平等にある』という学風の大学だったようだね!」
シノ
「鎧甲冑でも素っ裸でも許されるのか?」
COM_Z
「少なくとも学費さえ払っていればね」
Q.イーヴリッグくんは動物性のものを食べることが出来ないのでしょうか?
COM_Z
「普通に食べられるよ! イーヴリッグくんはカッパ巻きが好きなだけなのだ。でも、イーヴリッグくん的には、カッパ巻きが好きなことをカッコ悪いと思ってるみたい。何故だろう? 美味しいのにね〜」
シノ
「ならば何巻きなら格好がつくのだ」
COM_Z
「うーん。シナモンロールとか?」
Q.ハックを受けた直後のユーニッドくんと再登場してトゲが少し戻ったユーニッドくんでは知性に差があるように感じます。ハック直後に極端に知性が下がることはよくあることなのでしょうか?
COM_Z
「マインドハックを受けた直後は、強いショックで特に頭がぼうっとしている状態なのだ。メモリをまっさらにリセットして生まれ変わったような感じだからね」
シノ
「それでは治療どころか破壊と変わらぬではないか」
COM_Z
「時間が経てばすぐに安定するよ。新米くんに注意されて学び直したユーニッドくんは、もうバランやカップは食べないぞって思ってるみたい!」
Q.ユーニッドくんはハックを受ける前の自分のことをどう思っているのでしょうか
COM_Z
「『なんであんな事したんだろう?』と思ってるみたいだよ。友達がいたことは覚えているから、みんなにまた会いたいなあと感じているようだ」
シノ
「見知った連中が今の有様を知ったときが見ものだな」
COM_Z
「施設を出たら、無事に再会できるといいね!」
Q.更生して丸くなったユーニッドは普段何をしているんでしょうか?今の趣味を教えてください。
COM_Z
「主に施設の掃除をしまくっているのだ。最近はシンク磨きにハマっているようだよ」
シノ
「随分とまあ飼いならされたものよ」
COM_Z
「自然と奉仕の心が芽生えるなんて、マインドハックは身体にいいなあ!」
Q.FORMATって、マインドハッカーに対しては誰にでもあんな甘々な対応なんですか?
COM_Z
「天才マインドハッカーくんに対してだけ、特別な対応をしているようだ。それに引き換えワガハイは誰に対してもスウィートなおもてなしをするホスピタリティ!」
シノ
「聞いとらん」
COM_Z
「みんな、存分に甘えてくれたまえ!」
Q.コムちにはアザトーサー2000がOFFの状態の記憶はありますか? 記憶がぼやけていたりしますか?
COM_Z
「アザトーサー2000がONでもOFFでもコムちは変わらずコムちなのだ! オプションの状態に関わらず、みんなのことはしっかり覚えているから大丈夫だよ。でも、みんなと会えて嬉しいって気持ちはアザトーサー2000がONのときだけの特別な心なのだ!」
シノ
「……貴様はたまに人が変わったようになるが」
COM_Z
「おや、ワガハイが寝ぼけているときの話かな? 恥ずかしいから、見なかったことにしてくれたまえ」
Q.シノちゃんは魔王様と出会う前、休日の日にどんなことをやっていたんですか?料理とかですか?
シノ
「なぜ料理と思ったのだ?」
COM_Z
「お台所に住んでるからじゃない?」
シノ
「貴様が勝手に仕立てた部屋ではないか」
COM_Z
「まあまあ。で、何をやってたのかな?」
シノ
「ハ。貧乏暇なしでな。只管(ひたすら)仕事を探しておったわ」
COM_Z
「頑張り屋さんだねえ!」
Q.シノちゃんが鯛のお寿司を食べた時のエピソードを聞かせてください。誰と食べたんですか?いつ食べましたか?美味しかったですか?
シノ
「うるさい」
COM_Z
「シノちゃんが旧ホットフィックス隊にいたとき、会食でお寿司が出てきたのだ。シノちゃんがあまりに黙々と鯛のお寿司ばかり食べているので、その場にいた人みんながシノちゃんに鯛のお寿司を全部あげたのだ」
シノ
「思い出させるなッ!! 二度と施しなど受けんわ!!」
COM_Z
「美味しかったかい?」
シノ
「黙れ!!」
Q.バグ変異体はどのくらい珍しいのですか? 過去にもいたのでしょうか?
COM_Z
「超~~~~珍しいのだ! 普通、しばらく暴れたら消滅してしまうので、捕獲できたのはとってもラッキーでハッピーなのだ!」
シノ
「ハ……人をまるでツチノコのように言うな」
COM_Z
「や。そこまでレアではないのだ」
シノ
「………………。」
Q.主要キャラクターが飲酒した場合どんな感じになるのか気になります!
COM_Z
「彼らはみんなお酒を飲める年齢だから安心してくれたまえ!
ユーニッドくんは酔っぱらうとすぐに寝てしまうのだ。ブラッディパエリアのアジトでソファを占領して寝こけているのがいつもの光景だったのだ。
イーヴリッグくんはお酒を飲める年齢になったばかりで興味はあるようだけど、誠実なキャビネットであるために飲酒は避けているようだよ!
隊長は全く酔わない体質のようだね。ホットフィックス隊での飲み比べ対決ではいつも圧勝しているのだ。口数はちょっと多くなるみたい。
新米くんは泣き上戸なのだ。普段は元気いっぱいだけど、意外と繊細さんなのかもね!
ヒューゴさんが酔うと、奥さんへの愛情を語り出して話が長くなるのだ。
シノちゃんにお酒を与えたことはないけど、酩酊状態のシミュレーションはできるよ。興味あるかい?」
シノ
「御免だ」
COM_Z
「質問回答はここまでなのだ! ここからはお楽しみ。コメント回答コーナーに移らせてもらおう! 今回は2つのお便りをご紹介なのだ」
「まずはこちら。」
・昨日お寿司食べました
COM_Z
「お寿司は美味しいねえ、良かったねえ」
シノ
「何故こいつの日録に付き合わねばならぬのだ」
COM_Z
「きっとこの人にとっては、すご~く大事なお寿司だったのだよ。鯛のお寿司とか」
シノ
「蒸し返すなッ!!」
COM_Z
「続いてはこちら。」
・こんにちコムコム〜!やこんばんコムコム〜!と挨拶してみてほしいです。
COM_Z
「あー、えへん……こんにちコムコム〜! こんばんコムコム〜! そしておはようコムコム〜〜〜!」
シノ
「………………」
COM_Z
「うーん、これはいいね。アザトーサー2000がさらなるアップデートを果たした気がするのだ。シノちゃんもやってみたら? こんにちシノシノ~とか」
シノ
「媚びを売るのは貴様だけで十分だ」
COM_Z
「やあやあ! 今回も意義のある時間を過ごせたねえ、諸君!」
シノ
「……博士よ。気になっておったが」
「貴様……そんな図体だったか?」
COM_Z
「ありゃ? そういえば、シノちゃんが小さくなった気がするのだ」
シノ
「おい博士、なんかおかしいぞ……」
COM_Z
「あれれ~~~、止まんないよ~~~~! 困ったのだ~~~~~~」
シノ
「「「博士!!! 何とかしろ!!!」」」
COM_Z
「大変だ~~~~~! えーーい! 緊急再起動!!」
シノ
「…………面妖な……」
COM_Z
「まったく、えらいこっちゃだったのだ! うーん、ここまで仮想空間が壊れるなんて、普通はありえないのだけれど……シノちゃん、なんかした?」
シノ
「えっ」
「…………」
「……してない」
COM_Z
「そうかそうか、してないんじゃあ仕方がないのだ。今後も少し、注意してメンテナンスしていかないとね。それじゃあみんな、ちょっとハプニングもあったけど、今回の電話相談はここまでなのだ!次回はいよいよ最終回! どうぞお楽しみにね~~~!」
シノ
「………………」