投稿者: ササン三

MINDHACK : TIGS2025出展レポート

先週の3月8日(土)〜9日(日)は、東京・吉祥寺でおこなわれたTOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025(以下、TIGS2025)にMINDHACKが出展していました! 本日は、そのときの様子をレポートします。

今回のMINDHACKのブースはこんな感じ!

う〜ん、何といっても画面に表示された新キービジュアルが映えますね。試遊ブースと物販ブースを分けてかなりコンパクトにまとまったと思いますが、設営における唯一のミスはモニターに繋いでいる開発者のノートPCのステッカーが丸見えになってしまったことくらいでしょうか。趣味がバレバレで気恥ずかしいですね。

さて、今回の試遊ブースでは、特別にSteamストアページで配信している体験版とは異なるデモをご用意しました。何が違うかというと、圧倒的に短い! 3つのモードが実装されており、「第1章の記憶を読むパートだけ」「第1章のタイピングパートだけ」「第5章の冒頭だけ」という5分程度の試遊ができるかたちになっていました。これまでのゲームイベントでは第1章をまるまる体験できる15分程度のデモをご用意していたのですが、TIGS2025では限られたスペースと時間で皆様をご案内するため、このようなかたちを試してみました。

結論からいうと、この試みはかなり良かったと思います! メリットは、ユーザーの好みによって違うパートを体験いただけたことです。アドベンチャーゲームに慣れた人にはお話を味わえるモードを遊んでいただく一方、通りすがりでちょっと試してみたい方にはゲーム色の強いタイピングの箇所をプレイしていただくことができました。特にタイピングでは、その日の最速記録打倒を目指すという遊びも生まれて多くの方に楽しんでいただけたと思います!(結局、2日間の最速記録は33秒でした!)

今後改善したい点としては、あまりにも短すぎるのでメディア取材の方にとっては少し物足りないボリュームだった点ですね。会場の混み具合によって、短縮版とフルバージョンを切り替えられる構成にしておいても良かったかもしれません。

また今回は、MINDHACKの展示としては初めて整理券制を導入しました。ご来場いただいた方にチケットをお渡しし、指定の時刻に来ていただくと待ち時間なくグッズのお買い物ができるという仕組みです。結果としては、行列のできづらいグッズ頒布ができたと思います。今後はCOMITIA等に出展する際も同様の体制で対応していきたいですね。

それにしてもTIGS2025は、すごい熱気でした! 残念ながら開発チームはほとんどMINDHACKブースにいて会場全体を回ることができなかったのですが、自分たちのスペースから見ているだけでも満員状態の会場の盛り上がりを感じることができました。またCOMITIAでは普段からMINDHACKを応援してくださっている方のご来場が多いのですが、TIGS2025では「これ何のゲームですか?」という初めての方にも数多くゲームに触れていただけました。MINDHACK開発チームとしてインディーゲームイベントに出展するのは実に2022年のデジゲー博以来3年ぶり(!)となるのですが、やっぱり久々に出展して良かった〜! という気持ちでいっぱいでした!

そして今回もありがたいことに、たくさんのお手紙や差し入れをいただきました! そう……こんなに。

こんなに!? 最近は開発チームがお風呂にハマっており、ちょっと欲を出して公式Xで「差し入れは入浴剤がいいな〜!」と投稿したところ……ものすごい量のバスアイテムを頂いてしまいました! しかもそれぞれバリエーションが豊かで、開発チームの滋養を心から思いやっていただけたのが伝わりました。皆様、本当にありがとうございます! また、うどんやそうめん、カップヌードルなど麺類の差し入れも多くて、笑ってしまいました。


素敵なお花の入れ物を頂いたので、シノをしまっておきます。

 

さらに、手描きのイラストも数多く届いています! せっかくなのでこの場をお借りして紹介します。

力強いタッチで描いていただいたヒューゴです! 宇宙の星々やきらめきの中に佇む姿がロマンチックですね。コントラストの強い陰影がドラマチックな効果を生んでいます!

一緒に頂いたお手紙にはヒューゴっちもいました。可愛い。

こちらはホットドッグを食べるヒューゴ! 本編では何かと苦労人の彼ですが、イラストの中でお腹いっぱい食べてとっても嬉しそうです! 爽やかなカラーリングも素敵!

とあるお手紙に描かれていたイラスト。すみっこむち!?!? すみっこのコムち。すみっこむち。そうか……。

大胆にもどアップなヒューゴのイラストをいただきました! 全く表情がないヒューゴでも、楽しげな雰囲気が伝わってきます! アコーディオンの演奏姿もかわいい。

宇宙のなかに浮かぶ神秘的なイラストです。ヒューゴが抱きしめようとしている3つの光は、もしかして家族の思い出でしょうか? 胸がギュッとなる1枚です……。

ベビースターラーメンにイラストを添えていただきました! このヒューゴ、でっかくてフカフカで最高です。こんなお父さんに抱きしめてもらえたら嬉しいなあ。

そうめんに添えられたヒューゴのイラスト。もちもち感120%で、ついつい食べたくなっちゃうかも? 来年のお雑煮はヒューゴ餅で決まりですね。

とあるお手紙に添えられていたイラスト。ハ?

 

このほかにも素敵なイラストをたくさん! 頂いたのですが……実は、第5章のネタバレを含んでいるため掲載できません! 本当にごめんなさい! 代わりに、開発チームみんなで眺めて心の底からニヤニヤしています。心のこもった絵をありがとうございました!

そして……おや? なにかほかにも差し入れが届いているようです。どれどれ……

 

 

イーヴリッグ
「ごきげんよう。キャビネットのイーヴリッグです。
キチジョージがどこなのかは知りませんが、大変住みよい栄えた街だと聞いています。みなさんもキチジョージに置かれるような良き家具でありなさい。

さて、そんなキチジョージへはるばる私宛の荷を届けてくれたというあなた。私宛に。このイーヴリッグに! 私に! どうもありがとう。中身はなんだろう?」

イーヴリッグ
「……エ”ッ!! ば、薔薇!! それも真っ赤な薔薇!!!!!
これってちょっとあなた!! 薔薇ってあなた!! 薔薇って!!
ば、薔薇ってあなた!!!! これってそういうことですよねえ!! ねえ!? えーッ!? 薔薇だよ!? えーッ!! どうしよう!!

ウフフ……恋する有機のあなたッ! その情熱は確かにこの戸の中に受け止めよう!! しかし申し訳ないが私はLAGOM神の御家に置かれる身ッ!! 無機の家具への恋とは……石膏ボードに磁石をつけようとするようなものなのだッ……!! おお……この花を活け飾るための置物ではない私、キャビネットのイーヴリッグを許したまえ……!

……えっ、これ石けんなの?
えっ!? バラなのに!? バラじゃないの!?
えーーッ!! ど、どうなってるの!??!? ウワーーーーーーーーッッッッッ!!!! おしゃれすぎるーーーーーーーーーーーッッッッッッッ!!!!!」

 

 

 

 

シノ
「博士、今なんか爆発しなかったか」

COM_Z
「それより聞いてくれたまえ、シノちゃん! このワガハイ宛に! またしても! プレゼントが届いているのだよ!」

シノ
「ハア……くだらん貴様の取り巻きか。見せてみよ。この我が検分してくれる」

COM_Z
「えっ何で? あげないよ、ワガハイのだもの」

シノ
「たわけ。榴弾でも入っておらぬか確認するのよ。貴様を仕留めるには絶好の機会だからな」

COM_Z
「そんなこと考えるのシノちゃんくらいなのだ」

 

シノ
「………………石だ」

シノ
「くっく、博士! 貴様の取り巻きはそこらに落ちてた石くれを寄越したようだぞ! あーあ、全く気にかけるまででもなかったわ全く」

COM_Z
あ―――――――――――!!

シノ
「ぎっ、何だいきなり! 大声を出すな!!」

COM_Z
「シノちゃんよく見たまえ! これは鉱物を模した石けんなのだ!」

シノ
「ハ? 石けん……?」

COM_Z
「いやはや全く、ワガハイのファンのセンスと愛情深さには恐れ入ったのだ! こちらの標本はワガハイが責任をもって保管して観察しよう。あー、ワガハイって幸せ者だな~! 愛されるって気持ちいいのだ~!」

シノ
「……………………」

シノ
「寄越せ!! 今ここでサザレも残らんようにしてくれる!」

COM_Z
「えっやめたまえ! ワガハイのだってば!」

 

 

みんなそれぞれ、受け取ったプレゼントに大喜びのようです。お気遣いいただいた皆様、ありがとうございました!

 

以上がTIGS2025の出展レポートとなります。改めてご来場いただいた皆様、遠方から応援してくださった皆様、ありがとうございました! また折を見てこういったイベントにも出展していきたいと思います。今後の活動にもぜひご注目ください! それでは。

MINDHACK : キービジュアルができるまで

天才マインドハッカーの皆さん、こんにちは!

先週アップデートされたMINDHACK第5章は楽しんでいただけていますか? まだ遊んでいないよ! という方も、ぜひSteamからゲームをインストールしてプレイしてみてくださいね! 3月以降のブログでは、第5章にまつわるいろいろな秘密をご紹介していきたいと思います。ネタバレ要素の解禁は4月を予定していますので、要チェック!

さて、開発チームがずっと皆さんに自慢したくて、内緒にしていたものがあります。それがこちら!

 

そう、新しいキービジュアルです! 第5章のアップデートと同時に、リニューアルしたイラストがお披露目となりました。Steamのストアページやライブラリなど、さまざまな場面で目にすることができます。第5章までのキャラクターがたくさん詰まって、とてもゴージャスな1枚ですね!

今回のキービジュアルは、イラストレーターのGuraiさんに依頼してご制作いただきました。過去のウィンターセールの告知イラストでもお世話になったアーティストさんです。開発チームの意図をばっちり汲み取ってかたちにしてくださりました。この場をお借りして、ありがとうございました!

さて、現在発表しているイラストがこのかたちになるまでには、さまざまな紆余曲折がありました。せっかくなので、特別に決定稿までのラフイラストをお見せします!Guraiさんからいただいた初稿がこちら。

 

カッコいい! 広告などでの露出度が1番大きいユーニッドを中央に配し、ハック対象と施設側のキャラクターを分けてレイアウトしていただいています。それぞれのキャラクターも活き活きしていて、とても魅力的なイラストです!

しかし、開発チームには1つの懸念点がありました。それは……

ウニが強そうすぎる

ユーニッドが目立つ構図にしていただいたために、ウニがギャングのヘッドというか世界征服陰謀組織のラスボスみたいに見えます。むちゃくちゃカッコよくて捨てがたいのですが、ゲーム中のポジションを考えると、少し立ち位置を変更した方がいいかも? でも今のラフもかなりいいしなあ。うーん……

と思っていると、Guraiさんからもう1枚のイラストが送られてきました。「没になった構図も一応お送りします」とのこと。どれどれ……

!!!!! こ、これだ〜〜〜〜!!

更生対象をもてあそぶ先生と周りの登場人物の関係性がハッキリしていて、とてもコンセプチュアルなレイアウトです! 1枚目のいいところと2枚目のいいところを合わせたら完璧なキービジュアルになりそう。Guraiさんいわく「暗すぎるかも?」とのことですが……いや、むしろ良い!!

これらのフィードバックを返し、最終的にできあがったイラストが、改めてこちら。

素晴らしい!! どんなゲームなのかパッと見て分かって、ストアでも目を引く豪華なイラストになりました! それぞれのキャラクターの表情も「らしさ」が出ていて、ゲームを遊んでいると「分かる分かる!」というカラーが出ていますね。「『MINDHACK』ってどんなゲーム?」という初めてのお客様にお出しするにあたっても、完璧な1枚になりました!今後、こちらのキービジュアルはイベントのポスターなどで積極的に活用されていく予定です。皆さんも見かけたら、ぜひじっくり観察してみてくださいね!

そして、イベントといえば……明日、3月9日(日)は東京・吉祥寺ではインディーゲームイベントTOKYO INDIE GAMES SUMMITの一般参加日です! MINDHACKはブースRL-4bで出展しています。第1章・第5章の試遊のほか、特別なグッズ頒布などもご用意しています。こちらはイラストレーターのこむぎさんの手によるイラストなので、気になる方はぜひ遊びにきてくださいね! 詳細はこちらをチェケラ。それでは!

MINDHACK : 第5章記事総集編

いよいよ明日3月2日(日)はMINDHACK第5章アップデートです!

当ブログでも、第5章にまつわる情報を多数お届けしてきました。今回はそのおさらいということで、アップデート前に第5章を楽しむ記事の総集編をお届けします!

 

キャラクター紹介11

第5章の主役キャラクター、ヒューゴの紹介記事。好きなカクテルやヘルメットの内側のひみつなどが分かります。

 

ヒューゴのわくわく宇宙通信_1

ヒューゴのわくわく宇宙通信_2

ヒューゴのわくわく宇宙通信_3

ヒューゴのわくわく宇宙通信_LAST

1か月にわたり連載した、ヒューゴの一人称でおくるショートストーリー集。宇宙での生活を覗き見しつつ、ヒューゴに隠された謎に迫ります。

 

第5章スクリーンショット紹介

第5章本編からスクリーンショットをご紹介。初登場となるサポート隊員・ベテラン隊員の出番もチラッとお披露目します。

 

更生対象棟

第5章で初めて訪れるロケーション、マインドハック施設の更生対象棟のご紹介。ゲーム本編以上にじっくり背景を味わいます。

 

5章のセリフ音

第5章で登場するキャラクターたちが台詞を話すときのSEを手作りするために悪戦苦闘しています。果たしてちゃんとアレをソレしたのか!?

 

 第5章は2025年3月2日配信!

配信日を告知したときの記事です。トレイラーをお披露目しました。まだ読んでいない方はぜひ読んで……っていうか観てこの動画をすぐに!

 

さて、総集編は以上です。
大変長らくお待たせいたしました。いよいよ第5章のアップデートはこのあとすぐ!
ここまでのさまざまな情報を追ってくださった皆様にも、今回初めて見てくださった皆様にも、ヒューゴの物語を目一杯楽しんでいただければ幸いです!

MINDHACK : ヒューゴのラフ

おもしろ! ラフコーナーのお時間です!

3月2日はMINDHACK第5章のアップデート。第5章といえば、主役はパトリック・ヒューゴ! ということで、ヒューゴが今のデザインになるまでの変遷を大公開していきます。

第一稿

こちらがこの世で初めて描かれたヒューゴの姿。非常にざっくりしていますね。当初は「すごく動きにくそうな宇宙服の人」以外には何も決まっていませんでした。腕の部分に拘束具っぽい意匠が施されているのも現在とは異なる部分ですね。これを、アート担当スタッフがリファインしたデザインがこちら。

第二稿

かなり現在の姿に近づきましたね! お腹から生えるチューブ類など、完成形にも見られるパーツが設定されました。しかし個々の部品は今のヒューゴと共通していますが、何かが足りない気がします。一体何が……?

第三稿

あっ! 太くなった!!
このバージョンのデザインから、いつのまにやらヒューゴが膨らんでいました。すっかりもちもち宇宙服です。ほとんど完成に近いデザインですが、現在と違う部分がどこか分かりますか?

 

 

正解は、肩のワッペンの意匠でした! ヒューゴのミッションマークは、最初から最後までチーム内で相談を重ねながら決定されました。こんなゆるキャラみたいなマークだった時代もあったり……

―――

 

こんな経緯で生まれたヒューゴですが、実は描くときにバランスをとるのがとても難しいキャラクターです。たとえば、アート担当スタッフが調子の悪いときに描いたヒューゴのラフがこちら。

あれっ!? なんかしぼんでない!?
いつものもっちりボディが失われて、全体的に元気のない印象です。ここから改稿を重ねてプロポーションを整えていきます。

膨らんできた〜! 膨らんできたぞ〜!

すっかり酵母が発酵してふっくらヒューゴになりましたとさ。

逆にアート担当スタッフが調子の良すぎる日もあります。
そのラフがこちら。


ボーーーン

ふ、太すぎる! もうちょっと細くしてください!!

ヒュッ

そうそう。良い感じ。

じゃじゃん。完成。

少しお腹がへこみました。ちょうど良いふっくら感は難しいのだ。皆さんもぜひヒューゴを描いてみてくださいね。膨らみ具合で、自分の健康のバロメーターになるかもしれませんよ! それでは。

MINDHACK : ヒューゴのカクテル

2月、MINDHACK開発チームは超スピードで稼働していた!

迫る3月2日(日)のアップデート!
加速していく制作ペース!
ゾーンに突入するスタッフ!

3名のメンバーが限界の向こう側を見たとき……!

開発チームの誰かが言った。

 

お酒……飲みたくない?

 

というわけで、Barに行ってきました。

今回訪ねたのは、東京・西荻窪に位置するバー「inf」さん。このお店は創作をする人中心に人気を集める、知る人ぞ知るスポットです。最大の特徴は「コンセプトカクテル」というサービス。オーダーシートに所定の情報を記載すると、特定のキャラクターをモチーフとしたカクテルを作ってくれます。

今回の我々の目的はただ1つ。第5章の主役キャラクター、ヒューゴをイメージしたカクテルが飲みたい! 飲んでアップデートに向けたやる気とかそれをアレしたい!

 

 

ということで、指定されたオーダーシートにヒューゴの情報を書き込みました。その内容をここで大公開! ……したいのですが、残念ながら第5章のネタバレオンパレードなので、一部伏せ字にしてお送りします。

名前:
パトリック・ヒューゴ

性別・年齢:
男性・40代?

身長・体格:
165cm
太くてもったりした宇宙服を着ている
手がクリームパンみたい

イメージカラー:
ターコイズブルー、オレンジ

イメージモチーフ:
宇宙飛行士、[ネタバレ]

性格:
思慮深く前向き、タフで家族思い[ネタバレ]。

好きなところ:
体格がもちもちで手がクリームパンみたいなところ。
[ネタバレ]なところ。
優しくて前向きで明るいけど、儚げなところ。

ネタバレばかりで全然読めないじゃねえか! とお思いの皆さん、ご安心ください。ネタバレ事項も全て汲み取ったカクテルが登場します。お酒の内容から本編のストーリーを推測してみよう!

ジャーーーーーン。

ひゅ、ヒューゴだ!
この丸みを帯びたグラスと鮮やかなブルー&オレンジ。これだけでもヒューゴのイメージがバッチリ汲み取られています! しかもこのグラス……なんと虹色にキラキラ光る!

これが宇宙……ビューティフル・ギャラクシー……

バーテンさんによると、カクテル上部のベースとなったのは「ヒプノティック」というブランデーベースのフルーツリキュール。甘めのフルーティな味わいながらもブランデーの苦みやハーブティーの香りが織り混ざり、ヒューゴの複雑性を表現しているそうです。

下の層はバニラの花のシロップを使っており、その甘みから家族思いな一面や家族との思い出を表現してくださったとのこと。しかし、バニラの花は1日で枯れてしまう存在だとか……。

それでは実際にかき混ぜて飲んでみましょう! マドラーもおしゃれな形だ!

実際に飲んでみると、バニラの甘みが確かに口当たり良い! のですが、その味わいがミントの香りでかき消されてしまい、なんだか物悲しさを感じる一杯でした。うーん、サイエンスフィクション。

改めて、バーテンさんに完璧にヒューゴのイメージを汲み取っていただき、しかも美味しい一杯でした。ありがとうございました!

落書きコーナーに描かせていただいたイラスト。

さて、今回のカクテルの内容は第5章のヒントになったでしょうか? 実際に遊んでからこの記事を読み返すと、また新たな発見があるかもしれませんよ。新章アップデートは3月2日(日)予定。どうぞお楽しみに!

 

ちなみにヒューゴはバーというよりパブが好きで、ギネスビールとアイリッシュコーヒーが好きだったりします。

番外編 : FREEZIAご紹介

こんばんは、ササン三です。MINDHACKではサブシナリオと広報を担当しています。
みなさま、3月8日(土)〜9日(日)のご予定は空けていただいていますか? そう、この日は東京・吉祥寺でおこなわれるインディーゲームイベントTOKYO INDIE GAMES SUMMITの開催日! MINDHACKも出展ブースとして参加し、最新の第5章体験版や限定グッズをご用意する予定。詳しい出展情報はこちらの記事をチェックしてくださいね!

 

なんですけど、もう1つあるんですよ……謎のブースが。一体何のゲームが!? MINDHACKと何の関係があるというんだ!?

 

そのゲームとは、『FREEZIA』。人類の冷凍睡眠を管理するパズルアクションゲームです。実はこちら、わたくしササン三がMINDHACKとは別に個人で開発したゲームになります。今回ご縁をいただいてMINDHACKと同時に出展させてもらえるようになりました。やったー!
というわけで会場で「誰だお前は!」とならないためにも、今回は拙作FREEZIAのご紹介をさせてください。

 

FREEZIAの主人公は人工知能「フリージア」。荒廃した地球の再生を待つために、人類の冷凍睡眠を管理することになります。実際の管理画面がこちら。

 

何じゃこりゃ? 目の前に並んでいる3つのゲージは、それぞれ冷凍睡眠ポッドの温度を示しています。画面中央の水平なラインが、冷凍睡眠ポッドの温度を「安定化」できる基準の線です。プレイヤーの仕事は、3つの冷凍睡眠ポッドの温度を中央に揃えて安定化させることです。

 

ちょちょいのちょいっと。

 

あれあれ? 何だか随分と簡単そうな話じゃありませんか? と思ったそこのあなた。話はそう単純ではありません。冷凍睡眠を管理しなくてはならないポッドは大量にあります。そこでフリージアは、それぞれの冷凍睡眠ポッドを6秒サイクルで安定化していかないといけないのです! ちょっとモタついたりすると、冷凍睡眠ポッドのなかの人間が凍死したり、溶けちゃったり、エラいことに。あまり失敗が重なると……大変なことになるかも。

 

あーあーあー。

 

これだけでなく、ゲームを進めるとより手強いギミックが登場する場面も。作中にはアドベンチャーパートもあり、フリージアを取り巻く人々の思惑や人類の未来が描かれます。人々に安寧と秩序をもたらすため、頑張れフリージア! 負けるなフリージア!

 

ここまでの説明を聞いて、「何か聞き覚えがあるな」と思った方は鋭い。実はFREEZIAは、2024年にプロトタイプ版が公開されていました。対して今回リリースされるのは、いわば「完全版」。全体のレベルデザインが見直されたほか、英語・簡体字・繁体字版が収録されます。さらに、クリア後のやりこみモードも搭載! いちどプレイしたぞという方も、ぜひ装い新たになったFREEZIAをプレイしていただければ幸いです。ご興味のある方はSteamページからウィッシュリストに入れていただけると、非常に、本当に、励みになります。

会場では、ウィッシュリスト追加でプレゼントする予定のキラキラステッカーや、500円で頒布予定のアクリルキーホルダーなど、お土産もご用意します。ぜひこの機に遊びに来てくださいね。
というわけでササン三の個人作品の宣伝はここまで。MINDHACK公式ブログの場をお貸しいただき、ありがとうございました。ここまで読んでくださった方へのささやかなお礼として、最後にきっと得する情報をお伝えしたいと思います。

 

 

 

吉祥寺・スペシャルおいしいお店情報!!

TOKYO INDIE GAMES SUMMITにお越しいただいたついでに、ぜひ立ち寄っていただきたいお店をご紹介します。

1.麺屋武蔵 虎洞

JR中央線吉祥寺駅北口より徒歩3分。見た目のガッツリ感に対して、スープはあっさりめでスルスル啜れる印象。ただしオプションでトッピングの角煮を自家製チャーシューソーセージ(虎のしっぽ)に置き換えられるなど、ヘビーにいきたい欲望にも寄り添ってくれるボリューミーな一杯。

2.Bubby’s 吉祥寺

アメリカンなダイナースタイルのハンバーガーショップ。自家製BBQポークサンドウィッチは、スモークされた豚肩ロースをカリカリのバンズで挟んだ至福の一品。サイドメニューのフライドポテトやコールスローも完成度が高く隙がない。スイーツ枠のヌテラパンケーキは、一皿でシェア必須のわんぱくサイズ。

3.VILLAGE VANGUARD DINER

Bubby’s 吉祥寺と双璧をなす吉祥寺ダイナーの片割れ。ツヤツヤのバンズに挟まれた極厚のパティは、きめ細やかな肉汁の滴る絶品。そして絶対に頼んでほしいのが、サイドメニューの「手割りポテト」。ゴロゴロに割ったジャガイモをフライした一品だが、意味が分からないほど美味い。家で食いたい。

4. The Daps Famous Hood Joint

実はVILLAGE VANGUARD DINERのお隣にあるサンドウィッチ屋さん。店内に入るとニューヨーク現地のような異空間が広がり、さらに奥にはタクティクスオウガみたいな空間が用意されている(画像参照)。サブウェイが3回地獄に落ちたみたいな肉とチーズの暴力的な欲望の味が魅力。

以上、ぜひ吉祥寺を楽しんでくれよな! 

 

それでは。

MINDHACK : アーティスト紹介 – こむぎさん

先週お伝えした通り、MINDHACKは2025年3月8日(土)〜9日(日)のTOKYO INDIE GAMES SUMMITに出展予定! 目玉の1つとして、イラストレーターのこむぎさんとMINDHACKのコラボステッカーを再販します。

グッズを手に取る前に、こむぎさんのことをもっと知りたい? そうでしょうそうでしょう。今回は、MINDHACKがお世話になりまくっているこむぎさんの活動をご紹介!

 

こむぎさんは国内で活躍するイラストレーター。レトロでポップな絵柄を中心に、人外や女の子のイラストを手がけています。イラストだけでなく、グッズの企画・デザインも得意としており、さまざまなアーティストさんとコラボレーションしています。

 

こむぎさんは以前からMINDHACKの存在を知ってくださっており、コミティアなどでの活動を通じて開発スタッフの1人と知り合いになりました。そしてスタッフがチーム内ミーティングにこむぎさんグッズのトートバッグを持っていったところ、「何その絵、可愛い!」「MINDHACKのこと知ってくれてるらしいよ」「マジで? じゃあ依頼だ!」と勢いでコラボレーションをご依頼することに……。ご快諾いただき、チーム一同頭が上がりません。

こむぎさんにご依頼したイラストといえば、2024年のスプリングセールイラストも忘れられませんね。何せこむぎさんはジャンクフードマスター(勝手に命名)。ハッキーズが食べるピザを、とろける美味しさで仕上げてくださりました。

※こちらのセール日程は2024年のものです

 

さて、先週からブログをご覧になっている皆さんは気になっていることがあるのではないでしょうか。そう、TOKYO INDIE GAMES SUMMITで初売り予定の、新作ステッカー! 先週はもったいぶってチラ見せしていましたが、今週は満を持してお披露目します。まずはこちら!

ヒューゴのでっかいステッカーです! 第5章リリース記念ということで、豪華に盛り上げていただきました。これまでにもブログなどでもお見せしてきた、ヒューゴに関する要素がさまざまに散りばめられています。実際に第5章を遊んでから見ると、また印象が変わるかも?

続いてはこちら。

ヤマムラ兄妹、初のタッグでステッカー化です! こむぎさんの描くスレンダーなキャラクターがカッコいいので、MINDHACKのシュッとした担当(?)をご依頼してみました。本編第4章までをクリアしていると、グッとくる要素が詰め込まれているのではないでしょうか。

これらの新ステッカーは、10cm四方のBIGなサイズでお届けします。ぜひ目立つところに貼って、日常をレトロポップに染め上げてくださいね。

 

こむぎさんには、今後もさまざまなかたちでコラボレーションをお願いしています。どうぞお楽しみに!

MINDHACK : TOKYO INDIE GAMES SUMMIT出展のお知らせ

2025年3月8日(土)〜9日(日)
TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025にMINDHACK出展決定!

MINDHACKが久々にゲームイベントに出展いたします!

今回参加するのは、株式会社Phoenixxさんが主催するTOKYO INDIE GAME SUMMIT 2025。これまでに2回開催されており、2024年の開催時は9000人の来場者が訪れた一大イベントです。会場は東京・吉祥寺! ああ、カルチャーの街・吉祥寺。住みやすい街・吉祥寺。ぜひ街中散歩も兼ねてお越しいただきたいところですね。

ところで3月頭って、なにかもう1つ大きなイベントがありませんでしたっけ? そう……3月2日(日)はMINDHACK第5章のアップデート配信日!! そんなわけで、3月8日(土)〜9日(日)のイベントでは第5章の冒頭シーンをご試遊いただけます。もちろんいつもの第1章もプレイ可能なので、お好みの章を選んで遊んでみてくださいね!

そしてイベントといえば、グッズ販売! 今回も、TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025に合わせて物販をご用意する予定です。

1. 大発売!ヒューゴのアクリルキーホルダー

歴代キャラクターたちがデフォルメイラストで描かれてきたアクリルキーホルダーのラインナップに、ヒューゴも加わります! 今回もイラストを手がけてくれたのは、MINDHACKの頼れる助っ人・小田ハルカさんです。無重力にふわふわ漂うヒューゴをカバンにつけたら、気分はもうアストロノートだ!

 

2.大好評!MINDHACK×こむぎさんコラボステッカー再販決定!

2024年に実現した、イラストレーターこむぎさんとMINDHACKのコラボステッカー。完売してしまった本品が、イベントでまさかの復活です! 枚数に限りがあるので、前回買い逃してしまった人もおかわりしたい人も、お求めの際はお早めに!

 

3.大爆誕!MINDHACK×こむぎさんステッカーSPECIALバージョン!

さらに、こむぎさんからもっと嬉しいプレゼントが! 今回のイベントのために描き下ろされた、特別なイラストのステッカーが販売されます! その絵柄をここではチラ見せ。どうぞ!

この漆黒の顔をもつ人物はいったい誰なんだ……!? そりゃあ3月に第5章配信ですからね。おニューなステッカーで盛大にお祝いしますよ!

さらにもう1枚あります。ババン!

見覚えのある顔の2人、いったい誰ムラ兄妹なんだ……!? 特に第5章とは関係ないんですが、めでたいのでステッカーが出ます。よしなに。

気になるステッカーの全貌は、なんと来週お届けします。このほか、過去に頒布した同人誌などもお持ちする予定。春はMINDHACKブースでウキウキショッピン!

 

以上、お知らせでした。TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025は2025年3月8日(土)〜9日(日)、東京・吉祥寺にて! ご都合の合う方はぜひ、吉祥寺に遊びにきてくださいね〜!

MINDHACK : グッズ紹介 with サポート隊員&ベテラン隊員

皆さん、VODKAdemo?ストアはチェックしていますか? こちらのショップでは、MINDHACKに関するグッズが盛りだくさん! 日常で使えるイケてる雑貨から、キャラクターの情報を深掘りしたスピンオフ漫画/小説まで、幅広い品物をご用意しています。

とはいえ、「MINDHACKのことを最近知ったばかりだから、どれが何やら分からない……」という方もいらっしゃるかと思います。というわけで、今回はスペシャルゲストにグッズ紹介をしてもらいましょう! どうぞ。

 

サポート隊員(左)
「おっす! みんな、ちゃんと飯食ってるか? 本日の司会はご存じ、この俺と先輩だ!」

ベテラン隊員(右)
「待て、よう見てみい。皆『誰じゃこいつ』っちゅう顔しとるぞ」

サポート隊員
「あー? よく聞いとけよ、俺は名もなきホットフィックス隊員! そして先輩は、あの伝説のベテラン隊員だ! 御託はいいからとにかく俺たちの宣伝文句を聞いていけッ!!」

 

※彼らはMINDHACK第5章に登場するホットフィックス隊員たちです。

 

目次

普段使いにピッタリ!イケてる雑貨たち

あのキャラクターをお手元に!アクリルキーホルダー&ステッカー集

本編の裏話が見られる!?もりもりスピンオフ作品

まだまだあるぞ!SUZURIで売ってるアパレルアイテムたち

普段使いにピッタリ!イケてる雑貨たち

MINDHACKステッカーセット

サポート隊員
「まずは定番商品だ! ゲームロゴとお花マークがセットになったステッカーだぜ。ロッカーとかに貼って自然にマインドハッカーアピールができるぞ」

ベテラン隊員
「こいつを貼ってるやつがおったら一目瞭然でマインドハッカーじゃな」

サポート隊員
「俺も備品の工具とかに貼っちゃおっかなー」

 

MINDHACK×くくOさんドーナツシール

 

サポート隊員
「イラストレーターのくくOさんとのコラボ商品だ。MINDHACKのキャラクターがドーナツになったぞ。うまそ~」

ベテラン隊員
「2枚組じゃから、好きなキャラクターがどんなドーナツになってるか探してみるといいぞ。この若造はいないけどな」

サポート隊員
「俺もなりてえよドーナツに!」

 

アサリのおくしゅり手帳

サポート隊員
「スピンオフ漫画Bloody Paellaの登場人物『アサリ』がモチーフのおくすり手帳だ。漫画じゃなくて手帳だから注意な!」

ベテラン隊員
「その代わり、薬局でも実際に使えるぞ。印刷も何だか味わいがあるな」

サポート隊員
「なんか紙がガサガサしててレトロなんだよなー。実物を見た方が伝わると思うぜ」

 

MINDHACKクリアファイル

サポート隊員
「A4サイズのクリアファイルだ。このクリアファイルに入ったものは誰でもマインドハックを受けられる特別仕様だぜ」

ベテラン隊員
「汚れた書類もここに入れておけばキラキラになるかもしれんな」

サポート隊員
「えっ、そうなの!? ……なんだよー、嘘かよ」

 

MINDHACK×こむぎさんトートバッグ

サポート隊員
「イラストレーターのこむぎさんとコラボして制作したトートバッグだ! サイズはB4サイズの紙が縦に入るデカめの大きさだぜ。作戦資料をまとめるのにぴったりだな!」

ベテラン隊員
「720ml瓶も余裕で入りそうじゃな」

サポート隊員
「持ち歩くなよ、酒瓶を」

 

MINDHACKピンバッジ

サポート隊員
「サイズ20mmのピンバッジが3個も入ってるぜ! 重みがあってなんかアレだな、高級だな!」

ベテラン隊員
「おい、触る前に手拭いたか?」

サポート隊員
「いやもー油でギットギト!」

ベテラン隊員
「おい」

 

あのキャラクターをお手元に!アクリルキーホルダー&ステッカー集

MINDHACKアクリルキーホルダー
ユーニッド・イーヴリッグ・先生・隊長・新米隊員

サポート隊員
「MINDHACKのキャラクターが3cmくらいのアクリルキーホルダーになったぞ。俺のオススメはやっぱり隊長かなー!」

ベテラン隊員
「本編の作画にも携わってる小田ハルカさんのイラストじゃから、練度が違うな。練度が」

サポート隊員
「あ! ていうか新人くんもアクキーになってるじゃん! ずりーぞ、このこの!」

 

MINDHACKアクリルキーホルダー 第2弾
COM_Z・シノ・ユーニッド(ハック後)

サポート隊員
「こっちは第3章以降のキャラクターのアクリルキーホルダーだな。おっ、ウニがいるじゃん」

ベテラン隊員
「あいつもなかなか頑張っとるようじゃないか」

サポート隊員
「新人くんのアクキーと並べてやろーっと」

 

Bloody Paella アクリルキーホルダー
ユーニッド・フジツボ・カメノテ・魚骨・ヒドラ・アサリ・クラゲ・エイ

サポート隊員
「スピンオフ漫画Bloody Paellaの登場人物がアクリルキーホルダーになってるぜ。いいなー」

ベテラン隊員
「何じゃ、ドーナツの次はアクリルキーホルダーになりたいのか?」

サポート隊員
「っていうか、グッズになってチヤホヤされたいの!」

 

Bloody Paella ホワイトステッカー
Bloody Paella クリアステッカー
ユーニッド・フジツボ・カメノテ・魚骨・ヒドラ・アサリ・クラゲ・エイ

サポート隊員
「こっちも反社会的勢力ブラッディパエリアのグッズだ。地の色が白い方とクリアな方で値段が違うから気を付けろよ!」

ベテラン隊員
「お前はどっちが欲しいんじゃ?」

サポート隊員
「ホワイトかな。ホットフィックス隊の備品って黒っぽいやつ多いし」

 

MINDHACKゾン魚ちゃんアクリルキーホルダー

サポート隊員
「なんじゃこりゃ」

ベテラン隊員
「ブログ上特別企画『ブラックサンシャイン・オブ・ザ・デッド-THE MOVIE-』でユーニッドが着てたTシャツをモチーフにしたアクキーじゃな」

サポート隊員
「マニアックすぎじゃね?」

 

本編の裏話が見られる!?もりもりスピンオフ作品

ブラックボックス
A5サイズ/全年齢/全34P(本30P)

MINDHACK第2章でマインドハック施設に送られてきた更生対象、イーヴリッグ。その犯行は残忍にして世間を震撼させるに十分なものだった。彼を凶行に至らせた原因とは何だったのか、1人のジャーナリストが迫るドキュメンタリー風小説。

 

サポート隊員
「こいつは漫画じゃなくて小説だから注意な。本編では描かれなかった、第2章更生対象イーヴリッグに関する情報が分かるとか、分からないとか?」

ベテラン隊員
「意外なキャラクター同士のやりとりも見どころの1つじゃな」

サポート隊員
「あ、一応MINDHACK第4章までのネタバレを含むから注意な!」

 

Noetic Zoetic
電子書籍/全年齢/全46P(本42P)

第3章更生対象シノと第4章更生対象COM_Zが一緒に暮らしていたころを描いた番外編漫画。2人が仮想空間の中に作られた海へ出かける日常譚。残虐な描写と暴力的な表現を含むのでご注意ください。

 

サポート隊員
「これは、MINDHACK第4章までの話を知ってれば安心して読める漫画だな」

ベテラン隊員
「それと、この漫画だけは電子書籍のみの販売じゃから注意じゃぞ」

サポート隊員
「あとあと、バイオレンス描写があるから心臓の弱い人は注意な!」

 

隣の蟻
A5サイズ/全年齢/全16P(本12P)

MINDHACK第3章更生対象シノが人間だった時代、旧ホットフィックス隊に所属していたころの一コマを切り取ったほのぼの漫画。

サポート隊員
「これはおやつサイズの本だな。ちょっとした小話の漫画だから、息抜き程度に読んでもらいたいぜ」

ベテラン隊員
「説明がないと難しい、上級者向けの漫画じゃけどな」

サポート隊員
「第3章の更生対象のことを知り尽くしていて、その過去についても深掘りしたいマニア向けの1冊だぜ」

 

SCAVENGERS IN THE RAIN
A5サイズ/全年齢/全52P(本48P)

MINDHACK第4章でちらりと登場するサブキャラクター、ホットフィックス隊の中堅隊員。そんな彼にも語るべき過去があるのだ。ホットフィックス隊にやってくる前を描いた過去のスピンオフ漫画。

 

サポート隊員
「いよっっっ!! 待ってましたっっっ!! この本はだなー、第4章に一瞬だけ登場するチョイ役こと中堅隊員の青春時代を描いた感動一大巨編だぜ!! だっはっはっは」

 

中堅隊員
「ちょっと」

サポート隊員
「おわあ!? いたの!?!?」

中堅隊員
「いいからちょっと、表出ろ」

サポート隊員
「ごめんって! ウワ―――――ちょっと助けて先輩!!!」

ベテラン隊員
「達者でな」

 

まだまだあるぞ!SUZURIで売ってるアパレルアイテムたち

サポート隊員
「こっからは、BOOTHじゃなくて別館のSUZURIで売ってるもんを紹介していくぜ!」

ベテラン隊員
「それぞれのデザインごとに紹介してくぞ。各種Tシャツやらバッグやらがあるから、詳細は実際のストアで確認してくれ」

 

Bloody Paella

サポート隊員
「さっきアクキーとかステッカーを紹介したBloody Paellaの絵がTシャツとかになってるぜ。こういうのブラッディパエリアのマネーロンダリングに使われてないか? 大丈夫か?」

ベテラン隊員
「SUZURIで得た収入は全額MINDHACKの開発資金に充てとるから安心しろ」

サポート隊員
「よかったー。みんな、安心してSUZURIで買い物してくれよな!」

 

ウニの犬


サポート隊員
「なんかユルい絵だな。誰が描いたの? え? ギャングのボスが? うっそだあ!」

ベテラン隊員
「なかなか愛嬌のある絵じゃないか。右側の犬とかお前に似とるぞ」

サポート隊員
「誰が犬じゃい!」

 

ゾン魚ちゃん

サポート隊員
「あっ、これさっきも見たやつじゃん。確かにじっくり見てると、ミョーに可愛げのある顔してるんだよなー」

ベテラン隊員
「このTシャツを着ると『ブラックサンシャイン・オブ・ザ・デッド-THE MOVIE-』を完全再現できる優れモノじゃぞ」

サポート隊員
「何だよ先輩、その映画のファンなのかよ」

 

かつおぶしのTシャツ

サポート隊員
「えっ……何?」

ベテラン隊員
「スピンオフ漫画Bloody Paellaに登場するライバル組織、デスブイヨンの構成員『鰹節』を描いたデザインじゃ」

サポート隊員
「何でそんな詳しいの?」

 

君という慈しみの翼に捧げる100本のバラTシャツ

サポート隊員
「イーヴリッグをモチーフにしたTシャツらしいんだけど、これは、どういうこと? なにこのタイトル?」

ベテラン隊員
「よく分からんが、こういう経緯で制作されたTシャツのようじゃぞ」

サポート隊員
「デザイナーはお金に困ってるの……?」

ホットフィックス隊ロゴマーク【白】

ホットフィックス隊ロゴマーク【黒】

 

サポート隊員
キタ――――――――――! カッケ――――――――――!! はい、大勝利!! もう皆さん、これを買っておけば問題ありません! 全人類買え!!」

ベテラン隊員
「俺たちホットフィックス隊のシンボルをテーマにしたデザインじゃ。黒バージョンと白バージョンの好きな方を選ぶといい」

サポート隊員
「というわけで今日の宣伝は以上! これを買えば万事解決です。みんな、よろしくな!!」

中堅隊員
「君、自分のお仕事が大好きなんだねえ……」

 

 

サポート隊員
「あ――――――疲れた! 改めて見るとすげえ量のグッズだな!」

ベテラン隊員
「今日紹介したグッズはBOOTHのVODKAdemo?ストアSUZURIで買えるぞ。改めてチェックしてみてくれ」

サポート隊員
「一仕事終えたことだし、お前らこれから飲みに行くぞ!」

中堅隊員
「え、俺も? いや、まあ、行くけど……」

サポート隊員
「つーか、お前! 来てたなら手伝えし!!」

 

以上となります。お気に入りのお品物は見つかりましたか? 数に限りがあるものも多いので、欲しいグッズがあればぜひお求めください! それでは。

新年のご挨拶(2025)

はっ………………新年、開けてる―――――!!

 

明けましておめでとうございます。MINDHACK開発チーム、VODKAdemo?でございます。皆さん、お正月はいかがお過ごしでしたか? 我々は酒を飲んだり、鍋をしたり、思い思いに羽を伸ばしていました。新年一発目は毎年恒例、スタッフからのご挨拶を掲載します。こんなタイミングくらいしかメッセージをお届けする機会がないので、よければお付き合いください。

 

・ホでヴより(アート担当スタッフ)

あけましておめでとうございます!
去年の暮れにですね、かき揚げを作ったんですよ。かき揚げね。てんぷらのやつ。
それが凄い失敗して「衣が付いたバラバラのべしょべしょした何か」になってしまいました。(味は美味しかったです)
めちゃくちゃ悔しいので今年はかき揚げを練習しようかな。かき揚げってなんかお惣菜とかで普通に置いてるけど作ってる人マジでめっちゃ凄いよ……
そういう風に、サラッと置いてあるものって結構凄いものだったりしますよね。かき揚げ職人に思いを馳せます。
後は、blenderを触って3Dを作ってみたりしてました。
絵のアタリとして使う素材を自分で作れたら大変助かるので、その練習として。
それは上手くいきました!超分かり易い解説上げてくれてる人全員にド感謝!!!色も付けてみたけどちゃんと反映されて嬉しい!!
先ずは腰据えて素材。ってぱっと見時間掛かるから飛ばしてさっさと描けばいーじゃん!って思うけど、結局素材作った方が安定するし早いんだよね。
これが締め切り近くて焦ってるとつい飛ばしちゃうんだよな~(そんでいらん苦労するし結局上手くいかない)
それをさあ、締め切り近いけど焦らず作れる人がさあ、早いし上手い人だったな……元気かな。元気だと良いなあ。良い人だったなあ。3D職人に思いを馳せます。
今年はそんな風に腰据えて素材。をやっていきたいと思います。
3月に出る5章、よろしくお願いいたします!!ヒューゴは……良いぞ!!!

 

・ササンより(サブシナリオ、広報担当スタッフ)

明けましておめでとうございます。
サブシナリオ、広報、ほがらか笑顔のササン三です。

新年早々ナマナマしい話で恐縮なんですが、いま現在進行形で喫緊の悩みがあります。それは、お絵描きスランプに陥ってしまったこと! 昨年の冬くらいから何となく筆が乗らなくなり、ささやかな落書きなんかも上手く描けなくなってしまいました。そういうわけで最近はなかなかコンテンツをお届けできず、歯がゆい思いをしております。本当はもっともっと動かしたいキャラクターたちがいるので、この状況を脱したらまた元気にイラストを発信していきたいですね。まあほら、スランプって成長の機会とも言うし。復活したら劇画調のユーニッドとか描いてるかもしれません。

それは置いといて今年の目標としては、3年後や5年後のVODKAdemo?を見据えた準備を進めていきたいなあと思っています。具体的には、将来は自分もプログラマーとして参加できるようにコーディングを勉強したりとか。MINDHACKはもちろん、今後も当分の間は我々の創作をお届けしていく予定なのでよろしくどうぞ!

でもまずは3月の第5章配信ということで。ネタバレ厳禁のいろんな仕掛けを用意しているので、もうしばらく楽しみにお待ちください。サブシナリオ担当としては、エクストラ資料にとても思い入れがあるのでぜひ全解禁して見てみてほしいです。それでは、今年も乞うご期待!

 

紅狐より(シナリオ、プログラム担当スタッフ)

新年あけましておめでとうございます、紅狐です。
去年は、人の目に見えるところ・見えないところ問わず常に全速前進フルスロットルで動き続けた一年でした。2025年はそのはたらきが結実して戻ってくる年になるとうれしいです。
3月2日はついにお待たせしていたMINDHACK第5章のお披露目!! 銀河のかなたに想いを馳せ、宇宙の神秘を垣間見ては奇声をあげ頭を抱え細部までこだわって作り上げましたので、このコズミック体験を皆様にも楽しく味わっていただけることを心から祈っています。

この春先の大イベントに向けて、年末年始は一旦エネルギーチャージ……ということで本を読んだりなんだりしています。MINDHACKという作品には開発チームの「こういうのいいなあ」が詰め込まれているのですが、その中には、このゲームを遊んでくださっている方々から見て『前の世代』から来た要素が多々あると思います。例えば紅狐は1960〜80年代くらいの海外SF小説が好きだったりとか。
自分の話に含まれているそういう要素が、今ここに出力された作品を通して自分より若い人たちに刺さることがあるなら、それってなんか離れた場所の星の光が長い時間をかけて地球に届くみたいだね〜とか思ったりしました。
過去から学び未来に生きていくぞ。今年も何卒よろしくお願いいたします。

 

以上、我々から皆さんに向けてささやかなお年賀でした。今年もはつらつハッキンハップで、皆様の心に刺さる作品をお届けできたらと思います。2025年もよろしくお願いいたします!

MINDHACK : COM_Zの大掃除

COM_Z
「シノちゃん! いつまで眠っているのかね!? ほら、起きた起きた!」

シノ
「……ぐ、ぎぃいッ……」

シノ
「かひゅっ……博士……貴様、またこの部屋に何か意味の分からんモノを仕舞い込んだな……!? ぜえ……不愉快だ……とっとと貴様ごと失せよ……!」

COM_Z
「あ。そうか、この部屋の容量が圧迫されるとシノちゃんが潰れてしまうのだったね。失敬失敬」

COM_Z
「でも……すまないね、シノちゃん。ワガハイにはどうしてあげることもできない。これは仕方のないことなのだよ。だって……なぜなら、今日は……

大 掃 除 だからねっ!」

 

シノ
「…………ハ? おえっ…………………煤払い(すすばらい)?」

COM_Z
「そうとも言うね! もう外の世界は年の暮れなのだ。この機に、仮想空間上にしまっていた不要なデータを削除してしまおうと思ってね。圧縮データを解凍していたのだよ。だからシノちゃん、もう少しの辛抱だ。ワガハイと一緒に、いるデータといらないデータの整理を手伝ってくれたまえ!」

シノ
「……また訳の分からぬことを……! この息苦しさが無くなるなら何でもいいわ、とっととせよ!」

COM_Z
「はい、じゃあまずデータ1個目〜」

 

COM_Z
「いらないかな?」

シノ
「いるだろう」

COM_Z
「え、なんで?」

シノ
「知らんのか。この手は捨てる部位などない魚ぞ。皮から肝から胃袋までまとめて鍋にでもせよ」

COM_Z
「シノちゃんがそう言うなら、とっておこうかあ」

 

COM_Z
「はい、次」

COM_Z
「いらないかな?」

シノ
「いるだろう」

COM_Z
「え、何で?」

シノ
「分からんのか? 敵に殺意を悟られぬようにするには何が必要か。愛嬌だ。小さくか弱きモノほど相手の驕りと油断を誘う。かようにかわゆきシロモノに榴弾でも忍ばせてみよ。たちまち仇敵は肉片と化すであろうよ」

COM_Z
「シノちゃんがそう言うなら、とっておこうかあ」

 

COM_Z
「はい、次」

COM_Z
「いらないかな?」

シノ
「いるだろう」

COM_Z
「え、何で?」

シノ
「自明であろ、この部屋に足りぬものが。高さだ。戦場において高所に陣取ることは圧倒的優位を意味する。このような木偶(でく)であれ、高台を確保できれば貴様の首を掻く程度には役に立つであろうよ」

COM_Z
「シノちゃんがそう言うなら、とっておこうかあ」

 

COM_Z
「はい、次」

シノ
「いらん」

COM_Z
ええッ!? なにゆえ!?

シノ
「どこぞの草葉の陰にでも捨て置け」

COM_Z
「今までの流れでいったら絶対必要なのだ! これは消さない消さない! むしろ増やしちゃうもんね!!」

 

COM_Z
って、待ちたまえ!!!!!

シノ
「ぐ、声を張るな……頭に響く……」

COM_Z
「シノちゃん! さっきから全然片付いてないのだ!! 全く、よもやシノちゃんが片付けられない症候群だったとは!」

シノ
「最後のはいらんって言ったのに」

COM_Z
「シノちゃんに任せてたらいつまで経っても片付けが終わらないのだ! 外部から直接フォルダをフォーマッ……じゃなくて初期化した方が早そうだね。じゃあシノちゃん、ワガハイはここで失礼するよ!」

シノ
「ハ? おい博士! この散らかりようを何とかしてから……!!」

 

 

シノ
「…………えっ?」

 

 

 

MINDHACK : 楽曲紹介16 / THE FATAL ERROR

不定期更新、『MINDHACK』楽曲紹介のコーナー! 前回で終わりかと思いきや、あと1回残っていたのだ。こちらの記事では、『MINDHACK』の楽曲制作をご担当いただいているトラックメイカー・小鉄昇一郎さんに、本作に収録された楽曲の紹介と解説をしていただいています。この記事を読めば、『MINDHACK』の音楽の世界がもっと分かるかも!?

サウンドトラックはこちらで販売中です。

ということで今回解説するのは、こちらの楽曲!

今週の1曲:THE FATAL ERROR

 

・VODKAdemo?より

シノ撃破後、FORMATたちと魔王の存在について話し合う場面の楽曲です。このシーンは物語の転換ポイントで、ゲームの前半でももっともシリアスな一幕。更生対象と対峙するときよりもさらに緊張感が高まり、より格上のボスを知らされたときの衝撃を表現するためのトラックに仕上げていただきました。

聴いただけでもゾクッとするような一曲ですが、裏テーマは「高揚感」。カリスマ的な強敵の登場にちょっぴりワクワクも感じさせるような、まさに「ここからが物語の本番だ!」という胸の高鳴りを表現していただいています。

また、ここで話されている「魔王」は人物ではなく、台風や竜巻のような自我を持たない天災です。そのためインダストリアルな乾いた印象で、一定のリズムを刻む機械的な楽曲として制作していただきました。

・小鉄さんより

コロシアムのような場所で、集まった群衆が軍靴でリズムを刻んでいるような、大きな戦い、というより一方的な殺戮の前触れ……みたいな雰囲気でしょうか。たしかMINDHACK制作チーム内からは「殺戮マシーンが奏でる音楽」といったイメージを指定された記憶があります。

斧や甲冑、ギロチンなど金属のぶつかり合うような空気も出しつつ、短い曲間にビルド&ドロップ(ぐっとリズムなどが盛り上がって、急に音数が少なくなるような、EDMによくある展開の名前)も出てきてなかなか面白いんじゃないでしょうか。もともとABCと3パターン作ったデモの内の、AのリズムでBの展開を入れてほしい、という要望があったと思います。こういう所が工夫のしどころで面白くなりますね。「言われたらとりあえずやってみる」フリーランスの生きる術であります。

 

楽曲はYouTubeでもお楽しみいただけるので、ぜひ聴いてみてくださいね。

 

小鉄さんによる楽曲紹介は今度こそ一区切り! 今後のアップデートで追加される楽曲もお楽しみに。

 

【小鉄さんの過去の楽曲解説】
THE OFFICE(オフィスのテーマ)
HAPPY HACKING(ハック中のテーマ)
SOFTENED SPIKE(ウニを丸めたテーマ)
MINDHACK(記憶のテーマ)
THE STAIRS(タイトル画面のテーマ)
THE ARTIFICIAL PLACENTA(FORMATのテーマ)
READY TO TASK(ホットフィックスのテーマ)
FAR FROM CITY LIGHT(ユーニッドのテーマ)
GREETINGS, BUTTER KNIFE…(イーヴリッグのテーマ)
IF THOU ART HUMAN(シノのテーマ)
HA HA HA(第3章ハック中のテーマ)
THE ARTIFICIAL HUMANITARIAN(COM_Zのテーマ)
GUILTY PLEASURE(第4章ハック中のテーマ)
REVEAL(第3章会話テーマ)
PEOPLE CHANGE(第4章会話テーマ)