月: 2023年11月

MINDHACK:ILEのお知らせ&おさらいクイズ

12月2日(土)、MINDHACK第4章が配信されます!

配信の開始時間はいつなのか気になっているというかたも多いと思いますが、ここで追加のお知らせです。

12月2日(土)、INDIE Live Expo Winter 2023でMINDHACKの新映像が公開されます!

INDIE Live Expoといえば、日本国内で最大のインディーゲーム情報番組。未発売・発売済みを含め、100本以上のインディーゲームが紹介されます。この大舞台に、MINDHACKが再びお邪魔できることになりました! 当日は、番組中のどこかでMINDHACKの新規PVをお披露目。そして、INDIE Live Expoでの映像放映と同時に、第4章アップデートを配信いたします!

INDIE Live Expo Winter 2023 DAY1は12月2日(土)19時よりYouTubeにて配信開始。みんな、観よう! どうぞよろしくお願いいたします。

※映像は12月3日(日)のINDIE Live Expo Winter 2023 DAY2でも放映されます。

*English broadcast would be also available.  Watch whichever you want!

 

__________________

 

さて、第4章アップデートを控え、いよいよ物語の続きが明かされるということで、これまでのストーリーを復習しておきたい方も多いのではないでしょうか。でも、忙しくてゲームをプレイし直す暇がない? そんなあなたのために、今回は特別な企画をプレゼンツ!

題して、「MINDHACKおさらいクイズ」~~~!

今回の記事では、すでに配信されているMINDHACK第1章~第3章のあらすじをまとめてご紹介。あわせて、それぞれの章にまつわるちょっとしたクイズを出題し、来たる第4章に備えてストーリーを総復習していきます。念のため言っておくと、もちろん第3章までのネタバレを含むため、未プレイの方はご注意くださいね。

それではいってみましょう。まずは第1章から!

ここは平和なマインドハック施設。人間の精神に潜む「バグ」を取り除くため、日夜さまざまな悪人の精神を書き換えています。天才マインドハッカーである「先生」が一度もミスなくマインドハックを完了させてきたおかげで、ここ10年で一度も大きなバグ暴走事故は起こっていません。

しかしある日、先生はちょっとした弾みで更生対象のバグを暴走させかけてしまいます。とっさのことで何もできない先生。すると、その場にいた警備部隊のレベッカ隊長は、即座にナイフを滑らせ更生対象を「処理」してしまったのでした。その光景は、深く先生の脳裏に焼き付くことになります。

そうはいっても、悪人の更生を休むことはできません。その翌日に連れてこられた更生対象は、ギャングのヘッドであるウニの男、ユーニッド。先生はユーニッドの精神に接続し、その過去を知ることになります。

さて、ここでクイズ!

ユーニッドはウニとしてのサガなのか、会話のはしばしで海産物を引用した表現を多用します。そんなユーニッドの「海産物たとえ」、一体本編のうちでは何回登場したでしょうか!?
(ちなみに日本語版と英語版では回数が違います。ゴメンネ)

A.8回
B.9回
C.10回

 

いかがですか? では実際に数えてみましょう。

 

 

……ということで、正解は「C.10回」でした! 多いなあ。よくそんなに海産物たとえが思いつくなあ。きっと頭の中が潮水でいっぱいなんでしょうね。

 

それでは、続いて第2章のおさらいです。

無事にユーニッドの更生を終えた先生。しかし、彼が口にした破壊衝動、そして事故寸前に見た光景……これらの記憶は、先生の心の中にわずかな変化を生じさせていました。

この日連れてこられた更生対象は、通称イーヴリッグ(本名ヤマムラ)。家具を信奉するカルト教団の信者で、自身を「神の無機のキャビネット」と称する変人です。しかしその正体は、大学の先輩4名を手にかけた猟奇犯でした。

これまでと同じく、イーヴリッグの記憶に接続する先生。精神を書き換えて無害化し、マインドハックを終了しようとします。ところが、先生の心に去来する衝動的な欲求。そして……

先生はイーヴリッグの精神を無害化、を通り越して破壊してしまいました。人工知能FORMATにその「成長」を褒めたたえられ、先生はこの日の業務を終了します。

それではここでクイズです!

イーヴリッグが心酔していた、「家具を信奉するカルト教団」。信仰する神の名前は何でしょうか?

A. LAGON
B. LAGOM
C. RAGON

 

さて、正解は……

「A. LAGON」でした!!

 

 

……おっと、失礼しました。ホントの正解は「B. LAGOM」だそうです。ぜひ覚えて帰ってくださいね。

 

では、第3章のおさらいにいってみましょう。

イーヴリッグとの接触を経て、精神を破壊する方法を学んだ先生。FORMATはこの能力を見込み、あるミッションを託します。そこで渡されたのが、出自不明のフロッピーディスク。その中にはバグ変異体という、意思を持ったバグの精神が記録されていました。マインドハックによってこれを破壊するため、先生はフロッピーディスクに接続します。

データ内で出会ったのが、「シノ」の名をもつバグ変異体。シノは先生に対し、10年前に起こったある出来事の顛末を語ります。それは特A級の危険なバグ、通称「魔王」が暴走しかけた掃討作戦でのこと。世間では旧警備隊により魔王は鎮圧されたと知られていますが、シノによれば、実は魔王はその場にいたとある人物の精神に封印され、今も眠りについているのだといいます。シノは先生を唆そうとしますが、逆に返り討ちに遭ってしまいました。

さて、ここでクイズです。

10年前の掃討作戦で「魔王」討伐に臨んだ旧警備部隊(ホットフィックス)。この隊の、当時の名前は何だったでしょうか!?

A.対特A級バグ特別討伐部隊
B.対特A級バグ特殊掃討部隊
C.対特A級バグ特化殲滅部隊

 

正解は……

 

「B.対特A級バグ特殊掃討部隊」でした! 略すと「トクトク」になります。どのみち言いづらいので、「ホットフィックス」に改名してくれてよかったですね。

 

フロッピーディスクとの接続を解除して現実世界に戻ると、現場はただならぬ空気。何せ、災害級のバグ「魔王」が今もどこかで眠っているというのです。バグを封じられた人物、通称「勇者」を探すため、FORMATは独自の調査を始めるのでした……。

 

以上が第3章までのあらすじとなります。皆さん、クイズには正解できましたか?

いよいよ核心に迫り始める第4章。果たして、特A級バグ「魔王」は今どこに? 「勇者」と称される人物は、先生の前に姿を現すのか? 12月2日(土)の配信をどうぞお楽しみに。それじゃあ、まったね~!

MINDHACK:New実績登場

先日お知らせした、12月2日(土)の第4章アップデート。開発チームとしては早くその要素をチラ見せしたい欲求に駆られつつ、ネタバレとの兼ね合いもありヤキモキしています。そんななか、そういえば皆さんにお見せできるコンテンツを思い出しました! それは……新たな「実績」!

以前の記事でもご紹介した通り、MINDHACKではSteamの機能によって、特定の課題をクリアするとその証がゲットできるようになっています。第3章までの時点では、「それぞれの章をクリアする」「各キャラクターごとにすべての資料を解放する」が主な課題でした。第4章ではこれらに加えて、「特定の会話選択肢を見る」ことで入手できる実績も追加されています! 過去の章を復習がてら、これらの実績もぜひ集めてみてください。

とはいえ、一体それらの実績はどこで入手できるのか? そのヒントとして、今回は新たに描き下ろされた実績アイコンを先行公開いたします。これらの図柄から、実績の獲得箇所を推測してみてください。

 

・実績その1

ハテナを浮かべている先生のイラストです。天才にだって分からないことはあるのだ。実績を探すときは、記憶の曖昧な場面に注意するといいかもしれません。

 

・実績その2

先生がなんだか衝撃的なことを言っているようですね。本編のどこかで、先生が新米くんを振り回している場面にヒントがあるかもしれません

 

・実績その3

2人合わせてグー!な、隊長と先生の絵です。息の合ったジェスチャーがお互いの信頼感を感じさせますね。隊長と先生の仲を象徴するようなシーンで獲得できる実績かもしれません。ところで実績のイラストは、全体的に先生のおてての「まん丸さ」を意識して作画しました。本編とは違う、コロンとしたフォルムもお楽しみください。

 

・実績その4

なにやら物寂し気な先生のイラストです。指をつんつんと突き合わせて、とても内向的になってしまっているようですね。この実績にはいくつか没になったバージョンのアイコンがあり、

ぬくぬくとブランケットにくるまる先生や……

もはや潜入捜査のようになってしまった案などが存在しました。最終的には実績のコンセプトに最も近く、なおかつSteam上での表示サイズである64pxに縮小しても分かりやすいデザインに決定しています。こちらの実績も、本編でぜひ探してみてくださいね。

 

今回紹介したラインナップのほかにも、ゲームで獲得できる実績はいくつかご用意しています。新たに描き下ろされたアイコンとともに、これらの収集要素も楽しんでいただければ幸いです!

 

(ぜんぜん関係ない余談)

実績のアイコンは256 x 256 pxという小さい解像度のイラストで制作しています。そのサイズ感が2000年代の低解像度なお絵描きサービスと似ていたので、何だか懐かしい気分になりました(海外の方とお若い方には伝わりにくい話ですみません)。

タイムスリップしたMINDHACKの面々。

開発日記:隊長の肩、3D化

ごきげんよう。開発スタッフのササン三です。

先日、このような記事を投稿しました。

開発日記:隊長立ち絵のコラム

隊長の肩、描くの難しいなあ。記事の中では具体的な描き方のコツが伝授されていますが、いかんせん慣れが必要です。アート担当スタッフのホでヴも言っています。「3D作った方がずっと早い気がしてきました」と。

 

そうだ、3Dを作ろう!

 

開発チームには本職の3Dモデラーが在籍しています。しかしそのモデラーは、MINDHACK的にはプログラマーでありシナリオライターでありディレクターであり制作進行であるスタッフそのひとなので、12月に第4章配信を控えた現在は絶賛多忙のさなか。そこで、素人ながら多少3D制作実績がある筆者が隊長の肩のモデリングに挑戦してみようと思い立ちました。

(注:制作実績・・・これ↓)

 

というわけで今回の記事は、「隊長の肩3D化レポ」です。3Dモデリングソフトの有用なハウツーを説く記事ではなく、「カレー作ってみました」的な日記を読む心構えでお楽しみいただければ幸いです。

 

 

まずは1枚の正方形を用意します。厚みのない、ペラペラの紙のようなものです。

これを細長~く変形しましょう。ついでに、何本か切れ込みを入れます。

で、切れ込みに沿って、クニャっと変形。

そしてこの平面をニュ~ッと伸ばします。

すこ~しだけ肩の面影が見えてきました!

そしてこの立体に切れ込みを入れ……

肩をぐるっと囲むように湾曲させれば……!

わ……湾曲させればっ……

あ~~~~~~も~~~~~~(2時間経過)

 

 

というわけで、できました。

おお、これはまごうことなき隊長の肩です。これをグリグリ動かせば、どんなポージングの隊長も描けそうですね!

 

ついでに、もう1つのややこしいパーツであるアームシールドも作っていきます。

よいしょ……

こらしょ……

 

できました。

分かりやすくするために赤く染めたらマグロの切り落としみたいになっちゃいましたが、これは隊長のアームシールドです。角ばっている形なので作りやすいかと思いきや、幅の変化や細かな凹みなどの調節がなかなかの難所でした。しかし、アート担当のホデヴにも監修してもらったので、再現度はばっちりかと思います!

 

あとは、これらのモデルをお絵かき用ソフトに読み込めば……!

 

 

あら不思議。あんなに難しかった隊長の肩がスルスルっと描けてしまいました。いい感じですね!

 

今回の3Dモデルを活用して、今後のMINDHACKではダブルラリアットをかます隊長やアッパーカットを決める隊長が実装されていくかもしれません。乞うご期待!

MINDHACK:お知らせ

日頃当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

大変急ではございますが、MINDHACKより皆様に大切なお知らせがございます。

 

突然のことで驚かせてしまうかもしれませんが……

これまで皆様にご愛顧いただいたMINDHACKは……

いよいよもって結局のところ……

 

12月2日(土)に第4章アップデートを配信します!

大変、大変お待たせいたしました。次回のアップデートで新たなチャプターが追加され、物語の続きをお楽しみいただけます。正確な配信時刻はお伝えできませんが、おおむね夕方以降になる見込みです。ぜひ、週末の予定を空けてお待ちいただけますと幸いです!

今回のブログでは、そんな第4章の様子をチラ見せしていきます。

 

 

 

 

おや? 何やら、先生は1人でデバッグルームに来ているようです。FORMATに導かれるように隠し階段を下りていくと…

 

な、なんだここは~~~~~!?

非常に大きな空間が広がっているようですが、なにか重要な施設なのでしょうか? アニメーションにもご注目。白い吐息が見えますね。とても室温が低く設定されているようです。先生はどうしてこんなに息を切らしているのでしょうか。中央にある意味深なオブジェも気になりますね。

それはそうと、この部屋を覆う謎のヒラヒラ……どこかで見たことがあるような? 一体何の意味がある部屋で、先生はどうしてこんなところへ迷い込んでしまったのか!?

そんな、FORMAT!? 何が起こっているというんだ!?!?

 

さらに今回は……

全く新たなミニゲームも登場します! これまで人間の精神をプログラムのように弄くりまわしてきた先生ですが、今度はまるでデスクトップを整理するかのようにアレコレしてしまうようです。なんか……あんまり触っちゃいけない大事なファイルとかもありそうだけど、本当に大丈夫? 先生。

 

そして、何だこのゆるキャラは!?

 

一体どうなってしまうんだ~~~~~!?

 

そのころみんなはとんかつを食べていた。

 

 

お楽しみいただけたでしょうか。今後もブログやX(Twitter)で情報をお届けしていきますので、ぜひチェックしてくださいね。それでは、年末年始もハッキンハップ~!