投稿者: ササン三

MINDHACK:キャラクター紹介09

【キャラクター紹介:シノ】

施設が入手した謎のフロッピーディスクの中に封印されていた。意思を持ったバグである「バグ変異体」と呼ばれる存在で、10年前の特A級バグ掃討作戦の最中に生まれたようだ。

現在は精神だけとなっており、フロッピーディスクの外に出る機会を窺っている。好きなものは人間の苦しむ声。嫌いなものは「博士」。

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改めてシノのご紹介です。開発ブログでは長らくフロッピーディスクの姿しかお見せしていませんでしたが、ゲーム本編で真の姿がお披露目となりました。本人的には真の姿でもないようですが……

開発超初期の初期、制作メンバーのササン(筆者)がキャラクターを案出しした段階では「山の神」という設定でした。ストーリー上、なんか強大な存在をハックしたいよね、という動機で厄神っぽいものを想定していた覚えがあります。で、そのとき描いたラフが「面覆をした大蛇」のようなデザインだったのですが、気づいたらアート担当のホでヴにより縮められてました。何でだよ!

その後はコンセプトが固まり、「小さい・まるい・邪悪」というキャラクターに落ち着きました。最初は大鎌を持たせていたので、その形跡がササンのノートに残っています。

ちっこいキャラクターが凶悪な武器を持ってるのっていいですよね。大鎌は開発中盤まで定着しつつあったのですが、よく考えたらまるい身体にしまう場所がない!ということで、ナイフに変更になった経緯があります。ナイフは、シノが昔から愛用していた得物が変化したもの。

最終的には、「頭巾のヒラヒラがナイフに変形する」という演出にまとまりました。


博士(今後のアップデートで登場)との関係については、下の落書きがことの外しっくり来たところから腐れ縁が始まりました。(博士についての詳細はこちら

そのほか、色々と試行錯誤していたので、ササンやホでヴが描いたラフがわんさか残っています。

シノの部屋はいろいろ浮いてて住みにくそうですが、10年間も封印されていると慣れるようです。

先日配信されたアーリーアクセス版でシノに会えるので、まだの方はぜひチェックしてみてくださいね!

MINDHACK:ブログのご案内

こんばんは!そして初めましての方は初めまして!本ページは、ビジュアルノベル『MINDHACK』の情報を毎週土曜日に掲載している公式ブログです。制作中の裏話から、キャラクターの詳しいプロフィール、世界観のこぼれ話など盛りだくさん!MINDHACKをより一層楽しんでいただける内容をお届けしています。

当ブログは世の闇に潜み、ひっそり更新を続けてきました。そして気づけば、2年以上もの記事が蓄積。アーリーアクセス配信を機にMINDHACKを知った方にも、ぜひ過去記事の内容に触れてほしい……のですが、いかんせん量が多い!どこから読んだらいいのか分からない!

ということで今回の記事では、過去記事をカテゴリに分けてご紹介していきます!記事の主役となるキャラクターやテーマごとに分類してまとめてみました。ぜひお気に入りの項目から、MINDHACKのもっと深い世界に触れてみていただけると幸いです!

 

・ユーニッド関連記事

MINDHACKキャラ紹介01
当ブログで最初に紹介したのがユーニッドでした。アート担当ホでヴ直筆の「ユーニッドの原型キャラ」が掲載されていますが、ほぼ別人。

MINDHACK:楽曲紹介08
MINDHACKの楽曲全般を制作いただいている、小鉄昇一郎さんによる「ユーニッドのテーマ」コメントです。ヒップホップの文脈からコンセプトを解説していただきました。

Bloody Paella
ユーニッド率いるギャング、Bloody Paellaのスピンオフ。
こちらはblogの記事ではなく漫画となります。
彼が作り上げたギャングとはどんな物だったか、覗いてみましょう。
不定期更新中!

ブラパコラムの記事
Bloody Paellaを読んでいて出てくるふとした疑問に対する回答。こんな意味があったのか!

 


・イーヴリッグ関連記事

MINDHACK:キャラ紹介05
イーヴリッグの初登場記事です。何気にここでしか見られない立ち絵と、デザインの変遷を記録しています。

MINDHACK:第2章開発中
LAGOM教団の詳細をお伝えしています。気になる「教団内の家具ランク」も明らかに。あなたはどの家具?

MINDHACK:LAGOM教団の勧誘
怪文書。

MINDHACK:楽曲紹介09
MINDHACKでも随一のド派手な楽曲、イーヴリッグのテーマの解説です。楽曲内で聞こえる不思議な声の謎が明かされます。

開発日記 6/25
イーヴリッグの後ろ姿、素足、上半身を大公開!

 


・シノの関連記事

シノについては、今後のアップデートで登場する予定のキャラクター「博士」とセットで登場する記事が多めです。先に見るか、本編を待つかはご自由に!

MINDHACKキャラ紹介07
シノの初登場記事。なんだこのフロッピーディスクは!

MINDHACK: COM_ZとSINO
「博士」とシノの交流の記録。破壊衝動ってなあに?の話。

MINDHACK: COM_ZとSINO2
「博士」とシノの交流の記録。破壊衝動、実践編の話。

MINDHACK: COM_ZとSINO3
「博士」とシノの交流の記録。ジェンガの話。

 


・先生の関連記事

MINDHACKキャラ紹介02
先生については、基本的に遊ぶ人の解釈に任せているため、解説記事は少なめです。自由なドクター像を描いてみてくださいね。

MINDHACK:主人公
開発チームが「先生」をどのように描いているかについて、ちょっとだけ解説しました。世にも珍しい実写版先生(?)も。

 


・隊長の関連記事

MINDHACKキャラ紹介04
隊長の初登場記事。威圧感がすごいですが、実は「RPGで最初に出会う親切な人」のような存在。カラーリングが初期設定のもので、レアです。

MINDHACK:隊長の肩アーマー
隊長といえば肩、肩といえば隊長。謎多き重装アーマーについて、解説と図解をご用意しました。これであなたも肩マニア。

MINDHACK:警備隊の持ち物②
隊長といえばできる大人。そのポケットの中身を一挙公開しました。また、通勤時には鎧を外した姿も。

MINDHACK:年の瀬
ある年の暮れのこと、先生のオフィスを訪ねた隊長のショートストーリーです。

MINDHACK:隊長二面図
作画資料として制作した、隊長の装備の二面図を公開。装甲の下の服も明かされています。

MINDHACK:隊長百面相
過去のブログ記事やスピンオフ「すきまトーク」に登場した隊長のコスプレ集。コスプレ……コスプレ?

 

・新米隊員の関連記事

MINDHACKキャラ紹介03
新米隊員の初登場記事です。大昔に書かれた、新米くんの原型となった絵と合わせてご覧ください。

MINDHACK:警備隊の持ち物①
先生を守る警備隊、ホットフィックス。その持ち物を一覧にして解説しました。危険な現場の生々しさを感じるリストです。

がんばれ!HOTFIX
マインドハッカーを守る警備隊『ホットフィックス隊』の日常スピンオフ。
こちらはblogの記事ではなく漫画となります。不定期更新中!

 

・FORMATの関連記事

MINDHACK:キャラ紹介06
FORMATの初登場記事。ご存じみんなの母親的存在です。

MINDHACK:楽曲紹介06
FORMATのテーマです。空耳が聞こえるともっぱら評判の楽曲。

 

・「博士」の関連記事
今後のアップデートで登場する予定のキャラクターです。核心的な部分のネタバレは含まないので、物語の続きの要素をチラ見したい方はどうぞ!

MINDHACK:キャラ紹介08
博士の初登場記事。本人がじきじきに自己紹介してくれています。

MINDHACK:質問コーナーのお知らせ
2022年の夏、ファンの皆様からMINDHACKにまつわる質問を集めて回答する企画を行いました(現在は質問の募集は行っていません)。博士とシノが進行してくれています。

MINDHACK:質問コーナー回答その1
ホットフィックスの人数や主要キャラクターの誕生日、ユーニッドの得意科目などについてお答え。

MINDHACK:質問コーナー回答その2
新米隊員の家族構成やユーニッドの住宅事情、イーヴリッグハゲそう問題などについてお答え。

MINDHACK:質問コーナー回答その3
イーヴリッグの好きなランチプレート、ユーニッドの交友関係、マインドハッカーの資格などについてお答え。

MINDHACK:質問コーナー回答その4
新米隊員おすすめの食事処、ユーニッドの収入源、イーヴリッグの箱の重さなどについてお答え。

MINDHACK:質問コーナー回答その5
先生が好きな花、主要キャラクターが好きな寿司ネタ、LAGOM教団の修行などについてお答え。

 

・そのほかキャラクターに関する記事

背丈比べ
MINDHACK主要キャラクターの身長に関するデータです。ウニがでかい。

MINDHACK:3章仮実装&おえかきチェック
MINDHACK主要キャラクターにお絵描き対決してもらいました。お絵描き対決って何だ?見た方が早い!

 

・世界観に関する記事

MINDHACK世界観紹介
デバッグルームのビジュアルができあがるまでのアレコレを記録しました。「ちっちゃくてカワイイ椅子」になるまでには色々あったのだ。

警備隊のシンボルマーク
警備隊ホットフィックスのシンボルマークである三角形についての豆知識です。アーリーアクセス版を遊んでから読むと新たな発見があるかもしれません。

施設の見取り図
マインドハックを行う施設のマップを図にしました。間取りってなんかワクワクするよね。しない?

MINDHACK:マインドハック以外の方法
マインドハック技術が確立する前には、どのようなバグ対策があったのか解説しました。ご唱和ください、マインドハックは身体にいいなあ!

 

・ゲーム内楽曲についての関連記事

MINDHACK:楽曲紹介01
オフィスの楽曲です。楽曲内のクセになる「キュイ……」の音について小鉄さんにコメントしていただきました。

MINDHACK:楽曲紹介02
タイピングパートの楽曲です。Jukeと呼ばれる楽曲ジャンルについて解説していただいています。

MINDHACK:楽曲紹介03
「ウニを丸めた」ときの楽曲です。ご陽気!ハッピー!マインドハック最高~~~~~!

MINDHACK:楽曲紹介04
記憶を覗いているときの楽曲です。参考音源が豊富でルーツが分かりやすい。

MINDHACK:配信告知&楽曲紹介05
タイトルの楽曲です。(配信告知は2022年のものなので注意)モチーフとなった、とあるピアノ楽曲についてご紹介しています。

MINDHACK:楽曲紹介07
廊下のテーマです。『訓練を受けた特殊部隊のプロフェッショナルたちが、オリジン弁当を食べながら気だるげに午後の任務についてすり合わせをしている』ような楽曲。

 

・そのほか開発に関する記事

MINDHACKロゴ
ゲームのタイトルロゴができるまでの試行錯誤を記録しました。開発初期のうろうろ感をお楽しみください。

MINDHACK:UIができるまで
テキストメッセージ欄などのUIができるまでの紆余曲折を記録しました。開発初期のもぞもぞ感をお楽しみください。

MINDHACK:プログラマー紹介
MINDHACKの技術サポート、undoさんのご紹介です。そう、あの『イノウノカルテ』のundoさんだッ!!

MINDHACK:英語へのローカライズ①
MINDHACKの英語版翻訳について、フリーランス日英翻訳家・岩﨑さんに解説していただきました。ユーニッドの海鮮語録はどう英語化したのか!?

MINDHACK:英語へのローカライズ②
引き続き岩﨑さんによる英語版MINDHACKの解説。「マインドハックは身体にいいなあ!」を英語で言ってみよう!

 

すきまトーク

本編のすきまとすきまを埋める、月イチ更新おもしろ会話劇。
本編に登場するさまざまなキャラクターや、本編では見られない施設の日常のようすをご覧いただけます。
だいたい毎月の4週目土曜日に更新中。

 

以上となります。いやあ、たくさんあるなあ。アーリーアクセス版を3章までクリアしたけど、まだまだ物足りない!という方は、春の夜更けにぜひ読んでみてください。今後も毎週土曜日に、ブログで最新情報をお届けしていきます!

MINDHACK:4月6日アーリーアクセス直前特集

いよいよ来週はアーリーアクセス配信開始です!全国のマインドハッカーの皆様におかれましては、4月6日を今か今かと待ち望んでいらっしゃることかと思います。一方、本日はじめてブログをご覧になった方もいるはず。そこで今回は、新規の方にもMINDHACKのことをざっくり知っていただく復習編をお届けできればと思います!

 

そもそもMINDHACKとは?

「悪人の頭をお花畑に変えるビジュアルノベル」です!主人公は他人の精神をプログラムで破壊できる天才ハッカー!人間の精神に潜む破壊衝動「バグ」を駆除するべく、専門施設で日々悪人たちと対峙していきます。札付きのワルを無理矢理ハッピーな人格に書き換えよう!

どんなキャラクターが出るの?

MINDHACKに登場するキャラクターたちはこちら!

・ユーニッド

最初の更生対象で、ストリートギャング「ブラッディパエリア」のボス。舎弟を集めては馬鹿騒ぎするのが好きで、一人でいるのが大嫌い。マインドハック施設には、轢き逃げと放火の罪がきっかけで送られてきた。本人は「あれは事故」と言い張っているが……?

 

・イーヴリッグ

2番目の更生対象で、カルト宗教「LAGOM教団」に心酔する信徒。信者の等級を「家具のサイズ」で表す教義に従って、自身を「神の無機のキャビネット」と称する狂信者。自信過剰で演技がかった言動をする癖があり、初対面の相手にも布教を欠かさない。

最近、破門された。

 

・シノ

3番目の更生対象で、フロッピーディスクに精神を封印された謎の人物。マインドハックのときは特殊な機器を通じて先生と対峙する。破壊衝動を「愛情」と呼んではばからず、他者に危害を加えることに躊躇がない。が、今のところ手も足も出ないので基本的に無害。

 

・新米隊員

先生を守る警備隊「ホットフィックス」の新人。素直でまっすぐな好青年だが、悪人に対しては誰よりも正義感を発揮する。時には感情的になりすぎて、隊長にたしなめられることもしばしば。悪人の根性を叩き直す能力を持った先生を心から尊敬している。食通。

 

・隊長

ホットフィックスのリーダー。人を信じることを忘れない善き心の持ち主で、全人類を受け入れる博愛の人物。一方、緊急時には手を下すこともいとわない、マインドハック施設の最後の砦でもある。多くの人からの畏敬を集めるが、先生とはよき友人として気兼ねなく接する。本名はレベッカ・ソーン。

 

アーリーアクセスではどんな内容を遊べるの?

MINDHACKのアーリーアクセスは日本時間で4月6日午前0時にリリースされます。プレイ可能な範囲は第3章まで。そして物語の続きは、今後の無料アップデートでお楽しみいただけます。アーリーアクセス期間中に購入すれば、正式リリースの内容も追加のお支払いなしでプレイが可能!アーリーアクセス版は正式リリース版より低価格で販売いたしますので、ぜひお得に購入できるアーリーアクセス版をお求めください。

ストーリーには「先生」となってキャラクターへの返答を選ぶことができる選択肢が現れ、どちらを選ぶかによって、異なる視点で世界を見ることができます。

あなたの回答次第で、更生対象の違った側面が見られるかも?もっと彼らのことを知りたい方は、ぜひ何度もプレイしてみてくださいね。一周クリアした後はNEW GAMEからオープニングを飛ばしてチャプターセレクトが可能です。

このほか、サウンドトラックも近日配信予定です!また現時点で公開している体験版は、アーリーアクセス開始後は一定期間のみ公開を停止するのでご了承ください(本編第1章と同じ内容にするのでちょっと待ってね!)

 

たくさんの方に応援して頂いて、ついに本編を遊んでいただける機会がやってきました。これまでブログで紹介してきた様々な内容も詰まっているので、物語を楽しんでいただければ幸いです!
最近知ってくださったかたも、これを機にぜひ過去のブログもご覧になってくださいね!
今後のアップデートについても、こちらの開発ブログで引き続き紹介していきますので、お楽しみに!

MINDHACK:実績アイコン制作

ごきげんよう、ササンです。今回は久々の制作報告です。

MINDHACKは来たる4月6日、Steamにてアーリーアクセスを開始します。そう、Steamにて。ということは、ある課題が存在します……そう、「実績」機能!

Steamのゲームでは、作品ごとに開発者が自由に設定したおまけミッションが存在します。たとえば「ゲームを第○章まで進める」とか、「アイテムを△個集める」とか、そういうお題ですね。ミッションをクリアすると実績が解放され、その証がプレイヤーに付与されることに。遊んでいる人は、ちょっと良い気分になれるのです。MINDHACKでもささやかながら、カンタンな実績を用意しています。

実績機能そのものはプログラマーのundoさんに実装をお願いし、無事に導入できたのですが(undoさんいつもありがとうございます!!)、もう一つ準備したいものがありました。それは、実績アイコン!実績を解放したときに、ちっちゃく表示される画像のことですね。

これは我らがPortalの実績の例。

もちろん既存の素材を流用して無難なアイコンを仕立てることもできるのですが……インディーゲーム界隈、実績アイコンは開発者のコダワリとサービス精神の見せ所(と、私は勝手に思っている)。せっかくなので、なにか特別なアイコンを作ろう!と思い立ちました。

で、わたくし、前から一度やってみたいことがあったのです。それは、ドット絵!ピクセルアートでMINDHACKキャラを描いたアイコンを実績にあてがったら、オシャレなんじゃない!?ということで、ほぼ20年ぶりにドット絵に挑戦することにいたしました。(ちなみに昔はしぃペインターで描いていた……通じるのかこのネタ)

久々のトライということで、まずいくつかのドット絵指南サイトを巡り、基礎的な知識を身につけました。例えばドット絵でナナメの直線を描く時は、ドット数が2,2,2…とか3,3,3…とか規則的に並ぶようにするのがキホンらしいです。

なるほど。ではさっそく実践してみましょう。やー!

……………。いきなり最難関のキャラにぶち当たってしまったようです。気を取り直して、直線がキレイになる角度を模索しつつ、形を整えていきます。試行錯誤の末できあがったアイコンがこちら。

ウニーーーーーーン!

うーん、どうでしょう。ゲーム内画像と全く同じ色づかいにしてみたのですが、小さい分ちょっと地味すぎる気がしますね。ということで、全体的に色味を整えてみましょう。

サンシャイーーーーーン!!

大分見栄えのする出来になりました!ということでユーニッドのアイコンはこれで完成……これで…………

もうちょっと頑張れないか……!?

欲を言うと、全体のサイズに対してユーニッドの大きさがこぢんまりしている気がしますね。ささやかな画角だからこそ、もっとはっちゃけた構図にしても良さそうです。そして、ポーズ。バランスを整えるのに必死で気がついてなかったのですが、なんか「ちょっといいすか?」って呼びかけられて振り返った瞬間を激写されたような、得も言われぬ佇まいになっています。せっかくだからビシッとポーズを決めさせたい。

もっと下絵の段階から画角とポーズをしっかり決めよう!ということで、今度はアナログからラフを起こし……

さらに、主線より先に面を塗ることでバランスを取りやすくし……

ホでヴさん「なんでこのウニ生足なの?」 ササン(ズボンの色が明るすぎたか)

 

 

 

そして…………

こんな具合でユーニッドのアイコンが出来上がりました。けっこう愛嬌のある絵面になったのでお気に入りです。原寸大だとこんな感じ。

ドット絵アイコンは他のキャラクターも用意していますので、どうぞお楽しみに。4月6日のアーリーアクセスが始まったら、実績集めにも挑戦してみてくださいね!それでは。

MINDHACK:韓国IGDGF旅行記

(ちょっと汚い話を含むので、食事中の方は注意!いや、我々がなんかしたとかではないです。断じて。)

2月頭に台北ゲームショウへ参加したMINDHACKですが、同月中旬にはなんと韓国でのイベントにも参加してきました!Independent Game Developers Guild(IGDG)というインディーゲームの支援団体が初開催する、「IGDGF」という催しにお呼ばれしてきました。

今回は都心から成田空港へ向かいます。電車に揺られること1時間。頭の中ではずっとナリタボーイのテーマ曲が流れていました。

無事に空港に到着すると、そのまま流れるようにチェックイン!荷物預け!身体検査!からの出国!!この辺はもう慣れたもんです。2週間前にやったからね。飛行機に乗ること3時間、あっという間劇場で韓国に到着。

まず最初のインパクトとしては、文字が……読めねえ!台湾のときは日本でも見かける漢字を使っていたのでニュアンスを掴めたのですが、ハングルは本当に読めない。景色の中の文字列が全く解読できません。あ、でもホでヴは3日前からDuolingoで韓国語を勉強していたので、「この文字は『ア』って読むんだよ」などと教えてくれました。しかしこの時点でホでヴが喋れる韓国語は「牛乳」と「鼻」のみ。

仁川国際空港から特急列車に乗ってソウルへ。そこからさらに地下鉄に乗って明洞(ミョンドン)に向かいました。

韓国のドア挟まれ注意の絵、カワイイ。

そして辿り着きました明洞。一言で表すと、ザ・都会!日本でいう渋谷に近い感覚で、坂道が多く狭い道にたくさんのファッション・コスメショップがひしめいていました。渋谷と違うのは、道のところどころに屋台が出ていること。ああ、ハットグ……トルネードポテト……!強烈に惹かれつつ、今はまだ我慢です。

今回宿泊したホテルは建物の構えがかなり重厚&巨大で、チェックインするまで「本当に合ってるか……?」と不安になるほどでした。ひとまず荷物を置いて夕食へ。かなりローカルな食堂っぽいお店で、めちゃくちゃ辛いご飯を食べました。うっま。

翌日はゆっくり、昼の11時30分から会場入り。今回の会場となったギャラリーは、大きな会議室のようなサイズで、長机がいくつも並んでいるスタイルでした。ちょっと日本の同人即売会っぽい雰囲気がありますね。

IGDGFは初開催ということで、人入りは未知数。まあ、もし誰も来なくてもゆっくり他の開発者さんのゲームを遊べばいいか〜と思っていたのですが……ハッと気がつくと、会場外に長蛇の列!開場とともに押し寄せる人々!蓋を開けてみれば、ちょっとしたお祭りくらいお客さんが遊びにきてくれました。

台湾では見るからにコアゲーマー!な男性の方が圧倒的に多かったのですが、韓国はどちらかというとカルチャー全般に感度の高そうな人が多い印象でした。男女比も6:4くらいでしょうか。有難いことにMINDHACKブースにも、ほとんど人が途切れることなくやってきてくれました。みんな丁寧に、じっくり遊んでいってくれるのが嬉しかったです。いや〜韓国来てよかった。良いイベントだなあ全く!

そして異変は15時ごろ起きた。

ちょうどササンが所用でMINDHACKブースから少し離れていたとき、突如として異臭が部屋一帯を包みました。腐った卵のような強烈な臭いです。建物の前をごみ収集車でも通ったのかな?と思っていると、何やら会場の中心あたりが騒然としています。みんな何に慌ててるんだ?すると、騒ぎの近くにいたホでヴさんが「危ないからこっちに来ちゃダメ!」と叫びました。何が?え?下?

そこで目の当たりにしたのは、洪水のように水浸しになった床。しかも水は濁っていて、悪臭を放っています。その水の発生源は……トイレ。

なんと、トイレの下水が逆流し、会場中に溢れてしまったのでした。そんなことあるう!?そういえば午前中から、ホでヴが「トイレが詰まってるみたい」とは言ってたけども!現場を目撃した人の証言によると、何もしてないのに急にトイレから汚水が湧き出てきたそうです。悪夢か。

会場はまさに地獄絵図。トイレ近くにいた人の中には、床に置いていた荷物が水に浸かってしまった人もいたようでした。また会場には手持ちカメラでリアルタイム配信をしているストリーマーさんも来ていたのですが、この騒ぎに「どわ~!」となりながらカメラを慌ててどけていました。配信見てた人も何事!?ってなったんだろうなあ。

ちなみにMINDHACKブースはというと、まさかのトイレの目の前。しかし咄嗟に気づいたホでヴが全ての荷物を救出したため、奇跡的に被害はゼロでした。命の恩人。

会場にいた人は、お客さんも出展者も全員外へ避難することに。結局、そのままこの日は解散することとなったのでした。嘘みたいなホントの話です。この後出展者組は、ヤケクソでお酒を飲み美味しいものを食べたので、それはそれで楽しかった。ササンはマッコリ飲み過ぎて(自主規制)してたけどね。

翌日の開場は朝9時。昨日と打って変わって早すぎじゃない!?と思いましたが、前日に早仕舞いしてしまった分の補填とのことでした。会場はすっかり綺麗になり、悪臭も全く残っていません。清掃してくれた運営の皆さん、本当に本当にありがとう……!

これは悲しみのトイレ禁止令

日曜の朝っぱらからインディーゲームやりにくる人なんているのかな?と思いきや、やはり会場の外には列が形成。しっかり遊びに来てくれるお客さんがいらっしゃいました。

今回MINDHACKブースに来てくれた人はほとんどが作品を初見の方だったのですが、中には以前からTwitterを見てくれているファンの方もいらっしゃいました。そういった方々と海を越えて出会えたのが本当に収穫ですね。中には、前日に遊んでくれた上ファンアートを描いて再び来場してくれた方も。うーれーしーいー!あと韓国の文化なのか、差し入れに飴ちゃんをくれる人がめちゃくちゃ多かった。

前日のトラブルが嘘のように、2日目は盛況のうち終了。19時にはみんな燃え尽きたまま帰路につきました。長かった……!この日の夜は念願の屋台でハットグとトルネードポテトを食べ、さらにタッカルビも頂きました。

翌朝の帰国日は午前4時半起床。4時半!?!?なぜかというと、ササンがうっかり9時半の飛行機を取ってしまったからです。迂闊。自分で飛行機とるのが久々すぎて(台湾より前に取った)「30分前に着けばいいかな?」とか思っていた。浅慮。しかもよりによってホテルから遠〜い方の空港を予約していた。愚昧。

今回はホでヴだけ帰れず……なんてこともなく、無事に帰国できました。前回の反省を活かしていてえらいぞ。無事!完了!めでたしめでたし。

……と思いきや、その直後。

ササン、発熱!!38度!!

嘘でしょ!?汚水事件でなんかバッチイばい菌拾ったか!?ちくしょう絶対コロナだ!!……と、半泣きでしかるべきキットを取り寄せて検査を受けたのですが、結果は陰性。単純に、疲れが蓄積して免疫力が下がったための風邪だったようです。そりゃ、1か月に2か国も巡るハードスケジュールなんて人生初だもの。身体もエラーを吐くよ。とはいえ、タイミングがタイミングだっただけに相当焦らされた一幕でした。今はピンピンしてます。

 

 

そんなこんなで、VODKAdemo?による爆裂☆アジア周遊月間だった2月、これにて幕を閉じました。目まぐるしい旅程でしたが、やはりイベントの醍醐味は実際に遊んでもらっている光景を目の前で見られること!まして今回は海外のユーザーさんたちにプレイしていただけたということで、かつてない経験を味わうことができました。言語の壁を超えて「面白かったです!」と伝えていただく機会もあり、非常にモチベーションになりました。これから4月6日のアーリーアクセス開始に向けて、我々は追い込み期間。旅の中で得た活力を胸に、開発を頑張っていきます!

ではまた、次のイベントでお会いしましょう!

MINDHACK:台北ゲームショウ旅行記03

1月31日から2月6日にかけて滞在した台北旅行!今回は最終日のとある出来事を振り返ります。

 

思えば今回の台湾旅行、ササンのやらかしにまみれていました。

ササンのやらかし:
・出発前日にベソベソになる
・出発前日のホテルの予約日を間違える
・韓国でICカードを買った場所にトランクを忘れかける
・デザイナーズトイを買った自販機にICカードを忘れかける
・デザイナーズトイを買った自販機にICカードを忘れかける(2回目)
・濡れた傘を開いた勢いで手持ちのポスターをビシャビシャにする

など、些細なミスのオンパレード。ササンが「俺なんかもうダメだあ……」としょげていると、ホでヴさんは「ダメなんじゃなくて、自分の特性を理解して、対策をしていくことが大事」と諭してくれました。

ともあれ、最終日はやってくる。この日は余裕をもって出発し、お土産に台湾カステラを買ってみました。それから地下鉄を乗り継いで空港へ到着。飛行機の時間より4時間も早く着いてしまったので、ちょっとカステラをつまみ食いすることにしました。

んま〜〜〜〜〜〜〜い!日本で食べた台湾カステラはずっしりした味わいだった記憶があるのですが、こちらのカステラはふんわり軽やか。卵の香りが芳醇で、食べているだけで優しい気持ちになる味わいでした。ホでヴさんは感動のあまり、「もし台湾に生まれていたらカステラ屋さんを目指していた……」と漏らす始末。

一息ついたところで、ササンは出国・入国の準備を確認しました。パスポートOK。航空券のeチケットもOK。そして新型コロナワクチンの接種証明書もOK!かなり落ち着いたとはいえ、新型コロナに対する水際対策はまだまだ厳しく、3回以上ワクチンを打った証明書がないと飛行機に乗れないし、日本にも入国できないのです。

とはいえ、日本で配信されている「接種証明アプリ」を使えば簡単に証明を入手可能!この辺は渡航前に散々調べたのでバッチリ準備してきたのでした。今度こそやらかしはない。ササン、行けます!

「ホでヴさんはワクチンの接種証明アプリ入れた?」
「入れてない……」
「そっか。じゃあ接種証明書もってきた?」
「わ……忘れてた……」

忘れてた?

「忘れてた!?!?!?!?!?!?」

ホでヴさんのやらかし:
・ワクチン接種証明書を忘れる

このときのホでヴさんは、泣くでもなく喚くでもなく、ただ萎れていました。呆然と「もうこのまま台湾でカステラ屋さんを目指すよ……」と呟いている姿は本当に哀れだった。

とはいえ、ホでヴさんがカステラ屋さんになったらMINDHACKが完成しねえ!何としても連れ帰るべく、すぐに行動を開始しました。ワクチン接種証明書が手元にない場合は、3日以内に受けたPCR検査の陰性証明書が必要となります。すなわち、現地でPCR検査を受けて陰性証明を受け取るしかありません。

いま現在我々がいるのは、台北の松山空港。Googleで「松山空港 PCR検査」と検索すると、あるではありませんか!松山空港でPCR検査を受けられる施設が!そこで急いで会場を探したのですが、おかしなことにどこにも見当たらない。空港のインフォメーションセンターで聞いてみても、怪訝な顔をされるばかり。なぜ見つからないんだ?運良く日本語のサイトまで見つけたのに!……日本語?

「ホでヴさん……これ、愛媛県の松山空港のサイトだよ……」
「えっ」

そんなこんなでインフォメーション前でまごまごしていると、ベテランらしきお姉さんが声をかけてくれました。我々がしどろもどろの英語で「COVID-19……テストゥ……」と言っていると、驚きの察し力で状況を理解してくれました。

そこからのお姉さんは早かった。猛烈な勢いで何やら電話を済ませると、我々にメモを渡しました。曰く、「今ここでPCR検査の予約を取ったから、外でタクシーを拾ってメモの場所に行くように。スペシャルな対応だから費用は高くなる。貴様のフライトまで残り3時間だから、時間との勝負だ。検査の結果は帰りしなにメールで送ってもらうように。分かったか?」とのこと。

戦場のベテランコマンダーのような口調に気押されつつ、我々は追い立てられるようにATMで現金を下ろしました。ちなみに検査費用は……お高くつきました。背に腹はかえられねえ!!

タクシーで15分ほど走った先にあったのが、とある医療施設。外観は普通の診療所のような雰囲気です。恐る恐る入るやいなや、ドクターがお出迎え。すぐさま「話は聞いた!ここにサインをして急いで裏へ入ってくれ!」と対応されました。さっきのお姉さんがコマンダーなら、この診療所はさしづめ戦場の救命救急です。ホでヴさんは流れるように裏へ連れていかれてしまいました。表で待つササンがやきもきする間もなく、検査は5分ほどで終了。爆速で診療所を後にし、再びタクシーで空港へ向かいます。

それにしても、検査を受けられたのはよかったものの、果たして本当に新型コロナウイルスに感染していないのか?台北ゲームショウ会場では感染対策に最大の注意を払っていたものの、もし結果が陽性では帰国が叶うべくもありません。タクシーで走っている間、早くも検査結果が返ってきました。その内容は……

「陰性!!」

ホでヴさんの免疫力すげえーーーーーー!!!!奇跡!!!!!!!

ちなみにここで受けた検査結果、採取検体も検査方法もバッチリ日本の求める基準に適合していました。おまけに日本語まで併記してある親切対応。めちゃくちゃ急いでたのに対応が完璧で驚きました。もしかして結構いるの?こういう日本人。

かくしてホでヴ・ササンは無事に出国ゲートを通過し、結局離陸の2時間前には搭乗口に到着したのであった。へなへな〜。

 

そんなわけで、1月31日から2月6日にかけて敢行した台北ゲームショウ遠征!本当に予想のつかないサプライズばかりで、刺激を受けまくりの1週間でした。アーリーアクセス開始に向けて、ますます活力をつけていきたいと思います!

そして来週は、韓国遠征編。またしても大トラブルに巻き込まれているので、お楽しみに。

MINDHACK:台北ゲームショウ旅行記02

1月31日から2月6日にかけて滞在した台北旅行!今回はゲームショウ以外の出来事をお届け。

まず衝撃的だったのは、自販機!といっても普通の飲み物の自販機ではありません。台北駅の地下には、なんと……デザイナーズトイの自販機があるのだっ!

デザイナーズトイとは、その名の通りデザイナーさんが手がけたフィギュアのこと。多くはブラインドボックスで売られており、感覚としては日本のガチャガチャとフィギュアを足して2で割ったような感覚のトイです。実はササン、デザイナーズトイが大好きなのだ!中華圏のメーカーが多いだけあって、駅にまで進出しているんだなあ。

この自販機、ちょうど台北ゲームショウからの帰り道にあるんですよ。疲れ切ったタイミングで見かけることになるので、完全に理性が爆発してしまい、滞在中に4回購入しました。最高〜〜。

さて会期中、嬉しくも切実に困った事態が発生しました。それは……フライヤーが足りない!今回、会場で配布するために繁体字版のフライヤーを用意していたのですが、2日目にして早々に在庫が底を尽きてしまいました。その枚数、500枚。500枚!?改めて台北ゲームショウの盛況ぶりを痛感させられます。

イベントは土日に入り、さらなる人出が予想されるところ。コンビニでチマチマとカラーコピーして刷り足したりしていたのですが、1枚約40円かかるとあって、数百枚単位で用意するにはやや出費が痛いところです。

すると、ヘルプに来てもらっていた通訳の方から気になる情報が。曰く、「現地の印刷所で刷ってもらった方が安く品質が高いのでは?」とのこと。

海外来て地元のいきなり地元の印刷所に突撃することある?とにかく教えてもらった住所にあるという印刷所へ向かってみました。到着したのは、台北市内のとある雑居ビル。看板などは出ておらず、観光で来ていたらまず入りそうにない趣です。

恐る恐るエレベーターを上がってみると、出迎えてくれたのは……子犬!エッ!?と思っていると、その先はこぢんまりしたオフィスに繋がっていました。皆さん黙々と作業しており、壁一面に印刷物がぎっしり飾ってありました。どうやら、同人系の印刷を担っている小規模な印刷所さんのようです。日本でいうと、キンコーズが個人経営で営業しているようなイメージでしょうか。

我々がまごまごしていると、何と日本語を話せるスタッフのお姉さんたちが応対してくれました。フライヤーを見てやりたいことを汲み取り、すぐさま増刷してくれることに。その場でスキャンすると、PC上で塗り足しまで手作業で生成してくれました。何という丁寧対応!

作業中にスタッフさんと雑談し、ジョジョが好きだとか、横浜にガンダムを見に行ったとか、マニアックな情報を聞くことができました。いつかまた日本に来てくれたときに、会えるといいなあ!

ちなみに先ほど話に出した犬ですが、印刷所では3匹のワンコが飼育されていました。なぜかホでヴさんを無視してササンの方にばかり懐いてくれるので、大きな優越感を感じました。

印刷を待っている間、1時間ほど空き時間ができることに。そこで、どうしても寄っておきたかったスポットに赴いてみることにしました。それは……とらのあな!日本でも有名な同人ショップですね。どうしても、台北の方が描いた同人誌を手に取ってみたかったのだ!

地図アプリを頼りに行ってみると、どうみても警察署にしか見えない建物がお出迎え。
こわごわ中に入ってみると、確かに漫画らしき広告が貼ってあります。そして中に入ると、一面の同人誌!来たーーーっ!これが台湾の同人ショップ!!

ワクワクしながら覗いてみたんですが、予想外の光景が待っていました。置いてある品ぞろえが……ほとんど日本の同人誌!?日本から輸入したと思しき同人誌が、翻訳されている訳でもなく普通に陳列されているのに驚きました。ジャンルもFGOなど、こちらと変わりないですね。商業誌はさすがに翻訳されているものが多数ですが、それでも多くが日本の作品だったように見受けられました。いやはや、台湾のオタクの方が日本語を勉強する理由、分かった気がする……!

そんなわけで繁体字作品はそれほど多くはなかったのですが、ゼロだったわけではなく。現地の方のオリジナルSF作品を何点か購入しました。絵がめちゃ可愛い!Googleレンズで読むぞ〜〜!あ、もちろんフライヤーも受け取り、配布することができました。めでたし。

そんなわけで1週間の台湾滞在、観光面でも大いに楽しんだのでした。次回最終章、「ホでヴだけ日本帰れず」編。

MINDHACK:台北ゲームショウ旅行記01

MINDHACKは、1月末から台湾に滞在し、台北ゲームショウに出展していました!本日はその旅行記です。

 

来たる1月30日!台湾へ飛ぶ前日!羽田空港近くのホテルへ前乗りするその日……

ササンは病んでいた。

日本で残りの仕事を済ませている間にしょうもないミスを連発し、すっかりベソベソになってしまっていたのでした。山手線でひたすらホでヴさんに慰められるササンは本当に哀れだった。

「もう駄目だ……台北ゲームショウもきっと何も上手くいかないんだ……」
「そんなことないよ、このホテルの予約だってきちんとできてたじゃない」
「そうかなあ……あ、すみませんチェックインお願いします……」
「はい、ササン様ですね!……えーと」
「すみません、ご予約が明日となっているようですが……」

もう駄目だこの旅行〜〜〜〜〜〜〜!!!!!終了!!解散!!ゲームオーバー!!!

ー完ー

 

うそです。ホテルは何とかなりました。翌日は朝一番で羽田空港へ。広いターミナルを目の当たりにするとやはりテンションが上がりますね。早い時間にもかかわらず結構混んでいて、チェックインと荷物預けのために待つこと数十分……。飛行機に搭乗するころにはすでにヘトヘト。機内食が身に沁みました。

3時間ほどの空の旅を終え、ついに台湾上陸。飛行機から一歩踏み出しただけで分かったのですが、空気が暖かい!さすが熱帯地域。空港から一路、電車を乗り継いで台北へ。歴史の偉人とコラボした車内マナー広告が面白かったです。

そして街を歩いていると堪らないのが、あちこちから漂う甘く刺激的な香り……八角です!台湾の料理で一般的なスパイスの八角ですが、現地ではあちこちのコンビニからその香りが漂っているのです。これは、各コンビニで「茶葉蛋」という八角の効いた茹で卵を売っているため。おでん置いてるみたいなイメージで、どこにでもあります。すなわち、どこを歩いてもいい匂いのする島、台湾。最高。

一度ホテルにチェックインし、やることといえば……食べ歩きだっ!!おやつとして、胡椒餅を食べました。これまた八角の香りが鮮烈!ピリ辛の風味と肉肉しさが満足度の高い一品でした。さらにドーナツも買い食い。脆皮鮮奶甜甜圈というお店のドーナツで、行列ができる人気店。プレーン以外売り切れだったのですが、サクフワの食感と甘みが脳に沁みるお味でした。

で、夜は点心。食ってばっかじゃねーか!次の日から頑張るから……

 

そして翌日。

2月1日は台北ゲームショウの前日搬入日。会場に入ると、準備中ながらも圧倒的な規模!東京ゲームショウが行われる幕張メッセに匹敵する広さでした。嬉しかったのは、インディーゲームコーナーのスペースがかなり広めにとってあったこと。行き来しやすく、過密になりにくい配慮を感じて有り難かったです。

食事はコンビニでパンを買ったり、台北のマクドナルドに挑戦したり。やっぱりどれも甘辛さが美味しい感じですね。

 

そして翌日。

いよいよ台北ゲームショウ本番!朝、インディーゲームブースの人入りは結構まばらで、まったりムードでした。こりゃ4日間、のんびりモードでいけちゃうかな?と余裕をかましていたのですが、甘かった。午前中は来場者が大手企業ブースを巡っているのに対し、インディーゲームブースに人が流れてくる午後が本番。ひっきりなしに人が来てくれて、本来PV放映用に用意していたPCも急きょ試遊機に回すほどでした。ひえー!

台北ゲームショウで印象的だったのは、お客さんの層ですね。台北ではほとんどの来場者が男性、それもガチガチのコアゲーマー!っぽい方が多かったです。これは地域差というよりは、台北ゲームショウというイベントの性質かもしれないですね。

ともすればMINDHACKはかなり異色の出展作品だったのですが、「面白かったです!」と伝えてくださるユーザーの方が多くいらして非常に励みになりました!あと、日本語が喋れる方も多くてびっくり。今回は通訳の方にヘルプに入っていただいていたのですが、その方がいないタイミングで我々がオロオロしていると、すぐに察して日本語に切り替えて話してくださる方がたくさんいて驚きました。感動!

そしてイベント後は夜市に行ったり、イルミネーションを見たりと遊ぶときはちゃっかり遊んでました。

すでに台湾を満喫しまくっていますが、この旅行記はまだまだ続きます。来週もお楽しみに!

VODKAdemo?メンバーが影響を受けた漫画

こんばんは。ほがらか笑顔とハジける勇気、『MINDHACK』開発チームことVODKAdemo?です。今回は久々に我々のことについて語る時間をいただければと思います。テーマは「自分が影響を受けた漫画について」。普段はゲームを作っている我々ですが、漫画メディアからも大いに影響を受けていたりいなかったり。三者三葉の熱弁にお付き合いいただければ幸いです。

*ササン三

Amazonも自分じゃ使えなかった中学生のころ、自分がオタクカルチャーに触れられる唯一のスポットが地元のブックオフでした。本屋では見つけられないサブカル本を漁る自分のもとに流れ着いてきたのが、『七人の武器屋1/7』という漫画です。

この作品には原作がありまして、『七人の武器屋』というライトノベルが先立って存在します。ファンタジー世界でひょんなことから武器屋のオーナーとなった少年少女が、様々なトラブルを乗り越えながらお店を経営していくというもの。漫画版の『七人の武器屋1/7』はスピンオフにあたり、7人の日常に起きた出来事の顛末を描いています。

この中に収録されたエピソードが「家庭科の刃」という話でした。主婦見習いの女の子が中古で包丁を買ったところ、実はその包丁は古から多くの血を屠ってきた魔剣「ヴォーパル」だったのだった!どうなる!というストーリーです。

このヴォーパル、喋るんですよ。魔剣らしく血に飢えて人を殺めようとするんですが、購入者の女の子には、どうしてもお料理にしか使ってもらえない。ムキー!という話。当時思春期真っ盛りだった自分は、このイケてすぎる無機物に首っ丈になってしまったのでした。

だってナイフが喋るんですよ。大いなる魔剣がゆるふわな女の子に振り回されるんですよ。愛おしすぎる!ヴォーパルが出てくる話100話くらい読みたい!でもそれは叶わぬ願いです。ヴォーパルはスピンオフの読み切り用キャラだから。一回ポッキリしか出てこないんです。原作だと例の女の子は「包丁を発射するクロスボウ」を武器として使うので、下手したらヴォーパルも発射されてどっかいっちゃった可能性がある。

そんなわけでこの話は若かりし日の思い出の一つとして胸にしまってあったんですが、最近になって気がついた。自分の創作物、ことごとくヴォーパルの影響受けてない?どれとは言いませんが、作った作品ことごとくどっかしらにヴォーパルの面影を感じさせる要素が入ってることに愕然としました(みんな読み返してみてね‼︎)。もはやトラウマになっちゃってんじゃん。続編読みたすぎて自分で作っちゃってんじゃん。

『七人の武器屋1/7』は著者の今野隼史さんによる美麗な絵も見所で、特にコマ割りはユニークでありつつ見やすく綺麗。今でも漫画を描くときは参考として作業机に置いてあり、そういう意味でも影響を受け続けている漫画です。

 

*ホでヴ

こんばんは!ホでヴです。漫画大好きです!
父親がジャンプっ子だったので、物心ついた時からジャンプを読んでました。私と弟の為にコロコロコミックを買ってきてくれていたので、それも読んで、とにかく少年漫画に触れまくっていました。自分でも(だいぶカオスな)漫画描いたりしていました。漫画楽しい!最高!!
自分が、キャラクターを一個人として見る部分はこの漫画読みまくりの経験からきていると思います。
いつの間にかそこにある絵じゃなくて、違う世界に生きる個人であると認識するようになりました。

そんな日本の漫画で育ってきた自分が、フランスの漫画(バンドデシネ(BD))と出会いました。それがMUTAFUKAZでした。
バッッチクソかっこいい絵!きったねえ汚部屋!!大量のゴキブリ!!!血飛沫!!!そんでなにより>>>主役が頭身低くて丸っこい<<<!!!!
う、うそでしょ……こういう漫画は決まって頭身の高い人間が主役じゃんか……それなのに、このかっこいい世界で堂々と主役張るのが等身低い黒丸の子……?側にいるのも同じくらい小さい燃えてる骸骨……????そんな……そんな奇跡がある……??
こんな殺伐とした血みどろの世界でも、自分の大好きなデザインのキャラクターが主人公でいい。その衝撃に、当時の自分は夢中になりました。
フランス語読めないけどフランスから漫画取り寄せて、2、3ヶ月ドキドキしながら届くの待って、今でも大事に大事に持っています。宝物です。

MUTAFUKAZは漫画はこっちに来てないんですけど、日本のSTADIO4℃が日本語で映画化もしているのでそちらを是非見て貰えればと思います。
出来、めちゃくちゃ良いです。大好きな漫画を大好きなスタジオが超作画で完璧に仕上げてくれた……??奇跡か?奇跡なのか??おお神よ……LAGOMの導きあれ…………
しいて言えば自分は原作大好きなので、アニメのアンジェリーノは表情がちょっと可愛すぎるかな。でもクオリティは神。神い~~ アニメ限定の「さあ来い、あほ。」って台詞がも~~~めっちゃくちゃかっけえええええええええええ!!!!!!とほほ~~~!!!!いえーい!!!!!!!
アイスクリーム売る車でカーアクションするシーンなんか「ハリウッド映画か??」みたいなクオリティだし、トレーラーハウスに籠って撃ち合いするシーンもクソかっこいい!!!銃の一発一発が重くて痺れる。とにかく最初から最後まで銃が最高なんすよ。はあ~~~凄い。

 

*紅狐

きつねです。実はふだん、あんまり漫画を読みません。
活字中毒者なので、おこづかいで娯楽を買う時「より文字が書いてある面積が多いやつ」を選ぶ幼少期を過ごしてきました。
同世代の子供たちがジャンプやマガジンを読んでいる頃、私は『NINTENDO DREAM』誌を愛読していました。主食は情報。好きなコーナーは裏技紹介とクリエイターへのインタビュー。

そんなあんまり漫画を読まない私が子供の頃に出会い、大人になった今もずっと影響を深く……根深く……あまりにも深く受け続けている漫画作品があります。それは……漫画の神様・手塚治虫の名作『火の鳥』!!
『火の鳥』は、時空を超越した不死の存在・火の鳥が、はるか古代から途方もない未来までを通して人類の歴史を眺め、彼らの時に愚かで、時に胸を打つ、どうしようもない生命の営みを見守り続ける……というお話です。
どの章も全部好きだけど、その中でもいっちばん心に突き刺さり続けているのが『未来編』と『復活編』。
文明の発達した近未来においての機械と人との危うく切り離しがたい関係や、「人間とは何なのか。自我とは、生命とは、魂とは何なのか」「善悪とは分かつことができる概念なのか」とか、そういう答えのないテーマが未だ私の心に深く刻み込まれ……それに対して人は……私という個人は一体何ができるのだろうかという問いを……ずっと……こねくりまわし続けている。

以前レイ・ブラッドベリの『火星年代記』が破壊衝動の根本であると書きましたが、ブラッドベリが育ての親としたら、手塚治虫はマイスイート破壊衝動の生みの親である。
そして大人になって作品だけではなくその作者の出自にも興味が向くようになったとき、ばらばらの全てのパズルピースがかっちりと当てはまるような経験をしました。
それは『未来編』に登場するあるキャラクターの名前が『ブラドベリイ』であることに気づいたとき。そして『宇宙編』の冒頭が、ブラッドベリの名短編『万華鏡』から影響を受けて描かれていることに気づいたとき。
ああ……世の中って……全部繋がってんだなあ……!!!! と震えました。

そんな私が『火の鳥』全編の中でも一番好きなシーンが『大量のロビタが群れをなし、ある場所へ向かう』ところです。(『重機のキララ』は『万華鏡に対する宇宙編』のようなことを自分もやりたくて書いた小説です)
最近そのシーンが一面に描かれているかわいいがま口を手に入れました。火の鳥のキャラクターのグッズってなかなかないので嬉しくて愛用しています。小銭を出すたびに「なんちゅう場面をがま口の柄にしとるんじゃ……」と思っています。ありがとうございます。

『火星年代記』と『火の鳥』はとにかく私の価値観の根本にある本なので、もちろんMINDHACKにもブラッドベリみ・火の鳥みが、無意識下のうちに出ているのではないでしょうか。そういう誰かの価値観に爪を立てるような作品を自分も書けたらいいなあと願っています。

 

いかがだったでしょうか。それぞれの漫画を読んでからVODKAdemo?作品をお楽しみいただくと、「ああ……(笑)」となること請け合いですので、おすすめです。今後もたま~に我々の熱いプレゼンにお付き合いいただければ幸いです。それではまた!

MINDHACK:隊長百面相

今日はお楽しみ企画。題して「隊長の歩みを振り返る 〜これまで、そしてこれから…〜」。

MINDHACKにおける重要キャラクターの1人、レベッカ・ソーン隊長。主人公を守る警備隊のリーダーであり、マインドハック施設の最後の砦となる存在です。その姿は見る者を威圧し、緊急時には手を下せるような厳しさも兼ね備えています。

一方、苛烈な側面ばかりではないのがレベッカ隊長の魅力。人を信じることを忘れない善き心の持ち主で、全人類を受け入れる博愛の人物です。作中では、新人を導くよき指導者として、そして何よりも主人公の唯一の友人としてプレイヤーに寄り添ってくれます。

そんな隊長の温和な側面をよく表しているのが、すきまトークなどのスピンオフで登場する様々な姿のバリエーション。ときに可愛く、ときに愉快に姿を変えるその百面相は、シリアスなだけではない隊長の魅力を反映してきました。

というわけで今回は、様々な隊長の姿を振り返っていきます。

1.お花隊長すきまトーク08

先生がプレゼントしたお花の首飾りをつけた隊長。色味を抑えた装甲の上に、鮮やかなトロピカルフラワーがよく映えますね。前が見えてるのかいまいち判然としませんが、このまま会議に出たようなので多分大丈夫でしょう。

2.クリスマス隊長ブログ 年の瀬

2021年の暮れ、先生のオフィスを訪ねてきた隊長。先生の身を気遣う長い話をしていたのですが、当の先生はなんにも聞かず隊長を飾りつけるのに夢中だったのでした。電飾は暗い部屋でほのかに灯ります。光る眼とともに、オフィスを幻想的なムードで包みました。

3.ちょうちょ隊長すきまトーク21

春うららの季節、小さなおともだちに懐かれた隊長。眼っぽいところに思いっきり入ってるように見えますが、本人は気にするそぶりを見せません。もしかしたら慣れてるのかもしれないですね。夜、蛾とか寄ってきそうだし。

4.あったか隊長すきまトーク30

2022年のホリデーシーズンに先生を訪ねた隊長。この年は、先生がせっせと暖かい肩カバーを作ったのでした。お花の模様がカワイイぞ、肩カバー。実は左右で長さが揃ってないぞ、肩カバー。急いで仕上げたので出来栄えはそこそこ。

5.唐揚げ隊長ブログ 唐揚げを食べる隊長

おかずを食べる隊長。堂々の本編素材です。お弁当の包みを腕に引っかけてるところとか、細かい所作に繊細さと荒っぽさが共存してますね。それにしても、唐揚げばっかり先に食べて後のおかずに困らないんでしょうか。

というわけで、隊長の様々なコスチューム(?)を振り返ってみました。2023年はますます幅広い表情を見せてくれることにご期待ください。

それではまた来週~!

MINDHACK:唐揚げを食べる隊長

終わる2022年……走馬灯のような1年……迫る【2023年4月6日《アーリーアクセス》】……

ごきげんよう。ササンです。街はすっかり年末ムードですね。皆さん、今年やり残したことはありませんか?我々は、最近まで、ありました。どうしても心残りで、このたびようやくそれを実行することができたのです。MINDHACKにおいて、とてもやりたかったシーンの実装です。特別に今回は、その場面を先行公開いたしましょう。刮目せよ!

 

ん?

 


く、食ってるーーーーーーーー!!!!

いかがでしょうか。これぞ渾身の「唐揚げを食う隊長」です。アーリーアクセス版における最大のサービスショットといって良いでしょう。紅狐がどうしてもこのシーンを入れたいと熱望し、ホでヴの尽力あって実現しました。いや〜、大変だったね!一見唐揚げ食ってるだけのシーンですが、わざわざ絵コンテを作成して実装にこぎ着けました。我々は真剣(マジ)なのだ。

 

このたび念願の唐揚げ隊長を実現できた感激のあまり、紅狐がコメントを寄せてくれたので以下に掲載します。

きつねです。ひとつ「これは自分の癖だな」というものに気づきました。
それは「登場人物に何か食べさせるシーンを描きがち」なこと。というか、私が「登場人物が何か食べてるようすを想像するのがめちゃくちゃ好き」です。読むのも書くのも好き!

文章を読む時、人間のもつ五感のうちで読み手が実際に使うのはそのひとつだけ、つまり視覚によって文字を読み取ることだけです。
しかし何かを食べているシーンを読んで頭の中で想像しようとすると、ほかほかご飯の暖かさとか香りとかお箸の手触りとか、あとモグモグ音とか、五感の全てを最大限に活用することになるので、文字で書かれた世界の向こうで起きていることをより身近に感じるような気がします。
(何より、何か食べてるシーンって「生命活動をしている様子」そのものなので、何だかその登場人物が実在して生きている感じがすると思うんですよね…… これは個人の見解ですが!)

そういうわけでこれまで私が書いてきた別の作品(小説)でもだいたい登場人物は何かしら食べてるし、食べ物が出てきがちなんですが、MINDHACKも例外ではなく「※ここで隊長が唐揚げ弁当を食べる」というシーンを書いてしまいました。
ホでヴさんがお弁当の持ち方から包み布の扱い方まですごく「隊長らしい所作」を大切に、そしてお弁当自体もめちゃめちゃ美味しそうに描いてくれたので、ゲーム内に組み込んだ時に「え…………絵の力ってスゲー!!!!」と大感動しました。感動しすぎてパソコン用の壁紙作っちゃった。

ゲーム内でもしっかり唐揚げ二個を食べる様子を眺めていただけます。(しかも唐揚げの個数の状態によって立ち絵差分がわざわざ分かれているのだ!)
こういう所に力を注いでいくゲーム、MINDHACKを今後とも何卒よろしくお願いいたします。

MINDHACK:お花を撫でるアニメーション

ごきげんよう、ササンです。12月4日(日)のINDIE Live Expoではトレイラーをご覧いただきありがとうございました!たくさんの反響をいただき、開発チーム一同身の引き締まる思いです。

現在、MINDHACKは体験版をSteamにて配信しております。またウィッシュリストに追加していただくと、2023年4月6日(木)の早期アクセス配信開始時にすぐ通知が届きますので、ぜひお願いいたします!

Steamページはこちらから

もしかしてSteamページはもう見た?体験版も遊んで、続きが待ちきれない!?ありがとうございます!!早期アクセス配信開始までにはもう少しお時間をいただきますが、お待ちいただいている間はスピンオフ各作品をお楽しみいただくのもオススメです。

・ユーニッドとギャングの愉快な仲間たちを描いた『Bloody Paella

・隊長や新米隊員たちの世間話を覗き見できる『すきまトーク

 

・新米隊員くんと先輩たちのよもやま話『がんばれ!HOTFIX

……などなどが、随時更新中です。いずれもオヤツ感覚でサクッとお楽しみいただける内容なので、年末年始ゆったり時間のお供にしていただければ幸いです。

 

と、ご案内はここまでにして、ここからは通常運行のブログで参りましょう。

12月4日(日)に公開した新トレイラー。その内容についてはざっくり先週もお話しましたが、今週はもうちょっと補足です。映像を公開するにあたり、我々が注目してほしいのはやっぱりアニメーション!ホでヴがこつこつ、丹精込めて手描きアニメーションを制作しています。ということで追加されたアニメーションの一つが、「お花を撫でる動き」。マインドハックの処置の完了を飾る重要なシーンです。デジゲー博でもお披露目しましたが、最新バージョンでは先生の手がンヌメッ……とお花を撫ぜくります。

ンヌメッ。

こちらのアニメーション、半分くらい大きなお花に隠れてしまっているのですが、実は裏側にある手もしっかり作画されています。今回は特別に、ゲームでは見えないお花の後ろの手も公開。ご覧あれ!

ンヌメラ~~~。

うーん耽美。私生活は結構テキトーな先生ですが、お花を愛でるときはこんなに繊細な手つきをしているんですね。こういった手つきの端々から、主人公の人間性を想像してみてもらえると嬉しいです。

こんな具合でアニメーションもじっくりじわじわ強化しているので、完成をお楽しみに。改めまして、2023年4月6日(木)の早期アクセス配信開始をお待ちください(Steamページはこちら!!!)それでは、フォン・ド・ヴォー!