MINDHACK : ヒューゴのひみつ

MINDHACK第5章がアップデートされてから1か月が経ちました! 皆さん、物語本編やEXTRA資料など、隅々まで楽しんでいただけましたか? 今週から公式ブログでは、徐々に物語の核心に触れる内容についても紹介していきたいと思います。「まだ第5章を遊べていないよ!」という方は、ぜひ本編をプレイしてからお読みくださいね。

それじゃあいくぞ?

 

いくぜ?

 

いいか?

 

バーーーーーーーーン!!!!!

 

はい。うどんヒューゴこと、パトリック・ヒューゴの真の姿です。その中身は宇宙から来た怪生物。うねうねとうごめく、触手のかたまりがヒューゴの正体でした。

どうしてヒューゴが触手になってしまったかは本編およびEXTRA資料をご覧いただくとして、「宇宙飛行士から触手が飛び出している」というデザインは初期のアイデアから一貫したコンセプトです。以前ブログに載せた初期ラフも、実はこれが完全なかたちでした。

うねうね。

とてもインパクトのあるヒューゴの触手ですが、必ずしもグロテスクな表現にはしないことを心がけています。べたべたで汚らしいというよりは、むしろすべすべして無機質で美しい存在にしようと描写しました。特に注目していただきたいのは、ヒューゴの泡の部分。この泡は、実際に存在する鉱物をイメージしています。それがこちら。

こちらは開発スタッフがコレクションしている鉱物の1つ、グレープカルセドニーと呼ばれる鉱物です。もともとヒューゴのデザインはこの鉱物を手に入れる前に決まったのですが……

キャラクター原案スタッフ
「グレープカルセドニーという鉱物があるらしいので、それをイメージしてほしい」

アート担当スタッフ
「了解。でも、実物のグレープカルセドニーを入手してみたいね」

……なんて会話を交わしつつヒューゴのデザインが決定稿になってから、逆にヒューゴのイメージに合う鉱物標本を長年探してきました。そしてついに! 2024年、日本最大といわれる池袋ミネラルショーで、完全にヒューゴの概念にマッチする標本を発見したのです!

この、白い色のなかに紫が透けて見える感じが……ヒューゴだ!

ヒューゴのふっくらもちもちボディの中身は、実はこの触手がみっっっちり詰まっていたわけですね。それって何だか……ワクワクしない!?

今後も第5章の秘密にまつわる記事を投稿していくので、お楽しみに! それでは。