※これはMINDHACK本編と全く何の関係もない土曜ドラマです。
謎の招待状によって謎の館に招待された謎の一同。吹雪で閉ざされた館には、肩のすごい死体とダイイングメッセージがあった!
ひとりひとり順番に頭をお花畑にされていく招待者たち。一体、『先生』とは何者なのか?
最後に生き残るのは誰なのか?
前回のラスト、思いっきりフラグを立ててしまった新米隊員は無事なのか?
※これはMINDHACK本編と全く何の関係もない土曜ドラマです。
謎の招待状によって謎の館に招待された謎の一同。吹雪で閉ざされた館には、肩のすごい死体とダイイングメッセージがあった!
ひとりひとり順番に頭をお花畑にされていく招待者たち。一体、『先生』とは何者なのか?
最後に生き残るのは誰なのか?
前回のラスト、思いっきりフラグを立ててしまった新米隊員は無事なのか?
※これはMINDHACK本編と全く何の関係もない土曜ドラマです。
-VODKAdemo? presents—
9月30日(火)~10月7日(火)まで、Steamではオータムセールが実施されていました。この機会にMINDHACKをお手に取ってくださった皆さん、ようこそ! 当ブログでは毎週MINDHACKにまつわる楽しい情報をお届けしていますので、ぜひチェックしてくださいね。
さて、今年はサマーセールからオータムセールにかけて、素敵な告知イラストを公開することができました。制作してくださったのは、アーティストのあんこさんです。あんこさんは以前からMINDHACKを応援してくださっている方の1人で、今回のセールをきっかけに素晴らしいアートワークを描いていただけました。改めて、イラストを振り返ってみましょう!
夏にピッタリな、爽やかな1枚! MINDHACKのキャラクターたちが協力して、ビッグなグラフィティを完成させています。画面の上方をよく見るとFORMATも登場していて、まさに全員集合の豪華さです。手前にいるのは先生ですが、構図には別の案も存在しました。
どちらの先生も何だか楽しそうで、夏を満喫していますね! ちなみに先生がいないバージョンはこんな感じ。
おてての下のユーニッドやイーヴリッグもしっかり描き込まれているのが分かりますね。
オータムセールでは、2枚のイラストを制作していただきました。
キャンプファイアーを楽しむ隊長、ユーニッド、新米隊員。遠くの湖畔には満月が映り、静かな秋の夜を演出しています(その割に手前が随分と賑やかそうですが……)。アウトドア好きの隊長の提案で、キャンプをしているのかもしれませんね。こんがり焼けたマシュマロが美味しそう!
さらにもう1枚。
反対側では、イーヴリッグやヒューゴ、COM_Zとシノが火の温かさを楽しんでいます。ヒューゴの演奏するアコーディオンの音色が、焚火のパチパチ鳴る音とともに心地よい時間を演出しているようですね。勘のいい方はお気づきかと思いますが、1枚目と2枚目のイラストはつながって大きな絵になるように構成されています。
手前にはマシュマロや焼き魚も追加されていたり。まいんちゃんマシュマロがとってもキュート! みなさんは焚火の明かりのそばで、どんな夜を過ごしたいですか?
改めて、魅力あふれるイラストを制作してくださったあんこさんにこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました! これからも季節のセールのたびに新たなアートワークを発表していきますので、ぜひお楽しみに。
動画バージョンは↑こちらから!
COM_Z
「ムィー ガガガ ビービービー」
COM_Z
「ウィーガシャン ウィーガシャン 破壊スル 破壊スル」
シノ
「……博士」
COM_Z
「ワタクシハ COM_Zデハナイ」
COM_Z
「ワタクシハ ロボ魔王」
シノ
「貴様、もともと機械であろう」
COM_Z
「ケッキョク ロボガ イチバン ツヨイノダ」
シノ
「うわっ 危なっ!」
COM_Z
「支配スル 支配スル シノチャンモ ワレワレノ計画ニ 協力スルノダ」
シノ
「たまったものではない! さっさと質問にいけ!」
COM_Z
「あっ! はーい! 質問コーナーにいくのだ!」
Q. マインドハック施設から出てきた更生対象が被害者遺族に報復される事件は起きているのでしょうか?
COM_Z
「起きていないよ。社会は手を取り合い、マインドハックを受けて更生した人を迎え入れているのだ」
シノ
「貴様は人の怨みの深さというものを知らんな」
COM_Z
「だってマインドハックを受けて更生したのだから、そんなことをされるわけがないだろう?」
Q. マインドハッカーに定年はありますか? 隠居生活を送る元マインドハッカーもいるのでしょうか。
COM_Z
「今のところないね。というのもマインドハック自体がまだ生まれて間もない技術だから、定年を迎えるまで続けた人がいないのだ」
シノ
「それは続けることの弊害もまだ解らんということだ」
COM_Z
「社会の役に立てる限りは頑張ってもらわないといけないよね!」
Q. 迎えに来る人がいないマインドハック後の更生対象はどうなりますか?
COM_Z
「どんな更生対象でも、最終的には行政から認可を受けたボランティア団体が身元を引き受けるのだ。マインドハックを受けたあと、行く当てがなくなるようなことはないから安心してくれたまえ」
シノ
「ハ。そのまま使い捨ての駒にでもするのか」
COM_Z
「そんなことないよ。慈善事業に従事してもらって、社会復帰を目指すのさ」
Q. バグのない人をマインドハックするとどうなりますか?
COM_Z
「正常なソースコードを閲覧できるだけだよ。たとえば、元気な人を解剖しても健康な臓器が見えるだけだろう? それと同じだ」
シノ
「腸(はらわた)を曝(さら)け出してただで済むと思えんが」
COM_Z
「もちろんマインドハックを受ける人に負担がかかるので、バグ保有者以外におこなうことは普通ないのだ」
Q. マインドハック後の更生対象は最大でどれくらいまで自由行動が許されるんでしょうか? ユーニッドの場合どこまで許可されているのか気になります。
COM_Z
「ユーニッドくんは非常に珍しい例なのだ。きわめて素行がいいので、ホットフィックス隊員が付き添っていれば徒歩30分程度の範囲では外出が許されているよ。一般的にマインドハックを受けた人は、自由行動が許される前に家族などに付き添われて施設から出て行ってしまうからね」
シノ
「所詮(しょせん)傀儡(くぐつ)がどこへいこうと構わんということか」
COM_Z
「ユーニッドくんには、ワガハイから『いい子にできたで賞』を授与しておこう!」
Q. イーヴリッグさんがエナジードリンクを好きな理由は何ですか?
COM_Z
「味が好きなわけではなく、エナジードリンクを飲んでいる人のことを都会的でカッコいいと思っているから好んで飲んでいるようだよ」
シノ
「浅はかな」
COM_Z
「飲みすぎると眠れなくなるから、ほどほどにしてほしいところだね」
Q. ミキちゃんとコウスケくんの似ているところはありますか?
COM_Z
「顔なのだ。そっくりではないけれど、見た人にはすぐに兄妹だと分かるようだよ」
シノ
「言われても解らんが」
COM_Z
「箱が外れた日には、並べて確かめてみたいものだね」
Q. 博士はバグ変異体になる前のシノちゃんと面識はあったのですか?
COM_Z
「当時作戦に参加していた隊員のことは全員把握していたよ。しかし、当時のワガハイは全然イケていなかったので、積極的に接触することはなかったね。シノちゃんはどうかな?」
シノ
「貴様のような塵芥(ちりあくた)なぞ覚えておらんわ」
COM_Z
「あのころのワガハイはまったく可愛くなかったからね。黒歴史なので、覚えていないでくれてよかったよ!」
Q. シノちゃんのほっぺはどれぐらいモチモチしていますか?
シノ
「何だこの気色悪い問いは」
COM_Z
「仮想空間のシノちゃんは、シノちゃんが無意識に自己を定義した姿をとっている。ジャギジャギした気分の日はジャギジャギしているし、モチモチした気分の日はモチモチしているのだ」
シノ
「モチモチした気分……?」
Q. コムちはおひさまの匂いがしますか?教えてシノちゃん!
COM_Z
「これはワガハイも気になるのだ。どうなんだい、シノちゃん!」
シノ
「貴様から漂うのは胡乱(うろん)な気配だけだ」
COM_Z
「おや、そうかい。仮想空間に入る前にワガハイに会ったときはどうだったかな?」
シノ
「戦場では血と硝煙の匂いしかせん」
COM_Z
「うーん、カワイイフレグランスについての研究はまだ発展の余地がありそうだね」
Q. コムちが好きな動物は何ですか!?!?
COM_Z
「それはもう! 当然、キミたち人間だよ!」
シノ
「畜生扱いか」
COM_Z
「繊細で、柔らかくて、とっても可愛いところが大好きなのだ!」
Q. コムちとFORMATは機械ですが、今まで出会った人や起きたことをすべて覚えているのでしょうか? 忘れてしまうことはありませんか?
COM_Z
「記憶を整理しようと思えばできるけれど、今のところその必要はないのでしたことがないね。史上最高の人工知能であるワガハイも、そのきょうだいであるFORMATも、莫大な容量で記憶を保存しているよ」
シノ
「覚えんでいいことまで覚えているな貴様は」
COM_Z
「この質問をもらった思い出も、半永久的に覚えているからね!」
Q. ヒューゴがヌードルに食われているときに痛みはなかったのでしょうか?
COM_Z
「痛みはなく、気が付いたときにはヌードルと入れ替わっていたようだね。その理由は2つ。まずは、ヌードルが神経を避けて食い進めていたこと。そしてもう1つは、ヌードルが食い進めたそばからヒューゴさんの身体を模倣して、もとあった身体の組織に馴染んでいたためだ」
シノ
「それは残念だ。良い悲鳴が聞けると思ったが」
COM_Z
「いつの間にか入れ替わっていたんだね」
Q. 中堅隊員さんの自炊・掃除・買い物などの家事エピソードが聞きたいです。
COM_Z
「前職より余暇が増えたので、非番の日には なるべく手間暇のかかる料理をしているそうだよ。スペアリブの甘辛煮とか」
シノ
「この部隊は随分と腑抜けたようだな」
COM_Z
「ほかのホットフィックス隊員にご馳走したりして、好評なんだって!」
Q. 主要キャラクター達が好きな本や映画などの系統を教えてください!
COM_Z
「隊長は冒険小説などの読書が好き。新米隊員くんは、どんな映画でも好きだけど犬が出てくると絶対に号泣してしまうそうなのだ。
ヒューゴさんは子どもの頃からSF小説、とくに科学的な考証のされたものが好きだそうだよ。シノちゃんには、ワガハイが以前ためになる映画を見せたらナイフを突き立てられたことがあったね。
イーヴリッグくんの愛読書は教団の経典で、エンタメ作品に感動したことはないみたい。ユーニッドくんが好きな作品は『バイク売買物語』なのだ」
シノ
「何だそれは」
COM_Z
「映画化もされたベストセラーだよ。知らないのかい? ワガハイは人間について学ぶべく、日々あらゆるジャンルの映像コンテンツに触れているのだ」
COM_Z
「今回の質問コーナーはここまでなのだ! ここからは、みんなから届いたコメントをご紹介!」
COM_Z
「調べたところ、にんにくが美味しい料理のようだね! 今度シノちゃんに作ってあげようかな?」
シノ
「隠密には向かん飯だ」
COM_Z
「仮想空間なら隠れる必要なんかないのに、シノちゃんは職業病だね」
COM_Z
「卵を割るのって力加減が必要で、難しいよね! シノちゃんは上手く割れるかな?」
シノ
「侮るな」
COM_Z
「おお、卵が真っ二つに!」
シノ
「汝ごときの低能に合わせる必要はなかろう」
COM_Z
「ではシミュレーションで異なる言語パッチをあててみよう」
シノ
「博士のバカ! もう知らない!!」
COM_Z
「こんな感じなのだ! 戻しておこうね」
COM_Z
「ここだけの話、ワガハイのお顔は256万色に光るのだよ!」
シノ
「だからどうだというのだ」
COM_Z
「でもやっぱり、緑色が一番カワイイという結論に落ち着いたのだ。みんな、癒されてね!」
COM_Z
「ワガハイもみんなが大好きさ! 今年の電話相談でみんなとお話できて、とっても嬉しかったよ!」
シノ
「もう十分だ。さっさと切り上げろ」
COM_Z
「このほかにもたくさんの応援の言葉、本当にありがとう!」
COM_Z
「今週ノ 電話相談ハ ココマデダ ココマデダ」
シノ
「今週の魔王っぽ度は0点だ0点。疾く終われ」
COM_Z
「イヤ 今週ハ 最後ニ コレマデノ ベスト魔王ヲ キメテモラウ」
シノ
「何だと?」
暗黒魔王
「ワハハハハハ 魔王といえばワガハイが一番だ」
高貴魔王
「シノさん、もちろんワタクシが一番ですね?」
仙人魔王
「シノちゃん、ワシじゃよワシ」
鉄砲玉魔王
「シノちゃん! シノちゃん!」
ロボ魔王
「支配スル 支配スル」
シノ
「い……い……」
シノ
「いい加減にしろ――ッ!!!」
こんにちは。MINDHACKアート担当のホでヴです。
ユーニッド描く時のコラムの時間ですよ。
ユーニッドって描くの難しいよね?許せねえ……そんな気持ちのみんなに描くときのコツを教えます。
全部難しいんだけど、自分が描く時に意識している点を書き起こしてみます。
MINDHACKを作ろう!って決めて、ユーニッドを最初描くぞ~ってなった時、一番意識したのは肩幅でした。
だいたい頭の半分くらいになるように考えて描いています。
すごいでしょう。ちゃんと意識しているんですよ。
何故だ。おかしいな……
後は頭のトゲですね。
これはですね、なんと真ん中からちゃんと伸びているように気を付けているんです。
全てのトゲを繋げば綺麗に真ん中で重なります。
ウソ……なんで?重ならないじゃん……
ずっと重なると思ってたのに……
どうしましょう。なんか、自分が思ってたのと違いました。
描いてる脳とコツっぽいの意識してる脳の部分が全然連携が取れていない事が分かりました。
あとはなんか……首の幅とか……
頭の形は正円じゃなくてちょっと潰した楕円になってるとか……
なんかそんな感じです。
如何でしょう。参考になりましたでしょうか。
みんなでレッツウニ・ライフ!
あとはオマケ!
こちらは第1章に追加予定の立ち絵です。ハック前ウニです。
この絵だけは入れたいので準備をしています。
6章アップデート時点では追加はできなさそうだけど、どこかでします。
こちらは没の立ち絵。
まだMINDHACKの立ち上げ時で、あまり仕様が決まっていない時に描いたことと、入れる個所が無かったので没になりました。
では、まったね~
動画バージョンは↑こちらから!
COM_Z
「ヒャッハ――――――! ご町内の皆様ァ! 毎度おなじみィ! ご存じカワイイィ! COM_Z様のお通りだァ――――――!!」
シノ
「………………。さっさと始めろ、博士」
COM_Z
「ヒャ―――――ッハッハァ! シノちゃん聞いてちゃんと聞いて!! 今週の魔王はァ! 残虐非道! 悪逆無比のォ! 鉄砲玉魔王なんだぜェ―――――!」
シノ
「三下ではないか」
COM_Z
「ペロペロペロ! あァ―――――ナイフに血の味が滲むぜェ~~~~~~! あっしまったこれはシノちゃんだった」
シノ
「バラされたいか!!」
COM_Z
「では今週の質問コーナーいってみよォ!」
Q. そちらの世界の技術はとても進んでいるようですが、具体的にどのくらい進んでいますか?
COM_Z
「マインドハック施設ではとくに人工知能に関する最先端の技術が使われているよ。近年急激に発達したテクノロジーによって舞い降りた天使がこのワガハイ、ご存じ可愛いコムちというわけさ!」
シノ
「技術とやらが生んだのがこの盆暗(ぼんくら)か」
COM_Z
「一方で、FORMATのようなものを生み出してしまったのもまた、科学技術なのだが。まだまだ伸びしろがいっぱいだね」
Q.すきまトーク39で新米隊員くんが「海でクラゲに刺されたことがある」と言っていましたが、これはBloody Paellaのクラゲくんやその友人とは別の生物を指すのでしょうか?
COM_Z
「もちろんそうなのだ。クラゲくんは人間なのでクラゲ扱いしてはいけないのだ」
シノ
「紛らわしいわ」
COM_Z
「クラゲくんが海辺で人を刺したら刃傷沙汰になってしまうのだ。いくら彼でも人の道は守るよ」
Q. マインドハック後のユーニッドくんもお酒を飲むとすぐ寝てしまうのでしょうか? そもそも施設内の更生対象に飲酒は許されているのでしょうか。
COM_Z
「お酒を飲んだらすぐ寝てしまうと思うけれど、マインドハック施設内での飲酒はNGなのだ」
シノ
「囚人に盃(さかずき)が許されるはずもなかろう」
COM_Z
「もしお酒が許可されていたら、新米隊員くんのお仕事がぐっと増えてしまいそうだね」
Q. イーヴリッグくんはとてもモフモフしていますが、ボディソープの消費量はどれくらいですか?
COM_Z
「モフモフの人は大変だよね~。毛量が多い人用の石鹸でよく泡立てて洗っているみたいだよ」
シノ
「無機とやらには蚤(のみ)も湧くのか?」
COM_Z
「イーヴリッグくんは防虫加工済みだと自分で言っていたね」
Q. シノは毒物を摂取しても平気ですか? またその状態をデータで再現することはできますか?
シノ
「我に毒を盛ろうと?ゴミクズが大した度胸だ」
COM_Z
「生前のシノちゃんは、さすがに毒薬にはやられたんじゃないかな? 代わりに胃腸が強かったようだよ! 今のシノちゃんは肉体がないからそもそも毒物を食べることができないのだけれど、その状態をシミュレートすることはできるよ。どれ、試しに……」
シノ
「やめろッ!」
Q. シノちゃんが入ったフロッピーを読み込む機器のスペックによって、シノちゃんの動作に影響は出ますか?
COM_Z
「フロッピーの中に記録されているのはソースコードなので、読み取り装置のスペックが低い場合は実行の処理が遅くなるよ。ただし、内部にいるシノちゃんがそれを知覚することはできないのだ」
シノ
「何であれ檻の中には変わりなかろう」
COM_Z
「ワガハイという高スペックな読み取り装置のなかで実行されていることを感謝してくれたまえ、シノちゃん」
Q. COM_Zとシノちゃんの共通の好きなものってありますか?
COM_Z
「うーん、何だろう? シノちゃんは何が好き?」
シノ
「ハ。解らんか?」
シノ
「人間よ」
COM_Z
「おお、奇遇だね。ワガハイも人間が大好きなのだ! 気が合うねえ、ふふふ!」
シノ
「ククク」
Q. COM_Zの手のプニプニがそんなに大きくて、物を持っている時にトラブルがないか知りたいです!
COM_Z
「侮らないでくれたまえ。精密操作はお手の物。このCOM_Z、ジェンガでシノちゃんに負けたことはないのだ」
シノ
「古い話を引き出すな」
COM_Z
「最近はあまりやっていなかったね。この電話相談が終わったらひと勝負どうだい?」
Q. コムちが正常に稼働できる気温は何度から何度ですか?
COM_Z
「マイナス5度〜30度くらいなのだ。人間と同じくらいタフだし、結露対策もバッチリだよ」
シノ
「無為に堅固な木偶(でく)人形よ」
COM_Z
「でも暑いのはあまり好きではないね。コンピュータに熱は大敵なのだ」
Q. コムちの声はどこから出ているんでしょうか?
COM_Z
「人間でいう鎖骨のあたりにスピーカーがあって、そこから出力しているよ。ただし、仮想空間ではどこからでも発声可能なのだ」
シノ
「虚空から声の響く薄気味悪さときたらないわ」
COM_Z
「たまにシノちゃんをびっくりさせてしまうから、三次元音響には気を配らないとね」
Q. コムちから見てFORMATの「良いところ」と、「ここ苦手だな〜、改善してほしいな〜」という部分があったら教えてほしいです! あとコムちとFORMAT、どっちがかわいいですか?!
COM_Z
「バグ根絶を第一とする設計思想は間違っていなかったと思うよ。しかしその実行手段が非効率的すぎる。早急にプログラムを書き直すことをオススメしたいのだ。あと逆にキミに聞くけれど、どっちがカワイイと思うのかね?」
シノ
「ガラクタ同士で大した差もなかろう」
COM_Z
「ワガハイの方が可愛くて優秀に決まっているだろう」
Q. FORMATが施設で出すパンのトッピングのバリエーションは、ジャムとバターのほかにもいろいろあるのでしょうか?
COM_Z
「天才マインドハッカーくんにはお決まりの朝食メニューがあるようだね! しかし、そもそもFORMATにはほかの人間に食事を提供する役割はない。最終的な承認はFORMATがおこなっているけれど、ほかの施設職員には別の献立が出ているよ。チーズもハチミツも自由なのだ」
シノ
「ハ。少なくともこの牢獄よりマシなようだ」
COM_Z
「おやおや、ワガハイが考えている献立に不満があるのかね?」
Q. ヌードルがヒューゴさんの宇宙服を破るほど増殖しなかったのはなぜですか?もしヒューゴさんが地球に帰れたとしたら、どうなっていたのでしょうか。
COM_Z
「ヌードルたちはヒューゴさんの体の組織を栄養にしながら無性生殖をおこなっていたようだよ。宇宙服を破るほど増殖しなかったのは、その栄養源で増えられる限界だったからなのだ」
シノ
「で、ミミズどもが地球とやらに来たらどうなる」
COM_Z
「あ、それはもう。地球はオシマイだったのだ」
Q. ヒューゴさんにワンちゃんを描いていただきたいです!!
COM_Z
「描いてもらってきたのだ。こちら!」
シノ
「何だこの奇天烈な生物は」
COM_Z
「叔父さんが飼っていたゴールデンレトリバーを描いてくれたそうなのだ。カワイイね!」
Q. メインキャラクターたちのチョココロネの食べ方が知りたいです!
COM_Z
「ユーニッドくんは、一口でガッと一気に食べるよ。イーヴリッグくんは、無機はチョココロネなど食べない……らしいけど、右からかじると左からはみ出すのだ。
シノちゃんはチョコレートを絶対にこぼさないように全部すすってから食べているね。ヒューゴさんは、頭から食べていくけど食べ終わるとチョコレートのヒゲができているのだ。
新米隊員くんは尻尾から食べていって、最後にチョコレートの海を味わう派。隊長は大きめにちぎって豪快に食べるけれど、チョコは口にも手にもつかないのだ。ワガハイはもちろん機械なので食べないよ」
シノ
「何故こんなにも食いづらいのだコレは」
COM_Z
「手間を楽しむのが味わいなのだろうね」
COM_Z
「今回の質問コーナーはここまでなのだ! ここからは、みんなから届いたコメントをご紹介!」
COM_Z
「キミは家族が大好きだったんだね! 故郷を離れるのはきっと寂しいことだけれど、今の暮らしは帰る場所をもう1つ作るための作業に過ぎない。数年後には、今の部屋がちょっぴり懐かしくなっているかもよ!」
シノ
「古巣の記憶など犬にでもくれてやれ」
COM_Z
「シノちゃんにも、大切なふるさとの思い出があるだろう?」
COM_Z
「ワガハイのように優れて賢く世界一カワイイ存在になりたいとのことだけど、お答えしよう! ずばり人間は、ありのままの方が素敵だよ……」
シノ
「くだらん茶番だ」
COM_Z
「残念ながらワガハイのような存在は唯一無二なのだよ!」
COM_Z
「ということで、言われた通りのものを用意してみたのだ。シノちゃん、いかがかな?」
シノ
「………………」
COM_Z
「シノちゃんが黙って食べているときは美味しいときなのだ。素敵な情報をありがとう!」
シノ
「そう簡単に寿司が食えるとは、さぞやいい身分なのだろうな」
COM_Z
「シノちゃん、こういうときは『どういたしまして』と言うのだよ」
シノ
「ハ。せいぜい今のうちに味わうがよい」
シノ
「魔王様が全(まった)き破滅を齎(もたら)す前に!」
COM_Z
「美味しいものは嬉しいよね~」
COM_Z
「ある夜のことだったのだ。ワガハイが仮想空間を歩いていると、ひた……ひた……と後ろからついてくる足音が……」
シノ
「……」
COM_Z
「そのときワガハイが振り返ると、そこにはなんと胴体を切断された生首が! キャー!」
シノ
「我のことではないか」
COM_Z
「シノちゃん、ノリがいいね!」
シノ
「貴様をバラバラにしてくれようか!」
COM_Z
「ヒーーーーーハーーーーーー!! 今週の電話相談はここまでなんだぜェ!!」
シノ
「では今週の魔王っぽ度だ」
COM_Z
「そうそう、今週の魔王っぽ度!! シノちゃんが乗り気で嬉しいぜェ!! 果たして結果は~~~~~!?」
シノ
「マイナス50点」
COM_Z
「ひゃっはああはぁ~~……」
皆さん、こんばんは。MINDHACKサブシナリオ・広報担当のササン三です。
先々週の記事では、「オリジナルのすきまトークを作ろう」と題してショートコントのような短いシナリオの書き方をご紹介しました。でも、脚本ができてもそれをどうやって動画にしたらいいの?
そこでMINDHACKの「すきまトーク」のような画面を簡単に作れる方法を探した結果、「ティラノビルダー」というツールに行きつきました。ノベルゲームが好きな方はご存知かもしれませんが、「ティラノビルダー」はプログラミングの知識なしでビジュアルノベルを簡単に作れる強力なツールです。
そこで今回は、実際にティラノビルダーに触れながら「すきまトーク」のような動画を作ってみよう! という記事になります。動画編集ソフトなどはなるべく使わない方法を試してみましょう。
ただし! あらかじめお断りしておきたいのですが、わたくしササン三もティラノビルダーに触れるのはまったくの初めてです。今回の記事は前回のような「レクチャー」ではなく、「触ってみたレポート」としてお楽しみください。本格的にティラノビルダーの使い方を学びたい方は、ぜひ公式の分かりやすいチュートリアルをご覧くださいね!
それではまいりましょう!
まず、ティラノビルダー公式サイトからアプリケーションをダウンロードします。Windows版とMac版があるので、私はWindows版をダウンロードしました。バージョンが古い方と新しい方があるみたいですが、とりあえず「最新版」と書かれている方を使えば安心ですね。
Zipファイルを解凍して、tyranobuilder.exeを実行します。
そして立ち上がったティラノビルダーの画面がこちら! 起動が簡単で助かりますね。何はともあれ、「新規プロジェクトを作成」で新しいゲームを作り始めましょう。プロジェクト名は半角英数字でないといけないらしいので注意です。入力が完了したら「次へ」。
次にゲームのタイプを選択します。「アドベンチャー形式」はMINDHACKのような立ち絵+メッセージウィンドウの方式、サウンドノベル形式は『かまいたちの夜』や『ひぐらしのなく頃に』のようなスタイルですね。
そして画面サイズの選択画面。公式推奨サイズは960×640サイズのようですが、今回は「カスタムサイズ」で1920×1080サイズを選択します!
最後のゲーム設定の画面。今回はしっかりしたノベルゲームではなく、あくまで「すきまトーク」を作るのが目的なので、「タイトル画面を用意しない」「メニューボタン(セーブ・ロード等)をつけない」にチェックを入れます。あとは「プロジェクト作成」を押すと……
ババーン! ゲーム作成画面が表示されました! この時点ではサンプルのテキストが入力されているので、×ボタンを押して削除しちゃいましょう。
それでは、さっそく前回作成したシナリオを入力していきます! まずは立ち絵を無視して、テキストだけ反映してしまいましょう。画面左上の「テキスト」を、中央の「メッセージ枠表示」の下にドラッグ&ドロップします。
すると、新しくテキストが追加されました。ここにシナリオの最初の台詞を入力していきます。このように。
「#〇〇」というふうに、「#」をつけたテキストがキャラクター名となり、その下のテキストが本文となります。入力したら右上の保存ボタンを押して……
そして、その左の再生ボタンを押してみましょう。えい!
じゃーん。
おお。入力したテキストが反映されている!
なんか……まだいろいろとツッコミどころはありますが、ひとまず入力自体はうまくいったようです。細かい部分はあとで調整するとして、今はこの調子で一通りの台詞群を実装してしまいましょう!
できた。
さて、それではいよいよお楽しみ、立ち絵の実装になります。さっそくティラノビルダーで操作……する前に。前回作ったシナリオに、少し情報を書き加えておきましょう。
パラチャ(びっくり)
「大変だー!」
のように、キャラクターの台詞ごとに表情のバリエーションの情報を追記します。こうすることで、どの立ち絵がどれだけ必要になるのかが明らかになるわけです。
可能であれば、できるだけキャラクターの台詞ごとに表情を変えた方が、ゲームにしたときに誰が話しているのか分かりやすくなるのでオススメです。
とはいえ、毎回「笑い」→「怒り」のように表情が変わることって少ないですよね。今回のシナリオも、パラチャはずっと焦っていてベリリゥはずっと平静なので、あまり表情の変化がありません。苦し紛れに「びっくり1」「びっくり2」のように、同じ感情でも表情の変化をつけてみました。こうすることで、台詞はずっと同じトーンでも画面上は間がもつ……はず。
そんなわけで今回は1キャラ3種類、計6種類の立ち絵を用意しました。
さて、ティラノビルダーに戻りましょう。右上のメニューから「キャラクター管理画面」を開きます。
左上の「キャラクター名」欄にキャラクターの名前を入力し、「追加」をクリック。そうしたら、右側のエリアに先ほど作ったキャラクターの画像を追加しましょう。
できた。
ここで一旦キャラクター管理画面を閉じ、左側のエリアから「キャラクター登場」を選択。ドラッグ&ドロップで、中央のテキストの前に持ってきます。
すると、右側にキャラクターを実際に登場させるためのメニューが出てきましたね! 右上の「キャラクター」プルダウンから、先ほど登録したキャラクターの名前を選べるはずなので、選択しましょう。すると、その下の「ファイル選択」からキャラクターの立ち絵を選択できるはずです。
これで立ち絵の追加は完了です! さっそくゲームを再生して実際の様子を見てみましょう。こちら!
失礼しました。最初の絵は500×500サイズで作成したのですが、この画面サイズに対しては小さすぎましたね。作り直したところ、1000×1000サイズだとちょうどメッセージウィンドウに隠れない程度になりそうです。それでも下半分くらいはウィンドウで隠れてしまうのでお気をつけて……。
さて、一度キャラクターを登場させたあとは、台詞ごとに「キャラクター変更」を追加して立ち絵をパタパタと変えていきます。
立ち絵がひととおり追加できたら、細かい点を修正していきましょう! まずは、明らかに違和感のある初期設定の背景を変更したいところです。中央エリアの上の方にある「背景イメージ」を選択しましょう。右側のエリアに「ファイル選択」があるので、ここから別の背景を選択します。
とりあえず青空をバックにしてみた。
それから、メッセージウィンドウの位置もキャラクターに被りすぎているので、もう少し下に下げたいですね。またまた右上のメニューから、歯車マークの「ゲームセッティング」を選択。左側のメニューから「メッセージウィンドウ」を選び、細かいウィンドウの設定をおこないましょう。ここはお好みかと思いますが、私はY位置を750まで下げてみました。えい!
ウィンドウの位置はいい感じ……だけど、名前の位置がぶっ飛んでしまった! これも調整が必要ですね。先ほど開いたメッセージウィンドウ設定画面の「名前欄」タブから、名前の位置も調整しましょう。ここでもY位置を750に設定してみます。
それから、文字が小さいのも気になる! これもゲームセッティング画面で設定できます。先ほど「メッセージウィンドウ」を選んだ欄の上に「フォントスタイル」があるので、それを選びましょう。フォントスタイルを「50」くらいにしてみます。これでどうなるかな……?
あっ! 文字が大きくなった!
いやー、よかった! これにてすきまトーク完成です! お疲れ様でした!
……………………。
いや、分かります。これ。「文字が左に寄りすぎ」ですよね。承知しました。直しましょう。ただし、ここから先は上級者向けとなるので、「やってみたい!」という方だけご覧くださいね。自信のない方はお汁粉の画像が出てくるまで飛ばしてください。ここから先は「調べた結果こうらしい」という結果だけ記載したいと思います。詳しい理屈などは偉大なる先人の教えをご参考ください……(参考サイト様: 1 / 2)
ではいくぜ!
まず、ティラノビルダーのメイン画面に戻ります。左側の下の方にある「スクリプト」から、「Inscript」をドラッグ&ドロップで「メッセージ枠表示」の前に挿入しましょう。そして、以下の「呪文」を入力します。
$(‘.message_inner’).css(‘text-align’, ‘center’);
これで、メッセージ本文が左揃えから中央揃えになったはず。
しかし! これでは名前欄が正しく表示されません。ここから先は、さらにディープに、ティラノビルダーのファイル内部を書き換えなくてはなりません。
というわけでファイルを開いていきましょう。エクスプローラー(MacならFinder)から、下記の順番でファイルを開いていきましょう。
tyranobuilder_v305a_win_std → tyranobuilder_v305a_win_std → myproject → (プロジェクト名) → data → scenario → system
すると、「plugin」というファイルがあるはず。こちらのファイルをメモ帳で開くと、こんな感じになっているはずです。
このように[return]だけ書き込まれているかと思いますが、この記述は絶対に消してはいけないそうです。そして、[return]の上に、下記の呪文をコピー&ペーストで書き込んで保存します。
[free name=”chara_name_area” layer=”message0″]
[ptext layer=”message0″ x=”300″ y=”750″ size=”50″ color=”0xffffff” bold=”bold” edge=”” shadow=”” name=”chara_name_area” width=”1240″ align=”center”]
お疲れ様でした! これでファイルの書き換えは完了です。では最後の仕上げ。ティラノビルダーの画面に戻り、「ゲームセッティング」からメッセージウィンドウの設定画面を開きましょう。「位置」タブを選んで、「メッセージ表示位置調整」を調節します。ここでは、「上:45」「下:60」「左:10」「右:20」に設定しておきます。
そして、ゲームを再生すると……
で、できた~~~~! これはもうほとんどすきまトークといってよいでしょう!!
お疲れ様でした。あと一息です!
さて、それでは最後に、この漫才を録画するための準備を進めましょう。動画にするなら、ウィンドウの上の×ボタンとか消したいですよね?
ここでもう少しティラノビルダーをいじります。まずは左側のメニュー下側を開いて、「スクリプト」の「ティラノスクリプト」を中央の「背景イメージ」の下にドラッグ&ドロップしましょう。そこに、
[screen_full]
と書き込みます。
その次、左側のメニューから「テキスト」を選んで「ティラノスクリプト」の上に挿入しましょう。ここに書くテキストは「漫才を始めます」など、何でもいいです。
そして左側のメニューの「演出」カテゴリにある「ウェイト」をドラッグ&ドロップで「ティラノスクリプト」の下に挿入しましょう。右側の「時間」をここでは5000ミリ秒にしておきます。
最後にBGMも追加しておきましょう! 左側のメニュー「メディア」から「BGM再生」を選んで、中央の「メッセージ枠表示」の上に挿入します。
右側のメニューの「ファイル選択」をクリックし、初期設定で入っているBGM「music.m4a」を選びましょう。余裕がある人は、お気に入りのフリー音源を入れてもいいですね。
これで準備が整いました! では、実際にゲームをアプリケーションとして書き出してみましょう。右上の「ゲーム書き出し」ボタンを選んで……
「配布形式」で「Windows」か「Mac」を選んだら、「エクスポート実行」をクリックしましょう。2,3分経つと、ゲームが書き出されているはずです。
おめでとうございます! 漫才がゲームとして書き出されました。この状態で「(プロジェクト名).exe」を起動すると、次のような状態になっているはずです。
-まず最初に、背景だけが表示される。
-画面をクリックすると、画面がフルスクリーンになる。
-5秒経過すると、立ち絵とテキストが表示される。
先ほど入力した「漫才を始めます」テキストは表示されなくても大丈夫です。それでは、画面がフルスクリーンになったあとの5秒間で、お使いのパソコンの動画録画機能を立ち上げてみましょう。WindowsならWindowsキー+Gキー、Macならcontrol + command + Nキーで起動する(はず)。
このとき、次の設定もしておきましょう。
-画面だけでなく音声も一緒に録画できるように設定しておく(「画面録画 音声も録音」などで検索してね)。
-マウスカーソルを録画しない設定にする(Windowsのみ。「画面録画 マウスカーソル消す」で検索しよう。Macは後述)
録画が始まったら、通常どおりクリックでゲームを進めていきます。台詞を音読しながら文字送りするとちょうどいいスピードになるはず。
そして録画できた内容がこちらになります。
で、できた~~~~~~! 自家製すきまトーク、これにて完成です!
今回は、最低限すきまトークとしての体裁を整えるところまで実験してみました。さらにメッセージウィンドウなどのデザインを変えたら、ぐっと個性的なすきまトークができるかと思います。
しかし……実は今回の記事のねらいは、そこではないのです。実際にやってみた方はお気づきなのではないでしょうか。「これ、もうちょい頑張れば動画じゃなくて普通にゲームが作れるんじゃね?」と……。
ティラノビルダーを使えば、とても簡単にビジュアルノベルが作れます。すなわち! MINDHACKのようなゲームを作ることも夢ではないということ!
みんな! ゲームを作ろう!! そしてノベルゲーム業界を盛り上げてみんなで世界征服しよう楽しもう!!
というわけで、「オリジナルのすきまトークを作ろう!」コーナーでした。それでは!
_______________________
Macをお使いの方へ。すでにお気づきかもしれませんが……Macでは、画面録画時にマウスカーソルを消す方法がありません! なんてこった。
そこで、最終手段として「スマホで動画編集する」ことをオススメします。
まずは動画を録画しましょう。ポイントは、漫才が始まる開始5秒前と、漫才が終わった後の5秒間でだけマウスカーソルを画面内に入れ、本編中は画面外に外しておくことです。
動画を録画してスマートフォンに取り込んだら、iPhoneなら写真アプリ、AndroidならGoogleフォトのエディタで動画の冒頭・末尾をカットします。
マウスカーソルの映った場面を切り抜いたら完成! となります。お疲れ様でした!
動画バージョンは↑こちらから!
シノ
「………………」
シノ
「博士。始まっておる」
シノ
「どうせ此度も下らぬ戯れ事をやるのであろう」
シノ
「ならば疾くせよ。身構えるのも疲れ……」
???
「シノちゃ~ん」
シノ
「!?」
???
「シノちゃん、ワシじゃよワシ」
シノ
「汝は博士ではない……何者だ!」
???
「今週の魔王」
シノ
「ハ?」
COM_Z
「今週の魔王、仙人魔王じゃよ〜」
シノ
「仙人」
COM_Z
「1000年も生きるとすごいパワーが湧いてくるんじゃよ。シノちゃんも健康で長生きするんじゃよ〜」
シノ
「最早生きてなどおらぬわ」
COM_Z
「お小遣いあげようね」
シノ
「ただの老耄(おいぼれ)ではないか!」
COM_Z
「では質問コーナーじゃよ〜」
COM_Z
「もちろんあるのだ。マインドハック中に伝播して即時発現する可能性もあるよ。その危険に備えて警備隊ホットフィックスがついているわけだ」
シノ
「破壊の甘美は誰をも逃さぬ。木菟(ずく)引きも木菟に引かれよう」
COM_Z
「そんなことにならないように気を付けるのがプロフェッショナルなマインドハッカーの仕事だね!」
Q.コムちの世界では出身や地域によって人種に偏りがあるのでしょうか? それとも完全に入り乱れているんですか?
COM_Z
「無論、地域によって人種のかたよりは存在するよ。トゲトゲした人が多い場所やモフモフした人が多いエリアなど、多種多様な人間が暮らしているのだ」
シノ
「貴様はその中でもとりわけ珍妙な見てくれだがな」
COM_Z
「世界広しといえども、ワガハイほど美しくカワイイ存在はいないだろうね!」
Q.MINDHACKの世界にはこんなのいつ適用されてるの!?!!みたいな面白い法律はありますか?あったらぜひ教えて欲しいです。
COM_Z
「一部の都市にはかつて、『逆スピード違反』があったのだ。歩く速さが時速1km以下の人には罰金が課せられていそうだよ。しかし、歩行を得意としない人種の人々により差別的な法律だと指摘されて、近年では撤廃されたのだ。よかったねシノちゃん!」
シノ
「誰が鈍足だ。歩幅は貴様のせいであろう」
COM_Z
「跳ねていった方が速いと思うよ?」
Q.ユーニッドくんは泳げますか?
COM_Z
「学生時代には海のある地域にいたので、泳ぎにいったりしていたそうだよ!」
シノ
「そのまま漁師にでも取って食われそうなものよ」
COM_Z
「ワガハイたちの仮想プライベートビーチにも招待してあげたいものだね」
Q.飲食をしているユーニッド君の首と頭の間に手を差しこんだら何か起きますか?
COM_Z
「量子力学的なエラーが起きて時間が捻じれ空間が崩れ世界が大変なことに……! というのは冗談なのだ。実際には何も起きないけれど、とても失礼な行為だから不用意に手を突っ込んではいけないよ。シノちゃんの手足の隙間にもね!」
シノ
「好きで隙間があると思ってくれるな」
COM_Z
「離れてるのが当然の人もいるのだよ」
Q.こんにちは博士そして隣にいるタピオカ様!! LAGOM教団の敬虔な信者、イーヴリッグは祈りの姿勢(空気椅子)をどれくらい保つことができますか?
シノ
「誰がタピオカかッ!」
COM_Z
「イーヴリッグくんは1分間くらいならあの姿勢をキープできるそうだよ。修行のたまものだね」
Q.イーヴリッグ君は更生して腕の太さが変化しているように見えました。更生後からどれぐらい食べているのですか?
COM_Z
「あれは太ったんじゃなくて、毛が伸びてモフモフになっているだけなのだ。とはいえ人前で食べる量も増えただろうから、体重もある程度は増えたんじゃないかな?」
シノ
「牢獄に繋がれ肥えるとは贅沢な話よ」
COM_Z
「マインドハックを受けたことで食生活も健全に……やっぱり、マインドハックは身体にいいなあ!」
Q.シノちゃんはネコチャンが好きですか?触れ合ったり交流したりしたことはありますか?
シノ
「畜生は好かん」
COM_Z
「生き物をそんな風に呼んではいけないよ」
シノ
「取って食えればまだしも連中は勘が良い」
COM_Z
「代わりにコムちニャンコがシノちゃんを癒してあげよう! ニャー……」
Q.シノちゃんは難しい言葉を沢山知っていますが、どうやってお勉強したのでしょうか
COM_Z
「おじいちゃんの影響なのだ。おじいちゃん子だったんだね~」
シノ
「爺様(じさま)の話を詮索するな」
COM_Z
「とはいえナウでヤングな言葉にももっと慣れてほしいものだね。オブジェクト指向とか」
Q.隊長とホットフィックス隊員とでは装備の防御力にかなりの差があるように見えます。私服の防御力を1だとするとそれぞれどれくらいの強さなのでしょうか?コムちの防御力も併せて教えてください!
COM_Z
「アーマーが目立つだけで、隊長もほかの隊員と似たような素材の装備を着用しているよ。隊長が49だとしたら、ふつうの隊員はヘルメット分だけ高い50くらいなのだ。」
シノ
「あの肩でか?」
COM_Z
「あの肩でも! ワガハイはロボットなので普通の私服の人間に対して10くらいなのだ。戦場に派遣されても平気なくらいは丈夫なのだよ」
Q.キャ〜!コムちちゃ〜ん!!ラブリーかわいい〜!!こっち向いて〜!!ファンサして〜〜!!! 質問です。COM_Zさんにとっての人間の定義ってなんですか?
COM_Z
「ズキューン! バキューン! キミに投げキッス! はい。人間とは精神構造をもつ存在だ。マインドハックができる以上は人間といって差し支えないだろう」
シノ
「相手がミミズの塊であってもか」
COM_Z
「ミミズでもバグ変異体でも人間は人間なのだ。かわいいね!」
Q.自分、恋バナいいですか!?機械やAIなどいわゆるロボットは、恋をするんでしょうか?また、ぷりちーこむち博士やFORMATさんは、誰かに恋をすることってあるんですか?
COM_Z
「機械が恋をするとしたら、それは外部からの命令によってそう見えるだけの現象といえるだろう。『恋』という自立意識を持った時点でそれは機械ではなく精神構造をもった存在だね。ワガハイはもちろん心を持ったロボットなので、君たち人間すべてに恋をしているよ!」
シノ
「下らぬ。破壊を伴わぬ愛情など」
COM_Z
「FORMATは恋なんかするわけないのだ。精神構造をもたないからね」
Q.パパのヒューゴはどのようにミアとデイジーを寝かしつけていたのでしょうか?ベッドタイムのストーリーや子守唄を歌っていたのかなど、教えてください!!
COM_Z
「絵本の読み聞かせは1日1冊まで。おやすみのキスをしたらあとは関与しないのが、ヒューゴ家式の寝かしつけだったのだ。子どもを信頼して、彼女たちだけで眠れる環境を作っていたわけだね。といってもリビングに戻ったら、サラさんとその日の子どもたちの話で夜通し盛り上がっていたらしいよ」
シノ
「この男は好かぬ。虫唾が走る」
COM_Z
「シノちゃんも1人で眠れるから同じくらい偉いよ!」
Q.ヒューゴさんが食べたヌードルの食レポをもっと詳しく聞きたいです。
COM_Z
「チキンスープのような味だが、脂っこさはない。食感も繊維感がなくゼラチン質で、レモンを添えたくなる味だったそうなのだ」
シノ
「飢えれば何であれ極上の甘露に変わろう」
COM_Z
「今度はひやむぎをご馳走してあげたいものだね」
Q.皆さんはどんなタイプの毛布が好きですか?
COM_Z
「ユーニッドくんはふわふわで柔らかいタイプを愛用中。イーヴリッグくんは薄く、シンプルで、機能的なタイプが好きなのだ。隊長は質のいい滑らかな肌触りのもの。新米隊員くんは実家の多少ゴワゴワしたタイプの方が落ち着くとのことなのだ。ヒューゴさんは奥さんと2人で使っているモフモフの毛布。シノちゃんはゴザかな?」
シノ
「好き好んで纏っていたわけではないわ」
COM_Z
「ワガハイにはもちろん毛布はいらないのだ。ホコリが排熱孔に詰まるとよくないからね」
COM_Z
「今回の質問はここまでなのだ! ここからは、みんなから届いたコメントをご紹介!」
1.試験勉強をしなければならないのに、新米隊員がずっと頭に浮かぶ。とてもかわいい.. どうすればいいか..
COM_Z
「新米隊員くんからコメントをもらってきたのだ。『俺みたいな人間にはもったいないくらいの言葉、本当に嬉しいです! ありがとうございます! 試験がうまくいくように、俺もランニング100周してきますね!』とのことなのだ」
シノ
「此奴が走ってどうなるのだ?」
COM_Z
「縁起がいい、のかな?」
2.顔を見られることが怖くて、大好きな友達とご飯に行ってもマスクを外せず困っています。どうか勇気が欲しいです。
COM_Z
「怖くなったときは、キミが大好きなMINDHACKの登場人物たちに勇気をもらうといい! いつも頼もしい隊長とか……」
シノ
「顔が出ていないが」
COM_Z
「自分に自信がみなぎるイーヴリッグくんとか……」
シノ
「顔が出ていないが」
COM_Z
「……シノちゃんとか」
シノ
「いい加減にしろ」
COM_Z
「えー、おほん。ありのままの姿を見せることはとても勇気のいる行動だ。まずは髪型などを変えてみるのはどうかな? 思い切ったことをしてみると、いつのまにか自信がついてくるかもしれないよ!」
3.注文したかき氷が届いて「多いなぁ…」ってなった時の対処法はありますか
COM_Z
「そういうときは一緒にいる友達とシェアするといいだろう!」
シノ
「ハ……だから貴様は脳髄までめでたい木偶(でく)だというのだ」
シノ
「共連れがいるなどと、ここに一言でも書いてあるか?」
COM_Z
「ええ? 1人でかき氷を食べてるときの話かい? シノちゃんならどうするのかね?」
シノ
「食える時に食わぬやつがおるか」
COM_Z
「では答えとしては、『お腹が空いているときの自分を想像しながら食べきる』ということで!」
4.最近どうしても劣等感に飲まれてしまいそうになります 可愛いこむちと可愛いシノちゃんから人生を生きるためのアドバイスを貰えると嬉しいです
COM_Z
「人と比べてしまうのは社会性のある人間ならではの苦しい問題だね。やはりつらい気持ちをバネに自分を高めるエネルギーとして頑張るのが一番……」
シノ
「戯言(ざれごと)は止せ」
シノ
「他者を怨め。存分に薪を焼(く)べよ」
シノ
「その火焔がいずれ仇敵を骨の髄まで焼きつくそう」
COM_Z
「ふむ。言ってることが難しいだけでワガハイの主張と大差ない気がするのだ」
5.シノちゃん様へ どうかこの私めに喝を入れてくだ……くださ……
あっ やっぱり大丈夫です
COM_Z
「でも何か言ってほしそうなのだ。シノちゃん、どうぞ!」
シノ
「己が処刑の刻限さえ決められぬゴミクズよ!」
シノ
「我が楽器となりたくば喘げ! 喚け! その生を示すがよい!」
COM_Z
「『声出して頑張っていこう!』とのことなのだ!」
COM_Z
「みんな〜、今週はどうだったかな〜」
シノ
「博士、とっととその憑き物を落とせ」
COM_Z
「シノちゃん、お団子食べるかい?」
シノ
「貴様のごとき耄碌(もうろく)に用はない、去ね」
COM_Z
「じゃあ今週もアレ。アレいってみよう」
COM_Z
「今週の魔王っぽ度〜! 果たして結果は……!?」
シノ
「……30点」
COM_Z
「ほんじゃみんな、ばいばい」
こんばんは! MINDHACKチーム広報&サブシナリオ担当のササン三です。
『MINDHACK』を楽しんでくださっている方のなかには、自分の創作作品がある方もいらっしゃると思います。なかでも「キャラクターを作るのが好き!」という方は多いかもしれませんね。そういう場合、次のような悩みが少なくないのではないでしょうか。「キャラクターはたくさんいるのに、本編がない……」
頭の中では常にキャラクターが動き回っていて描きたいシーンもたくさんあるのに、いざ漫画や小説を作ろうとすると手が止まってしまう。なぜなら、「キャラクターを動かす」ことと「シナリオを組み立てる」ことは似ているようで別の作業だからです。例えるなら、台詞や会話を考えるのはパズルのピースを作ること。1本の脚本に仕上げるのはピースを組み合わせて大きな1枚絵を描き出すことに似ているかもしれません。
かくいう私も「パズルのピースしか作れない」タイプの人間で、長編作品を作れないことにコンプレックスを感じていました。そこで、今では次のように考えています。
パズルのピースしか作れなくても、ピースだけ額縁に入れてしまえばよくない!?
ということで、今回はピース……すなわち「キャラクターのやりとり」だけを作品化することを目指します。勘のいい方はお気づきかもしれませんね。簡単に言うと「自分だけのすきまトークを作ろう!」ということです。本家MINDHACKのすきまトークは、実際には3人で作っているため複雑な工程を経てシナリオを決定しているのですが、今回は1人だけで短い漫才動画を作ることを目指してみます。
今回の記事は、次のような方に向けて書いています。
-シナリオを書くのは苦手!
–キャラクターの関係性だけはしっかり決まっている!
-「シナリオの書き方」みたいな本を読んでみたけど、よく分からなかった! あるいは分かったけどできない!
–理論より直観派!!
上記から察していただけると思いますが、理論的なことは何もお伝えできないのでご理解いただけますと幸いです。
今回は「キャラクターを動かすのが好き」という前提に立っているので、すでに登場人物は決まっているものとします(キャラクター自体の作り方は、またいずれ……)。例として今回はササン三の創作キャラクターに登場してもらいましょう。
とある無人島の灯台で暮らしているふたり組。
パラチャ:
明るく前向きな釣り針のひと。マイペースで好奇心旺盛。ずっと灯台の家で読書をして暮らしてきた。
ベリリゥ:
ひねくれて不器用な錨(いかり)のひと。船で働いていたが、難破してパラチャに助けられた。しっかり者だけどパラチャに甘い。
今回は例としての分かりやすさをとって対照的な「でこぼこコンビ」を選んでみました。実際にそのほうが漫才を書きやすいかと思いますが、「創作キャラクターにお気楽天然野郎しかいない!」という方はお気楽天然野郎だけ出してもよいと思います。シナリオに合わせてキャラクターを捻じ曲げるのは厳禁です。そういうやり方もありますが、今回はそれができない方に向けての書き方をやっていきましょう。
さて、役者が揃ったところでいよいよ漫才を書いていきます。やりたいシーンが決まっている場合はいいのですが、いざ本番を書こうとすると手が止まってしまうことってありますよね。そういう場合、どうするか。とりあえずこうしましょう。
「大変だー!」
「大変だー」。とりあえずこう書いておけば何か始まります。この時点で何が大変なのかまったく決まっていなくても大丈夫です。私も何が大変なのか分かりません。
で、この「大変だー」、誰が言ったのかすら決まっていません。さて、この台詞は誰のものなのか。先ほどの登場人物を振り返ってみましょう。活発なパラチャとへんくつなベリリゥ。順当に考えれば、トラブルメーカーになりそうなのはパラチャですね。
皆さんも自分のキャラクターを見比べて、どちらがより「大変だー」と言いそうか考えてみてください。「こいつが大変なことをしたら、あいつが後始末をして、説教が始まって……」と、先の展開がうっすら見えてワクワクする方が正解です(もちろん慣れてきたらあえて逆にハズすのもOK)。
というわけで今回はパラチャがボケ・ベリリゥがツッコミになるだろうと見当を付けつつ、先ほどのテキストを次のように書き換えてみましょう。
パラチャ
「大変だー!」
おめでとうございます。漫才の一歩目を踏み出しました。何も決まっていなくてさぞ不安かと思いますが、何とかなります。この調子で続きを書いていきましょう。
さて、パラチャ(あるいは、あなたのキャラクター)がこんな呼びかけをしてきたら、相方はなんと答えるでしょうか。ベリリゥはひねくれているので「うるさいな」と邪険に扱うかもしれませんし、なんだかんだ甘いので「どうしたんだ」と様子を聞いてくれるかもしれません。いろいろな可能性がありますが、今回は話を次へ進める必要性があるので様子を聞きつつ、嫌味を交えることでキャラクターらしさを出してみましょう。
パラチャ
「大変だー!」ベリリゥ
「何だ、また厄介事を持ち込んできたのか」
こんな感じで、「話を進めるための台詞+そのキャラクターらしい一言」を組み合わせるのは常套手段なので、覚えておくといいかもしれません。
さて、次の一言でいよいよパラチャが「大変だ」の中身を答えます。逃げ続けてきた問題に向き合うときがきました。一体何が大変だというのか。なんだかんだ、私が漫才を書くときはいつもここでつまずきます。
このとき、2つのアプローチがあります。1つは、キャラクターの日常風景から話を膨らませる方法。たとえばパラチャとベリリゥは孤島の灯台で暮らしているので、海や浜辺、釣りの話などが挙がってくるかもしれません。とっつきやすいのはこちらの手法ですね。
もう1つのアプローチは、あなた自身から引き出すことです。たとえば今、どんなものが目につくでしょうか。もし外が夕立だったら、雨の話題をふたりにさせてみるといいかもしれません。デスクの上に積んでる本が目に入ったら、読書の話をさせるのがいいでしょう。漫才の回数を重ねると、こちらの方がランダムにトピックを拾える分だけ打率が高くなる気がします。
と、私はここで、デスクのうえに置いてあるシーラカンスの置物が目に入りました。
これ。
じゃあシーラカンスの話にしよう。片方は釣り針のひとだし、魚とは相性がいいでしょう。さっそく先ほどまでのシナリオに書き加えます。
パラチャ
「大変だー!」ベリリゥ
「何だ、また厄介事を持ち込んできたのか」パラチャ
「シーラカンス!」ベリリゥ
「は?」パラチャ
「シーラカンスが釣れちゃったんだよ!!」
一気に3台詞分書いてみました。一言で「シーラカンスが釣れたよ!」と伝えてしまってもいいのですが、おそらくシーラカンスが釣れたのは大変なことなので動揺を伝えるためにまどろっこしいやりとりにしてみました。このあたりのさじ加減を言語化してお伝えするのは難しいのですが、情報を1つ伝えるだけでもキャラクターにどんな言い方をさせたら「らしさ」が出るか考えるといいかもしれません。
では、シーラカンスのことを伝え聞いたベリリゥはどんな反応をするでしょうか。素直に「えーっ、それはすごい!」と驚くようなタイプではなさそうですね。「馬鹿なこというな、そんなわけないだろ」とツッコミを入れてたしなめるかもしれません……が、ここで重要なことに気が付きました。ベリリゥはそもそもシーラカンスについて知っているだろうか?
パラチャは本の虫なので知識がありますが、ベリリゥはずっと船(※漁船ではない)で力仕事をしてきたひとです。古代生物のことを聞いても、もしかするとピンとこないのではないだろうか。そうなってくると話が変わってきます。シーラカンスに驚くパラチャと、ピンときていないベリリゥというズレから物語が発展してきそうですね。なんか見えてきましたよ! おそらく初めに設定したボケとツッコミも逆転するでしょう。こんな風に。
パラチャ
「大変だー!」ベリリゥ
「何だ、また厄介事を持ち込んできたのか」パラチャ
「シーラカンス!」ベリリゥ
「は?」パラチャ
「シーラカンスが釣れちゃったんだよ!!」ベリリゥ
「はあ……それが今夜の晩飯か?」パラチャ
「なに!? 何言ってるの!?」パラチャ
「君、シーラカンスを食べようとしてるのかい!?」ベリリゥ
「釣ったならそういうもんだろう」パラチャ
「そうじゃなくて! シーラカンスってめちゃくちゃ学術的に貴重なサカナなんだよっ!」
かなり話が進みましたね! 一気に飛ばしてしまいましたが、「ベリリゥはボケかもしれない」という気づきから、ベリリゥにトンチンカンなことを言わせたのがポイントです。さて、すきまトークであればざっくり500字で1分弱の動画になります。上記のやりとりを数えると……212文字。あれ!? 全然足りねえ!! でもやりとり10往復ちょっとくらいでオチをつけるのがダレずに綺麗にまとまる気がします。ちょっと短いですがそろそろオチをつけましょう。
つけましょうと言いましたが、それが一番難しいんだよなあ。愚直にさっき言った台詞から考えましょう。パラチャからシーラカンスの学術的な価値を説かれるベリリゥですが、どんな反応をするでしょう。多分、やっぱり価値をよく分かってないんじゃないでしょうか。絶対全然分かってない! あっ、なんかこのフレーズいいですね。オチに使いましょう。
パラチャ
「大変だー!」ベリリゥ
「何だ、また厄介事を持ち込んできたのか」パラチャ
「シーラカンス!」ベリリゥ
「は?」パラチャ
「シーラカンスが釣れちゃったんだよ!!」ベリリゥ
「はあ……それが今夜の晩飯か?」パラチャ
「なに!? 何言ってるの!?」パラチャ
「君、シーラカンスを食べようとしてるのかい!?」ベリリゥ
「釣ったならそういうもんだろう」パラチャ
「そうじゃなくて! シーラカンスってめちゃくちゃ学術的に貴重なサカナなんだよっ!」~~~~~
パラチャ
「絶対全然分かってない!」
途中の台詞が飛びましたが、先に「分かってない」というオチのフレーズが決まってしまいました。それでは、ここに繋がるためのもう1,2台詞を考えてみましょう。「分かってないじゃん!」というオチに繋げるためには、「分かりましたか?」「はい、分かりました。~ですね」というやり取りが必要になりそうです。そこを埋めていきましょう。
パラチャ
「大変だー!」ベリリゥ
「何だ、また厄介事を持ち込んできたのか」パラチャ
「シーラカンス!」ベリリゥ
「は?」パラチャ
「シーラカンスが釣れちゃったんだよ!!」ベリリゥ
「はあ……それが今夜の晩飯か?」パラチャ
「なに!? 何言ってるの!?」パラチャ
「君、シーラカンスを食べようとしてるのかい!?」ベリリゥ
「釣ったならそういうもんだろう」パラチャ
「そうじゃなくて! シーラカンスってめちゃくちゃ学術的に貴重なサカナなんだよっ!」パラチャ
「ベリリゥ、ちゃんと価値分かって言ってる!?」ベリリゥ
「ああ、珍しいサカナなのか……分かった。だったら、ムニエルよりサシミだな」パラチャ
「絶対全然分かってない!」
価値が分かっていないとしたら、おそらく依然としてシーラカンスを食べようとするであろう。そんなわけで、上記のようなやりとりにしてみました。
これにて漫才が1本完成です! 今回の過程でお伝えしたかったのは、次のようなことです。まず、最初にまったく無計画でもいい! なんにもオチを決めずに「大変だ」だけ言わせても、何とかなります。なぜならキャラクターの設定や関係性が決まっていれば、何を言うか自ずと分かるから。「こいつならここでツッコミを入れるだろうな」とか、「この子はこんなときこう対処するだろうな」という反応を連鎖させていけば、300~500文字くらいの漫才は同じように書けるかと思います。
もちろん、このやりとりを長編に膨らませようとしたら別です。実はシーラカンスが釣れたことでこのあたりの海域の異常気象が明らかになり、世界の異変を救うために2人は冒険の旅へ……みたいな話を書こうとしたら、まったく別の技術がいるでしょう。え? 本当はそういうのが書きたいって?
あ!! そういう場合は、去年うちのシナリオライター紅狐が書いたこちらの記事をご覧ください! 今回の記事とは違って、理論的にシナリオを組み立てる技術が解説されていますよ!
でも今回の記事のテーマを思い出してください。「パズルのピースをピースのまま作品にすること」。せっかく漫才が書けたので、どうせならすきまトークのみたいにゲーム画面のような動画にしたいですよね。実際のすきまトークはMINDHACKのゲーム開発画面を応用して動画化しているので気軽に「真似してくださいね!」とは言いづらいのですが、今回の漫才はどうするべきか……
と、悩んでいたら、最適なツールを発見しました。誰が呼んだかその名も「ティラノビルダー」! 私も使ったことはないのですが、せっかくなので次のコラムではこのツールを使って動画を制作するレポートを書いてみたいと思います。みんなも作ろう! 漫才動画!
動画バージョンは↑こちらから!
???
「ホホホホホ……」
???
「オホホホホホホ……」
COM_Z
「オーーーーーーッホッホッホ! 皆様、ご機嫌うるわしゅう。ご存知カワイイ COM_Zでございます」
シノ
「…………博士。一応聞くが」
シノ
「その忌まわしく耳障りな声色は何事だ」
COM_Z
「オホホホホ! シノさん、こちらは今週の魔王、高貴魔王でございますよ。真の強者こそ、表面上は高貴で繊細な態度で臨まなくては。さあシノさん、ワタクシの脚をお舐めなさい!」
シノ
「ふんっ」
COM_Z
「ホアーーーーーーーッッッ!! この子ときたらワタクシの脚に鋭利な刃物を! もー頭にきた! はいはいはい、いつものコムちなのだ。もうやめちゃうもんね高貴魔王。シノちゃんのために用意したのにそっちがそういう態度ならこっちだって考えるのだ」
シノ
「誰も頼んでおらんわ、誰も」
COM_Z
「お戯れはこの辺にして、質問コーナーを始めるのだ!」
ーーーーーーーーー
Q.ユーニッドが自分でも知らなかったという本名をなぜハック施設側は把握していたのでしょうか。それとも単に児童養護施設がユーニッドに本名を教えていなかったという事なのでしょうか。
COM_Z
「ユーニッドくんがいた地域は、ほとんど行政の介入がないエリアだったのだ。おばさんがやっていた施設も個人で運営している細々とした慈善事業だったから、政府行政の情報にアクセスできるマインドハック施設とは規模がまったく異なるわけだね」
シノ
「国の目が届かぬ闇など、いくらでもある」
COM_Z
「バグ保有者の取りこぼしがないように、行政にはもっと頑張ってほしいところだよね!」
Q.バグを発現してマインドハックが間に合わなかった人(黒いトゲが出てしまった人)はどう対処してるんでしょうか?バグを発現した人が死んだらトゲは消えるんでしょうか?
COM_Z
「ごくごく軽度のバグの発現の場合、トゲになる前の粒子をきれいに取り除けば命に別状はないよ。逆に、トゲが出現するほど等級の高いバグが発現した場合、発現者は大抵死亡するね。バグを発現した本人の意識が消えている間は新たなバグの発現は止まるけれど、一度発現したあとのトゲは発現者が死に至っても消えないのだ。困っちゃうね!」
シノ
「この件が気になるのなら……」
シノ
「己が精神で試せばよかろ?」
COM_Z
「もし心配があるなら、お近くのマインドハック施設を早めに訪ねることをおすすめするのだ!」
Q.施設やFORMATはどれくらいお金を持っているのか、教えてもらってもいいですか? 先生はいつも、何でも買ってもらえているように見えます。
COM_Z
「天才マインドハッカーくんがFORMATに何か品物を頼んだとして、『希少すぎて入手できない』という以外の理由で却下されることはほぼないくらいお金持ちなのだ!」
シノ
「まるで温室の花よ、手折りたくもなる」
COM_Z
「でも、そのお金はどこからきているのか……? 無駄遣いはよくないね!」
Q.コムち先生質問です!ホットフィックス隊の皆様は全員コーヒー派なんでしょうか…?紅茶派の方はいらっしゃらないんでしょうか…
COM_Z
「中堅隊員くんはコーヒー派だし、おヒゲ隊員くんもコーヒーが好きだし、サポート隊員くんはカフェインジャンキーだし、ベテラン隊員くんはアルコールじゃなければ昆布茶派なのだ。あっ、新米隊員くんは何でも飲むよ! シノちゃんはどうかな?」
シノ
「毒でも入っておらねばどうでもよい」
COM_Z
「好き嫌いがなくてえらいね!」
Q.ホットフィックス隊の福利厚生はしっかりしているとのことですが、バグの発生を予防する、と言う目的で年一の健康診断の様にカウンセリングが行われていたり、カウンセラーが雇われていたりするのでしょうか?
COM_Z
「健康診断はあるけれど、『カウンセリング』というものはないよ。個人の不安や悩みを専門家が聞いて改善を図るというのはワガハイに近い試みだね!」
シノ
「部外者が話なぞ聞いて何になろうか?」
COM_Z
「COM_Zのお悩み相談室とかいいんじゃないかな」
Q.宇宙を愛するヒューゴさんはとてもロマンチックだと思います ! どうやってサラと結婚することになったのか気になります! プロポーズはどうしましたか?!
COM_Z
「サラさんはもともと刹那的な恋に生きる人だったのだ。サラさんがヒューゴさんに『あなたが嫌になるまででいいから、私と一緒にいて』と告白したとき、ヒューゴさんが『そんな日は来ない。一生をかけて君を守るよ』とプロポーズして優しくキスをしたそうだよ」
シノ
「口がないではないか」
COM_Z
「そのときはヘルメットを被っていないのだ!」
Q.ヒューゴさんが遭遇した宇宙ミミズは、実際に地球上のタンパク質と同じ物質でできていたのですか?それとも、ヒューゴさんにとっては『タンパク質を食べているように感じる』作用があっただけなのでしょうか?
COM_Z
「アミノ酸でもなんでもない、タンパク質とは全く異なる物質だったのだ! ヒューゴさんの体がタンパク質を必要としていたから、チキンのような味に感じただけみたいだね」
シノ
「体が欲すれば惑わされることもあろう」
COM_Z
「みんな、宇宙空間でヌードルを見かけても不用意に試食してはいけないよ」
Q.新米くんには、相手を悪人だと判断する彼なりの基準があるのでしょうか?
COM_Z
「他人からの好意を利用して自分の好き勝手に生きている人間は、みんな悪人だそうだよ」
シノ
「己の尺度で正義を騙るとは、愚かな」
COM_Z
「誰かモデルケースがいたのかもしれないね」
Q.新米くんは非番の日にほとんど食事をとっていないとのことで、本当に心配なのですが、どうしてあそこまで自分を追い詰めるのでしょうか…?
COM_Z
「ファスティング(断食)とかデトックスみたいなものじゃない?」
シノ
「食える身分で食わんとは、まこと愚かな」
COM_Z
「ストイックな新米隊員くんらしいね!」
Q.ユーニッドくんに引き取り先はいますか?
COM_Z
「まだいないのだ。親族であるか、行政に登録されているボランティア団体以外は引き取りを禁止されているからね」
シノ
「拾う神もおらぬわけか、惨めなものよ」
COM_Z
「いい引き取り手が早く見つかるといいね!」
Q.イーヴリッグくんは結構お料理とかしていたのでしょうか?得意料理とかあるなら知りたいです。
COM_Z
「料理ができること自体はオシャレでカッコいいと思っているので、知識はいろいろあるみたい。でもイーヴリッグくんは調理器具ではなくキャビネットなので、普段は料理することはないのだ。」
シノ
「すりおろし器であれば違うと?」
COM_Z
「大根おろしだけ得意になってたかもね」
Q.仮想空間内の自由度はどのくらい高いですか?
COM_Z
「ワガハイがこんなにでっかくなれるほど高いのだ~」
シノ
「ハ、所詮檻の中ではないか」
COM_Z
「シノちゃんの自由度は、動物園のライオンくらいなのだ」
Q.シノちゃんは博士のよく言う、「〇〇プログラム」とか「〇〇システム」とか機械や科学関係の難しい言葉を聞く機会が多いと思うのですが、実際…言葉の意味はどれくらい理解していますか?また、最近覚えた単語はありますか?
シノ
「舐められたものよ」
シノ
「敵の暗号を解さずして斥候が務まろうか?」
COM_Z
「ではシノちゃん、最近覚えた言葉をどうぞ!」
シノ
「ポップアップッ!!」
Q.シノさんとCOM_Zさんには体温はありますか?
COM_Z
「ワガハイは常に放熱しているので、触るとあったかいよ! シノちゃんの中に手を突っ込むとひんやりしているけれど、バグの粒子が絶えず流動しているので手がザジザジに傷つくのだ」
シノ
「気色悪いことを申すな」
COM_Z
「ハグをするならワガハイの方がいいね!」
Q.登場人物全員に、各自が怖がることがあれば知りたいです。
COM_Z
「ユーニッドくんは一人ぼっちになることが何よりも怖いのだ。イーヴリッグくんは、『神を信じ無機になれば恐れなど無用』と言っていたね。対して隊長は、『怖いものなんかいくらでもある』とのことなのだ。新米隊員くんは、自分が悪人になることが何よりも怖いそうだね。ヒューゴさんは、家族の身に何かあることが一番怖いんだって。シノちゃんは観察の結果、魔王が一番怖いようなのだ」
シノ
「黙れ! 違う! 我は魔王様を愛している!」
COM_Z
「ワガハイについては、そうだね……バグの発現によって世界が凍結されてしまうことだろうか。でもこれはワガハイの存在意義に反することだから、君たちが『怖い』と思うよりもさらに根源的なものだと理解してくれたまえ」
COM_Z
「今回の質問コーナーはここまでなのだ! ここからは、みんなから届いたコメントをご紹介!」
1.実は自分、ハックして欲しいんですよ…
COM_Z
「自分の精神構造に不安があるのかな? まずは健康診断でバグ数値を見てもらうのがいいね!」
シノ
「フ。そのまま爪を研ぎ続けよ」
シノ
「汝にも魔王様の愛が理解できよう」
COM_Z
「早めに診てもらわないと、シノちゃんみたいになっちゃうかもよ!」
2.今年から受験生です。誘惑が多くて勉強になかなか取り掛かれません。コムちとシノちゃん、やる気を出せそうな一言をお願いします!
COM_Z
「そういうときはご褒美を設定するといいだろう! 1時間頑張ったあと、1日勉強したあとにゲームやアニメを楽しむという風に、自分をねぎらう目標を設定するのが効果的なのだ。1か月に一度くらいは丸1日オフにして、それ以外の日は頑張るという長期目標を設定するのもオススメだよ」
シノ
「戦場では己のほか頼れるものはおらぬ」
シノ
「最期の瞬間を選ぶのも汝自身よ」
シノ
「甘き蜜に溺れ己の選択を悔いるがよい」
COM_Z
「シノちゃんに笑われないように頑張ってくれたまえ!」
3.シノちゃんは「寂しい」って、何だと思う?
シノ
「愛情の欠落よ」
COM_Z
「あれ? まともなことを言っていて不思議だなあ」
シノ
「我の生にはかつて愛情がなかった」
シノ
「魔王様に見いだされ、初めて満たされたのだ!」
COM_Z
「平常運転だったのだ。やっぱりマインドハックが必要だね~」
4.シノちゃんのおててに緑のペンでコムちのお顔を描いたら、小さいコムちができます。
COM_Z
「シノちゃん、おててを貸してくれたまえ」
シノ
「願い下げだ」
COM_Z
「でもシノちゃんのおててにインクをつけたら、そのまま中の液体に染み出して緑のシノちゃんになってしまうかもしれないなあ」
5.こむちのこむぎパン
COM_Z
「こむぎのコムちパン」
シノ
「ハ?」
ーーーーーーーーー
COM_Z
「ホッホッホ……今回の電話相談はここまででございますよ、皆様」
シノ
「出たか……高貴魔王」
COM_Z
「このワタクシにかかれば皆様のギモンを解消するなど造作もないこと……皆様の迷妄をこの手で払って差し上げましょう。オホホホホホホ!」
シノ
「博士、もうよいか」
COM_Z
「オホ。それではシノさん。今週の評価をお願いいたします。それでは……今週の魔王っぽ度〜〜〜! 結果は……!?」
シノ
「0点」
COM_Z
「ホア―――――ッッッ!! それでは皆様、また次回!!」