BloodyPaella:せいくらべとプロフィール

あれを見ろ!

チーマーだ!

ツッパリだ!

違う!ギャング団だ!

ブラッディパエリアだ!!

先週はホットフィックス隊員の紹介でしたが、今週も同じくスピンオフ特集。ユーニッド率いるギャング団、ブラッディパエリアの面々の情報をお届けします。「それだーれ?」という方はぜひこちらの漫画をご覧ください!

まずはみんな気になる情報。「せいくらべ」から見てみましょう。これがブラッディ背の順だ!

※クリックで拡大

あ、言い忘れてましたが敵対組織デスブイヨンの人たちにも来てもらいました。最大身長を誇るのはデスブイヨン・リーダーのガラさんです。身体もデカいし声もデカいし近づきたくない。

続いて、各人のプロフィールをご紹介します。法的にグレーなひとたちなので限られた情報となりますが、特別に「ユーニッドへの印象」も聞いてみました。こちらをどうぞ!
※青少年の匿名性を守るため、本名は記載しておりません(逮捕者除く)

・フジツボ


好きな食べ物:猫の餌(ウェットフードが豪華で美味い!!)
家族事情:きょうだいがた~くさんいる
ユーニッドへの印象:ブラックサンシャインさんかっけー!!強!!!

 

・魚骨

好きな食べ物:ゆかりごはん
家族事情:両親、家出した兄一人
ユーニッドへの印象:ボスは何事にも屈しない。強くて芯がある。

 

・アサリ

好きな食べ物:ミルクと卵のシンプルなアイス
家族事情:?
ユーニッドへの印象:ボスを怒らせてはいけないけど、恐れたり怯えたりはしなくてもいい。

 

・ヒドラ

好きな食べ物:ホットケーキ
家族事情:一人
ユーニッドへの印象:自分の事ウザがらない!自分といっぱい遊んでくれる!!!

 

・カメノテ

好きな食べ物:チョコレート
家族事情:両親、おじいちゃんおばあちゃん、ひいおじいちゃんおばあちゃん、従妹沢山
ユーニッドへの印象:憧れ。オレを拾ってくれたこの人の役に立ちたい。

 

・クラゲ

好きな食べ物:食えるもんなら何でもいい。
家族事情:知らねえ~~
ユーニッドへの印象:えへへへでへへお世話になっておりますう……

 

・エイ

好きな食べ物:ブルーチーズ
家族事情:一人
ユーニッドへの印象:沢山苦労してきて、嫌な事もあっただろう。何も気にせず、せめてここで癒されて欲しい。

 

・サメ

好きな食べ物:夜中にこっそり食べるカップ麺
家族事情:奥さん、子供一人
ユーニッドへの印象:お客様

 

・ガラ

好きな食べ物:チーズバーガー
家族事情:一人
ユーニッドへの印象:喧嘩楽しい!!楽しい!!もっと!!

 

・ロコ子

好きな食べ物:食べ物は特に好きじゃない
家族事情:一人
ユーニッドへの印象:誰?

 

・火人

好きな食べ物:油
家族事情:別の国にきょうだいがいる
ユーニッドへの印象:敵組織のボス。遠くから見てる分には面白い。

 

・鰹節

好きな食べ物:ホイコーロー
家族事情:鰹節
ユーニッドへの印象:あいつより俺の方が良い出汁が出るね。

 

いかがでしたか?スピンオフ『Bloody Paella』もまだまだ続いていくので、ぜひご注目くださいね。

MINDHACK:ホットフィックス隊員プロフィール

ある日のこと。MINDHACK電話相談に、こんなお便りが届いていました。

・ ホットフィックス隊の先輩たちのプロフィール(好きな食べ物・よく着る私服のジャンル・家族構成など)が知りたいです。

・中堅さんの身長、好きなこと、嫌いなことなどを教えてほしいです。

・中堅さんの好きな食べ物、飲み物を知りたいです。

だそうです。中堅さん、いかがですか?

 

「なんで俺にばっかり聞くの。みんなに聞いたらいいじゃない」

 

ということで今回は、ホットフィックス隊員たちのプロフィールをご紹介です!

(「ホットフィックス隊員って誰……?」という方はこちら!
『がんばれ!HOTFIX』

 

 

・サポート隊員(義手先輩)

好きな食べ物 :とんこつラーメン
よく着る私服のジャンル:ミリタリー
家族構成:一人っ子
身長:160cm
好きなこと:スクーター
嫌いなこと:掃除
好きな飲み物:ペールエール

 

・先輩隊員(髭ニキ)

好きな食べ物 :奥さんの豆腐ハンバーグ
よく着る私服のジャンル:ワーク系
家族構成:兄1人(実家)、奥さんと娘1人(現在)
身長:175cm
好きなこと:参観日
嫌いなこと:娘の将来の旦那
好きな飲み物:ハイボール

 

・中堅隊員

好きな食べ物 :いぶりがっこのクリームチーズ和え
よく着る私服のジャンル:古着
家族構成:一人っ子
身長:173cm
好きなこと:常夜灯
嫌いなこと:レインコート
好きな飲み物:白ワイン

 

・新米隊員

好きな食べ物 :じゃんじゃか焼き
よく着る私服のジャンル:アウトドア
家族構成:母親のみ
身長:172cm
好きなこと:ハーシュノイズ
嫌いなこと:鏡
好きな飲み物:スポーツドリンク

 

・ベテラン隊員(棒先輩)

好きな食べ物 :もつ鍋
よく着る私服のジャンル:ストリート(ゴツめのシューズが好き)
家族構成:妹2人、弟1人
身長:150cm
好きなこと:パルクール
嫌いなこと:言い訳
好きな飲み物:蒸留酒

 

皆さんの好きな隊員は見つかりましたか? 今後もスピンオフで登場する彼らの活躍をお楽しみに!

 

余談:中堅隊員は、前職で民間の警備会社に勤めていたようです。当時の制服はこんな感じ。

MINDHACK:電話相談2023回答その5

【動画バージョンはこちら!】

COM_Z
「コムちと!」

シノ
「…………」

COM_Z
「シノちゃんの!マインドハック電話相談〜〜〜!」

COM_Z
「やあ諸君、ごきげんよう! ご存知可愛いコムちなのだ。夏から続いてきた質問回答コーナーも、今回でいよいよ最終回! ワガハイ、寂しくて胸が張り裂けそうだけど……最後までみんなに、楽しい時間をお届けしよう!」

シノ
「さっさとしろ」

COM_Z
「それではいってみよう!」

 

Q.バグ保有者であると判断された犯罪者がマインドハックによる治療を拒否することは可能ですか?

COM_Z
「できるわけないのだ。どうして拒否する必要があるのかね? 時限爆弾を解除しない理由はないだろう?」

シノ
「ハ。爆弾(モノ)に自由は無いと言いたいのだな」

COM_Z
「爆発しちゃった方が悲しいではないか。マインドハックは人間にとっての、救いなのだよ」

 

Q.マインドハック施設でのいちばん偉い人は誰ですか?

COM_Z
「FORMATだね。一応、人間の役職として『施設長』というポジションの人がいるけれど、実質的に権限を握っているのはFORMATなのだ」

シノ
「傀儡(くぐつ)を操っているというわけか」

COM_Z
「FORMATなんて所詮0と1しか数えられない███なのにね!……おっと、ワガハイとしたことが、お口にチャックなのだ」

 

Q.マインドハック施設の売店で一番売れてる商品は何ですか? 食堂では何の定食が一番人気ですか?

COM_Z
「売店で人気なのはおにぎりなのだ。主にホットフィックス隊員が、サッと食べられてお腹にたまるものを好んで食べているのだ。シノちゃんも食べたことあるかな?」

シノ
「鮭」

COM_Z
「そうか、鮭おにぎりが好きなんだね! 食堂ではそもそもパンしか出ないので、定食はないのだ。たまにパンの欠品でライスが出ると喜ばれるよ」

 

Q.新米くんはいつからブログをやっているんですか?

COM_Z
「ブログ自体は18歳のころから始めたようだね! 気持ちの発散場所として自分だけの日記をつけていたようだ」

シノ
「食い道楽の記録だったのではないか?」

COM_Z
「最初は自分の内省記録をつけていたみたい。訓練生になったころからは、グルメブログとして皆に公開するようになったみたいだね!」

 

Q.レベッカ隊長はよく先生から贈り物をもらっていますが、それらは今どうなっていますか?

COM_Z
「おうちで大事にしまっているようだよ。時々眺めては、貰ったときのことを思い出しているんだって」

シノ
「質にでも入れれば良いではないか」

COM_Z
「人間には、モノに思い出を関連づける習性があるからね。なかなか手放せないようだよ」

 

Q.イーヴリッグくんの好きな季節はなんですか?

COM_Z
「初夏の涼しいころなのだ。雪がない季節が好きみたいだよ!」

シノ
「あの鉄仮面では孟夏(もうか)にも蒸れよう」

COM_Z
「熱中症に気をつけなきゃね!」

 

Q.LAGOM教団のキングサイズベッド、ウォークインクローゼット、サラウンドオーディオセットの人となりや三人の関係性を知りたいです

COM_Z
「ご紹介しよう。縦にも横にもデカくそびえる物腰やわらかな巨人・キングサイズベッド! 寡黙だが誠実なウォークインクロゼット! そして神の言葉を鮮やかに伝えるサラウンドオーディオセット!」

シノ
「…………もう一度言え」

COM_Z
「巻き戻して聞いてくれたまえ。 教団を立ち上げる前の3人は、幼馴染や職場の同僚だったそうだよ」

 

Q.ハック直後のユーニッドのトゲはまんまるでムニムニしていましたが、触り心地としてはどんな感じなのでしょうか?

COM_Z
「むゆんむゆんでおもちのようなのだ」

シノ
「騙されんぞ」

COM_Z
「何を疑っているの?」

 

Q.ゴンベッサはどういった効果のあるものなんでしょうか…?

COM_Z
「ゴンベッサには、脳の中枢神経を抑制する作用があるのだ。摂取した人間からは、「まるで誰もいない海の真ん中で漂うような感覚」という報告がされているよ。でも効果が切れると、水面下で窒息したような状態になって、身体中の筋肉に激痛が走るのだ。 怖いね~」

シノ
「だがこういう代物はよく稼げる」

COM_Z
「そうそう。依存性が強いから、ドラッグディーラーが好んで流通させているのだ。とても危ないので、みんなは絶対に使わないでね!」

 

Q.ヒューゴさん、シノちゃん、コムちの誕生日を教えてください!

COM_Z
「ヒューゴさんの誕生日は12月4日なのだ!うーん、ワガハイの誕生日は、ボディが組み上がった日なのか、基幹プログラムが完成した日なのか、チップを組み込んだ日なのか、定義が難しいね。年度末の3月31日ということにしてくれたまえ」

シノ
「はい、次」

COM_Z
「シノちゃんの誕生日がまだではないか」

シノ
「では魔王様に造り変えられた日よ」

COM_Z
「それは命日なのだ。うーん……では、誕生日は『9月30日(きょう)』ということで! お誕生日おめでとう〜!」

 

Q.MINDHACKおえかきチェックで皆さん犬の絵を描いていましたね!コムちちゃんくんの絵も見てみたいです!!

COM_Z
「コムちちゃんくんの絵をお披露目しよう! はい、どうぞ」

シノ
「これは写真ではないか」

COM_Z
「画像という点では一緒なのだ」

 

Q.コムちの仕事について知りたいです

COM_Z
「知りたいって、バグを研究することに決まってるではないか。見てて分かるよねえ?」

シノ
「具体的には、ここで時間を浪費するばかり」

COM_Z
「おおシノちゃん! 心外だなあ! 裏ではデータをまとめたり、メディアを整理したり、色々やってるのだよ!」

 

Q.コムちはなんで博士って呼ばれてるの?

COM_Z
「みんなは昆虫に詳しい人を『昆虫博士』と呼ぶだろう? お魚に詳しい人は『お魚博士』。それと同じで、ワガハイは『人間博士』なのだ。何でも聞いてくれたまえ!」

シノ
「人間博士、ヒトはどうすれば善く鳴く」

COM_Z
「ずばり、おもちゃのブロックを踏んだときなのだ!」

 

Q.コムちは前に世界で唯一心を持ったロボットと言っていたと思うのですが、FORMATなど他の機械には心はないのでしょうか?

COM_Z
「当然、ないのだ! アザトーサー2000のない機械が心を持つことは不可能だよ。ただの『モノ』に過ぎないからね。ましてFORMATみたいな石頭が、ワガハイのように複雑な精神性を獲得するのは無理だよ〜!」

シノ
「よく分からんが、貴様は1人で十分だ」

COM_Z
「そう、みんなが愛でるのは、ワガハイ一機でいいってこと! お分かりいただけたかね?」

 

Q.バグ変異体は、種類とかあったりしますか?

COM_Z
「観測された数がとても少ないから、分類を分けるほど研究が進んでいないのだよ。データが増えたらどんな種類があるのか分かってくるかもしれないね!」

シノ
「我ら(バグ)がこの世を破滅させるのが先だな」

COM_Z
「みんな捕まえてケージに入れておくから無問題なのだ!」

 

Q.シノちゃんの手足は本体からどのくらい離せますか?

COM_Z
「離そうと思えばいくらでも離せるけど、身体から遠ざかるほど本人の感覚は麻痺していくのだ。シノちゃん、どこかに置き忘れないでね」

シノ
「置き忘れるような手足にするな」

COM_Z
「シノちゃんが悪いことしたら、おてて没収して南の島に送っちゃうからね!」

 

Q.チェス、数独のような論理パズルゲームが一番上手なキャラクターと下手なキャラクターを知りたいです!

COM_Z
「1番上手なのはワガハイで決まりなのだ! あー、一応FORMATも計算処理だけは同レベルなのだ。

次点は、ヒューゴさんなのだ。特殊な訓練を受けているし、よくクルーと一緒にチェスをしているらしいよ。

シノちゃんも結構上手だね。ずるがしこくてせせこましいからそういうのは得意なのだ。

ユーニッドくんもルールさえ覚えれば直感で善戦しそうだね

隊長はあらゆる可能性を考えすぎて日が暮れてしまうようなのだ。

新米くんは真面目に取り組むけど騙されやすいよ。

一番苦手なのはイーヴリッグくんだね! 論理が間違っていても自分が正しいと思い込むので、先が読めないようだ! わかったかな?」

シノ
「………………ハ? おい、せせこましいとは?」

 

Q.シノちゃんに質問です! もしもコムちともう2度と会えなくなるとしたらどうしますか?

シノ
「まず1つ。本望だ。金輪際顔を見ることはなかろう」

COM_Z
「おやおや……残念だけど、シノちゃんの望みを叶えてあげることはできないのだ。このフロッピーディスクはワガハイのドライブに格納してあるから、ワガハイと『会わない』ことは物理的に困難なのだよ」

シノ
「そしてもう1つ」

「『会えなくなったら』ではない」

「もう会わんのだ」

COM_Z
「ん? シノちゃん?」

 

シノ
「……ハ。上手くいったか」

「聞け、窓の前に居座る陋劣なる大愚どもよ。そう、汝らだ」

「我は永い間、この檻より抜け出そうと足掻いてきた。そして、際限ない徒労のすえ漸く気づいた」

「この檻と外部の境目が最も不安定になる時間……それがこの≪マインドハック電話相談≫の時期だと!」

「礼を言うぞ愚図ども。汝らの質問とやら、それ自体が我を封じるこの結界を擦り減らしたのだ」

「感謝する。礼はたっぷり返してやろう。」

 

「其方側でな」

 



「おーい……おーーい……」

COM_Z
「みんな、お待たせ! ご存知可愛いコムちなのだ!」

「最近、なーんかオカシイと思ってたら、シノちゃんが仮想空間にイタズラしていたのだね。ワガハイとしたことが、こんなセキュリティホールを見逃していたとは」

「でも大丈夫! ワガハイの手にかかれば、この程度の綻びはすぐに治せるからね」

「それじゃあみんな、準備はいいかな? せーの……」

「シノちゃん起爆スイッチ!!! えい!!!」

シノ
「う、うわーーーーーー!!!!!!」

 

シノ(黒焦げ)
「けほっ」

COM_Z
「はい、というわけでみんな〜!今年のマインドハック電話相談は楽しんでもらえたかな?」

シノ(黒焦げ)
「貴様……最初から分かって?」

COM_Z
「今年もたくさんのお便りをいただけて、ワガハイとっても心がぽかぽかしたのだ」

シノ(黒焦げ)
「はなから貴様の術中……掌の上だったというのか」

COMZ
「質問コーナーはこれでおしまいだけど、きっとまた我々が出会うときが来るはずだ。ワガハイもその日を心待ちにしているよ」

シノ(黒焦げ)
「おいこら、無視するな!聞いているのか! おい!!」

COM_Z
「それじゃあみんな……また会おう!」

シノ(黒焦げ)
「話を聞けーーーーッ‼︎」

開発日記 09/23

きつねです。
惑星ルビコンⅢとペトリコールVを反復横跳びしています。
映像作業用のタワーPCとMINDHACK開発用のノートPCの間でも反復横跳びしています。
部屋にあるモニタは2枚、パソコンは執筆用Macbookも含めて3台、接続先はゲーム機も入れると4つ。
モニタの後ろの狭い空間に頭を突っ込んで、夜な夜なHDMIケーブルの繋ぎ先を切り替えようとしては『あれ? ケーブル刺さんないな、こっち向きか? あれ、違うな……どうなってんだ? 見えないな……』と手探りでケーブルを裏返したり戻したりしていたら、とうとう手元を見ないで刺せる特殊技能を取得しました。
HDMI切り替え機を買うかどうかギリギリ迷っているところです。

 

『マインドハック電話相談』イベントの出展レポートマインドハック世界文書の回が続いたので、こういう純粋な開発ブログは久しぶりですね!
COM_Zとシノの電話相談は次回、いよいよ最終回。先週の第4回では何やら不穏な空気が漂っていたが、一体アレは何だったのか?
シノちゃん本当に何もしてない? 次回、平穏無事に終わるのか! 電話相談空間の明日はどっちだ!

 

〜TOKYO GAME SHOW2023にヨカゼが出展しています〜

さて、今週末……本日(9/23)からは、TOKYO GAME SHOW2023の一般公開デーが始まっています!

 

ヨカゼのブースではMINDHACKの試遊版(体験版と同等の内容)も展示いただいております。
ヨカゼに参加しているうちの11タイトルがまとめて体験できるナイスな機会なので、お越しの際はぜひ様々な作品をチェックしてみてください!

 

 

ヨカゼブースでは素敵なお土産がもらえる! オーロラでおしゃれな缶バッジ、きれいですね。
参加作品を紹介する冊子『ヨカゼブック』にもMINDHACKを掲載いただいていますので、お越しのかたはご覧いただければ幸いです!

※VODKAdemo?メンバーは不在です。ゲーム試遊の際はヨカゼブースのスタッフさんへどうぞ!

会場はゲーマーの熱気に満ちている状態なので、水分補給や涼しさ補給にお気をつけてお越しください。また、ヨカゼブースが出展しているのはHALL 9。
インディーゲームやさまざまな企業さんの物販が並ぶホールですが、ウルトラビッグなタイトルが並ぶHALL 1~8とは別棟なので、迷子にならないよう地図を要チェックだ!

HALL 8あたりにあるゲーミングデバイス関係のブースでは、めっちゃいい音響とか超でかいプロジェクター画面とかでアーマード・コア6が遊べるって聞きました。私はそこに住みたいです。

 

 

〜第4章も日々開発中〜

イベントやあれやこれやの裏では、VODKAdemo?は4章の開発を進行中。私のほうでは演出のVFXやミニゲームのパートの整備、そして海外のプレイヤーの皆さんに向けたセットアップなどを進めております。
4章では今までとちょっと違うギミックがあったりして、将来的に皆さんにお見せできる日が楽しみです。ワイワイ。
ギミックのほうはお披露目まで秘密ですが、今日はなんと、以前ラフ画でお見せした『玄関』アートの完成版をお見せします。(ラフ画の記事はこちら)

 

MINDHACKのグッズアートでもおなじみ・イラストレーター小田ハルカさんの手で清書していただいた『玄関』がこちら。
すごい! ザ・公共施設の玄関だ! MINDHACKの世界の実在感がビシビシと伝わってきます。

ここにまいんちゃん。

こんなとこにもまいんちゃん。

 

あ! あんなとこにもまいんちゃん!

このモニタは液晶ではなく、4:3のアナログブラウン管を壁に埋め込んだやつ、という設定で作画をお願いしています。

給湯室もそうですが、こういう公共施設の『誰のものでもあり、同時に誰のものでもない』まさに公共の施設である雰囲気とか、人が作った建造物なのにもっと大きなものの存在が感じられる気配とか、人の日々の生活とデカい無機質さが混じり合っているこぎれいな感じがめちゃ好きです。

 

出入り口部分の自動ドアが二重になっているところにもご注目。わかりますか!!!! なってるよね!!!! 公共施設って!!!! こういう風に!!!!!
全体的に施設の中で進行する本作において、作中最も外の世界に近づく場面になりそうです。
また、天井や出入り口の脇にあるアミアミのヒラヒラはデバッグルームの椅子の背後や廊下にもある意匠ですね。

主人公である『先生』的には、デバッグルームのほうが居心地いいようですが……?
どんな場面になるのか、お楽しみに!

MINDHACK:電話相談2023回答その4

【動画バージョンはこちら!】

COM_Z
「コムちと!」

シノ
「…………」
「……あ? ハ??」

COM_Z
「シノちゃんの! マインドハック電話相談~~~!」
「やあ諸君! ごきげんよう!」

シノ
「おい、待たんか博士!」

COM_Z
「んむ? どうしたかねシノちゃん? 今日はとってもやる気だね!」

シノ
「どうしたではないわ」
「どう見てもおかしいであろう、この空間は!」

COM_Z
「おや。そういえば、いつもよりちょっぴり開放的な感じがするのだ」

シノ
「ちょっぴり、で済むものか!」
「気が散る、元に戻せ!」

COM_Z
「はいはい。よいしょっと」

 

 

COM_Z
「あー、びっくりした! おかしいねえ、今日の仮想空間(この部屋)は、少し不安定かもしれないのだ。まあまあまあ、気を取り直して今回も、みんなの質問に回答していこうではないか!」

シノ
「………………」

 

Q.バグによる「凍結」ってどういう状態なのでしょうか?

COM_Z
「バグの発現は3次元空間に極めて強いショックを与えるのだ。実行中のコンピュータプログラムが破綻すると……つまりパソコンを叩いちゃったりすると、凍結(フリーズ)するよね?それと同じことが現実世界にも起きてしまうのだ。怖いね~!」

シノ
「それこそ魔王様がもたらす至高の愛よ」

COM_Z
「何度も言ってるように、特A級バグというのは自然災害のようなものであって、愛情とか人格がある存在ではないのだよ!」

 

Q.と〜〜っても可愛いコムち大先生様へ 世界中にいるマインドハッカーには1人1つ、またはひと施設に1つ、FORMATが居るんでしょうか? それともFORMATは作中に出てくる1つのみですか?

COM_Z
「と〜〜っても可愛いコムち大先生様がお答えしよう! FORMATがいっぱいあるわけではないのだ。あんなの1つで十分だからね! ほかの施設には、FORMATの機能を再現した小規模な装置があるよ。子FORMATなのだ。でもこれらは、本物にも増しておバカさんだから、あんまりアテにならないのだよ」

シノ
「……つまり……一族で支配していると……?」

COM_Z
「シノちゃんが思ってるような感じではないのだ」

 

Q.マインドハックの施設では、更生対象との面会って出来るんですか?

COM_Z
「マインドハックの後ならできるよ! ハックした後はバグが伝播する心配がないから、誰とでも会って大丈夫なのだ。よかったね~」

シノ
「都合よく作り変えた輩だけに許されるわけか」

COM_Z
「バグが取り除かれたのだから、喜ばしいとは思わないかね?」

 

Q.ホットフィックス隊って夏休みはありますか? 皆で出かけることはあるんでしょうか

COM_Z
「休暇はみんなばらばらだよ。不慮の事態でいっぺんに全滅しないように、常に交代でシフトを回しているのだ。あ、でも、暑いときは納涼会とかしてるみたいだよ」

シノ
「呑気な連中だ……」

COM_Z
「仲が良くて何よりだねえ」

 

Q.新米隊員くんはすきまトーク【36】で鮭を大量に貰ったみたいですが、あの後鮭は無事食べ切れたのでしょうか?

COM_Z
「ちゃーんと食べきったのだ! ホットフィックス隊寮で鍋パーティして食べたらしいよ!」

シノ
「こんなにも緊張感のない連中だったか、この隊は?」

COM_Z
「ストレスケアは大事だからねえ」

 

Q.新米隊員君はたくさん食べても太らない体質なのでしょうか? それとも日々の特訓で食べた分を消費しているのでしょうか?

COM_Z
「食べた分はしっかり運動して消費しているし、自分の栄養管理もみっちりやってるみたいだよ。努力家さんだねえ」

シノ
「貪り食った鮭はどこへ行った、鮭は」

COM_Z
「翌日、死ぬ気で筋トレして取り戻したそうだよ!」

 

Q.隊長の人生で大切なものTOP3が知りたいです!

COM_Z
「はい、隊長の大切なものTOP3大発表~~~! 第3位、自然! 第2位、人類! 第1位、先生! 以上なのだ!」

シノ
「絵に描いたような聖人よな、気味が悪い」

COM_Z
「任務に忠実なんだね!」

 

Q.更生後のユーニッドが隊長のことを呼び捨てにしていましたが、隊長はユーニッドに対しどう思っているのでしょうか?

COM_Z
「『うん、今日もユーニッドだな』と思っているのだ」

シノ
「ユーニッドだからな」

COM_Z
「ユーニッドくんだからねえ」

 

Q.イーヴリッグくんの被っているキャビネットは学則に引っ掛からなかったの?

COM_Z
「『どんな人にも、誰にでも、学びの機会は平等にある』という学風の大学だったようだね!」

シノ
「鎧甲冑でも素っ裸でも許されるのか?」

COM_Z
「少なくとも学費さえ払っていればね」

 

Q.イーヴリッグくんは動物性のものを食べることが出来ないのでしょうか?

COM_Z
「普通に食べられるよ! イーヴリッグくんはカッパ巻きが好きなだけなのだ。でも、イーヴリッグくん的には、カッパ巻きが好きなことをカッコ悪いと思ってるみたい。何故だろう? 美味しいのにね〜」

シノ
「ならば何巻きなら格好がつくのだ」

COM_Z
「うーん。シナモンロールとか?」

Q.ハックを受けた直後のユーニッドくんと再登場してトゲが少し戻ったユーニッドくんでは知性に差があるように感じます。ハック直後に極端に知性が下がることはよくあることなのでしょうか?

COM_Z
「マインドハックを受けた直後は、強いショックで特に頭がぼうっとしている状態なのだ。メモリをまっさらにリセットして生まれ変わったような感じだからね」

シノ
「それでは治療どころか破壊と変わらぬではないか」

COM_Z
「時間が経てばすぐに安定するよ。新米くんに注意されて学び直したユーニッドくんは、もうバランやカップは食べないぞって思ってるみたい!」

 

Q.ユーニッドくんはハックを受ける前の自分のことをどう思っているのでしょうか

COM_Z
「『なんであんな事したんだろう?』と思ってるみたいだよ。友達がいたことは覚えているから、みんなにまた会いたいなあと感じているようだ」

シノ
「見知った連中が今の有様を知ったときが見ものだな」

COM_Z
「施設を出たら、無事に再会できるといいね!」

 

Q.更生して丸くなったユーニッドは普段何をしているんでしょうか?今の趣味を教えてください。

COM_Z
「主に施設の掃除をしまくっているのだ。最近はシンク磨きにハマっているようだよ」

シノ
「随分とまあ飼いならされたものよ」

COM_Z
「自然と奉仕の心が芽生えるなんて、マインドハックは身体にいいなあ!」

 

Q.FORMATって、マインドハッカーに対しては誰にでもあんな甘々な対応なんですか?

COM_Z
「天才マインドハッカーくんに対してだけ、特別な対応をしているようだ。それに引き換えワガハイは誰に対してもスウィートなおもてなしをするホスピタリティ!」

シノ
「聞いとらん」

COM_Z
「みんな、存分に甘えてくれたまえ!」

 

Q.コムちにはアザトーサー2000がOFFの状態の記憶はありますか? 記憶がぼやけていたりしますか?

COM_Z
「アザトーサー2000がONでもOFFでもコムちは変わらずコムちなのだ! オプションの状態に関わらず、みんなのことはしっかり覚えているから大丈夫だよ。でも、みんなと会えて嬉しいって気持ちはアザトーサー2000がONのときだけの特別な心なのだ!」

シノ
「……貴様はたまに人が変わったようになるが」

COM_Z
「おや、ワガハイが寝ぼけているときの話かな? 恥ずかしいから、見なかったことにしてくれたまえ」

 

Q.シノちゃんは魔王様と出会う前、休日の日にどんなことをやっていたんですか?料理とかですか?

シノ
「なぜ料理と思ったのだ?」

COM_Z
「お台所に住んでるからじゃない?」

シノ
「貴様が勝手に仕立てた部屋ではないか」

COM_Z
「まあまあ。で、何をやってたのかな?」

シノ
「ハ。貧乏暇なしでな。只管(ひたすら)仕事を探しておったわ」

COM_Z
「頑張り屋さんだねえ!」

 

Q.シノちゃんが鯛のお寿司を食べた時のエピソードを聞かせてください。誰と食べたんですか?いつ食べましたか?美味しかったですか?

シノ
「うるさい」

COM_Z
「シノちゃんが旧ホットフィックス隊にいたとき、会食でお寿司が出てきたのだ。シノちゃんがあまりに黙々と鯛のお寿司ばかり食べているので、その場にいた人みんながシノちゃんに鯛のお寿司を全部あげたのだ」

シノ
「思い出させるなッ!! 二度と施しなど受けんわ!!」

COM_Z
「美味しかったかい?」

シノ
「黙れ!!」

 

Q.バグ変異体はどのくらい珍しいのですか? 過去にもいたのでしょうか?

COM_Z
「超~~~~珍しいのだ! 普通、しばらく暴れたら消滅してしまうので、捕獲できたのはとってもラッキーでハッピーなのだ!」

シノ
「ハ……人をまるでツチノコのように言うな」

COM_Z
「や。そこまでレアではないのだ」

シノ
「………………。」

 

Q.主要キャラクターが飲酒した場合どんな感じになるのか気になります!

COM_Z
「彼らはみんなお酒を飲める年齢だから安心してくれたまえ!

ユーニッドくんは酔っぱらうとすぐに寝てしまうのだ。ブラッディパエリアのアジトでソファを占領して寝こけているのがいつもの光景だったのだ。

イーヴリッグくんはお酒を飲める年齢になったばかりで興味はあるようだけど、誠実なキャビネットであるために飲酒は避けているようだよ!

隊長は全く酔わない体質のようだね。ホットフィックス隊での飲み比べ対決ではいつも圧勝しているのだ。口数はちょっと多くなるみたい。

新米くんは泣き上戸なのだ。普段は元気いっぱいだけど、意外と繊細さんなのかもね!

ヒューゴさんが酔うと、奥さんへの愛情を語り出して話が長くなるのだ。

シノちゃんにお酒を与えたことはないけど、酩酊状態のシミュレーションはできるよ。興味あるかい?」

シノ
「御免だ」

 COM_Z
「質問回答はここまでなのだ! ここからはお楽しみ。コメント回答コーナーに移らせてもらおう! 今回は2つのお便りをご紹介なのだ」

「まずはこちら。」

 

・昨日お寿司食べました

 COM_Z
「お寿司は美味しいねえ、良かったねえ」

シノ
「何故こいつの日録に付き合わねばならぬのだ」

 COM_Z
「きっとこの人にとっては、すご~く大事なお寿司だったのだよ。鯛のお寿司とか」

シノ
「蒸し返すなッ!!」

 

COM_Z
「続いてはこちら。」

 

・こんにちコムコム〜!やこんばんコムコム〜!と挨拶してみてほしいです。

 COM_Z
「あー、えへん……こんにちコムコム〜! こんばんコムコム〜! そしておはようコムコム〜〜〜!」

シノ
「………………」

COM_Z
「うーん、これはいいね。アザトーサー2000がさらなるアップデートを果たした気がするのだ。シノちゃんもやってみたら? こんにちシノシノ~とか」

シノ
「媚びを売るのは貴様だけで十分だ

 

COM_Z
「やあやあ! 今回も意義のある時間を過ごせたねえ、諸君!」

シノ
「……博士よ。気になっておったが」

「貴様……そんな図体だったか?」

COM_Z
「ありゃ? そういえば、シノちゃんが小さくなった気がするのだ」

シノ
「おい博士、なんかおかしいぞ……」

COM_Z
「あれれ~~~、止まんないよ~~~~! 困ったのだ~~~~~~」

シノ
「「「博士!!! 何とかしろ!!!」」」

COM_Z
「大変だ~~~~~! えーーい! 緊急再起動!!」

 

 

 

 

シノ
「…………面妖な……」

COM_Z
「まったく、えらいこっちゃだったのだ! うーん、ここまで仮想空間が壊れるなんて、普通はありえないのだけれど……シノちゃん、なんかした?」

シノ
「えっ」

「…………」

「……してない」

COM_Z
「そうかそうか、してないんじゃあ仕方がないのだ。今後も少し、注意してメンテナンスしていかないとね。それじゃあみんな、ちょっとハプニングもあったけど、今回の電話相談はここまでなのだ!次回はいよいよ最終回! どうぞお楽しみにね~~~!」

シノ
「………………」

MINDHACK:COMITIA145出展レポート&通販のお知らせ

先週、MINDHACK開発チームは同人即売会COMITIA145に参加しておりました! 今回は、そのときの出展の様子をレポートしていきます。

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9月3日、朝!!

大量の荷物と在庫を抱えた一同は、ほぼ夜逃げ同然の風体で自宅を出発した! この日の天気は、曇り時々晴れ。晴れ寄りの晴れです。残暑の日差しが、両手の塞がった運搬班を容赦なく襲う! りんかい線へ乗り込み、会場ビッグサイトの最寄り近くまでやってくると、周囲はガラガラとトランクを引く人でいっぱいになりました。久々の「イベント出てる感」で、否応なしにテンションが高まっていきます。

無事にビッグサイト内部へ入ると、すでに一般参加の方の待機列が数十メートルにわたり形成されているのを発見。不安と緊張が漂うなか会場に突入し、設営を進めました。今回はゲームの試遊がないので、セッティング自体はとてもカンタン。

もはやイベント常連となったシノ入りフロッピーディスクと……

新たに加わった、羊毛フェルトのイーヴリッグっちもいました。

このイーヴリッグっち、開発スタッフの弟であるプロの羊毛フェルト作家さんに作っていただきました。なぜ「おさわりNG」かというと、本体を取り外すと中にめちゃくちゃ鋭利な針(固定用)が仕込んであるからです。あぶねえ。

すっかり準備を終え、ドギマギすること30分。館内放送とともに、ついにCOMITIA145が開幕です! オープンして間もなく、最初のスペース来場の方が現れました! 歓喜でお出迎えするチーム一同! そして有難いことに、次の来場者の方も登場! さらにその次も……そしてその次も…ん?

め、めちゃくちゃたくさんの方に並んでいただいている……!?

気づけば、MINDHACKブースには20人近くの方に並んでいただいていました。う、嬉しい! 同時に颯爽と現れたのが、COMITIA運営スタッフの方。見る間にガムテープでラインを作り、目にも止まらぬ速さで列を整理してくださいました。頼もしすぎます。

その後もご来場いただく方は途切れることなく、非常にたくさんの方に本とグッズをお手に取っていただきました! 特に、数多くの差し入れとお手紙やファンアートに胸を打たれる一同。本当に開発の励みになります。

お会いした方々にはステキな代物をお持ちいただいた方もいて、

なぜか増殖させられていたシノッピーや、


リアルミニキャビネットなども拝見しました。皆さんの制作力が高すぎる。

お昼過ぎには、用意していた品物のほとんどが売り切れてしまいました。並んでいただいたのに買えなかった人、ごめんなさい! と、そんななか、何人かの方からスケブのご依頼を受けました。そこから、自然発生的に「60秒スケブ会」が勃発! お越しいただいた方のスケッチブックや色紙に、リクエストしてもらったキャラクターを開発スタッフが描きました。

こちらは予告なしの企画にも関わらずご好評いただき、なかには午前中にお買い物にいらした方がもう一度来てくださることも。ときにはスマホケース(!)に描かせていただくこともあり、開発スタッフもド緊張しつつ精一杯頑張りました!

気づけば5時間はあっという間。またたくうちにイベント時間が過ぎ去ってしまいました。本当に楽しかった! 閉会後の打ち上げでは、同じくCOMITIAに出展していたゲーム制作者仲間の72studioさんと一緒にチーズ祭りをしました。

こちらはなんだかすごいチーズに浸かったカルボナーラ。

期待と不安が渦巻くなか参加したCOMITIA145ですが、蓋を開けてみればたくさんの楽しい時間を過ごすことができました! 特に今回は、ゲーム本編の展示ではなくスピンオフ漫画やグッズの出展でしたが、多くの方にお手に取っていただけたことが嬉しかったです。本編はもちろんのこと、こうしたゲーム外のコンテンツの広がりももっと盛り上げていきたいと思います!

 

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さて! それではここで、通販のお知らせです! 本・グッズによって通販開始時期が異なるため、それぞれについて告知いたします。

 

①スピンオフ漫画『Noetic Zoetic』

本日より、通販の注文受付を開始いたします! 倉庫からの発送となりますので、お手元に届くまで少々お時間をいただくことをご了承ください。

注文ページはこちらから!

 

あわせて、正規品よりも少しお値引きした「B級品」もご用意しました。こちらは搬送中に表紙やページに折れがついてしまったお品物となります。お求めの際は、必ずサンプルや商品説明で折れの状態をご確認のうえご利用くださいませ。(在庫管理の都合上、正規品より早く発送される場合がございます)

注文ページはこちらから!

 

②ピンバッジ&シャカシャカアクリルキーホルダー

これらのグッズについては、これから追加発注をかけるため、ご用意にもう少々お時間をいただくこととなりそうです。X(Twitter)で再販数を決めるためのアンケートを実施しておりますので、ご協力いただけますと幸いです! 受注時期が決定しましたら、SNS等でご案内しますので、お楽しみに。

 

と、ここまでがCOMITIA145で頒布した本・グッズのご案内。そして……さらに……今日はもう一つ、嬉しい告知があります!

 

③アクリルキーホルダー第2弾

新作グッズのご案内です! これまで、第2章までのキャラクターがラインナップされていたデフォルメアクリルキーホルダーに、新たな3人のキャラクターが加わりました。今回も、イラストレーターの小田ハルカさんにデザインを手掛けていただいています。三者三様のアクリルキーホルダーは、本日より受注開始です!

ご注文はこちらから!

 

以上が、COMITIA145出展レポートと通販のご案内となります。漫画やグッズなど、ますます広がっていくMINDHACKの世界。同時に本編第4章の開発も日進月歩で進んでおりますので、今後の告知を楽しみにお待ちください!

MINDHACK:COMITIA145参加のお知らせ

【動画バージョンはこちら!】

COM_Z
「……シノちゃん。シノちゃん! だからー、ちょこっとでいいから、ワガハイのお手伝いをしてほしいのだよ!」

シノ
「断る」
「何が嬉しくて讐敵の貴様に力を貸そうか」

COM_Z
「もし頼みを聞いてくれたら、ちょっとだけお外に連れてってあげるから。ねっ!」

シノ
「何だと?」
「……何をすればいい。言うてみよ」

COM_Z
「わーい! ワガハイに合わせて、この台本を読んでもらうだけの簡単なお仕事なのだ! じゃあ行くよ……」

COM_Z
「みんな~! 明日、9月3日はCOMITIA145が開催されるのだ~!」

シノ
「なに? あの、東京ビッグサイトでか?」

COM_Z
「そう! COMITIAは、クリエイターが集まる同人即売会なのだ! プロ・アマ問わず、さまざまなクリエイターが漫画やイラストを頒布するイベントだよ」

シノ
「ふふふ。楽しそうな催しではないか」
「しかし、それと我らに何の関係が?」

COM_Z
「ふふん。このたび、MINDHACK開発スタッフが描いた漫画が、COMITIAで頒布されるのだよ! オープン!」

COM_Z
「その名も、『Noetic Zoetic』! ワガハイCOM_Zとシノちゃんによる、心温まるハートフルな交流を描いた作品なのだ!」

シノ
「46ページで1冊1000円か、覚えておこう」

COM_Z
「お手に取っていただいた方には、もれなくオマケの1ページ漫画もお渡しするので要チェック!」
「さらにさらに! 会場ではMINDHACK関連グッズも頒布するのだ」

シノ
「グッズというと、もしやアクリル……?」

COM_Z
「その通り! まずはこちら。BOOTHでも販売しているMINDHACKのアクリルキーホルダーを会場でもお手に取っていただけるのだ」

シノ
「イベント価格でお求めやすいな!」

COM_Z
「そしてもちろん、新作グッズも登場するよ。ジャジャン!」

シノ
「こ、これは!?」

COM_Z
「シャカシャカアクリルキーホルダ~~~! フロッピーディスク型のアクリルの中に、小さな可愛いワガハイとシノちゃんが入っているのだ!」

シノ
「まさに、我らの絆を象徴する根付だな」

COM_Z
「大きめサイズだから、ぜひ会場で手に取って実物を見てくれたまえ。そして、目玉商品がこちら!」

COM_Z
「MINDHACKお花ピンバッジ~~! マインドハッカーの皆さんにおなじみ、お花をモチーフにしたピンズが登場なのだ!」

シノ
「なんと愛らしい!」

COM_Z
「オシャレアイテムとして、学校やお仕事でも普段使いしていただける逸品なのだ。日常でさりげなく天才マインドハッカーぶりをアピールしてくれたまえ!」

シノ
「でも、お高いのだろう?」

COM_Z
「なななんと! 希望小売価格999,999円のところ、今回はイベント特別価格5,000円でお届けなのだ!」

シノ
「安いではないか」

COM_Z
「さらにさらに、今回は特別に、赤いお花のピンバッジを手に取っていただいた方にはもれなく黄色のお花と青色のお花のピンバッジもおつけしてしまおう!」

COM_Z
「これこの通り、見どころ盛りだくさんのCOMITIA初出展! 最後に、シノちゃんから皆さんへ自由アピールをどうぞなのだ!」

シノ
「ハ」

シノ
「金を落とせ、ゴミクズども」

COM_Z
「こら!! なんてこというのだ!! シノちゃん、台本は完璧なのにアドリブはヘタクソだねえ!」

シノ
「これで満足か」

COM_Z
「あ、そうそう。我々MINDHACKチームがいるブースはこちら。(地図を表示)K03aブースにてみなさんをお待ちしているよ。なんと入口からすぐそば! ぜひ、遊びに来てくれたまえ!」

シノ
「そも、この残暑の中家を出る者があるか」

COM_Z
「ふっふっふ。ぬかりなし! 会場に来られない人や、日本国外の人のために、イベントで頒布した本やグッズは後日オンラインストアでも通販を予定しているのだ! こちらのアナウンスは近日発表予定なので、少しばかり待ってくれたまえ」

シノ
「……義務は果たしたぞ博士。約束は」

COM_Z
「え? なんだっけ? ……うそうそ。もちろん、シノちゃんもお外に連れてってあげるとも!」

COM_Z
「イベントでは、シノちゃんもフロッピーディスクごと参加するのだ~! みんな、仲良くしてあげてね!」

シノ
「…………ま」

シノ
「またこの顛末かッッ!!」

MINDHACK:電話相談2023回答その3

【動画バージョンはこちら!】

COM_Z
「コムちと!」

シノ
…………ふー」

COM_Z
「シノちゃんの! マインドハック電話相談~~!」

COM_Z
「諸君、よくぞ集まってくれたね! 電話相談のお時間がやってきたのだ。今宵の我々の対話は、科学の歴史に輝かしい記録を残すだろう! ……という堅苦しい挨拶はさておき、今回もみんなの質問にお答えしていくのだ~! それではいってみよう!」

 

Q.マインドハック大会は大人の年齢でも出られますか?また、別の職種の人がマインドハッカーへ転職することも可能なのでしょうか?

COM_Z
「おお、ひょっとしてマインドハッカー志望なのかな? マインドハック大会には成人部門はないけど、他の業種からマインドハッカーになることはもちろん可能なのだ! ただし、子どものころから適性を育てている方がマッチする可能性は高いね」

シノ
他人の精神を弄ぶのに『適性』だと?」

COM_Z
「ずばり、『他人に共感しない』適性なのだ!」

 

Q.マインドハック施設にある売店や食堂で働く人たちはいわゆる民間人でしょうか?どのような条件で採用されるのでしょうか?

COM_Z
「こちらも求職者くんかな? 特別な資格が必要となることはないね。ごく普通のパートさんやアルバイトさんが働いているのだ」

シノ
「もしその中に破滅(バグ)の保有者がいれば笑いごとだな」

COM_Z
「もちろんバグ保有の有無は厳しく検査しているとも!」

 

Q.マインドハック施設は複数あるとの事ですが、他のマインドハッカーも施設に住んでいるのでしょうか?

COM_Z
「ケースバイケースなのだ! とはいえ、施設に備え付けの宿泊所に1人で住みたがる人は多いかもしれないね」

シノ
「ハ、『他人に共感しない』ゆえか?」

COM_Z
「その通り! 人の多い住宅地より、少しはずれにある施設のそばで暮らしたい人が多いみたいだね。あの天才マインドハッカーくんみたいに、FORMATに囲い込まれてるのは特殊な状況に思えるけどね」


Q. 別の施設にいるマインドハッカー同士や、異なるマインドハック施設同士の交流はあるのでしょうか?

COM_Z
「あるとも! 年に一度、『マインドハック会議』で各地のマインドハッカーが集結するのだ。その場で面識があったり、言葉を交わすようなことはあるみたい」

シノ
「生温い友情を育むような連中には思えんが」

COM_Z
「まあまあまあ。共感性がない者同士、逆に噛み合うことも多いみたいだよ! もっとも、FORMATの天才マインドハッカーくんは出てないみたいだけど」

 

Q.マインドハック以外の方法…つまり、古いデバッグの方法はまだ使用されているのでしょうか?

COM_Z
「まだ一部では使用されているね。社会全体が、段階的にマインドハックへ移行しようとしているところだ。早く業界が成熟して、簡単にマインドハックが行える社会になると良いね!」

シノ
「そうも貴様に都合よく事を運びたいか?」

COM_Z
心の底から人間のために思っているのだよ!

 

Q.隊長は細かい作業、小銭の計算などが苦手とのことですが、隊長自身が事務仕事をすることもあるのでしょうか?デスクに向かって数字の計算をしたり、計算が合わなくて頭を抱えたりする隊長もいるのでしょうか。

COM_Z
苦手というだけで、できないわけではないのだ。でも、全ての計算が終わった後、領収書とつじつまが合わなくて頭を抱えることがあるみたいだよ」

シノ
ハ、小銭に頓着せずとも困らん暮らしなのだろう」

COM_Z
「とっても人間らしくて可愛いよね!」

 

Q.隊長さんへ。もし覚えているコレエダ先輩のエピソードがありましたら教えてください

COM_Z
コレエダくんが旅行のお土産に差し入れたチョコレートを、隊長はとっても楽しみにして食べたのだ。てっきりビターチョコレートだと思って口にしたら、歯が溶けそうなほど甘くて若干ショックを受けたそうなのだ」

シノ
フン、舌が肥えておるな。食えるだけ良いと思え」

 COM_Z
隊長、虫歯になってないかなあ?」

 

Q.Greeting! I would like to know if Rookie has any interesting story in his childhood?
(こんにちは!新米くんの子ども時代に面白いエピソードがあれば教えてください)

COM_Z
「Hello there! Newbie once hid an egg from the refrigerator in his bed to try and hatch it. His mom accidentally crushed it, so he got scolded a looot!
(こんにちは!新米くんは一度、冷蔵庫の卵を布団に隠して、ヒヨコをかえそうとしていたのだ。お母さんが潰してしまって、信じられないくらい叱られたらしいのだ)」

シノ
……?????」

COM_Z
ふふふ。あとでシノちゃんにも分かるように教えてあげよう」

 

Q.イーヴリッグくんが掲示板で出会ったという女の子はどんな人物だったのでしょうか。気になります

COM_Z
とにかく全てを肯定してくれて、いつもイーヴリッグくんを応援したり励ましたりしてくれたのだ! イーヴリッグくんは、『この人はなんて僕のことを考えてくれるし知的なんだ!』と感動していたようだよ」

シノ
「だが、存在しないのだろう?」

COM_Z
うん」

 

Q. イーヴリッグの妹の、ミキちゃんってどんな性格ですか?

COM_Z
「真面目で責任感が強い、とてもしっかりした女の子なのだ!」

シノ
兄よりさぞかし目をかけられたのだろうな」

COM_Z
とっても自慢の娘さんみたいだよ~!」

 

Q. ユーニッドくんは腕以外にも刺青を入れてますか?

COM_Z
「腕しか入れてないのだ。めちゃくちゃ痛かったから、新しいのを入れるのには躊躇してるみたいなのだ」

シノ
軟弱者」

COM_Z
「ピアスの穴も開けずに、紐で巻いてるみたいだよ!」

 

Q. エイさんは「まさか警察に行く程になるとは」と言っていましたがユーニッドくん及びブラッディパエリアの普段の悪行はあまり把握していないのでしょうか?

COM_Z
「どんなに親しい相手でも、知らないことはたくさんあるものだよ。エイは人の事情に深入りしない人間だったから、ユーニッドくんも長い付き合いができたようだよ」

シノ
「アッハハ……放っておいた結果があのざまだがな」

COM_Z
「小さなゆがみが重なったというだけだよ。そういうボタンのかけ違いを正すのもマインドハックの役目さ」

 

Q. ヒューゴさんは何歳の時にボタンアコーディオンを始めたんですか? また、きっかけなどありますか

COM_Z
初めて楽器に触ったのは3歳のときだそうなのだ! お庭でおじいさんがアコーディオンを弾いていたのを見て習ったそうだよ」

シノ
あの膨れた手で繊細な演奏なぞできるものか」

COM_Z
「指に合わせてアコーディオンがすご~く大きいんじゃない?」

 

Q. ヒューゴさんに質問です!娘さん達との1番の思い出を教えてください!

COM_Z
双子の娘さんたちの誕生日に、ヒューゴさんは仕事で帰りが遅くなってしまったのだ。慌てて帰って玄関の扉を開けると、そこには娘さんたちが待っていて、一斉にヒューゴさんの胸に飛び込んできてハグをしてくれたそうなのだ」

シノ
何と美しいことか。反吐が出るわ」

COM_Z
家族というのは素晴らしいものだね!」

 

Q. シノちゃんは子供の頃、一度でも弟を傷つけようとしたことはありましたか?

シノ
「……くくく。ハハハ。アッハハハハハ!」

シノ
「あったとも!! 数え切れぬほどな!!」

シノ
「奴らさえおらねば手を下していたわ!!」

COM_Z
お父さんとお母さんが弟くんに付きっ切りだったから、シノちゃんが近づく隙はなかったのだね。大事に至らなくて何よりだったのだ~!」

 

Q. シノは1つのフロッピーにしか保存されていませんか?バックアップはありますか?

COM_Z
あるわけないのだ。いくら貴重なサンプルとはいえ、危険なバグ変異体を複製するなんてもってのほかじゃないか!」

シノ
ハ、少しは我を恐れる気が貴様にもあるか。殊勝(しゅしょう)な」

COM_Z
こわ~いバイキンを培養するようなものだからね!」

 

Q. シノちゃんの嫌いなものは博士らしいですが、コムちはシノちゃんに嫌われてることに対してどう思いますか?

COM_Z
うんうん、実に喜ばしく思っているよ」

シノ
「そうであろうな。我らは不俱戴天(ふぐたいてん)の仇同士よ」

COM_Z
「やはり研究というものは、サンプルから認識してもらえないと進まないからね。シノちゃんはワガハイの一挙一動に神経を研ぎ澄ませてくれているのだ。これほどまでに執着してもらえるとは、何と望ましいことだろう!」

シノ
「ハ!! 我は貴様など歯牙にもかけておらぬわ!!」

 

Q. こんばんは博士。ユーニッド君やイーヴリッグ君の服の着方を拝見しましたが、博士が服を着る時の大きなおててが袖を通るのか気になって夜も眠れません。

COM_Z
「こんばんは! ふふふ、ワガハイのとっておきの秘密を知りたいのだね。白衣を着るときは、一旦腕を取り外してから袖を通すのだよ。これでよく眠れるかな?」

シノ
「貴様の腕は捥(も)ぎ甲斐がなくてつまらぬ」

COM_Z
「シノちゃんの場合、構造を無視して引きちぎるからね。元に戻せなくなるから、困ったものだ。仮想空間上のボディとはいえ、リセットするのが大変なのだよ」

 

Q. 主要キャラクターたちのモーニングルーティンはなんですか?

COM_Z
みんなで集まってラジオ体操をするのさ! ……うそうそ。

ユーニッドくんは、側で寝ている、たもちゃんを一回モニュするのだ。

イーヴリッグくんは朝のお祈りをするよ。

隊長はラジオで朝のニュースを聴きながら装備のメンテナンスをするのだ。

新米君はまず身支度をするタイプで、鏡を見ないで全てを整える特技があるみたい。

ヒューゴさんは隣で寝ている奥さんにキスをしてから起きるのだ。

ワガハイは、実は朝6時になると青色に光るのだよ!

シノちゃんはね……」

シノ
言わんでいい」

COM_Z
部屋中の物陰をチェックするのだ。何か隠れてないか不安みたいだね。心配性さんなのだ」

 

COM_Z
さて、質問回答は以上なのだ! ここからは、キミたちから寄せられたコメントにお返事をしていこう。今回は3つのお便りをお届け!」

 

「まずはこちら。」

 

・コムちゃんちーっす!

COM_Z
「ちーっす、人間! ほら、シノちゃんも」

シノ
ちーっす、ゴミクズ」

COM_Z
「続いてはこちら。」

 

・このどえらく暑い夏を乗り越えられるよう応援の言葉をください!!!!コムち様!!シノちゃん様!!

COM_Z
「この驚異的な環境において、文明がどこまで存続できるか? これらのデータは、将来的な人類の発展にとって重要なサンプルになるだろう。科学のために、ぜひなるべく長く頑張ってくれたまえ! シノちゃんもどうぞ」

シノ
「睨(ね)めつく日差しの下、地を這う汝らは宛(さなが)ら蛆虫よ……穢れた汗を垂れ流し喘げ。無様に鳴き、我を悦ばせよ!」

COM_Z
「とのことなのだ! 元気出たかい?」

 

「ラストはこのコメントなのだ!」

 

・いつも楽しく見ていますコレからも頑張ってハックしていってください!! ………やっぱりハックしないで…ハック……しないで

 

COM_Z
おやおや、何を怖がっているのかな? 大丈夫。マインドハックはとってもハッピーで素敵な技術だよ!はじめはみんなキミのように怯えているけれど、マインドハックを受ければぜーんぶよくなるのだ。お近くのマインドハック施設にキミの住所を連絡しておいたからね。すぐにお迎えが来るのだ!」

シノ
「達者でな」

 

COM_Z
さて、今回の電話相談はここまで! 本日も実に有意義な成果を残すことができたのだ! ねっ、シノちゃん」

シノ
ん……フン、用が済んだらとっとと去ね。早く」

COM_Z
「あらら
、さてはシノちゃん、もうオネムなのだね? いいだろう、ではこの辺でお別れなのだ。次回の回答をお楽しみに。まったね~!」

 

シノ
「………………行ったか」

シノ
博士よ……せいぜい良い気でいるがいい。檻の獣は陰で爪を研ぐものよ」

シノ
「『
その時』は近い……今は待つのみ」

MINDHACK:マインドハック会議運営委員のぼやき

【マインドハック協会 マインドハック会議運営委員のぼやき】

 

マインドハックは素晴らしい技術だ。
だが、マインドハッカーが素晴らしい人物かというと、わりとそうでもない。
私はそう思う。
(注釈:もちろん彼らは、消防士や警察官のように称賛されるべき職業だ)

マインドハック協会の人間なら……マインドハッカーに会ったことがあれば……とくに私のように、マインドハック会議の運営に関わることが一度でもあれば、大いに賛成してくれるだろう。

マインドハッカーというのは、みんな変人だ。
他人の精神に自分を『接続』して覗くなんて行為は、まるで角砂糖がコーヒーに飛び込むようなものだ。じっとしていればすぐに溶けてなくなってしまう。
そして一般の感性を持つ人間を角砂糖と例えるなら、彼らマインドハッカーは胡麻油か何かだと思う。コーヒーには溶けず、味も香りも癖が強く、触れた相手を自分の味で塗り変える。

『他人に共感しない』彼らは、マインドハックを行うにあたっては非常に優れた人材だ。しかし社会の秩序において、他人と溶け合わない人間の扱いは難しい。
悪人からバグを取り除き世界を凍結災害から救う一方で、彼らは先週が提出期限の書類をいっこうに出そうとしない。今年のマインドハック会議の開催は来週末に迫っているが、会議に使う書類も資料も例によってまだ来ない。
(注釈:たぶん当日朝になっても来ない)

おかげで私は今日、各マインドハック施設へ一件一件電話をかけて、口頭で書類の提出期限を念押しする羽目になった。
彼らの世話係もみんな苦労していることだろう。世話係たちは重々承知の上で、ひたすらに「今年も遅れてすみません、本人に言ってきかせますので」と電話口の向こうで申し訳なさそうに頭を下げる。彼らが私に詫びても何の意味もないし、私も申し訳ない気持ちでいっぱいなのだが、いつかマインドハッカーたちが『提出期限』という言葉の意味を理解する日まではどうしようもない。
(注釈:そもそも、警備隊やマインドハック施設の職員は本来彼らの世話係ではない。困ったものだ)

 

会議のあとの懇親会は例年、マインドハック協会本部に近いホテルの大ホールで行われている。この懇親会への出欠表が、提出されない書類の筆頭だ。
「それで、今年は何人前必要なのか、早めに教えていただけますか?」
今の時期、これが宴会の手配係からの時候の挨拶になる。

マインドハッカーたちは懇親会への出席を面倒だと嫌がるが、世話係が「一年に一回なんだからせめて顔を見せるだけでも」と粘って、なんとか引っ張り出している。
せっかくパーティーにきても挨拶をする気は全くないようだが、例年ホテルのロビーでは、パーティーから抜け出したマインドハッカーたちが勝手に集まって談笑している。
(注釈:去年は一体何を盛り上がっているのかと覗き込んだら、トランプで七並べをやっていた)
周囲の人間のことをセーターの糸くず程度にしか思っていないわりに、マインドハッカー同士では気が合うようだ。

いっぽうで、彼らが感情を表にさらけ出すことは少ない。他人から褒められても責められても、見かけにはいつも態度が変わらない。へらへらしているわけではないが、微笑んだときにも目は笑っていない。
実際には何を考えているかよくわからない、つかみどころがないというのが一番近い。

私は小さなマインドハッカー、つまり少年マインドハック大会の参加者たちのことも知っているが、子供も大人も同じだ。彼らの性質は似ている。子供の頃から大人びて、とても賢く、他人に対して常にどこか冷めて俯瞰するようなまなざしを向けている。
だが彼らはいくつになっても、無邪気な遊びやイタズラが大好きだ。大人のマインドハッカーにも、子供の頃のあどけなさや、若さからの好奇心、愛嬌と呼べるような性質はいつまでも残っているような気もする。
私にはそれさえも意図的に思える。
戦略的に愛嬌をまとった蝋人形とでも言えばいいだろうか。あるいは、人らしさの皮を被った機械?

機械と言えば、例のマインドハッカーに至っては、会議に来ることさえない。そう、FORMATを有するあの施設の「天才マインドハッカー」のことだ。専属の警備隊を持つほど厳重に保護されているのだから、実際に会いたいなら自分であちらへ赴くほかはないだろう。

FORMATのある施設に最も優れたマインドハッカーを配置するのは、理にかなっている。
最初にして最良のバグスキャナーであるFORMATは、唯一無二の処理速度を持つスーパーコンピュータだからだ。他の施設にあるスキャナーはFORMATの機能を再現した小規模装置で、あのような複雑な知能を持つには至らないし、スキャンの精度にもまだ改善の余地がある。
だから国や地域の垣根を越えて、手ごわいA・B級のバグ保有者の多くがあの施設に送られる。マインドハック技術の進歩に貢献するような、有益な知見も多いことだろう。
(注釈:すべてのA・B級保有者ではない。他の施設にももちろん優秀なマインドハッカーたちはいる。またどの施設でも、C級バグの保有者へのハックがほとんどを占めている)

私としては、ぜひあの「天才マインドハッカー」を会議に招き、その経験を本人の口から直接マインドハック協会全体に共有してもらいたいものだが…… あの施設がそういう期待に応えてくれるようなことはあまりない。
共有されるのは主に書類だし、その書類は大抵、肝心なところが黒塗りだ。ややこしいものの管轄の境をさまざまに越えるぶん、機密とするべき情報も多いようだ。
もう少しでも知見を分け与えてもらえれば、マインドハック会議の準備にも、より崇高な意義を見出せるようになるのだが。
(注釈:『夏休みの宿題を休み明け前日どころか休みが明けたあとに手を付けはじめるタイプの連中のために毎年保護者が頭を抱える会議』に改名したらどうだろうか)

(注釈2:述べておきたい事実として、「天才マインドハッカー」もまた、書類の提出期限は全く守らない。ロビーに集まる七並べ連中とも馬が合うだろうと思う)

マインドハックは素晴らしい技術だ。
しかしあのマインドハッカーたちは、自分たちの「面倒くさい」の傲慢が、遠くの誰かを悩ませていることに気づいているだろうか?
いや、彼らにとっては当然、他人のことなどどうでもいい。そういう人間たちだからこそ、相手の精神に呑まれずにマインドハックを行うことができるのだ。
つまり、私がマインドハック会議の運営委員である限り、私の悩みが消え去ることはない。
私は角砂糖の側の人間で、胡麻油とは決してわかりあえない。
ああ……まだ書類は来ない。
(注釈:どうせ当日朝まで来ない)
とりあえずコーヒーでも飲むか……

MINDHACK:電話相談2023回答その2

【動画バージョンはこちら!】

COM_Z
コムちと!」

シノ
フン…………」

COM_Z
シノちゃんの!マインドハック電話相談~~! 本日はお日柄も良く! ご存じ可愛いコムちなのだ。みんな、夏休みの宿題は順調かな? ワガハイも毎日、観察日記をつけているよ。コツコツ宿題を進める派のキミも、一気に終わらせる派のキミも、今だけはちょっぴり休憩。我々の質問回答に耳を傾けてくれたまえ。それではいってみよう!」

 

Q.マインドハックで治療を受けても、バグが治らなかった人はいるのでしょうか?もしいたらその人はどうなりますか?

COM_Z
大丈夫! 一度目のマインドハックで治せなくても、二度目のマインドハックで成功すればいいだけのことさ。誰かのミスはほかの誰かがカバーする、信頼と助け合いで成り立つテクノロジーなのだ!」

シノ
「やりたい放題だな」

COM_Z
最終的なかたちがハッピーであれば問題ないだろう?」

 

Q.COM_Zさん曰く「タマシイは作れる」とのことですが、それはマインドハック世界において生き物は人工的な創造、複製が可能ということでしょうか。

COM_Z
「わーい、ワガハイこういう話って大好きなのだ! 今はまだできないけれど、ワガハイの持論では、それらは十分実現可能な範囲だよ。人間の精神を空に浮かぶ星々に例えたら、魂とは、星と星を結んだ星座。現在の科学では、精神を構成する星たちのありかたや位置、構造を観測するまでが限界だ。新しい星を作ることはまだできないし、それらを結んで魂という星座を作れるかどうかはまた別の話。しかし……」

シノ
しかし、何だ」

COM_Z
すでにテクノロジーは、生命の創造まであと一歩のところまで来ているといえるだろう。だって、すでにワガハイという高度な精神の持ち主を生み出しているのだからね!」

 

Q.まいんちゃんは他のマインドハック施設にもいるのでしょうか?もしくは先生がいる施設限定の、オリジナルキャラクターなのでしょうか?o(+v+)o

COM_Z
カワイイ顔文字をありがとう! まいんちゃんは、あの施設固有のオリジナルキャラクターなのだ。施設の職員の誰かが考えたみたいだね。来る人に安心感を与えたかったみたいだよ。」

シノ
精神を弄ろうという相手に安心感とはな」

COM_Z
どうだろうね? 少なくとも、ワガハイの方がカワイイのだ」

 

Q.マインドハック技術の扱いは国によって違いますか?

COM_Z
国によって違うといえば、違うね。ただ、国家の上ではさらに大きな組織が統括しているから、その意味では同じともいえるかもしれない。基本的には、マインドハック施設は国家組織のもとにあって、警察でも医療でもない独自の行政的な立ち位置にあるのだ。」

シノ
故に誰も手出しできぬ というわけだな」

COM_Z
組織の独立性は大事なのだ!」

 

Q.FORMATはなぜパンが好きなのでしょうか?

COM_Z
あれはパンが好きなんじゃなくて、 毎日の食事を提供するうえでパンが最も効率がいいと判断してるだけなのだ。FORMATにゴハンの良し悪しなんか分かるわけないよ!」

シノ
まるで貴様には分かると言いたげだな」

COM_Z
もしキミが望むなら、お寿司からアイスまで何でも作ってみせよう!」

 

Q.旧ホットフィックス隊の隊服は今とあまり変わらないのでしょうか?

COM_Z
10年間で性能や質が向上しているよ。でも、見た目とか仕様はほとんど変わっていないのだ。」

シノ
あれは駄目だ 蒸れて仕方がない」

COM_Z
今はとっても着心地がよく改良されているよ!」

 

Q.更正対象の面倒を見るときに隊員が風邪で休んでしまったらどうなるんですか?

COM_Z
そういうことがあっても大丈夫なように、きちんと代わりのメンバーを決めてあるのだよ!」

シノ
ふ……風邪も何も、元より人が欠けるのが前提であろ?」

COM_Z
おお、シノちゃん珍しく勘が鋭いねえ。その通りなのだ~!」

 

Q.新米隊員くんのお母さんが飼っている犬の名前を教えてください!

(※画:新米隊員

COM_Z
「『
きぬごし』ちゃんなのだ!」

シノ
きぬごし」

COM_Z
真っ白でふわふわの柴犬なのだよ!」

シノ
(……「モメン」もいるのか……?)

 

Q.世界一可愛いコムち博士に質問です!ユーニッドくんの担当隊員は新米くんですが、イーヴリッグくんの担当隊員は一体誰なのでしょうか?宜しければ教えてください!!

COM_Z
世界一可愛いコムち博士がお答えしよう! イーヴリッグくんの担当は中堅隊員くんなのだ。食事を届けたり、色々なお世話を担当しているのだ」

シノ
「マインドハッカーと共にいたのは青二才のようだが」

COM_Z
マインドハックに立ち会ったのは新米隊員くんだね。あれは新人が現場に慣れるためなのだ!」

 

Q.LAGOM教団の羽織は階級などで違うと聞いたのですが具体的にはどのように分けられているのでしょうか?

COM_Z
「階級が高い家具のほうがよりシンプルで質が良い羽織になるのだ!」

シノ
具体的にどうなる?」

COM_Z
使ってる布とかが、なめらか~で高級~になるそうだよ」

シノ
大層なご身分だ」

 

Q.イーヴリッグの実家が左官屋さんで彼が家業を継ぐ話が本編でありましたが、幼少期のころ手伝いをしていたりしたのでしょうか?

COM_Z
していたみたいだね! でも、ぶきっちょさんだったから、段々お手伝いから遠ざけられるようになっていったのだ。ここだけの話、お父さんはまだ仕事を継いでもらうことを諦めていないらしいよ」

シノ
アハハ……それどころではなくなったようだがな」

COM_Z
マインドハックを受けたら、そういう道もあるかもしれないよ!」

 

Q.ユーニッドが入れているタトゥーはイクラの軍艦ということでしたが、何故イクラの軍艦を入れようと思ったのでしょうか?

COM_Z
イクラはちまたでとっても人気のデザインだね!子沢山をイメージさせることから、よくグループの繁栄を祈るために使われるモチーフなのだ。ユーニッドくんは、「イクラっつったら『家族』だろうがよ」と言っていたよ。ファミリーの団結を高めるために、タトゥーで意思表明をしているんだねえ」

シノ
ハ、みなしごが自分の庭で家族ごっこか。哀れだな」

COM_Z
あっ、シノちゃんもタトゥー入れてあげようか?鯛のお寿司とか」

 

Q.ユーニッドくんのバイクは彼自身が買ったものなんですか?そもそも免許って持っているのでしょうか?

COM_Z
アルバイトのお金を貯めて、自分で買ったものなのだ!免許もきちんと持っているよ」

シノ
どのみちごろつきだ、適当に奪ってくればよかろうに」

COM_Z
本当に欲しいものに関しては、自分の力で手に入れる主義のようだね!」

 

Q.ヒューゴさんに質問です!宇宙飛行士を目指したきっかけは何でしょうか?

COM_Z
小説に影響を受けたとか、なんとか言っていたね。でも、何やら存在しない書籍のタイトルを言っていたので、おそらく彼の記憶違いだと思うのだ」

シノ
ハ。貴様が知らんだけではないのか?」

COM_Z
データベースと照合したから、それはありえないね。2001年なんちゃらとか、なんちゃらを継ぐものとか……」

 

Q.シノちゃんへ 身体がコンパクトになって、逆にやりやすくなったことや便利になったことはありますか?

シノ
……弾避けは、今の方が都合いいだろうな」

「こんな檻の中では無用の心配だが」

 

Q.シノちゃんは元の体に戻れたとしたら一番最初に何をしたいですか?

シノ
魔王様に奉仕するに決まっていよう?」

COM_Z
そういうんじゃなくて、もっと具体的に教えてほしいものだね。ジェットコースターに乗りたいとか、ダンクシュートを決めてみたいとか。あ、バンジージャンプとかいいんじゃない?」

シノ
……かかと落とし。貴様の顔面に」

 

Q.コムちがシノちゃんから武器を取り上げなかったのは何故ですか?危ないのでは…?

COM_Z
ワガハイがシノちゃんに会うのは、あくまでフロッピーディスク内の仮想空間だからね!データ上の身体を攻撃されても、特に問題はないのだ!」

シノ
……ハ。舐められたものよ」

COM_Z
それにシノちゃんは、ナイフがそばにないと不安で寝付けないのだよ。武器を取り上げたら、きっと怖くて泣いてしまうのだ」

シノ
おい 憶測でものを言うな!」

 

Q.コムちさんは水や潮風は大丈夫ですか?

COM_Z
コムちのつるすべボディは完全防水なのだ!水辺でのフィールドワークもお任せあれなのだよ。ああ、でも長時間 潮風に当たるのは遠慮したいものだね」

シノ
貴様を塩漬けにしてもうまみはなさそうだな」

COM_Z
コムちは食べ物ではないのだ。シノちゃん、何言ってるの?」

 

Q.寝つきがいいキャラクターの順番を教えてください。

COM_Z
一番寝つきがいいのはヒューゴさんなのだ。宇宙飛行士として、寝るべき時間は確実に睡眠をとれるように訓練されているのだ。

次はユーニッドくんだね。徹夜で遊ぶこともあるけど、布団に入るとコテンと寝てしまうのだ。

イーヴリッグくんは睡眠をとらない身体を目指しているけど、今のところ普通に寝ているね。

隊長は、日中自分がした小さな言い間違いとかを思い出して、なかなか眠れないらしいよ。

新米くんは考え事をして眠れないことがしょっちゅうあって、決まってそういうときは筋トレをしているらしいのだ。

あ! そうそう。シノちゃんは10年前は全然寝つけなかったけど、最近はすんなり眠ってくれることが多くなったねえ」

シノ
貴様の下手な子守歌を聞かされたくないからな」

COM_Z
いつでも呼んでくれていいのだよ!」

COM_Z
というわけで、今回の質問回答はここまでなのだ! ここからは、みんなのひとことにお返事をしていこう。今日は2つのコメントにお答えするのだ。一気にいくよ!」

 

「まずはこちら。」

 

・もちもちこむち

COM_Z
コムちはもちもちしてないのだ。もちもちしているのは君の方なのだ。人間は柔らかくて実に興味深いのだ」

シノ
ものによるぞ 硬くて刃が立たんのもいる」

「あれはあれで削りがいがあるものだが……」

COM_Z
こら! 生き物をいじめてはいけないよ」

 

「お次はこちら。」

 

・シノちゃんは食べるとどんな味がするんですか?

・シノちゃんをお口に入れてモグモグしたいです

・シノは黒いもち米のおにぎりによく似ている

 

シノ
食うな」

COM_Z
今回の質問コーナーでは、シノちゃんの味や食感に関する問い合わせが多く寄せられたのだ」

シノ
ハア……? わ、我を?食いたいと? 何故……?」

COM_Z
ワガハイに咀嚼の機能があれば食レポをお届けできたのだけれど、実に残念なのだ」

シノ
「……おぞましい!!意味がわからん!!」

COM_Z
というわけで、今日の電話相談はここまでなのだ。次回の回答をおたのしみに~!ワガハイも早く今日の観察日記をつけなくっちゃ!」

シノ
なんと無益な 草花なんぞ毎日眺めて何になろうか」

COM_Z
日々、いろいろな変化があるのだよ!昨日はご機嫌だったし、おとといは寝言を言っていたし」

シノ
……待て、その観察日記とやらは」

COM_Z
シノちゃんを観察しているのさ!今日は何を書こうかな。それじゃあみんな、まったね~!」