投稿者: 紅狐

きつねです

MINDHACK:マインドハッカーの危機

【マインドハッカーの危機】

 

高い技能を持つマインドハッカーである「先生」は、自分の能力に相当の自信を持っているようですが……

バグと接する機会の多いマインドハッカーは、非常にリスクの高い職業。
うかつに悪人を刺激すると、暴走したバグに呑まれて命を落とす危険もあるそうです。

 

そして実は、バグの暴走とはまた別の危険もあります。

マインドハックとは他人の精神に接続する施術。
自己と他者の境界があいまいな精神世界では、うっかりすると自我を見失ってしまうかもしれません。

天才の「先生」といえども、ハックに失敗すると大変なことに……!!
二章以降では、気を抜けないシーンが増えてきそうです。

万が一のときはFORMATが助けになってくれます。

MINDHACK:選択肢による変化

【選択肢による変化】

 

作中、キャラクターたちとの会話中に現れる選択肢。『MINDHACK』では会話にどう答えるか選ぶ形式になっています。

選んだ結果によってどんな答えが返ってくるのか楽しむのもテキストアドベンチャーの醍醐味です。
主人公である「先生」がどのような人物なのかを想像してロールプレイをするもよし。自分自身が相手にどう答えたいか選ぶのもよし。お好みのほうを選んでみてください。

二章以降では、選択肢によって変化が起きることも。

先生に何かがまとわりついたり飛び散ったりしていますが、どうやら新米隊員くんには見えていないようです。
この黒い三角形は一体なんなのか!?
果たして先生はどうなってしまうのでしょうか。

 

そして黒い三角形、先生のマインドハック能力に影響を及ぼすこともあるようです。


更生対象の記憶を覗くとき……

思い出の見え方がちょっと変わってたり。

 

VODKAdemo?メンバーによるおすすめインディーゲーム紹介

いつも開発ブログをご覧いただきありがとうございます! 『MINDHACK』開発チームことVODKAdemo?です。

『自分たちに一番刺さるゲームを作りたい!』というインディー欲望意思のもと始まったのが、MINDHACKという作品です。
ふだんはゲームの開発をお知らせしておりますが、今回はちょっと趣向を変えて、開発チーム三名それぞれの大好きなインディーゲームをご紹介します。

※年齢制限のある表現や、残酷描写にご注意ください

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*ホでヴ

ホでヴです。ゲーム最高〜〜!!!
好きなインディーゲーム語って良いよと言われたので語ろうと思います。
どれがいいか沢山迷いましたが、今回は心の染みが未だに取れない「Black Knight Sword」。

https://www.jp.playstation.com/software/title/jp0155npjb00154_00gamepurchase0001.html

2012年、Xbox 360とPlayStation 3で発売されていたゲームになります。
独特な美術設計、ナレーションと共に進んでいく不気味な物語、難易度の高い2Dアクション。
このゲームが出た当時、身も心もゾッコンでした。

冒頭、首を吊った人間(?)を落とすところから始まる、ショックの強いスタート。
床に刺さった剣を持った瞬間、その首吊り人は黒の騎士“ブラックナイト”に変化します。
その姿は勇者…と言うより怪物に近い。
お供としてついて来る、剣の精“ブラックヘレボルス”。
彼女の裏側と、どうしようもない物語。
途中途中に出てくる雑魚敵もボスもエグい。
第5幕で出てくるナイフ飛ばしてくるおばちゃんが大好きです。
すごい普通のおばちゃんっぽいのに全部がめちゃくちゃ狂ってそうなとこがいい。
最初のナイフ即死じゃし。めたくそ死んだわ。ババア許さねえ……

ああ風に吹かれてニガヨモギ。
死んで死んで、必死でクリアした先にあるのがあのエンディング。
万歳!勇者よありがとう!!嬉しいね。みんな幸せ。よかったねよかったね。
ブラックヘレボルスも大喜びです。

でも、首吊り人に残ったものは?

正直痺れました。あのエンディングに全部持っていかれて、心は未だに囚われています。
最高の経験をありがとう。ずっとずっと心の師匠です。

 

*ササン三

Disc Roomは見下ろし型のアクションゲームです。
舞台となるのは、木星付近に出現した謎の宇宙施設。
主人公である科学者は、その未知なる内部へと乗り込みます。
ところが衝撃の事実が判明。
施設の中は、なぜか部屋じゅうに丸ノコが飛び交う恐怖の虐殺施設だったのだ!
どういうわけか、死んでも生き返る身体になってしまった主人公は、
丸ノコを避けつつ必死で円盤からの脱出を目指します。

本作はワンゲームが10秒程度。運次第ではものの2秒で完結します。
なぜなら、べらぼうによく死ぬから。
丸ノコを避けきれなかった主人公は、無惨にもバラバラ死体となる運命です。
しかしゲームオーバーも早ければリスタートも早く、ワンボタンで即、次のゲームが開始。
反射神経で丸ノコを避け、死んだら反省する間も無く次のステージへ。
この、人間の思考能力を極限までオミットしたデザインが中毒性大です。
死ねば死ぬほど、主人公もプレイヤーも人間性を失っていくわけです。

一見、ストーリー性は皆無の本作。
しかしDisc Roomの見どころは、バラエティ豊かな丸ノコの種類と、
死ねば死ぬほど増えていく丸ノコ図鑑にあると言えるでしょう。
そこでは、科学者である主人公が自らの知見と尊厳を賭け、
果敢に未知なる丸ノコへの考察を書き表しています。
知性ある人間としての矜持や尊厳が垣間見える一幕です。
……が、おびただしい数の屍の山を築くうち、主人公の精神にもやがて変化が。
思慮深く、誇り高いひとが極限状態で変わりゆくさまが好きな人におすすめです。

 

*紅狐

紅狐です。ゲームだいすきです。
『ちょうどよく乗り越えられる試練を提供してくれるもの』、そしてそれに伴うご褒美を与えてくれるもの、挑戦への渇望をひたすらに肯定してくれるゲームが好きです。
真によくできたゲームとは、斬新なアイデア、そのアイデアを最大限生かす物語、そして遊び手のストレスを極限まで減らすプレイフィール、この三つががっちり噛み合ったものではないでしょうか。

SUPERHOTは「自分が動く時だけ時間が進む」斬新なアイデアから生まれたゲーム。
真っ白なコンクリートの世界で、ガラスのように砕ける赤い敵をひたすら殲滅するFPS。
狙いを定めたり歩いたりするのも何もかもスローモーションの世界で、パズルのようにゆっくりと考えながら戦いを楽しむことができます。
拳銃・ライフル・カタナ・投げナイフ、SUPERHOT.exeの中ならなんでもござれ。身体を僅かに傾けて銃弾を避けながら、右の敵を斬り捨てつつ左の敵を串刺しに、その腕から銃を奪って正面の敵の眉間を撃ち抜く。みたいな、映画「MATRIX」の登場人物になったようなアクションを気軽に体感できます。

ゲームという仮想世界の中で反射神経や知性を研ぎ澄ますうちに、人間は秘められた潜在能力を発揮できるようになるのではないか。人間という有機物は限りなく機械に近づくことができるのではないか。システムの一部になりたい、美しい究極の無機になりたい、そういう思想をお持ちの(私のような)かたにもオススメでございます。

機智と冷静さの要求に答えられたときの快感。遊んでいる間の仮想世界への没入感、自分が超越的存在になれたのではないかという錯覚。SUPERHOTは私が求めているもののすべてを与えてくれます。与えてくれました。SUPERHOTはすごい。みんなも友達に広めよう。

VR環境があるかたにはSUPERHOT VRもさらにオススメです。

 

 

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いかがでしたでしょうか。
インディーゲームは少人数で作られる作品が多いので、自然とクリエイターの願望や欲求(つまり、性癖)が色濃く出やすいもの……
それぞれの好きなゲームからMINDHACKの根本にあるものを感じていただけるかもしれません!
今後も不定期にオススメ作品紹介のコーナーを設ける予定なので、お楽しみいただければ幸いです。

MINDHACK:キャラクターのプロフィール②

【キャラクターのプロフィール②】

 

主人公である『先生』を取り巻く、個性豊かな登場人物たち。
以前の記事で彼らにもそれぞれの人生があるということをご紹介しましたが、
今日は作中ではなかなか語られない「好きな食べ物・苦手な食べ物」にフォーカスしてみます。

 

好きな食べ物:ビターチョコレート、とんかつ

苦手な食べ物:歯に挟まる野菜

 

 

好きな食べ物:じゃんじゃか焼き(※地元の定食屋「じゃかじゃん」の看板メニュー。肉と玉ねぎを醤油でベチャベチャに炒めた一皿)

苦手な食べ物:モツ

 

 

 

好きな食べ物:キャベツ

苦手な食べ物:コールスローサラダ

 

 

 

好きな食べ物:エナジードリンク、おしゃれなランチプレート

苦手な食べ物:味の濃い煮物

 

 

 

好きな食べ物:人工知能なのでなし

苦手な食べ物:人工知能なのでなし 「先生」に提供する食事にはかなり気を遣っているようです

 

 

 

好きな食べ物:自由にご想像ください!

苦手な食べ物:手袋が汚れるようなものには触りたがらないという噂……?

 

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ユーニッドの食の好みのように、食べ物の好き嫌いが人生経験に根差していることもあったりなかったり。
彼らがどんな人物なのか、施設の外ではどんな振る舞いをしているのかを想像する助けになれば幸いです。

 

かわいそロジー電子版のお知らせ& MINDHACK:三章脚本

【お知らせ】

かわいそロジー発行のお知らせ
2021年の3月に頒布した、VODKAdemo?の三名による一次創作合同誌『かわいそロジー』。
物理的な本としては品切れしておりましたが、この度PDF電子版の頒布を開始いたしました!

https://kouontashitsu.booth.pm/items/3254897

※R15G/軽微な残酷描写を含みます。
※MINDHACKとは無関係の内容となります。
※売上金は全額MINDHACKの制作費として使用させていただきます。

内容は物理書籍と同様となります。
品切れで手に入れられなかった……というかたや、VODKAdemo?メンバーによる作品に興味を持ってくださった皆様、大変お待たせいたしました。何卒よろしくお願いいたします。
内容についての裏話はこちら! 『かわいそロジー原案集』

 

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【三章脚本】

VODKAdemo?の三名ですが、今日も元気にMINDHACKの開発を進めております。
今週は三章の脚本が完成しました。ラリホ~~~~~~~🌻🌸🌼🌻

 

 

こちらは冒頭のシーン。FORMATが、先生と出会ったときのことについて思いを馳せている様子。

 

こちらでは、先生が何者かと対峙しているようです。
果たして、三章に登場する更生対象は一体どんな悪人なのか……?

MINDHACK:Steamストアページ公開

9月1日に配信された『asobu INDIE SHOWCASE 2021』にて、『MINDHACK』をご紹介いただきました!
こちらは、世界中で開発されている多くのインディーゲームを一挙に紹介する番組です。取り上げていただき大変光栄です!
YoutubeとTwitchで公開されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

Youtube
youtu.be/cwmU2t4uB6A
Twitch
twitch.tv/asobudev

 

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【Steamストアページ】

『MINDHACK』のSteamストアページがとうとうご用意できました!

 

 
ウィッシュリストに登録していただくと、今後ゲームが正式リリースされた際にお知らせが届きます。
まだまだ開発中のゲームではありますが、よろしければぜひ、リストへご登録いただければ幸いです!
なおasobuでも流れた作品紹介PVもこちらでご覧いただけます。1分30秒でよくわかるマインドハック。
今後とも本作品をどうぞよろしくお願いいたします。

MINDHACK:キャラクターのプロフィール

2021年の6月、INDIE Live Expo2021でご紹介いただいた本作品『MINDHACK』ですが、
このたび番組の解説者・PLAYSMの水谷さんよりコメントを頂きました!
https://indie.live-expo.games/news/1841/
INDIE Waves 5の項で触れていただいております。とても嬉しいお言葉、ありがとうございます!

 

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【キャラクターのプロフィール】

『MINDHACK』作中には、個性豊かなキャラクターたちが登場します。
物語の中で垣間見えるのは彼らの人生のごく一部ですが、その背景には様々な経験が隠されているようです。
名前・年齢・性別・身長・体重・職業・家族構成・コンプレックス・トラウマ・趣味・特技……会話や、ハックによって記憶を覗き見ることで、その人格を形成しているプロフィールがわかってきます。

↑ 特技:トゲミサイル

一方、『自分が見たその人』と『誰か別の視点から見たその人』の像は、必ずしも一致するとは限りません。作中でわかるのは『先生』の立場から見た視点のみ。相手がどんな人物なのか、ぜひ会話から想像を巡らせて感じ取ってみてください。

 

↑ 趣味:グルメレビューを書くこと

 

↑ 好きなもの:お花

↑ 職業:神の無機のキャビネット(防虫加工済み)

MINDHACK:警備隊のシンボルマーク

【ホットフィックス隊のシンボルマーク】

悪人と直接対峙するマインドハッカーを、万が一のことから守る警備隊『ホットフィックス』。
実はシンボルマークがあることにお気づきでしょうか?

新米隊員のヘルメットや隊長のアームシールドをよく見ると、逆三角形のマークがあるのがわかります。

『粉砕された逆三角形』というデザインのこのマークは、マインドハック施設の『バグを根絶する』という使命が込められたものです。

マインドハッカーの報告によれば、悪人の中のバグとは三角形の見た目をしているそうです。バグとは破壊衝動、文字通りとんがってるんだなあ。
このマークには、バグを逆に破壊してやろうという気概が込められているわけですね。

で、実はホットフィックス隊、昔は警備隊ではなかったとの噂です。いまのポジションに落ち着いた時にシンボルマークもリニューアルしたんだとか。一体何があったんでしょうか。
昔のシンボルマークは、今のものよりアグレッシブな印象だったようです。

MINDHACK:カーソル操作

『タイピングパートのローマ字入力切替』『バックログの遡れる数増加』に次いで、
多かったご要望が『マウス以外での操作』。

というわけで、キーボード方向キーでの操作に対応する予定です!
OPTION画面のスライダー・トグル類も、方向キー+Enterキーで操作できるようにしました。
引き続き第二章の開発を進めつつ、機能面でも向上を図っております。
先生もハックにやる気満々な様子です。

 

ちなみに本日8/7、ちょうど花の日ということで『すきまトーク』も更新しております。

ハイビスカスの差分は、アート担当ホでヴがこれのために特別に描き下ろしてくれました。

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そして、すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、VODKAdemo?のロゴがひそかに新しくなりました!

チームメンバーの知人であるデジタルクリエイター・omuさんにお願いして、大変すてきなロゴを仕上げていただきました。
ありがとうございます!『三人だから三角形』『液体感と無機物の融合』という、ぴったりなコンセプトになっております。
今後ともVODKAdemo?をよろしくお願いいたします。

【omuさんのWebサイト等はこちら】

Twitter @omu_uonome
https://omuriceshokudo.jp

MINDHACK:開発風景

以前にも少しだけ言及しましたが、開発チーム内のやりとりにはSlackを使用しています。
日頃こんな感じに、各自の作業をUPしてはリアクションを返す、という方法で進捗を共有しています。

ゲーム開発、楽しくてしょうがないんだなあ。
また、毎週土曜にSkypeを使って、3名で通話しながら作業をしています。
開発ミーティングというよりは、実はそもそも土曜の通話が盛り上がった結果生まれたのが『MINDHACK』という背景があります。
マインドハックは身体にいいなあ!

MINDHACK:キャラ紹介06

【キャラクター紹介:FORMAT】

 

マインドハック施設を司る管理AI。バグの排除を使命とし、音声によってマインドハッカーや警備隊を支援する。
『先生』を我が子のように誇り、溺愛している。『バグ』との戦いを援助する以外にも、モーニングコールから朝昼晩の食事、趣味のお花まで提供するため、ちょっと過保護すぎるのではという噂もしばしば。
名前の読みは「フォーマット」。


 

『MINDHACK』のゲームを起動して、最初に語り掛けてくるのがこのFORMAT。プレイヤーを導き、役目を教えてくれる存在です。

開発チームことVODKAdemo?の面々は、三名とも『サポートしてくれるAI』が大大大好き。このゲームを作ろうとなったとき、最初に決まったのが『とにかくAIは出そう』ということでした。

テキストADVではキャラクターとテキストの組み合わせで画面を構成するのが常ですが、FORMATは「立ち絵」を持たないキャラクター。そのため、「ピンポーン」という効果音と、名前欄のアニメーションでその存在を強調しています。デバッグルームで更生対象と対峙する際は、特に力になってくれるはずです。

MINDHACK:バックログ改善

本編のさらなるシナリオを実装しつつ、いただいたご要望への対応を進めております。
(ローマ字入力の件についても同時並行で進めております)
きょうは、バックログで遡れるダイアログ量を増やしてみました。
また、これまでは「バックログを閉じる」ボタンが右上にありましたが、画面のどこかをクリックすると閉じるように操作を変更しています。
あんまり遡れる量を増やしすぎると処理落ちの原因になってしまうので、加減を見ながら調整中です。
更生対象の記憶をじっくり読む手助けになれば幸いです。