開発日記:隊長の肩、3D化

ごきげんよう。開発スタッフのササン三です。

先日、このような記事を投稿しました。

開発日記:隊長立ち絵のコラム

隊長の肩、描くの難しいなあ。記事の中では具体的な描き方のコツが伝授されていますが、いかんせん慣れが必要です。アート担当スタッフのホでヴも言っています。「3D作った方がずっと早い気がしてきました」と。

 

そうだ、3Dを作ろう!

 

開発チームには本職の3Dモデラーが在籍しています。しかしそのモデラーは、MINDHACK的にはプログラマーでありシナリオライターでありディレクターであり制作進行であるスタッフそのひとなので、12月に第4章配信を控えた現在は絶賛多忙のさなか。そこで、素人ながら多少3D制作実績がある筆者が隊長の肩のモデリングに挑戦してみようと思い立ちました。

(注:制作実績・・・これ↓)

 

というわけで今回の記事は、「隊長の肩3D化レポ」です。3Dモデリングソフトの有用なハウツーを説く記事ではなく、「カレー作ってみました」的な日記を読む心構えでお楽しみいただければ幸いです。

 

 

まずは1枚の正方形を用意します。厚みのない、ペラペラの紙のようなものです。

これを細長~く変形しましょう。ついでに、何本か切れ込みを入れます。

で、切れ込みに沿って、クニャっと変形。

そしてこの平面をニュ~ッと伸ばします。

すこ~しだけ肩の面影が見えてきました!

そしてこの立体に切れ込みを入れ……

肩をぐるっと囲むように湾曲させれば……!

わ……湾曲させればっ……

あ~~~~~~も~~~~~~(2時間経過)

 

 

というわけで、できました。

おお、これはまごうことなき隊長の肩です。これをグリグリ動かせば、どんなポージングの隊長も描けそうですね!

 

ついでに、もう1つのややこしいパーツであるアームシールドも作っていきます。

よいしょ……

こらしょ……

 

できました。

分かりやすくするために赤く染めたらマグロの切り落としみたいになっちゃいましたが、これは隊長のアームシールドです。角ばっている形なので作りやすいかと思いきや、幅の変化や細かな凹みなどの調節がなかなかの難所でした。しかし、アート担当のホデヴにも監修してもらったので、再現度はばっちりかと思います!

 

あとは、これらのモデルをお絵かき用ソフトに読み込めば……!

 

 

あら不思議。あんなに難しかった隊長の肩がスルスルっと描けてしまいました。いい感じですね!

 

今回の3Dモデルを活用して、今後のMINDHACKではダブルラリアットをかます隊長やアッパーカットを決める隊長が実装されていくかもしれません。乞うご期待!