月: 2025年9月

開発日記:ユーニッド立ち絵のコラム

こんにちは。MINDHACKアート担当のホでヴです。
ユーニッド描く時のコラムの時間ですよ。
ユーニッドって描くの難しいよね?許せねえ……そんな気持ちのみんなに描くときのコツを教えます。

 

全部難しいんだけど、自分が描く時に意識している点を書き起こしてみます。

MINDHACKを作ろう!って決めて、ユーニッドを最初描くぞ~ってなった時、一番意識したのは肩幅でした。

だいたい頭の半分くらいになるように考えて描いています。
すごいでしょう。ちゃんと意識しているんですよ。

はみ出てない???

何故だ。おかしいな……

後は頭のトゲですね。

これはですね、なんと真ん中からちゃんと伸びているように気を付けているんです。
全てのトゲを繋げば綺麗に真ん中で重なります。

 

全然重なってなくない???

ウソ……なんで?重ならないじゃん……
ずっと重なると思ってたのに……

どうしましょう。なんか、自分が思ってたのと違いました。
描いてる脳とコツっぽいの意識してる脳の部分が全然連携が取れていない事が分かりました。

あとはなんか……首の幅とか……

頭の形は正円じゃなくてちょっと潰した楕円になってるとか……

なんかそんな感じです。

如何でしょう。参考になりましたでしょうか。
みんなでレッツウニ・ライフ!

あとはオマケ!

こちらは第1章に追加予定の立ち絵です。ハック前ウニです。
この絵だけは入れたいので準備をしています。
6章アップデート時点では追加はできなさそうだけど、どこかでします。

こちらは没の立ち絵。
まだMINDHACKの立ち上げ時で、あまり仕様が決まっていない時に描いたことと、入れる個所が無かったので没になりました。

では、まったね~

MINDHACK : 電話相談2025回答その4

動画バージョンは↑こちらから!

COM_Z
「ヒャッハ――――――! ご町内の皆様ァ! 毎度おなじみィ! ご存じカワイイィ! COM_Z様のお通りだァ――――――!!」

 

シノ

「………………。さっさと始めろ、博士」

 

COM_Z
「ヒャ―――――ッハッハァ! シノちゃん聞いてちゃんと聞いて!! 今週の魔王はァ! 残虐非道! 悪逆無比のォ! 鉄砲玉魔王なんだぜェ―――――!」

 

シノ
「三下ではないか」

 

COM_Z
「ペロペロペロ! あァ―――――ナイフに血の味が滲むぜェ~~~~~~! あっしまったこれはシノちゃんだった」

 

シノ
「バラされたいか!!」

 

COM_Z
「では今週の質問コーナーいってみよォ!」

 

Q. そちらの世界の技術はとても進んでいるようですが、具体的にどのくらい進んでいますか?

 

COM_Z
「マインドハック施設ではとくに人工知能に関する最先端の技術が使われているよ。近年急激に発達したテクノロジーによって舞い降りた天使がこのワガハイ、ご存じ可愛いコムちというわけさ!」

 

シノ
「技術とやらが生んだのがこの盆暗(ぼんくら)か」

 

COM_Z
「一方で、FORMATのようなものを生み出してしまったのもまた、科学技術なのだが。まだまだ伸びしろがいっぱいだね」

 

Q.すきまトーク39で新米隊員くんが「海でクラゲに刺されたことがある」と言っていましたが、これはBloody Paellaのクラゲくんやその友人とは別の生物を指すのでしょうか?

 

COM_Z
「もちろんそうなのだ。クラゲくんは人間なのでクラゲ扱いしてはいけないのだ」

 

シノ
「紛らわしいわ」

 

COM_Z
「クラゲくんが海辺で人を刺したら刃傷沙汰になってしまうのだ。いくら彼でも人の道は守るよ」

 

Q. マインドハック後のユーニッドくんもお酒を飲むとすぐ寝てしまうのでしょうか? そもそも施設内の更生対象に飲酒は許されているのでしょうか。

 

COM_Z
「お酒を飲んだらすぐ寝てしまうと思うけれど、マインドハック施設内での飲酒はNGなのだ」

 

シノ
「囚人に盃(さかずき)が許されるはずもなかろう」

 

COM_Z
「もしお酒が許可されていたら、新米隊員くんのお仕事がぐっと増えてしまいそうだね」

 

Q. イーヴリッグくんはとてもモフモフしていますが、ボディソープの消費量はどれくらいですか?

 

COM_Z
「モフモフの人は大変だよね~。毛量が多い人用の石鹸でよく泡立てて洗っているみたいだよ」

 

シノ
「無機とやらには蚤(のみ)も湧くのか?」

 

COM_Z
「イーヴリッグくんは防虫加工済みだと自分で言っていたね」

 

Q. シノは毒物を摂取しても平気ですか? またその状態をデータで再現することはできますか?

 

シノ
「我に毒を盛ろうと?ゴミクズが大した度胸だ」

 

COM_Z
「生前のシノちゃんは、さすがに毒薬にはやられたんじゃないかな? 代わりに胃腸が強かったようだよ! 今のシノちゃんは肉体がないからそもそも毒物を食べることができないのだけれど、その状態をシミュレートすることはできるよ。どれ、試しに……」

 

シノ
「やめろッ!」

 

Q. シノちゃんが入ったフロッピーを読み込む機器のスペックによって、シノちゃんの動作に影響は出ますか?

 

COM_Z
「フロッピーの中に記録されているのはソースコードなので、読み取り装置のスペックが低い場合は実行の処理が遅くなるよ。ただし、内部にいるシノちゃんがそれを知覚することはできないのだ」

 

シノ
「何であれ檻の中には変わりなかろう」

 

COM_Z
「ワガハイという高スペックな読み取り装置のなかで実行されていることを感謝してくれたまえ、シノちゃん」

 

Q. COM_Zとシノちゃんの共通の好きなものってありますか?

 

COM_Z
「うーん、何だろう? シノちゃんは何が好き?」

 

シノ
「ハ。解らんか?」

 

シノ
「人間よ」

 

COM_Z
「おお、奇遇だね。ワガハイも人間が大好きなのだ! 気が合うねえ、ふふふ!」

 

シノ
「ククク」

 

Q. COM_Zの手のプニプニがそんなに大きくて、物を持っている時にトラブルがないか知りたいです!

 

COM_Z
「侮らないでくれたまえ。精密操作はお手の物。このCOM_Z、ジェンガでシノちゃんに負けたことはないのだ」

 

シノ
「古い話を引き出すな」

 

COM_Z
「最近はあまりやっていなかったね。この電話相談が終わったらひと勝負どうだい?」

 

Q. コムちが正常に稼働できる気温は何度から何度ですか?

 

COM_Z
「マイナス5度〜30度くらいなのだ。人間と同じくらいタフだし、結露対策もバッチリだよ」

 

シノ
「無為に堅固な木偶(でく)人形よ」

 

COM_Z
「でも暑いのはあまり好きではないね。コンピュータに熱は大敵なのだ」

 

Q. コムちの声はどこから出ているんでしょうか?

COM_Z
「人間でいう鎖骨のあたりにスピーカーがあって、そこから出力しているよ。ただし、仮想空間ではどこからでも発声可能なのだ」

 

シノ
「虚空から声の響く薄気味悪さときたらないわ」

 

COM_Z
「たまにシノちゃんをびっくりさせてしまうから、三次元音響には気を配らないとね」

 

Q. コムちから見てFORMATの「良いところ」と、「ここ苦手だな〜、改善してほしいな〜」という部分があったら教えてほしいです! あとコムちとFORMAT、どっちがかわいいですか?!

 

COM_Z
「バグ根絶を第一とする設計思想は間違っていなかったと思うよ。しかしその実行手段が非効率的すぎる。早急にプログラムを書き直すことをオススメしたいのだ。あと逆にキミに聞くけれど、どっちがカワイイと思うのかね?」

 

シノ
「ガラクタ同士で大した差もなかろう」

 

COM_Z
「ワガハイの方が可愛くて優秀に決まっているだろう」

 

Q. FORMATが施設で出すパンのトッピングのバリエーションは、ジャムとバターのほかにもいろいろあるのでしょうか?

 

COM_Z
「天才マインドハッカーくんにはお決まりの朝食メニューがあるようだね! しかし、そもそもFORMATにはほかの人間に食事を提供する役割はない。最終的な承認はFORMATがおこなっているけれど、ほかの施設職員には別の献立が出ているよ。チーズもハチミツも自由なのだ」

 

シノ
「ハ。少なくともこの牢獄よりマシなようだ」

 

COM_Z
「おやおや、ワガハイが考えている献立に不満があるのかね?」

 

Q. ヌードルがヒューゴさんの宇宙服を破るほど増殖しなかったのはなぜですか?もしヒューゴさんが地球に帰れたとしたら、どうなっていたのでしょうか。

 

COM_Z
「ヌードルたちはヒューゴさんの体の組織を栄養にしながら無性生殖をおこなっていたようだよ。宇宙服を破るほど増殖しなかったのは、その栄養源で増えられる限界だったからなのだ」

 

シノ
「で、ミミズどもが地球とやらに来たらどうなる」

 

COM_Z
「あ、それはもう。地球はオシマイだったのだ」

 

Q. ヒューゴさんにワンちゃんを描いていただきたいです!!

 

COM_Z
「描いてもらってきたのだ。こちら!」

シノ
「何だこの奇天烈な生物は」

 

COM_Z
「叔父さんが飼っていたゴールデンレトリバーを描いてくれたそうなのだ。カワイイね!」

 

Q. メインキャラクターたちのチョココロネの食べ方が知りたいです!

 

COM_Z
「ユーニッドくんは、一口でガッと一気に食べるよ。イーヴリッグくんは、無機はチョココロネなど食べない……らしいけど、右からかじると左からはみ出すのだ。

シノちゃんはチョコレートを絶対にこぼさないように全部すすってから食べているね。ヒューゴさんは、頭から食べていくけど食べ終わるとチョコレートのヒゲができているのだ。

新米隊員くんは尻尾から食べていって、最後にチョコレートの海を味わう派。隊長は大きめにちぎって豪快に食べるけれど、チョコは口にも手にもつかないのだ。ワガハイはもちろん機械なので食べないよ」

 

シノ
「何故こんなにも食いづらいのだコレは」

 

COM_Z
「手間を楽しむのが味わいなのだろうね」

 

 

COM_Z
「今回の質問コーナーはここまでなのだ! ここからは、みんなから届いたコメントをご紹介!」

 

  1.   今年から一人暮らしになりホームシックがひどいのでお二人に慰めて欲しいです。

COM_Z
「キミは家族が大好きだったんだね! 故郷を離れるのはきっと寂しいことだけれど、今の暮らしは帰る場所をもう1つ作るための作業に過ぎない。数年後には、今の部屋がちょっぴり懐かしくなっているかもよ!」

 

シノ
「古巣の記憶など犬にでもくれてやれ」

 

COM_Z
「シノちゃんにも、大切なふるさとの思い出があるだろう?」

 

  1. コムちのような優れたものになるためには、人体のどこを何割ほど機械に置き換えるのがおすすめですか?

COM_Z
「ワガハイのように優れて賢く世界一カワイイ存在になりたいとのことだけど、お答えしよう! ずばり人間は、ありのままの方が素敵だよ……」

シノ
「くだらん茶番だ」

COM_Z
「残念ながらワガハイのような存在は唯一無二なのだよ!」

 

  1. 食パンにケチャップを塗り、その上にツナを乗せてチーズをかけて1000wで3分ほど焼くとピザトーストっぽいものが手軽に楽しめます。朝ご飯におすすめ。

 

COM_Z
「ということで、言われた通りのものを用意してみたのだ。シノちゃん、いかがかな?」

 

シノ
「………………」

 

COM_Z
「シノちゃんが黙って食べているときは美味しいときなのだ。素敵な情報をありがとう!」

 

  1. シノさんが鯛のお寿司を食べたと言っていたので、この間初めて食べてみました。こんな美味しいものに気づかせてくれたシノさんにお礼を言いたいです! ありがとうございます!

 

シノ
「そう簡単に寿司が食えるとは、さぞやいい身分なのだろうな」

 

COM_Z
「シノちゃん、こういうときは『どういたしまして』と言うのだよ」

 

シノ
「ハ。せいぜい今のうちに味わうがよい」

 

シノ
「魔王様が全(まった)き破滅を齎(もたら)す前に!」

 

COM_Z
「美味しいものは嬉しいよね~」

 

  1. 夏と言えば怪談ですが、博士とシノさんが披露できるこわ〜い話を聞かせてください。

 

COM_Z
「ある夜のことだったのだ。ワガハイが仮想空間を歩いていると、ひた……ひた……と後ろからついてくる足音が……」

 

シノ
「……」

 

COM_Z
「そのときワガハイが振り返ると、そこにはなんと胴体を切断された生首が! キャー!」

 

シノ
「我のことではないか」

 

COM_Z
「シノちゃん、ノリがいいね!」

 

シノ
「貴様をバラバラにしてくれようか!」

 

 

COM_Z
「ヒーーーーーハーーーーーー!! 今週の電話相談はここまでなんだぜェ!!」

 

シノ
「では今週の魔王っぽ度だ」

 

COM_Z
「そうそう、今週の魔王っぽ度!! シノちゃんが乗り気で嬉しいぜェ!! 果たして結果は~~~~~!?」

 

シノ
「マイナス50点」

 

COM_Z
「ひゃっはああはぁ~~……」

コラム : オリジナルのすきまトークを作ろう!(後編)

皆さん、こんばんは。MINDHACKサブシナリオ・広報担当のササン三です。

先々週の記事では、「オリジナルのすきまトークを作ろう」と題してショートコントのような短いシナリオの書き方をご紹介しました。でも、脚本ができてもそれをどうやって動画にしたらいいの?

そこでMINDHACKの「すきまトーク」のような画面を簡単に作れる方法を探した結果、「ティラノビルダー」というツールに行きつきました。ノベルゲームが好きな方はご存知かもしれませんが、「ティラノビルダー」はプログラミングの知識なしでビジュアルノベルを簡単に作れる強力なツールです。

そこで今回は、実際にティラノビルダーに触れながら「すきまトーク」のような動画を作ってみよう! という記事になります。動画編集ソフトなどはなるべく使わない方法を試してみましょう。

ただし! あらかじめお断りしておきたいのですが、わたくしササン三もティラノビルダーに触れるのはまったくの初めてです。今回の記事は前回のような「レクチャー」ではなく、「触ってみたレポート」としてお楽しみください。本格的にティラノビルダーの使い方を学びたい方は、ぜひ公式の分かりやすいチュートリアルをご覧くださいね!

それではまいりましょう!

 

まず、ティラノビルダー公式サイトからアプリケーションをダウンロードします。Windows版とMac版があるので、私はWindows版をダウンロードしました。バージョンが古い方と新しい方があるみたいですが、とりあえず「最新版」と書かれている方を使えば安心ですね。

 

Zipファイルを解凍して、tyranobuilder.exeを実行します。

そして立ち上がったティラノビルダーの画面がこちら! 起動が簡単で助かりますね。何はともあれ、「新規プロジェクトを作成」で新しいゲームを作り始めましょう。プロジェクト名は半角英数字でないといけないらしいので注意です。入力が完了したら「次へ」。

次にゲームのタイプを選択します。「アドベンチャー形式」はMINDHACKのような立ち絵+メッセージウィンドウの方式、サウンドノベル形式は『かまいたちの夜』や『ひぐらしのなく頃に』のようなスタイルですね。

そして画面サイズの選択画面。公式推奨サイズは960×640サイズのようですが、今回は「カスタムサイズ」で1920×1080サイズを選択します!

最後のゲーム設定の画面。今回はしっかりしたノベルゲームではなく、あくまで「すきまトーク」を作るのが目的なので、「タイトル画面を用意しない」「メニューボタン(セーブ・ロード等)をつけない」にチェックを入れます。あとは「プロジェクト作成」を押すと……

ババーン! ゲーム作成画面が表示されました! この時点ではサンプルのテキストが入力されているので、×ボタンを押して削除しちゃいましょう。

それでは、さっそく前回作成したシナリオを入力していきます! まずは立ち絵を無視して、テキストだけ反映してしまいましょう。画面左上の「テキスト」を、中央の「メッセージ枠表示」の下にドラッグ&ドロップします。

すると、新しくテキストが追加されました。ここにシナリオの最初の台詞を入力していきます。このように。

「#〇〇」というふうに、「#」をつけたテキストがキャラクター名となり、その下のテキストが本文となります。入力したら右上の保存ボタンを押して……

そして、その左の再生ボタンを押してみましょう。えい!

じゃーん。

おお。入力したテキストが反映されている!

なんか……まだいろいろとツッコミどころはありますが、ひとまず入力自体はうまくいったようです。細かい部分はあとで調整するとして、今はこの調子で一通りの台詞群を実装してしまいましょう!

できた。

さて、それではいよいよお楽しみ、立ち絵の実装になります。さっそくティラノビルダーで操作……する前に。前回作ったシナリオに、少し情報を書き加えておきましょう。

パラチャ(びっくり)
「大変だー!」

のように、キャラクターの台詞ごとに表情のバリエーションの情報を追記します。こうすることで、どの立ち絵がどれだけ必要になるのかが明らかになるわけです。

可能であれば、できるだけキャラクターの台詞ごとに表情を変えた方が、ゲームにしたときに誰が話しているのか分かりやすくなるのでオススメです。

とはいえ、毎回「笑い」→「怒り」のように表情が変わることって少ないですよね。今回のシナリオも、パラチャはずっと焦っていてベリリゥはずっと平静なので、あまり表情の変化がありません。苦し紛れに「びっくり1」「びっくり2」のように、同じ感情でも表情の変化をつけてみました。こうすることで、台詞はずっと同じトーンでも画面上は間がもつ……はず。

そんなわけで今回は1キャラ3種類、計6種類の立ち絵を用意しました。

 

さて、ティラノビルダーに戻りましょう。右上のメニューから「キャラクター管理画面」を開きます。

左上の「キャラクター名」欄にキャラクターの名前を入力し、「追加」をクリック。そうしたら、右側のエリアに先ほど作ったキャラクターの画像を追加しましょう。

できた。

ここで一旦キャラクター管理画面を閉じ、左側のエリアから「キャラクター登場」を選択。ドラッグ&ドロップで、中央のテキストの前に持ってきます。

すると、右側にキャラクターを実際に登場させるためのメニューが出てきましたね! 右上の「キャラクター」プルダウンから、先ほど登録したキャラクターの名前を選べるはずなので、選択しましょう。すると、その下の「ファイル選択」からキャラクターの立ち絵を選択できるはずです。

これで立ち絵の追加は完了です! さっそくゲームを再生して実際の様子を見てみましょう。こちら!

立ち絵が小さすぎるじゃねえか!!

失礼しました。最初の絵は500×500サイズで作成したのですが、この画面サイズに対しては小さすぎましたね。作り直したところ、1000×1000サイズだとちょうどメッセージウィンドウに隠れない程度になりそうです。それでも下半分くらいはウィンドウで隠れてしまうのでお気をつけて……。

さて、一度キャラクターを登場させたあとは、台詞ごとに「キャラクター変更」を追加して立ち絵をパタパタと変えていきます。

立ち絵がひととおり追加できたら、細かい点を修正していきましょう! まずは、明らかに違和感のある初期設定の背景を変更したいところです。中央エリアの上の方にある「背景イメージ」を選択しましょう。右側のエリアに「ファイル選択」があるので、ここから別の背景を選択します。

とりあえず青空をバックにしてみた。

それから、メッセージウィンドウの位置もキャラクターに被りすぎているので、もう少し下に下げたいですね。またまた右上のメニューから、歯車マークの「ゲームセッティング」を選択。左側のメニューから「メッセージウィンドウ」を選び、細かいウィンドウの設定をおこないましょう。ここはお好みかと思いますが、私はY位置を750まで下げてみました。えい!

ウィンドウの位置はいい感じ……だけど、名前の位置がぶっ飛んでしまった! これも調整が必要ですね。先ほど開いたメッセージウィンドウ設定画面の「名前欄」タブから、名前の位置も調整しましょう。ここでもY位置を750に設定してみます。

それから、文字が小さいのも気になる! これもゲームセッティング画面で設定できます。先ほど「メッセージウィンドウ」を選んだ欄の上に「フォントスタイル」があるので、それを選びましょう。フォントスタイルを「50」くらいにしてみます。これでどうなるかな……?

あっ! 文字が大きくなった!

いやー、よかった! これにてすきまトーク完成です! お疲れ様でした!

……………………。

いや、分かります。これ。「文字が左に寄りすぎ」ですよね。承知しました。直しましょう。ただし、ここから先は上級者向けとなるので、「やってみたい!」という方だけご覧くださいね。自信のない方はお汁粉の画像が出てくるまで飛ばしてください。ここから先は「調べた結果こうらしい」という結果だけ記載したいと思います。詳しい理屈などは偉大なる先人の教えをご参考ください……(参考サイト様: 1 / 2

 

ではいくぜ!

まず、ティラノビルダーのメイン画面に戻ります。左側の下の方にある「スクリプト」から、「Inscript」をドラッグ&ドロップで「メッセージ枠表示」の前に挿入しましょう。そして、以下の「呪文」を入力します。

$(‘.message_inner’).css(‘text-align’, ‘center’);

これで、メッセージ本文が左揃えから中央揃えになったはず。

しかし! これでは名前欄が正しく表示されません。ここから先は、さらにディープに、ティラノビルダーのファイル内部を書き換えなくてはなりません。

というわけでファイルを開いていきましょう。エクスプローラー(MacならFinder)から、下記の順番でファイルを開いていきましょう。

tyranobuilder_v305a_win_std → tyranobuilder_v305a_win_std → myproject → (プロジェクト名) → data → scenario → system

すると、「plugin」というファイルがあるはず。こちらのファイルをメモ帳で開くと、こんな感じになっているはずです。

このように[return]だけ書き込まれているかと思いますが、この記述は絶対に消してはいけないそうです。そして、[return]の上に、下記の呪文をコピー&ペーストで書き込んで保存します。

[free name=”chara_name_area” layer=”message0″]
[ptext layer=”message0″ x=”300″ y=”750″ size=”50″ color=”0xffffff” bold=”bold” edge=”” shadow=”” name=”chara_name_area” width=”1240″ align=”center”]

お疲れ様でした! これでファイルの書き換えは完了です。では最後の仕上げ。ティラノビルダーの画面に戻り、「ゲームセッティング」からメッセージウィンドウの設定画面を開きましょう。「位置」タブを選んで、「メッセージ表示位置調整」を調節します。ここでは、「上:45」「下:60」「左:10」「右:20」に設定しておきます。

そして、ゲームを再生すると……

で、できた~~~~! これはもうほとんどすきまトークといってよいでしょう!!

 

 

 

お疲れ様でした。あと一息です!

さて、それでは最後に、この漫才を録画するための準備を進めましょう。動画にするなら、ウィンドウの上の×ボタンとか消したいですよね?

ここでもう少しティラノビルダーをいじります。まずは左側のメニュー下側を開いて、「スクリプト」の「ティラノスクリプト」を中央の「背景イメージ」の下にドラッグ&ドロップしましょう。そこに、

[screen_full]

と書き込みます。

その次、左側のメニューから「テキスト」を選んで「ティラノスクリプト」の上に挿入しましょう。ここに書くテキストは「漫才を始めます」など、何でもいいです。

そして左側のメニューの「演出」カテゴリにある「ウェイト」をドラッグ&ドロップで「ティラノスクリプト」の下に挿入しましょう。右側の「時間」をここでは5000ミリ秒にしておきます。

 

最後にBGMも追加しておきましょう! 左側のメニュー「メディア」から「BGM再生」を選んで、中央の「メッセージ枠表示」の上に挿入します。

右側のメニューの「ファイル選択」をクリックし、初期設定で入っているBGM「music.m4a」を選びましょう。余裕がある人は、お気に入りのフリー音源を入れてもいいですね。

これで準備が整いました! では、実際にゲームをアプリケーションとして書き出してみましょう。右上の「ゲーム書き出し」ボタンを選んで……

「配布形式」で「Windows」か「Mac」を選んだら、「エクスポート実行」をクリックしましょう。2,3分経つと、ゲームが書き出されているはずです。

おめでとうございます! 漫才がゲームとして書き出されました。この状態で「(プロジェクト名).exe」を起動すると、次のような状態になっているはずです。

-まず最初に、背景だけが表示される。
-画面をクリックすると、画面がフルスクリーンになる。
-5秒経過すると、立ち絵とテキストが表示される。

先ほど入力した「漫才を始めます」テキストは表示されなくても大丈夫です。それでは、画面がフルスクリーンになったあとの5秒間で、お使いのパソコンの動画録画機能を立ち上げてみましょう。WindowsならWindowsキー+Gキー、Macならcontrol + command + Nキーで起動する(はず)。

このとき、次の設定もしておきましょう。

-画面だけでなく音声も一緒に録画できるように設定しておく(「画面録画 音声も録音」などで検索してね)
-マウスカーソルを録画しない設定にする(
Windowsのみ。「画面録画 マウスカーソル消す」で検索しよう。Macは後述

録画が始まったら、通常どおりクリックでゲームを進めていきます。台詞を音読しながら文字送りするとちょうどいいスピードになるはず。

そして録画できた内容がこちらになります。

で、できた~~~~~~! 自家製すきまトーク、これにて完成です!

 

今回は、最低限すきまトークとしての体裁を整えるところまで実験してみました。さらにメッセージウィンドウなどのデザインを変えたら、ぐっと個性的なすきまトークができるかと思います。

 

しかし……実は今回の記事のねらいは、そこではないのです。実際にやってみた方はお気づきなのではないでしょうか。「これ、もうちょい頑張れば動画じゃなくて普通にゲームが作れるんじゃね?」と……。

ティラノビルダーを使えば、とても簡単にビジュアルノベルが作れます。すなわち! MINDHACKのようなゲームを作ることも夢ではないということ!

みんな! ゲームを作ろう!! そしてノベルゲーム業界を盛り上げてみんなで世界征服しよう楽しもう!!

というわけで、「オリジナルのすきまトークを作ろう!」コーナーでした。それでは!

 

 

_______________________

 

Macをお使いの方へ。すでにお気づきかもしれませんが……Macでは、画面録画時にマウスカーソルを消す方法がありません! なんてこった。

そこで、最終手段として「スマホで動画編集する」ことをオススメします。

まずは動画を録画しましょう。ポイントは、漫才が始まる開始5秒前と、漫才が終わった後の5秒間でだけマウスカーソルを画面内に入れ、本編中は画面外に外しておくことです。

動画を録画してスマートフォンに取り込んだら、iPhoneなら写真アプリ、AndroidならGoogleフォトのエディタで動画の冒頭・末尾をカットします。

マウスカーソルの映った場面を切り抜いたら完成! となります。お疲れ様でした!

 

 

MINDHACK : 電話相談2025回答その3

動画バージョンは↑こちらから!

 

シノ
「………………」

 

シノ
「博士。始まっておる」

 

シノ
「どうせ此度も下らぬ戯れ事をやるのであろう」

 

シノ
「ならば疾くせよ。身構えるのも疲れ……」

 

???
「シノちゃ~ん」

 

シノ
「!?」

 

???
「シノちゃん、ワシじゃよワシ」

 

シノ
「汝は博士ではない……何者だ!」

 

???
「今週の魔王」

 

シノ
「ハ?」

 

COM_Z
「今週の魔王、仙人魔王じゃよ〜」

シノ
「仙人」

 

COM_Z
「1000年も生きるとすごいパワーが湧いてくるんじゃよ。シノちゃんも健康で長生きするんじゃよ〜」

 

シノ
「最早生きてなどおらぬわ」

 

COM_Z
「お小遣いあげようね」

 

シノ
「ただの老耄(おいぼれ)ではないか!」

 

COM_Z
「では質問コーナーじゃよ〜」

 

  1. マインドハッカーにバグが伝播することはありますか?

COM_Z
「もちろんあるのだ。マインドハック中に伝播して即時発現する可能性もあるよ。その危険に備えて警備隊ホットフィックスがついているわけだ」

 

シノ
「破壊の甘美は誰をも逃さぬ。木菟(ずく)引きも木菟に引かれよう」

 

COM_Z
「そんなことにならないように気を付けるのがプロフェッショナルなマインドハッカーの仕事だね!」

 

Q.コムちの世界では出身や地域によって人種に偏りがあるのでしょうか? それとも完全に入り乱れているんですか?

COM_Z
「無論、地域によって人種のかたよりは存在するよ。トゲトゲした人が多い場所やモフモフした人が多いエリアなど、多種多様な人間が暮らしているのだ」

 

シノ
「貴様はその中でもとりわけ珍妙な見てくれだがな」

 

COM_Z
「世界広しといえども、ワガハイほど美しくカワイイ存在はいないだろうね!」

 

Q.MINDHACKの世界にはこんなのいつ適用されてるの!?!!みたいな面白い法律はありますか?あったらぜひ教えて欲しいです。

COM_Z

「一部の都市にはかつて、『逆スピード違反』があったのだ。歩く速さが時速1km以下の人には罰金が課せられていそうだよ。しかし、歩行を得意としない人種の人々により差別的な法律だと指摘されて、近年では撤廃されたのだ。よかったねシノちゃん!」

 

シノ
「誰が鈍足だ。歩幅は貴様のせいであろう」

 

COM_Z
「跳ねていった方が速いと思うよ?」

 

Q.ユーニッドくんは泳げますか?

COM_Z
「学生時代には海のある地域にいたので、泳ぎにいったりしていたそうだよ!」

 

シノ
「そのまま漁師にでも取って食われそうなものよ」

 

COM_Z
「ワガハイたちの仮想プライベートビーチにも招待してあげたいものだね」

 

Q.飲食をしているユーニッド君の首と頭の間に手を差しこんだら何か起きますか?

COM_Z

「量子力学的なエラーが起きて時間が捻じれ空間が崩れ世界が大変なことに……! というのは冗談なのだ。実際には何も起きないけれど、とても失礼な行為だから不用意に手を突っ込んではいけないよ。シノちゃんの手足の隙間にもね!」

 

シノ

「好きで隙間があると思ってくれるな」

 

COM_Z
「離れてるのが当然の人もいるのだよ」

 

Q.こんにちは博士そして隣にいるタピオカ様!! LAGOM教団の敬虔な信者、イーヴリッグは祈りの姿勢(空気椅子)をどれくらい保つことができますか?

 

シノ
「誰がタピオカかッ!」

 

COM_Z
「イーヴリッグくんは1分間くらいならあの姿勢をキープできるそうだよ。修行のたまものだね」

 

Q.イーヴリッグ君は更生して腕の太さが変化しているように見えました。更生後からどれぐらい食べているのですか?

COM_Z

「あれは太ったんじゃなくて、毛が伸びてモフモフになっているだけなのだ。とはいえ人前で食べる量も増えただろうから、体重もある程度は増えたんじゃないかな?」

 

シノ

「牢獄に繋がれ肥えるとは贅沢な話よ」

 

COM_Z
「マインドハックを受けたことで食生活も健全に……やっぱり、マインドハックは身体にいいなあ!」

 

Q.シノちゃんはネコチャンが好きですか?触れ合ったり交流したりしたことはありますか?

 

シノ
「畜生は好かん」

 

COM_Z
「生き物をそんな風に呼んではいけないよ」

 

シノ
「取って食えればまだしも連中は勘が良い」

 

COM_Z
「代わりにコムちニャンコがシノちゃんを癒してあげよう! ニャー……」

 

Q.シノちゃんは難しい言葉を沢山知っていますが、どうやってお勉強したのでしょうか

 

COM_Z
「おじいちゃんの影響なのだ。おじいちゃん子だったんだね~」

 

シノ
「爺様(じさま)の話を詮索するな」

 

COM_Z
「とはいえナウでヤングな言葉にももっと慣れてほしいものだね。オブジェクト指向とか」

 

Q.隊長とホットフィックス隊員とでは装備の防御力にかなりの差があるように見えます。私服の防御力を1だとするとそれぞれどれくらいの強さなのでしょうか?コムちの防御力も併せて教えてください!

COM_Z
「アーマーが目立つだけで、隊長もほかの隊員と似たような素材の装備を着用しているよ。隊長が49だとしたら、ふつうの隊員はヘルメット分だけ高い50くらいなのだ。」

 

シノ
「あの肩でか?」

 

COM_Z
「あの肩でも! ワガハイはロボットなので普通の私服の人間に対して10くらいなのだ。戦場に派遣されても平気なくらいは丈夫なのだよ」

 

Q.キャ〜!コムちちゃ〜ん!!ラブリーかわいい〜!!こっち向いて〜!!ファンサして〜〜!!! 質問です。COM_Zさんにとっての人間の定義ってなんですか?

COM_Z

「ズキューン! バキューン! キミに投げキッス! はい。人間とは精神構造をもつ存在だ。マインドハックができる以上は人間といって差し支えないだろう」

 

シノ
「相手がミミズの塊であってもか」

 

COM_Z
「ミミズでもバグ変異体でも人間は人間なのだ。かわいいね!」

 

Q.自分、恋バナいいですか!?機械やAIなどいわゆるロボットは、恋をするんでしょうか?また、ぷりちーこむち博士やFORMATさんは、誰かに恋をすることってあるんですか?

 

COM_Z
「機械が恋をするとしたら、それは外部からの命令によってそう見えるだけの現象といえるだろう。『恋』という自立意識を持った時点でそれは機械ではなく精神構造をもった存在だね。ワガハイはもちろん心を持ったロボットなので、君たち人間すべてに恋をしているよ!」

 

シノ
「下らぬ。破壊を伴わぬ愛情など」

 

COM_Z
「FORMATは恋なんかするわけないのだ。精神構造をもたないからね」

 

Q.パパのヒューゴはどのようにミアとデイジーを寝かしつけていたのでしょうか?ベッドタイムのストーリーや子守唄を歌っていたのかなど、教えてください!!

COM_Z

「絵本の読み聞かせは1日1冊まで。おやすみのキスをしたらあとは関与しないのが、ヒューゴ家式の寝かしつけだったのだ。子どもを信頼して、彼女たちだけで眠れる環境を作っていたわけだね。といってもリビングに戻ったら、サラさんとその日の子どもたちの話で夜通し盛り上がっていたらしいよ」

 

シノ
「この男は好かぬ。虫唾が走る」

 

COM_Z
「シノちゃんも1人で眠れるから同じくらい偉いよ!」

 

Q.ヒューゴさんが食べたヌードルの食レポをもっと詳しく聞きたいです。

COM_Z
「チキンスープのような味だが、脂っこさはない。食感も繊維感がなくゼラチン質で、レモンを添えたくなる味だったそうなのだ」

 

シノ
「飢えれば何であれ極上の甘露に変わろう」

 

COM_Z
「今度はひやむぎをご馳走してあげたいものだね」

 

Q.皆さんはどんなタイプの毛布が好きですか?

COM_Z

「ユーニッドくんはふわふわで柔らかいタイプを愛用中。イーヴリッグくんは薄く、シンプルで、機能的なタイプが好きなのだ。隊長は質のいい滑らかな肌触りのもの。新米隊員くんは実家の多少ゴワゴワしたタイプの方が落ち着くとのことなのだ。ヒューゴさんは奥さんと2人で使っているモフモフの毛布。シノちゃんはゴザかな?」

 

シノ
「好き好んで纏っていたわけではないわ」

 

COM_Z
「ワガハイにはもちろん毛布はいらないのだ。ホコリが排熱孔に詰まるとよくないからね」

 

COM_Z
「今回の質問はここまでなのだ! ここからは、みんなから届いたコメントをご紹介!」

 

1.試験勉強をしなければならないのに、新米隊員がずっと頭に浮かぶ。とてもかわいい.. どうすればいいか.. 

COM_Z
「新米隊員くんからコメントをもらってきたのだ。『俺みたいな人間にはもったいないくらいの言葉、本当に嬉しいです! ありがとうございます! 試験がうまくいくように、俺もランニング100周してきますね!』とのことなのだ」

 

シノ
「此奴が走ってどうなるのだ?」

 

COM_Z
「縁起がいい、のかな?」

 

2.顔を見られることが怖くて、大好きな友達とご飯に行ってもマスクを外せず困っています。どうか勇気が欲しいです。

COM_Z
「怖くなったときは、キミが大好きなMINDHACKの登場人物たちに勇気をもらうといい! いつも頼もしい隊長とか……」

 

シノ
「顔が出ていないが」

 

COM_Z
「自分に自信がみなぎるイーヴリッグくんとか……」

 

シノ
「顔が出ていないが」

 

COM_Z
「……シノちゃんとか」

 

シノ
「いい加減にしろ」

 

COM_Z
「えー、おほん。ありのままの姿を見せることはとても勇気のいる行動だ。まずは髪型などを変えてみるのはどうかな? 思い切ったことをしてみると、いつのまにか自信がついてくるかもしれないよ!」

 

3.注文したかき氷が届いて「多いなぁ…」ってなった時の対処法はありますか

 

COM_Z
「そういうときは一緒にいる友達とシェアするといいだろう!」

 

シノ
「ハ……だから貴様は脳髄までめでたい木偶(でく)だというのだ」

 

シノ
「共連れがいるなどと、ここに一言でも書いてあるか?」

 

COM_Z
「ええ? 1人でかき氷を食べてるときの話かい? シノちゃんならどうするのかね?」

 

シノ
「食える時に食わぬやつがおるか」

 

COM_Z
「では答えとしては、『お腹が空いているときの自分を想像しながら食べきる』ということで!」

 

4.最近どうしても劣等感に飲まれてしまいそうになります 可愛いこむちと可愛いシノちゃんから人生を生きるためのアドバイスを貰えると嬉しいです

COM_Z

「人と比べてしまうのは社会性のある人間ならではの苦しい問題だね。やはりつらい気持ちをバネに自分を高めるエネルギーとして頑張るのが一番……」

 

シノ
「戯言(ざれごと)は止せ」

 

シノ
「他者を怨め。存分に薪を焼(く)べよ」

 

シノ
「その火焔がいずれ仇敵を骨の髄まで焼きつくそう」

 

COM_Z
「ふむ。言ってることが難しいだけでワガハイの主張と大差ない気がするのだ」

 

5.シノちゃん様へ どうかこの私めに喝を入れてくだ……くださ……

あっ やっぱり大丈夫です

 

COM_Z
「でも何か言ってほしそうなのだ。シノちゃん、どうぞ!」

 

シノ
「己が処刑の刻限さえ決められぬゴミクズよ!」

 

シノ

「我が楽器となりたくば喘げ! 喚け! その生を示すがよい!」

 

COM_Z
「『声出して頑張っていこう!』とのことなのだ!」

 

COM_Z
「みんな〜、今週はどうだったかな〜」

 

シノ
「博士、とっととその憑き物を落とせ」

 

COM_Z
「シノちゃん、お団子食べるかい?」

 

シノ
「貴様のごとき耄碌(もうろく)に用はない、去ね」

 

COM_Z
「じゃあ今週もアレ。アレいってみよう」

 

COM_Z
「今週の魔王っぽ度〜! 果たして結果は……!?」

 

シノ
「……30点」

 

COM_Z
「ほんじゃみんな、ばいばい」