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VODKAdemo?メンバーが好きな音楽

ズンチャズンチャ……こんばんは。

今週は、開発スタッフの趣味語り回です!なぜなら……語りたいときに語りたいからだ!!今回のテーマは「好きな音楽」について。MINDHACKの創作のバックにある何かアレソレが見え隠れするかもしれません。食らえーーーーーー!!!

 

・紅狐(メインシナリオ、プログラマー)

きつねです。その人の音楽の趣味はその人が作るものと一致するよなあ、と常日頃思っています。
お話を書く時、私が一番表現したいものは『景色』です。といっても、文字通りの目に映る風景という意味ではなく「なにか心動かす情景を見た時に発生する、感情・心の揺らぎ」を伝えたい、というニュアンスです。

形のない感情をいったん手元で冷凍保存して、そのまま読み手にお届けする……というのが、私が文章を通して一番やりたいことです。そしてこれに一番近いものは音楽だと思っています。音楽も形がないけど、人の心を揺さぶる情報を記録して他者に送り出し、着荷先で解凍するものなんじゃないでしょうか。

『心の揺らぎを産地直送』をモットーに何かを書こうとすると、まずは自分自身の感情を描きたい景色に合わせて固定する必要があります。つらく・しんどく・美しい話を書くためには、なにより自分をつらく・しんどく・美しい心情にセットする必要がある!

そんなわけで私が文章を書く時はほぼ必ず、書きたい感情と同じ気分になれる音楽を聴いています。
聴いているだけで胸が張り裂けるような、哀愁を呼び起こす切ない気持ちになる曲を常にプレイリストに並べまくっている。

特に、シンセサイザーやギターのディストーション(歪ませた)音に対してそういう感情を揺さぶられる傾向にあります。人がこの世の不条理を天に訴えかけるような、痛切な叫び声に似た響きが好きです。

ここ数年で一番心に突き刺さって、繰り返し繰り返し聴き続けているのはこの曲。
SEVEN:Skyline divided

「つらく・しんどく・美しい」という感情をそのまま呼び起こすような景色だなあ……

無機質な世界を描きたい時はKLOUDがお気に入りです。

KLOUD:HUMANS

「人生はやりきれない、しんどい事ばかりだけど、それでも人は前に進まなきゃならない」という感情を描くのも好きです。そんな時はMegadethのA Tout Le Mondeだ。

MINDHACKのシナリオを書く時は、『メトロイドプライム』シリーズのOST(オリジナル・サウンドトラック)を聴いていることも多いです。メトロイドプライムは元々好きすぎて何がどう好きなのか考え始めるとオーバーヒートして気絶しそうなくらい好きなので、描きたい景色もやっぱり似ているな……と思います。

ご参考までに、メトロイドプライムシリーズでは『侵されてはならない聖域が蹂躙され、今は美しい残骸だけが残るのみ』というシチュエーションが頻繁に描かれ、3に至っては『精神汚染』が物語の主軸です。よろしくどうぞ。(メトロイドプライムはOSTが1だけ出ています。2と3の曲は昔テレビに線繋いで直に録音したのをずっと聴いてんだ!!)

一方、日常のメールの返事とか事務作業とかでは、「俺はやるぜ!!俺はもう止まらねえ!!」という感情を固定して、とにかく勢いを大事にしています。そういう時は好きなバンド(前の記事参照)のアルバムとか、好きな音ゲーの勢いある曲だけを集めたプレイリストとかを聴いているのであった。
↓好きな音ゲーの勢いある曲の一例

 

・ササン三(サブシナリオ、広報)

自分は、音楽を語ることにコンプレックスを持っています。大学時代、「なんかゲーム音楽みたいでカッコいい!」という理由でケルト音楽同好会に入ったら、周りがスーパー音楽に詳しい人ばっかりで全く話についていけなかったのがトラウマだからです。しかし、今年の目標は「自分の好きなものに自信を持って語ること」。思い切ってこの機会に、素人なりでも普段聴いている音楽について書いてみます。

それは、「海外ゲームファンソング」!

……何だそれ?

日本でゲームの二次創作音楽というと、原作に収録されている楽曲のアレンジというイメージが強いですよね。しかし海外では、ゲームを題材にして完全にオリジナルの歌を書き下ろす文化が定着しています。

たとえば「宇宙人狼」でおなじみ『Among Us』を例にとると、ギターギャリギャリのロックであったり、超オシャレサウンドのポップスであったり、一生聴いてられるノリノリのラップであったり。原作のテイストももちろんですが、アーティストそれぞれの個性が炸裂したバリエーション豊かなオリジナルソングが作られています。MVのアニメーションも凝りまくってて見応え抜群!

海外(特にインディー)ゲームに慣れ親しんだ人からすると「何をいまさら?」という話かと思いますが、近年海外作品にハマったばかりの自分にはカルチャーショックでした。だって、ゲームの開発者に関係なくSpotifyとかで配信してるんですけど!?いいの!?このあたりは、ジャンルは少し違いますが、日本でいう東方アレンジと同じくらい市民権を得ている感じがありますね。そんな粒ぞろいの海外ゲームファンソングの世界ですが、自分の人格形成を語るうえで欠かせないアーティストがいます。それは……DAGames!

これまた海外ゲームに詳しい方なら「ああ、DAGamesね」と頷かれるような大御所です。代表曲としては、「Build Our Machine」というエレクトロスウィング風の歌がよく知られています。うごメモで引用されたことがあるのでご存じの方もいるかもしれませんね。

DAGamesの音楽的な解説については詳しい方にお任せします……が、その楽曲を語るうえで欠かせないと個人的に思うのが、ずばり「攻撃性マッシマシの殺意」。例として、『Left Behind』という楽曲の歌詞を少し引用してみます。

俺は『置き去り』になったのさ
あらゆる拷問が解き放たれる
俺は無慈悲だった
もし時間が巻き戻ろうとも
その度に お前は理解するんだ俺は『置き去り』になったのさ
お前に 逃げ隠れする番がこようと
必ず 俺が捕まえてやる
今夜は日が昇らない
煌く涙は気付いてるのさ
お前はもう 俺のものだ!

……と、要約すると、「絶対にお前をぶっ殺してやる!!!」と言っています。この曲全編そんな感じです。もっと言うと、DAGamesの楽曲だいたいそんな感じです(やや暴論)。

DAGamesがモチーフとする作品にホラーゲームが多いことも関係しているのですが、それにしてもめちゃくちゃ殺意が高い。わんぱく極まりない。もはや「これそんな殺る気満々のゲームだったっけ!?」という作品までヤンチャな殺意ソングになっていたりするので、笑ってしまうほどです。

元気いっぱいみなぎる殺意、言い換えれば破壊衝動の一種かもしれません。MINDHACK開発チームに所属しておいてですが、自分はこれまで破壊衝動にあまり縁のない人生を送ってきました。痛かったり怖かったりするのはかわいそうだから、よくない。加虐心とは程遠い、のほほんとした精神で学生時代を送ってきた自覚があります。

が、時は新卒社員時代。鬱屈とした日々、すり減る精神、溜まるストレス。そんな灰色の日々に、偶然DAGamesの絶叫デスボイスが届きました。逃さん。許さん。絶対に殺す!!

何だこれは……とても刺さる……
歌詞から受け取る攻撃性がとても気持ちいい……
なぜなら……なぜなら自分は、「フィクションの存在から殺意を向けられるのが大好き」な被虐気質だからだ!!

ということで、青年期の自分はDAGamesに殺意を向けられて嬉々として育ち、気づけば描いているものも「加虐性を向ける/向けられる」ことに関する内容が多くなっていきました。それが現在、MINDHACKで破壊衝動を描くことに繋がっている気がします。つまり、DAGamesを聴いて変わってなければ今MINDHACKチームにいることもなかったかもしれないわけですね!ありがとうDAGames!!ありがとうウィル・ライアン!!

海外ゲームファンソングで好きなアーティストは語りきれませんが、今の自分を形成したのはDAの兄貴だと思います。いつかMINDHACKの歌も作ってくれよな!

 

・ホでヴ(アート・アニメーション)

こんばんは。ホでヴです。Blogを書くのは久しぶりですね!
最近はおじいさんになる事がかなりスムーズに出来るようになってきました!
日頃の努力の成果です。いつかどこかでお披露目したいですね。

音楽を語る記事らしいので、普段聴いている音楽について書きます。

【赤ちゃん泣き止み♪ムーニーちゃんのおまじない歌】です!!

この曲はですね……とっても思い入れが深い…………。
子供の頃聞いてたから?いいえ。違います。
見つけたのは社会人になってからです。

その時私は徹夜仕事の真っ最中。「もうダメだ……辛い……」と心が折れそうになっていました。
せめて優しい曲を聞いて癒されよう……と思って見つけたのがこの曲でした。
効果は抜群!赤ちゃん泣き止み♪だけあって私の心も泣き止みました♪
その後朝まで延々リピートして聞き続け(6時間くらい)、徹夜仕事を無事終えた経験があります。
ムーニーちゃんありがとう!!
(ちなみに今は徹夜仕事はしないで済んでいます。ありがたや……)

真面目に曲を語ると、赤ちゃんの為の曲なだけあっていろんな特徴的な音が沢山入ってくるとこが良いです。ずっと聞いてても飽きないですね。曲調も明るくて可愛いし、寝させる為じゃ無いので静かすぎないとこもいい。

この曲を聞いて沢山のバブちゃんたち(社会人含む)が元気になりますように♪
今も好きでよく聞いています。
あの絵やこの絵が制作されたバックにはこの曲が掛かっていたかも?

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今回も好き放題語らせてもらいました。でも、俺たちのイチオシミュージックは……MINDHACKのサウンドトラックだ~~~!!Steamにてサウンドトラック発売中です!YouTube版ノンストップリミックスもチェケラ!

 

イーヴリッグのテーマ1時間耐久も(なぜか)あります。

MINDHACK:おててくらべ

画面を所狭しとアニメーションする先生の手については、たびたびブログでも取り上げてきました。しかし、実は先生の手以外にもこだわりが詰め込まれているのにお気づきですか?ここでは、本作に登場するキャラクターたちの手にフィーチャーしてご紹介していきたいと思います。

・ユーニッド

とにかくぶっとい。指がごん太いです。ギャングのキングですから、その手で数えきれないほどの悪漢を張り倒してきたのであろう……という説得力が出るデザインになっています。とにかくデカければいいという塩梅で、ほかのキャラクターにない、筋肉と脂肪のついた手がユーニッドの特徴です。

 

・イーヴリッグ

「気持ちよさ」を意識してデザインされています。つるん、スイスイッ……という、デフォルメされているけど美しい、というバランスを目指しました。腕から手首へのラインを常に意識しています。
茶色の指先は、ヤギや牛や馬などの爪(蹄)を人間の手の形へ落とし込んだデザインです。指が4本なのも動物をイメージしています。

 

・シノ

うん。まるいですね。以上。
……いやいや。確かに手のみで表情をつけることは難しいのですが、ポージングに気を付けています。比較的身体の中心部に手が置かれていることが多いのは、シノが警戒心を解いていないためです。同じポーズでも人間でいう顔のそばに手を置いているのか、腰のあたりに手を回しているのか、なんとなく想像がつくように心がけました。

 

・新米隊員

指が細くなりすぎないように意識しています。そしてキモは、指先の丸っこさ!まだまだ未熟な新米くんなので、無垢な赤ちゃんのような柔らかい指を表現しています。数々の困難を乗り越え、新米くんの手が太くがっしりした大人の手になる日は……来るのか!?

 

・隊長

新米くんとは対象的に、なるべく一本一本が細く、長くなるように描いています。いかにも華奢な手つきですが、アーマープレートの隠し刃など無骨なパーツとの対比も見どころですね。また優しい印象ではあるものの、意外と細かい作業は苦手そうな、隊長の人間臭い部分も手の表情で表現しています。

 

・COM_Z

MINDHACKでも最大級のおててです。COM_Zはアニメ的な表現のロボットですが、あくまで機械は機械。構造的に破綻のない描写に注意を払っています。硬い部分は硬く、柔らかい部分は柔らかく。タプタプした手のひらは人を傷つけないために設計されています。中はウォーターベッドのように粘性のある液体が入っていて、押すと一瞬へこみが残ったのちにゆっくり時間をかけて戻っていく形状記憶仕様です。腕枕してもらうときは手のひらに頭を載せるように心がけるといいでしょう。

 

・ヒューゴ

ご唱和ください。「クリームパンおてて」!!ヒューゴは宇宙飛行士ですが、イメージとしては「動きにくそう」「拘束衣のような」モチーフも取り入れています。実際の宇宙服はある程度自由に動けるのですが、ヒューゴはそれよりも不自由そうな、動きに制約のありそうなデザインになっています。そこで手も、細かい作業には向かなそうなふっくらおててになりました。

 

・先生

最も重要視しているのはフェチズム。フェチと言っても色々あって、例えば手袋のシワや爪の凹凸など写実性を重視するリアル志向のフェチも一つの方向です。一方、MINDHACKの先生の手はデフォルメされた、線の流れの気持ちよさを重視したフェチに寄せています。ここは、アニメーションの描きやすさなども勘案した結果の落とし所ですね。

 

キャラクターによって様々な手の描き方。皆さんの好みの手は誰でしょう? 

MINDHACK:キャラクター紹介11

本日は、今後のアップデートで登場する新キャラクターのご紹介です!完全新規の登場人物は昨年以来ですね。どの章で登場するかはまだ秘密ですが、ぜひ今後のストーリーを想像するヒントにしてみてください!それでは参りましょう。

言うぞ?

いくぜ?

いいか?

 

【キャラクター紹介:ヒューゴ】

本名パトリック・ヒューゴ。
どこからどう見ても宇宙飛行士。元は宇宙探査プロジェクトに参加して異星へ向かう予定だったが、とある事情でマインドハック施設にやってきた。
気さくで前向き、ジョークが好きで誰とでも分け隔てなく接する性格。ヘルメットの内側には、妻と双子の娘の写真が貼ってある。好きなカクテルはアイリッシュコーヒー。

 

と、いうわけでヒューゴの登場です。開発チームメンバーはSF作品が大好き!そして宇宙飛行士が大大大好き!ゲームの構想初期から、宇宙服を着たキャラクターは絶対に出そうと決めていました。

今回は特別に、ヒューゴが実際に台詞を話す様子も撮影しています。こちらの映像をどうぞ!

 

ん?異星人?
それはそうと、ヒューゴは長い間暇を持て余していたので、マインドハッカーと話がしたくて仕方がないようです。

アート担当ホでヴがこだわり抜いた「クリームパンおてて」にもご注目ください。見よ、このもっちり感。

 

ヒューゴの身長は165cm。MINDHACK作中の人物としては突出して高い方ではないのですが、その代わり横幅がかなりあります。ヒューゴ1人だけで3ヤマムラぶんくらいある。きっと、中身もたっぷり詰まっていることでしょう。年齢のイメージとしては、40代前半くらいの声を想像してもらえればと思います。

 

本編で披露する予定がない側面として、「趣味はボタンアコーディオン演奏」という隠れたプロフィールがあります。好きな曲はSally Gardens Reel。手袋の下の指先は意外と繊細なのかもしれないですね。

 

宇宙にいるはずの人物がなぜマインドハック施設にいるのか?そのあたりの事情は本編をお楽しみにお待ちください!ヒューゴをよろしくね。

開発日記 5月27日

きつねです。
最近、様々なコーヒーチェーン店に出向いては甘汁(あまじる)の飲み比べをしています。
上島珈琲店の黒糖ミルク珈琲がかなり理想の甘汁です。また、タリーズコーヒーのハニーミルクラテもいとおかし。

何をそんなに甘汁を飲みまくっているのかというと……今月、5月いっぱいは『シナリオ執筆強化月間』をやっていたからです!!
つまりノートパソコンを外に持ち出して、ひたすらお話を書き詰めておりました。

 

MINDHACKの開発において、わたくし紅狐は主にメインシナリオ・映像(VFX)・そして技術を担当しています。
アーリーアクセス版リリースに向けての準備の段階では、機能面で不具合がないか、演出のグラフィックが正しく表示されているかどうかなどの調整に集中していました。

現在開発チーム一同は4章以降の無料アップデートに向けて作業を進めており、実装はVODKAdemo?で進行し、既存の機能改善の部分は本職プログラマーのみなさんにお願いしています。

そしてプログラマーさんたちが技術面をバリバリやってくれている間、私はゲーム後半の物語の執筆を進めているのであった!
MINDHACKのお話の筋自体は最終章まで既に決まっておりまして、それを「より感情が伝わりやすく」「よりお話がわかりやすく」「キャラクターの個性が生きるように」という面に気をつけながら、ひたすら清書しています。

 

〜今後アップデート予定の内容〜

本編メインストーリーの追加アップデートより手前に、近い将来、1~3章までの機能改善アップデートを行う予定です。
主にこんな感じの内容を検討しております。

  • 『マウスによるドラッグ操作』のパートを、より直感的な操作に改善
  • EXTRA画面から作中BGMを個別に聴ける機能(サウンドテスト)を実装
  • 3章のプチタイピング部分を、より「戦ってる感」マシマシに
  • 既読テキストのスキップ機能を追加
  • チャプターセレクト機能を『NEW GAME』内からタイトルメニュー画面に移動し、アクセスしやすくなるよう変更
  • その他、報告いただいている既知のバグの修正

優秀なプログラマーのみなさんと協力して、MINDHACKの世界をより快適にお楽しみいただけるよう作業を進めています。
具体的なスクリーンショットや変更内容は引き続き開発ブログやパッチノート等でお知らせしていきますので、引き続きお楽しみに!

技術作業のほうも楽しいから、家にいるとついついUnityのゲーム開発画面のほうも触りたくなってきちゃうんですよね……!!
あとほら、家のデスクトップPCだと、Steamで面白いゲーム無限に遊べちゃうし……
ノートパソコン1台と財布だけ抱えて外に出て、自分自身の機能を制限されている時のほうが、文章を集中して書けるってもんよ。

というわけで、甘汁をたくさん飲んだのでシナリオの執筆も順調です。
皆さんにお見せできる日が楽しみだなあ。フフ……。

 

〜紅狐、ラジオにお呼ばれするの巻〜

ところで紅狐、去年の冬休みの息抜きに『DON’T SAY YES』という超短編ゲームを作りました。

これ。

これがありがたいことに、いつの間にかSNSなどで拡散していただいて、ビックリするほど多くの方に遊んでいただけたようで……!
このたび、『島津真太郎の週末ゲームCAMP』というラジオ番組に、DON’T SAY YES制作者としてゲストにお呼びいただきました!
(2023年5月27日 23時〜 interFMにて放送です。放送後は番組の公式Youtubeチャンネルでもご覧いただけます)
元々一介のゲームファン(ゲームボーイ好き)として「自分もなにか作ってみようかな」と気軽な遊びのように作った作品なので、このような機会をいただけて本当に光栄です。
パーソナリティの島津真太郎さん、アシスタントの久保田未夢さんに目の前でゲームを楽しんでいただき、とてもハッピーな体験になりました。

出演オファーの際に「番組中、好きな楽曲をいくつかかけられます」とお話をいただき……
エッ!! やった!!!!!! じゃあ悪魔っぽい曲、かけちゃお!!!!!!!
DON’T SAY YESといえば月の悪魔、悪魔といえばGhost。 そう。Ghostです。
Ghostってなんですか?
Ghostは紅狐の超・超・超・好きな悪魔バンドです。ぜひ覚えて帰ってください。

悪魔っぽいしカッコイイ『Year Zero』と、初見でも虜になるキャッチーな『Rats』どっちにしようかな…………!!
アー!!決められない!!! YESかNO選ぶのと同じくらい好きな曲2択が決められない!! アアーーッ!!!

と散々悩んだ結果、どっちをお願いしたのかは番組本編をお楽しみに。

DON’T SAY YES然り他の作品然り、私の好きなものの指向として「見た目の印象と言動がなんかズレてる」「非日常の空想っぽいアイデンティティが、日常の身近さと絶妙に混ざっている」という要素があるのですが……

 

Ghostはこういうバンドです。
こんなん好きじゃん?

 

ラジオではMINDHACKについてや、私自身の日頃の暮らし(?)ぶりなどもお話しておりますので、皆様にも笑ったり微笑んだりしていただければ幸いです。
久保田さんの声で悪魔のセリフを可愛らしく読み上げていただいて、そこに解説を入れてくださる島津さんのコメントがすごく面白い!
本当に楽しい時間をありがとうございました!

 

~4章の制作も進行中~

さて、おかげさまでシナリオの執筆作業もだいぶ進んだので、6月からは引き続き実装の作業に戻る予定です。
4章以降の制作もどんどん進行中。キャラクターの立ち絵素材や背景グラフィックが上がってくるたび「ウヒー!!良い!!!」と画面の前で声をあげています。
そんな、4章の1シーンをご紹介。

4章では、マインドハック施設の玄関が登場します。
ホットフィックス隊の中堅隊員と、誰か二人が玄関のそばで話しているようですが……
(登場キャラクターはまだ秘密! グレー四角で失礼します)

これが玄関のラフアート。
ホでヴによるこだわりのポイントも添えてご覧ください。公共施設のこういう感じってなんか、いいよね。

 

そして、さらに……

 

〜次週、クリームパンおてて登場〜

 

おや?このもちもちなおてては一体……?
なんだかとってもクリームパンのようですが……?

次週、クリームパンおてての正体が明らかに!?
次の土曜日もぜひお楽しみに!!

 

MINDHACK:セリフ再生音

ラ〜〜♪ ラッラ〜〜〜♪

こんばんは。MINDHACKの本編中、体験版にはなかった小さなコダワリがあったことに気づきましたか?それは……声!更生対象の3人が喋るときは、それぞれ独自のセリフ再生音が鳴るように設定されています。それぞれの個性的なSEから更生対象の声を想像してみてください!

 

・シノ

 

シノのセリフ再生音は、テーマ楽曲『IF THOU ART HUMAN』のノイズ音を抽出したSEです。セリフ再生音はゲーム中にずっと聞くものなので、ノイズらしさは残しつつ、耳障りにならないように音域を調整しました。開発メンバーの紅狐が作成を担当したところ、イメージ通りにうまくいったようで、他メンバーから一発OKが出ました!実際のシノの話し声はきっと、バグまみれの掠れた声をしているのでしょう。

 

イーヴリッグ

イーヴリッグのセリフ再生音は当初から、テーマ楽曲『GREETINGS,BUTTER KNIFE…』の「何かよくわからないことを喚いている部分」の声ネタを加工しよう!と決めていました。そう、以前の記事でも紹介した、作曲者・小鉄さんによる渾身の「富井副部長のモノマネ」です。その声ネタのオリジナルを小鉄さんから送っていただき、セリフ再生音として挿入したのがこちら。

 

う、うるせえ!!!!!!!こいつうるせえよ!!!!!!

ちょっと、そのまま挿入するにはエキセントリックすぎるSEでしたね。ゲーム中で再生しても違和感のないように加工したものが、改めてこちらです。

 

いい感じですね!イーヴリッグとして大仰に尊大にLAGOM神の教えを説いているわりには、声のトーンは気弱なコウスケ・ヤマムラ青年のままなんだな……という印象を表現しています。

 

・ユーニッド

ウニの声も、テーマ楽曲『FAR FROM CITY LIGHT』に挿入されている低い声の音声を使用しています。まずは、元の音声をそのまま使用したものがこちら。

 

……こっ、これは……何とは言わないが、聞いたことある気がする……すごく「骨」っぽい気がする……!!

このままでは花が咲き小鳥がさえずり地獄が燃えてしまうので、もう少し独自色を出すために加工しました。ゲームで採用された実際の音声がこちらです。

 

更生対象として対峙する際は、相手を威嚇しようとしてドスのきいた低い声で話しているイメージです。逆にハックされた後のユーニッドは緊張感が抜けたせいか、ワントーン高い声になりました。

 

このように、更生対象のセリフ再生音一つ一つにも工夫を凝らしています。聴き比べて、その個性を楽しんでみてくださいね!

 

おまけ。

質問コーナーのCOM_Zの声の元になっている音は?

MINDHACK:便利機能まとめ

MINDHACKがアーリーアクセスを開始してから、早1か月が過ぎました。実はこの期間にも、少しずつアップデートで機能が加わってきたことをご存じでしょうか?これまでTwitter等でパッチノートを小出しにしてきましたが、改めてここでMINDHACKの便利機能をまとめてお伝えしたいと思います。

・タイピング リトライ機能


更生対象のタイピングパートを再現し、タイムアタックに挑めるEXTRAモード。最速タイムを目指すなかでは、「間違えた、この周回はもうだめだ!」と思うこともあるでしょう。そんなときのために、タイピングを即座にやり直せるボタンをご用意しました。押すとハッキングが最初に戻り、一からタイムに挑めるようになります。何度もやり直しながらタイピングを研ぎ澄まし、最速マインドハッカーを目指してみてくださいね!

・全資料解禁ボタン


EXTRAモードでは、タイピングの速度に応じて更生対象にまつわる資料を解禁することができます。よりキャラクターについて知ることができる、見どころ盛りだくさんの資料!なのですが、中にはどうしてもタイピングが苦手で、必要なタイムを記録することができない方もいらっしゃると思います。そういった方に向けて、タイムなどなどをすっ飛ばして即座に全資料1~9を解禁できるボタンをご用意しました。タイピングは得意じゃないけど更生対象のことはもっと知りたい!という方は、ぜひご活用ください。全解禁を使うとこれまでに記録したタイムが「0秒」で上書きされてしまう点だけご注意を!

ちなみに全解禁使用時の演出はこんな感じ。↓

・オープニングスキップ&チャプターセレクト


すでに第3章までクリアされた方も、「あの章のあのシーンをもう一度見たい」と思うことがあると思います。特定のシーンを見るためには、該当箇所のセーブデータが残っていないと戻れない……かと思いきや、そんなことはなく。実は、第3章までクリアした後、「NEW GAME」を選択すると、オープニング画面をクリックすることでムービーをスキップすることができます。そして、スキップ後は各章のチャプターを選択することが可能。好きなシーンを見られます。将来的にはタイトル画面から直通でチャプターセレクトできる機能を実装予定です!

以上、現状の機能をまとめてお伝えしました。もっとこんな機能が欲しい!などのご要望があれば、こちらのフォームにぜひご意見をお寄せくださいね!

MINDHACK:腕相撲チェック

個性豊かなキャラクターたちが登場するMINDHACK。みなさま、一度は思ったことがあるのではないでしょうか?すなわち、「MINDHACKで1番強いのはダレだ!?」と。

一口に強さといっても、戦略の良し悪しや経験の有無など指標は多岐にわたります。そこで、シンプルに腕っぷしの強さを計れる企画をご用意しました。題して、「MINDHACK腕相撲チェック」〜〜!

MINDHACKのキャラクターたちには、腕相撲勝負をして競ってもらいます。評価基準として、ユーニッドくんが他メンバーと総当たり式で対決していきます。

それでは、意気込みをどうぞ!

「は?腕相撲?いい度胸してんじゃねえか。
なァんでこの俺様がてめえらのお遊びに付き合わなきゃならねえんだ、ああ?」
「さっさと始めようぜ。誰が来ようが、片っ端からトビッコみてえにプチプチ潰してやるからよ」

 

V.S.イーヴリッグ


「フ、フ。キャビネットであるこの私に、製品強度テストとは留め具が鳴く。
神の家具たるもの、我が蝶番はLAGOM神のためにのみ動く。指を挟んで泣く前に去るがいい……
……ところで対戦相手って、誰が来るのかな……」

 

 

えっ……なんかめっちゃコワイ人来たんですけど〜〜〜〜〜!?

ユーニッドの勝ち

感想:
「ガリみてえな腕しやがって」

 

V.S.シノ

「ハ、膂力(りょりょく)で我と争うだと?」
「身体は縮めども、人間どもの骨身を砕く程度の力は残っておるわ」
「汝の拳を握り潰しても文句は言うなよ?」

 

 

「腕がねェよ」

 

ユーニッドの勝ち(不戦勝)

感想:
「でっけェイクラみてえ」

 

V.S. COM_Z

「ええっ腕相撲?」
「ワガハイ、非力な研究開発用ロボットだからあんまり自信はないけど……」
「でも、これも親交を深めるいい機会だよねっ!ワガハイ頑張るのだ~!」

 

「『ガキン』?」

 

「硬っっってえ!!これ力とかじゃなくて構造的に無理だろ!」

「関節部分を固定したから、今のワガハイの腕は一本の丸太も同然なのだ!」

「ンなの反則だろうが!!」

引き分け

感想:
「海よりしょっぺえ……」

 

V.S. 新米隊員

「腕相撲ですか!俺、精一杯頑張ります!」
「悪人を!この手で!ねじ伏せていいんですね!?」
「正義が必ず勝つってとこをご覧に入れますよっ!」

 

「やい悪人!今日はお前にこの世のルールってやつを叩きこんでやるからな!」

「あァ?採れたてプリプリの甘エビが粋がってんじゃねえぞ。背わたが引っこ抜けちまう前にお家に帰んな」

「なにをう!!」

 

だらぁぁぁぁあああああああああ!!

クソがぁぁぁぁぁああああああああ!!

犯罪者めぇぇぇぇえええええええ!!

█ねやぁぁぁぁぁああああああああ!!

 

新米隊員の勝ち

感想:
「覚えてろよ、小エビ野郎……」
「やりましたよ先生っ隊長っ!!……腕が……痺れ……いってぇえ……」

 

V.S.隊長

「腕相撲?やれやれ、みんな好きだな。よく隊の連中にも挑まれる」
「しかし私としては、君の腕が心配だ。こんな固い机にぶつけてしまう訳には……」
「なに?いいからとにかく勝負しろ?そこまで言うなら、仕方ないな……」

 

「ぎゃああ!!速ぇ!!強ぇえ!!」

 

「あ?何で止まっ……」

 

「さあ。これで痛くない」

「しゃらくせえ—―—―—―—―ッ!!」

 

隊長の勝ち

感想:
「味噌に響いた」

—―—―—―—―—―—―—―—―

いかがだったでしょうか?最終的なユーニッドの戦績は2勝2敗1引き分けとなりました。今回の企画をもとに、キャラクター同士の力関係についても色々と想像してみてもらえると幸いです。先生については、各自でご自由に想像してみてくださいね!

—―—―—―—―—―—―—―—―

 

おまけ

「新米く~~ん!!今日腕相撲してたんだって!?俺も俺もやりた~~~い!!」

 

ぐわ—―—―—―—―—―—っっ!!!!

ユーニッドの勝ち

 

MINDHACK:アニメーションまとめ

みなさんごきげんよう。元気にハックしてますか?うんうん、何よりです。

MINDHACKに欠かせない要素といえば、手描きアニメーション。ゲームの要所要所で登場し、滑らかに動く先生の手が物語を彩っています。今回のブログでは、本編で見られるアニメーションを振り返っていきたいと思います。

1. くるりんッパァーーーン

おなじみ、MINDHACKという作品を象徴するようなアニメーション。PVでたびたび使われているので、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
作中のアニメーションはアート担当のホでヴによって、プレイした時に強く記憶に残るような、目に嬉しい気持ちよさを意識して描かれています。検討に検討を重ね、製作中のホでヴの手も部屋のすみっこでずっとくるりん……くるりん……と弧を描いていました。
最終的にはパンッの瞬間にタメを挟み、両サイドに開けていく動きで一気に開放感を味わえるような動きになっています。

2. むぎゅむぎゅ……パッ

こちらは開放感よりも、手を揉む動きのよさ、精神を揉み潰す動きの気持ちよさを重視しています。手の中のイーヴリッグをじわじわとすり潰すような動きです。やはり更生対象は慈しむものですからね。手の中でモミクチャにしたい気持ちをアニメーションにしてみました。

3. キュッ

直近のアップデートで3章に追加されたアニメーション。シノの奇襲をガードした先生が、緩んだ手袋を整えるシーンです。手袋を直す姿といえば、仕事のできる大人の象徴。開発チームもどうしてもこのシーンを入れたくて、追加で実装するはこびとなりました。手袋をつけたら誰だって一度はやるでしょう、キュッて。やらない?

4. パッチン

3章では、ハック対象であるシノがこちらに向かって直接攻撃を仕掛けてくるシーンも描かれます。その攻撃を無力化させる際の動きがこちらの指パッチン。
ただ手元で指先を鳴らすのではなく、相手に対して指の先を向け、『何に意識を向けているのか』がひと目でわかる構図になっています。後半のパートでは、左右の手でテンポよく交互に繰り出すシーンも見ることができますよ。指パッチンは絶対にカッコいいのでどのシーンで使うか議論していたのですが、ここで伝家の宝刀抜いちゃいました。

5. ンヌメッ……

これは過去のブログ記事でも取り上げたアニメーションですね。ハック終了後に咲いた大輪のお花を先生がそっと撫でるシーンです。優しい指先で愛でているのは、更生対象の精神への慈愛の表れなのか?それとも単にお花が綺麗だから触りたくなっちゃっただけなのか?そのあたりの先生の機微については、遊ぶ方のご想像にお任せしています。

 

いかがだったでしょうか?お気に入りのアニメーションがあればぜひじっくり見てみてください。今後のアップデートとともにアニメーションも追加していくので、どうぞお楽しみに。

それじゃあみんな、まったね~~~!

MINDHACK:キャラクター紹介10

【キャラクター紹介:ユーニッド】

更生対象ユーニッドがマインドハックを受けた姿。幸せいっぱい夢いっぱい、頭の中がお花畑になっている。誰かれ構わずスキンシップを取ろうとするので、担当職員である新米隊員が力ずくで制止することもしばしば。

独房ではきちんと一人でお留守番できるお利口さん。食べ物の好き嫌いは特になし。

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お花になったユーニッドです。開発チーム内では「花ウニ」の愛称で親しまれています。更生後のユーニッドを再登場させよう!というアイデアは開発の最初の段階から決まっていたので、2年を経てようやくお披露目になったのが不思議な感覚です。

着ているジャージとTシャツは、施設内の奉仕活動に参加するにあたって支給された衣服です。ジャージのデザイン決定までにはアート担当のホでヴが試行錯誤していました。


最初は黒いジャージでしたが、あまり更生したぞ感が無いので明るい色合いに変更となりました。トーンアップで更生力を周りに見せつけちゃお!


だいぶ明るくなりました!チーム内での話し合いにより、目つきももう少し柔らかくすることに。


赤いジャージだと背景や他キャラクターとの兼ね合いがもう一歩だったので、少し色をオレンジ寄りに変更し、目つきも柔らかくなりました。良い感じです!後ろ側にも可愛い模様が入っているのがわかりますね。

ユーニッドのトゲは、外部からのストレスによって鋭くなる性質があります。ハック直後はまんまるでしたが、気圧や重力など、自然から受ける負荷によってちょっとだけ尖りが戻ったようです。


いろんな姿が見られてお得ですね!

その他、花ウニのデザインについてはホでヴが様々に模索していたため、これまたラフがどっさり残っています。特にピアスのデザインなどは色々と検討していたみたいです。ウニのおしゃれアイデンティティですからね!

第3章で発表される花ウニの『大発見』は、画面のエフェクトや効果音・書き下ろしのカットインまでついた強烈なシーンになっています。ぜひ本編でご覧くださいね。

こちらの画像はプレゼント!是非PCの壁紙などにお使いください!
それではまた来週~

MINDHACK:キャラクター紹介09

【キャラクター紹介:シノ】

施設が入手した謎のフロッピーディスクの中に封印されていた。意思を持ったバグである「バグ変異体」と呼ばれる存在で、10年前の特A級バグ掃討作戦の最中に生まれたようだ。

現在は精神だけとなっており、フロッピーディスクの外に出る機会を窺っている。好きなものは人間の苦しむ声。嫌いなものは「博士」。

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改めてシノのご紹介です。開発ブログでは長らくフロッピーディスクの姿しかお見せしていませんでしたが、ゲーム本編で真の姿がお披露目となりました。本人的には真の姿でもないようですが……

開発超初期の初期、制作メンバーのササン(筆者)がキャラクターを案出しした段階では「山の神」という設定でした。ストーリー上、なんか強大な存在をハックしたいよね、という動機で厄神っぽいものを想定していた覚えがあります。で、そのとき描いたラフが「面覆をした大蛇」のようなデザインだったのですが、気づいたらアート担当のホでヴにより縮められてました。何でだよ!

その後はコンセプトが固まり、「小さい・まるい・邪悪」というキャラクターに落ち着きました。最初は大鎌を持たせていたので、その形跡がササンのノートに残っています。

ちっこいキャラクターが凶悪な武器を持ってるのっていいですよね。大鎌は開発中盤まで定着しつつあったのですが、よく考えたらまるい身体にしまう場所がない!ということで、ナイフに変更になった経緯があります。ナイフは、シノが昔から愛用していた得物が変化したもの。

最終的には、「頭巾のヒラヒラがナイフに変形する」という演出にまとまりました。


博士(今後のアップデートで登場)との関係については、下の落書きがことの外しっくり来たところから腐れ縁が始まりました。(博士についての詳細はこちら

そのほか、色々と試行錯誤していたので、ササンやホでヴが描いたラフがわんさか残っています。

シノの部屋はいろいろ浮いてて住みにくそうですが、10年間も封印されていると慣れるようです。

先日配信されたアーリーアクセス版でシノに会えるので、まだの方はぜひチェックしてみてくださいね!

MINDHACK:ブログのご案内

こんばんは!そして初めましての方は初めまして!本ページは、ビジュアルノベル『MINDHACK』の情報を毎週土曜日に掲載している公式ブログです。制作中の裏話から、キャラクターの詳しいプロフィール、世界観のこぼれ話など盛りだくさん!MINDHACKをより一層楽しんでいただける内容をお届けしています。

当ブログは世の闇に潜み、ひっそり更新を続けてきました。そして気づけば、2年以上もの記事が蓄積。アーリーアクセス配信を機にMINDHACKを知った方にも、ぜひ過去記事の内容に触れてほしい……のですが、いかんせん量が多い!どこから読んだらいいのか分からない!

ということで今回の記事では、過去記事をカテゴリに分けてご紹介していきます!記事の主役となるキャラクターやテーマごとに分類してまとめてみました。ぜひお気に入りの項目から、MINDHACKのもっと深い世界に触れてみていただけると幸いです!

 

・ユーニッド関連記事

MINDHACKキャラ紹介01
当ブログで最初に紹介したのがユーニッドでした。アート担当ホでヴ直筆の「ユーニッドの原型キャラ」が掲載されていますが、ほぼ別人。

MINDHACK:楽曲紹介08
MINDHACKの楽曲全般を制作いただいている、小鉄昇一郎さんによる「ユーニッドのテーマ」コメントです。ヒップホップの文脈からコンセプトを解説していただきました。

Bloody Paella
ユーニッド率いるギャング、Bloody Paellaのスピンオフ。
こちらはblogの記事ではなく漫画となります。
彼が作り上げたギャングとはどんな物だったか、覗いてみましょう。
不定期更新中!

ブラパコラムの記事
Bloody Paellaを読んでいて出てくるふとした疑問に対する回答。こんな意味があったのか!

 


・イーヴリッグ関連記事

MINDHACK:キャラ紹介05
イーヴリッグの初登場記事です。何気にここでしか見られない立ち絵と、デザインの変遷を記録しています。

MINDHACK:第2章開発中
LAGOM教団の詳細をお伝えしています。気になる「教団内の家具ランク」も明らかに。あなたはどの家具?

MINDHACK:LAGOM教団の勧誘
怪文書。

MINDHACK:楽曲紹介09
MINDHACKでも随一のド派手な楽曲、イーヴリッグのテーマの解説です。楽曲内で聞こえる不思議な声の謎が明かされます。

開発日記 6/25
イーヴリッグの後ろ姿、素足、上半身を大公開!

 


・シノの関連記事

シノについては、今後のアップデートで登場する予定のキャラクター「博士」とセットで登場する記事が多めです。先に見るか、本編を待つかはご自由に!

MINDHACKキャラ紹介07
シノの初登場記事。なんだこのフロッピーディスクは!

MINDHACK: COM_ZとSINO
「博士」とシノの交流の記録。破壊衝動ってなあに?の話。

MINDHACK: COM_ZとSINO2
「博士」とシノの交流の記録。破壊衝動、実践編の話。

MINDHACK: COM_ZとSINO3
「博士」とシノの交流の記録。ジェンガの話。

 


・先生の関連記事

MINDHACKキャラ紹介02
先生については、基本的に遊ぶ人の解釈に任せているため、解説記事は少なめです。自由なドクター像を描いてみてくださいね。

MINDHACK:主人公
開発チームが「先生」をどのように描いているかについて、ちょっとだけ解説しました。世にも珍しい実写版先生(?)も。

 


・隊長の関連記事

MINDHACKキャラ紹介04
隊長の初登場記事。威圧感がすごいですが、実は「RPGで最初に出会う親切な人」のような存在。カラーリングが初期設定のもので、レアです。

MINDHACK:隊長の肩アーマー
隊長といえば肩、肩といえば隊長。謎多き重装アーマーについて、解説と図解をご用意しました。これであなたも肩マニア。

MINDHACK:警備隊の持ち物②
隊長といえばできる大人。そのポケットの中身を一挙公開しました。また、通勤時には鎧を外した姿も。

MINDHACK:年の瀬
ある年の暮れのこと、先生のオフィスを訪ねた隊長のショートストーリーです。

MINDHACK:隊長二面図
作画資料として制作した、隊長の装備の二面図を公開。装甲の下の服も明かされています。

MINDHACK:隊長百面相
過去のブログ記事やスピンオフ「すきまトーク」に登場した隊長のコスプレ集。コスプレ……コスプレ?

 

・新米隊員の関連記事

MINDHACKキャラ紹介03
新米隊員の初登場記事です。大昔に書かれた、新米くんの原型となった絵と合わせてご覧ください。

MINDHACK:警備隊の持ち物①
先生を守る警備隊、ホットフィックス。その持ち物を一覧にして解説しました。危険な現場の生々しさを感じるリストです。

がんばれ!HOTFIX
マインドハッカーを守る警備隊『ホットフィックス隊』の日常スピンオフ。
こちらはblogの記事ではなく漫画となります。不定期更新中!

 

・FORMATの関連記事

MINDHACK:キャラ紹介06
FORMATの初登場記事。ご存じみんなの母親的存在です。

MINDHACK:楽曲紹介06
FORMATのテーマです。空耳が聞こえるともっぱら評判の楽曲。

 

・「博士」の関連記事
今後のアップデートで登場する予定のキャラクターです。核心的な部分のネタバレは含まないので、物語の続きの要素をチラ見したい方はどうぞ!

MINDHACK:キャラ紹介08
博士の初登場記事。本人がじきじきに自己紹介してくれています。

MINDHACK:質問コーナーのお知らせ
2022年の夏、ファンの皆様からMINDHACKにまつわる質問を集めて回答する企画を行いました(現在は質問の募集は行っていません)。博士とシノが進行してくれています。

MINDHACK:質問コーナー回答その1
ホットフィックスの人数や主要キャラクターの誕生日、ユーニッドの得意科目などについてお答え。

MINDHACK:質問コーナー回答その2
新米隊員の家族構成やユーニッドの住宅事情、イーヴリッグハゲそう問題などについてお答え。

MINDHACK:質問コーナー回答その3
イーヴリッグの好きなランチプレート、ユーニッドの交友関係、マインドハッカーの資格などについてお答え。

MINDHACK:質問コーナー回答その4
新米隊員おすすめの食事処、ユーニッドの収入源、イーヴリッグの箱の重さなどについてお答え。

MINDHACK:質問コーナー回答その5
先生が好きな花、主要キャラクターが好きな寿司ネタ、LAGOM教団の修行などについてお答え。

 

・そのほかキャラクターに関する記事

背丈比べ
MINDHACK主要キャラクターの身長に関するデータです。ウニがでかい。

MINDHACK:3章仮実装&おえかきチェック
MINDHACK主要キャラクターにお絵描き対決してもらいました。お絵描き対決って何だ?見た方が早い!

 

・世界観に関する記事

MINDHACK世界観紹介
デバッグルームのビジュアルができあがるまでのアレコレを記録しました。「ちっちゃくてカワイイ椅子」になるまでには色々あったのだ。

警備隊のシンボルマーク
警備隊ホットフィックスのシンボルマークである三角形についての豆知識です。アーリーアクセス版を遊んでから読むと新たな発見があるかもしれません。

施設の見取り図
マインドハックを行う施設のマップを図にしました。間取りってなんかワクワクするよね。しない?

MINDHACK:マインドハック以外の方法
マインドハック技術が確立する前には、どのようなバグ対策があったのか解説しました。ご唱和ください、マインドハックは身体にいいなあ!

 

・ゲーム内楽曲についての関連記事

MINDHACK:楽曲紹介01
オフィスの楽曲です。楽曲内のクセになる「キュイ……」の音について小鉄さんにコメントしていただきました。

MINDHACK:楽曲紹介02
タイピングパートの楽曲です。Jukeと呼ばれる楽曲ジャンルについて解説していただいています。

MINDHACK:楽曲紹介03
「ウニを丸めた」ときの楽曲です。ご陽気!ハッピー!マインドハック最高~~~~~!

MINDHACK:楽曲紹介04
記憶を覗いているときの楽曲です。参考音源が豊富でルーツが分かりやすい。

MINDHACK:配信告知&楽曲紹介05
タイトルの楽曲です。(配信告知は2022年のものなので注意)モチーフとなった、とあるピアノ楽曲についてご紹介しています。

MINDHACK:楽曲紹介07
廊下のテーマです。『訓練を受けた特殊部隊のプロフェッショナルたちが、オリジン弁当を食べながら気だるげに午後の任務についてすり合わせをしている』ような楽曲。

 

・そのほか開発に関する記事

MINDHACKロゴ
ゲームのタイトルロゴができるまでの試行錯誤を記録しました。開発初期のうろうろ感をお楽しみください。

MINDHACK:UIができるまで
テキストメッセージ欄などのUIができるまでの紆余曲折を記録しました。開発初期のもぞもぞ感をお楽しみください。

MINDHACK:プログラマー紹介
MINDHACKの技術サポート、undoさんのご紹介です。そう、あの『イノウノカルテ』のundoさんだッ!!

MINDHACK:英語へのローカライズ①
MINDHACKの英語版翻訳について、フリーランス日英翻訳家・岩﨑さんに解説していただきました。ユーニッドの海鮮語録はどう英語化したのか!?

MINDHACK:英語へのローカライズ②
引き続き岩﨑さんによる英語版MINDHACKの解説。「マインドハックは身体にいいなあ!」を英語で言ってみよう!

 

すきまトーク

本編のすきまとすきまを埋める、月イチ更新おもしろ会話劇。
本編に登場するさまざまなキャラクターや、本編では見られない施設の日常のようすをご覧いただけます。
だいたい毎月の4週目土曜日に更新中。

 

以上となります。いやあ、たくさんあるなあ。アーリーアクセス版を3章までクリアしたけど、まだまだ物足りない!という方は、春の夜更けにぜひ読んでみてください。今後も毎週土曜日に、ブログで最新情報をお届けしていきます!

MINDHACK:4月6日アーリーアクセス直前特集

いよいよ来週はアーリーアクセス配信開始です!全国のマインドハッカーの皆様におかれましては、4月6日を今か今かと待ち望んでいらっしゃることかと思います。一方、本日はじめてブログをご覧になった方もいるはず。そこで今回は、新規の方にもMINDHACKのことをざっくり知っていただく復習編をお届けできればと思います!

 

そもそもMINDHACKとは?

「悪人の頭をお花畑に変えるビジュアルノベル」です!主人公は他人の精神をプログラムで破壊できる天才ハッカー!人間の精神に潜む破壊衝動「バグ」を駆除するべく、専門施設で日々悪人たちと対峙していきます。札付きのワルを無理矢理ハッピーな人格に書き換えよう!

どんなキャラクターが出るの?

MINDHACKに登場するキャラクターたちはこちら!

・ユーニッド

最初の更生対象で、ストリートギャング「ブラッディパエリア」のボス。舎弟を集めては馬鹿騒ぎするのが好きで、一人でいるのが大嫌い。マインドハック施設には、轢き逃げと放火の罪がきっかけで送られてきた。本人は「あれは事故」と言い張っているが……?

 

・イーヴリッグ

2番目の更生対象で、カルト宗教「LAGOM教団」に心酔する信徒。信者の等級を「家具のサイズ」で表す教義に従って、自身を「神の無機のキャビネット」と称する狂信者。自信過剰で演技がかった言動をする癖があり、初対面の相手にも布教を欠かさない。

最近、破門された。

 

・シノ

3番目の更生対象で、フロッピーディスクに精神を封印された謎の人物。マインドハックのときは特殊な機器を通じて先生と対峙する。破壊衝動を「愛情」と呼んではばからず、他者に危害を加えることに躊躇がない。が、今のところ手も足も出ないので基本的に無害。

 

・新米隊員

先生を守る警備隊「ホットフィックス」の新人。素直でまっすぐな好青年だが、悪人に対しては誰よりも正義感を発揮する。時には感情的になりすぎて、隊長にたしなめられることもしばしば。悪人の根性を叩き直す能力を持った先生を心から尊敬している。食通。

 

・隊長

ホットフィックスのリーダー。人を信じることを忘れない善き心の持ち主で、全人類を受け入れる博愛の人物。一方、緊急時には手を下すこともいとわない、マインドハック施設の最後の砦でもある。多くの人からの畏敬を集めるが、先生とはよき友人として気兼ねなく接する。本名はレベッカ・ソーン。

 

アーリーアクセスではどんな内容を遊べるの?

MINDHACKのアーリーアクセスは日本時間で4月6日午前0時にリリースされます。プレイ可能な範囲は第3章まで。そして物語の続きは、今後の無料アップデートでお楽しみいただけます。アーリーアクセス期間中に購入すれば、正式リリースの内容も追加のお支払いなしでプレイが可能!アーリーアクセス版は正式リリース版より低価格で販売いたしますので、ぜひお得に購入できるアーリーアクセス版をお求めください。

ストーリーには「先生」となってキャラクターへの返答を選ぶことができる選択肢が現れ、どちらを選ぶかによって、異なる視点で世界を見ることができます。

あなたの回答次第で、更生対象の違った側面が見られるかも?もっと彼らのことを知りたい方は、ぜひ何度もプレイしてみてくださいね。一周クリアした後はNEW GAMEからオープニングを飛ばしてチャプターセレクトが可能です。

このほか、サウンドトラックも近日配信予定です!また現時点で公開している体験版は、アーリーアクセス開始後は一定期間のみ公開を停止するのでご了承ください(本編第1章と同じ内容にするのでちょっと待ってね!)

 

たくさんの方に応援して頂いて、ついに本編を遊んでいただける機会がやってきました。これまでブログで紹介してきた様々な内容も詰まっているので、物語を楽しんでいただければ幸いです!
最近知ってくださったかたも、これを機にぜひ過去のブログもご覧になってくださいね!
今後のアップデートについても、こちらの開発ブログで引き続き紹介していきますので、お楽しみに!