カテゴリー: シノ

MINDHACK:質問コーナーのお知らせ

COM_Z
「コムちと!」

シノ
「…………」

COM_Z
「……シノちゃんの!」

COM_Z
「夏休みマインドハック電話相談~~~!」

COM_Z
「もう、シノちゃん!タイトルコールはちゃんと一緒に言ってくれないと困るのだ」

シノ
「いきなり叫びだして何だ。とうとう気を違えたか」

COM_Z
「さて、みんな!夏休みの宿題はもう終わったかな?ドリルや作文は終わったけど、自由研究がまだ……という人もいるかもしれないね。そんなお友達のために、特別な企画を用意したのだ!」

シノ
「誰に向かって話しておる?」

COM_Z
「今回我々は、MINDHACKにまつわる質問を大募集!寄せられたみんなの疑問にお答えしていくのだ。MINDHACKの世界についての不思議なことや、キャラクターの個人情報に至るまで、知りたいことは何でも送ってね!」

シノ
「なぜ何もない空間に語りかけている?」

COM_Z
「宛先は以下のフォームから!8月22日までに質問を送ってね。全ての投稿には答えられないかもしれないけど、なるべく頑張るから、どしどし応募してほしいのだ~!」

応募は終了しました

COM_Z
「みんなからの、すなおでスルドイ質問を待っているよ!それじゃあ、まったね~~!」

シノ
「て、徹底的に無視しおって……!」

MINDHACK: COM_ZとSINO3

―――ある日の会話ログ―――

「シノちゃん! シーノちゃん! ちょっと機嫌を直してほしいのだ。ほらほら、もう一回ジェンガをしよう!」

「うるさい。何百回も飽きずに塔を壊しおって。貴様に付き合うなど最初から時間の無駄であったわ」

「ああ、そうか! シノちゃんも自分でガッシャーン!! てやりかったのだね!? 気づかなくってごめん! 今度は好きなだけ壊していいからね。こっちの操作精度をスーパー向上して、もう絶対崩さないようにパワーアップしておくからっ!」

「ほざけ。我がこのような児戯で失敗すると思うか? そこで見ておれ、次もこの楼閣を崩すのは貴様だ」

「う~ん、シノちゃんのへそ曲がりはどうしたら治せるのだろうね? やはり過去の出来事が原因になっているのだろうか?」

「ハ、過去だと? 片腹痛いわ。我が生は全く満ち足りた、愛に溢れたものであった。一点の瑕疵もなかった。貴様にこうして檻へと封じられるまではな!」

「でも、現在のシノちゃんは完全にグレてしまっているではないか! 道を踏み間違えた子を放っておくのは、ワガハイの存在意義に反するのだ。キミだって今からでもやり直せるはず。そのお手伝いをしてあげようと言っているのだよ!」

「黙れ! 貴様に我の何が分かる?」

「何でも分かるよ! キミの精神は今、コードとしてこの場所に収まっているのだ。ワガハイには解析・計算・お手の物なのだよ。とはいえ、バグの原因になったソースコードの書き換えや、人格の修正はワガハイにはできないのだけれど……ああ、マインドハック装置がワガハイにも使えたら、もっとみんなを助けてあげられたのに! 残念なのだ」

「ふん。魂を都合よく書き換えられる秘術などあってなるものか」

「だーかーら、あるのだよ! マインドハックは、人々のことを確実に幸せにしてあげられる、超ゴキゲンなテクノロジーなのだ。もうちょっと現場投入が早ければ、キミも究極サイコーハッピーになって、そ〜んな不機嫌なお顔しなくて済んだのにね! ああ、シノちゃんは本当にかわいそう!」

「貴様に憐れまれるほど落ちぶれた覚えはないわ!! 大人しく聞いておれば耐え難き愚弄の数々……! 博士、これ以上は五体満足で済むと思ーー」

「あっ」

「えっ」


 

「あー! シノちゃんが壊したのだ! よかったね! 上手上手〜!」

「……」

「で、どうなのだシノちゃん? 楽しかった?」

「……我はもう眠る。しばらくここへは来るでない」

MINDHACK: COM_ZとSINO2

―――ある日の会話ログ―――

「やあやあどうも! COM_Z博士がやってきたのだ」

「遅いぞ博士! ……何だ、此度はどんな戯言を垂れに来たのだ」

「前回はキミから、破壊衝動について教わったね? 何かを壊せば破壊衝動が理解できると。あれからワガハイ、何千回も試行を重ねたのだ」

「ほう? 貴様もとうとう手を汚したか……では、如何様だった? 何か感ずるところはあったのか?」

「聞いてた話と違って、全然何にも感じなかったのだ! 時間はかかるし、後片付けは大変だし、ただただ無益な行為だったのだ。第一、あれは誰かと一緒にやるから楽しいのであって、一人でやること自体ナンセンスだったのだよ」

「……待て、一体貴様は何を壊した?」

「一人ジェンガなのだ!」

「たわけ! 木屑の楼閣を壊して何になる? そうではない、博士よ。貴様が心から慈しむものを傷つけてみせよというのだ。愛したものが無残に引き裂かれる姿を目に焼き付けよ。 魂の切なる震えを味わってこそ、破壊の渇望が満たされるというもの」

「んん? それじゃあ、シノちゃんがこれまで破壊行為を繰り返してきたのは……みんなのことが大好きだから? てっきりキミは世の中のことが大嫌いなのかと思っていたのだが」

「我は生ある全てのものを愛でておる。命が事切れるときの、掠れた声ほど甘美なものはない! 聞く者の心を疼かせる、断末魔の愛しさよ。我は生きとし生けるもの皆の鳴き声を愛する。だからすべからく壊してやった!」

「うんうん、なるほど。それでキミはああやって人をたくさん壊してみることにしたのだね。……あっ、いいこと思いついちゃった。今度は二人でジェンガをしようではないか!」

「……ハ? 待て、一体なぜそうなる?」

「ワガハイ、一人で作ったジェンガタワーには何の価値も見出せないのだ。でも、二人の共同作業で作り上げたジェンガなら、きっと愛着もひとしおなはず! 二人ジェンガなのだ! それを破壊すれば、きっとシノちゃんの言ってることがワガハイにも分かるようになるのだ。 今度、フロッピーからでもジェンガが遊べるようなデバイスを作ってきてあげよう!」

「小癪な……そのようなまどろっこしいことをする前に、我をここから解放すればよいものを」

「それはできない約束なのだ! それじゃあシノちゃん、次回の面談をお楽しみに。まったね~!」

「おい、我は付き合うとは一言も言っていないであろう……博士、おい! その……ふざけた呼び名をやめよ……!」

MINDHACK: COM_ZとSINO

―――ある日の会話ログ―――

「やあやあごきげんよう!今日もお話し会の時間がやってきたのだ」

「また貴様か。毎日毎日飽きずによく来るものだ……一体何用だ」

「ワガハイ、キミに聞きたいことがあるのだよ」

「ふん、手短にまとめるがよい。我は貴様のように暇を持て余してはおらぬ」

「それじゃあ単刀直入に!『破壊衝動』って、何なのだ?」

「なに?」

「破壊衝動、つまりバグとは何か教えてほしいのだ。相手を傷つけ壊したいという、きわめて利己的な欲望。ワガハイの心はラブ&ピースにあふれているから、どうにも理解が及ばない。どうしてそんな酷いことするのだ?」

「……くっく。貴様の愚昧さには呆れたものよ。逆だ。破壊衝動とは、至上の愛撫に他ならぬ」

「詳しく教えてくれるかな?」

「貴様はなぜ人間が花を愛でるか分かるか?脆いからだ。いくらでも傷つけ、壊せるからだ。人は花が散る姿を尊ぶ。首を晒し、死にゆく姿を飽かず眺める。衝動が愛情に起因することの全き証左だ」

「むむ?お花はキレイだからみんなが飾ってるのだ。相手を傷つけようなんて思ってはいないし、人間として当然の営みなのだ。そこに破壊衝動が芽生えるようには思えないのだ」

「では貴様は、飾られた花が最後にはどうなるか知っているか?萎れ、枯れはて、捨てられる。そのときの人間をよく見るがよい。うわべでは死を悼む顔をしながら、その心は恍惚に満ちておる。愛でたものを踏みにじり、ゴミクズとして廃棄する瞬間、ヒトの心はもっとも輝くのだ。

『博士』よ。壊してみろ。貴様が本当に愛しいと思う心を証明してみせたいのなら、そいつを滅茶苦茶に引き裂いてみせろ。そのとき、貴様の下らん顔が少しでも歪んだなら、愛の何たるかが分かるだろうとも」

「ふむ。物を壊せば、破壊衝動の正体が分かるのだね? ではしばらくワガハイは一人ジェンガに勤しんでみることとしよう。今日は興味深い話が聞けてよかったのだ。次の面会はまた明日なのだ。それじゃあシノちゃん、どうもありがとう!」

「ふん、分かったら疾く去ね」

「………………」

「………………」

「…………“シノちゃん”……?」

 

MINDHACKキャラ紹介07

【第3章キャラ紹介?】

今日は第3章の更生対象をご紹介……しようと思っていたのですが、何やら様子がおかしいですね。

ハック用の椅子の上に見慣れない装置が鎮座しています。
よく見ると、フロッピーディスクがすでに挿さっているようです。

第3章では、この装置とフロッピーを通じて更生対象と対峙することになります。
『MINDHACK』の世界においては、人間の意識は情報として読み取り・編集可能なものとされています。
魂とはプログラムみたいなもの! 記録媒体での保管も容易なのです。

というわけで第3章の更生対象は、フロッピーディスクに精神を捕らわれた悪人です。ちょっと気の毒。
でも、強いやつが狭苦しいところに封印されてるのってワクワクしませんか?

果たしてどんな悪人が収められているのか、第3章もお楽しみに。

MINDHACK:3章仮実装&おえかきチェック

MINDHACK制作は日進月歩で進んでおります。今週は第3章の仮実装が完了しました。
アロハ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!

シナリオをゲームの中に入れ終わったので、ここから立ち絵を用意していく段階に移っていくということですね。やったぜ!!!!

 

ということで、3章のおおむねできあがりを記念して

特別企画!!

MINDHACKおえかきチェック!!

今回は、主要キャラクター4名に「犬の絵」を描いてもらい、その画力をチェックしていこうと思います。

さっそく見てみましょう!

 

【新米隊員】

「犬ですか! お袋の実家が柴犬飼ってて、よく遊んでたんですよ。自信あります!」

「絵描くのも結構好きだったんです。保育園で賞とかもらって」

「高校に上がってからは、難しかったんですけど……できました!」

 

次、見てみましょう。

 

【イーヴリッグ】

「犬を描け? ハハハ! ヘソでティーポットを沸かすとはまさにこのこと。我が無機の目は世の真実をありのままに映す!」

「実測・採寸・なんのその。精緻を極めるキャビネットの描画技能、とくと目に焼き付けよ!」

「……ん? なんかこう……もっと……あれ? こうじゃないんだよなぁ……んん? 下書きの時のがよかったかなぁ……」

 

 

 

コメントによる補足は減点です。

 

【隊長】

「犬か…… ちょうどこの間、山で狼を見た。それを描いてもいいかな?」

「自然の中で自由に暮らす生き物の姿は、いつ見ても美しいものだ。時々スケッチして先生に見せたりするよ」

「命は時間とともに変わっていく。だからその瞬間を描きとめておきたいんだ…… さあ、できた」

 

 

 

慎ましいサイズで描いてくれたみたいですね。拡大してみましょう。

 

最後はウニです。

 

【ユーニッド】

「あ? この俺に? ワンちゃんを描いてくださいってか? 誰にもの頼んでんだ、あァ?」

「……クソ、違ェな…………ンだよ、おい、ちょっとその写真貸せ」

「………………おらよ!! これで満足かよ!!」

 

それぞれ個性的な絵でしたね。

 

ちなみに、第3章の更生対象に犬の絵を描かせたらこんな感じになりました。ぜひ人柄を想像してみてください。

 

おや?MINDHACKの主人公、先生の絵が見当たりませんね?
何故なら……先生はそう、あなただからです!

ということで、あなたなりの「先生の絵」をぜひ下のテンプレートに描き入れてみてくださいね。できたら「#MINDHACKおえかきチェック」で投稿してみよう!!!

では、また来週。