月: 2022年1月

MINDHACK:演出アップデート作業中

きつねです。最近の趣味は料理。
毎晩クッキング雑誌を見てヨダレをたらしつつ、Steamでの体験版公開に向けて作業を進めています。
このSteam版のアップデートバージョンではテキストの追加はありませんが、機能面の改善のほか、一部のパートの視覚的な演出をブラッシュアップしています!


 

【演出のアップデート】

突然ですが、皆さんはAdobeのAfterEffectsというソフトをご存知でしょうか。
アッ大丈夫です。急に謎の英単語が出てきましたが、途中からMINDHACKの話になります。

AfterEffectsは映像を作るために使うもので、なんかこうオシャレな図形をシュッと出したりとか、動画の字幕をカタカタさせたりとか、その字をレインボーに光らせたりとか、そういうことができます。

↓こういうのを作るのに使うのだ

何を隠そうこの紅狐、AfterEffectsが三度の飯より大好きでとにかく四六時中いじり倒していた。
いじり倒しすぎて日頃は主にこれを使って三度の飯を食っております。

AfterEffectsとはその名の通り『After あとで』『Effects エフェクトをかける』つまり素材を加工するソフトです。何がそんなに好きかというと、『頭の中で思い描いた風景を自由自在に実現できる』とにかくこれに尽きます。
小説を書くのにも通じる所があって、「こういう景色を見たい/誰かに見せたい」と思ったとき、絵を描ける人がその場にいない場合でも、理想の風景を表現できるんですね。

↓昔はこういうのをよく作ってました

 

たとえばスマホで写真を撮って「ここに雨を降らせたいんだよね」「この写真を夜にしたいんだよね」となったら、雨も降らせるし夜にもできる。
冒頭に貼ったようなモーショングラフィックスを作る場合も同様です。写真の代わりに図形(▲とか、文字とか)を読み込んで、それを「シュッと動かしたいんだよね」「字をスーッと消したいんだよね」という希望に応えてAEの機能で動かしたり、加工を施したりして映像にします。

この場合は絵がないから写真とか図形を使ってるわけですが、あるならもちろん2Dのイラストにも同じ技術が転用できます。
「ここビカビカに光らせたいんだよね」「この絵の背景だけ暗くしたいんだよね」できるできる。上手い人が描いた絵なんてもー本当にいくらでも料理のしがいがある!

つまり、

こうよ。

このレベッカ隊長めちゃくちゃ好きなので何度でも見てください。

 

 

ところで最近、『記憶のパートをもっと印象深くできたらいいよね』『演出を変えたらいいんじゃない?』という話になり、色々試行錯誤をしておりました。じゃあなんかこのAEで映像を作る技術をどうにかしてMINDHACK本編にも活かせるんじゃないか?
やってみました。

 

より更生対象の精神の奥底へ入り込んでいく感が出たんじゃないかと思います。
で、今はコレをいろんなパソコン上で安定して再生できるよう、方法を調べているところです。

3人でゲームを作ってると、毎週土曜夜のSkype通話(通称「集い」)で話しているうち、どんどんバンバンいろいろなアイデアが溢れまくります。アレをこうしたい、コレをああしたい、それを実際にゲームの中に実現してる時が一番やってて楽しいな〜〜〜!!!と思います。
料理するのも全く同じで、「こういうの食べたい」と言われて作って実際食べてもらう時が一番わくわくしますね。もちろん自分で欲望メシ作るのも好き好き。
VODKAdemo?3名による「カマンベールチーズにベーコン巻いてオーブンで焼いたら絶対ヤバくない?」という料理として、これを読んでくださっている方々にもMINDHACKをおいしく味わっていただけたら嬉しいです。

というわけで、新しいビジュアル演出もお楽しみいただければ幸いです!

開発日記

ごきげんよう、ササンです。
いかがお過ごしですか。

最近の作業としては、私はこまごましたテキストを担当しています。
具体的にはまず、以前ブログでも紹介した、
更生対象と対面する前に見る資料類ですね。
新聞や雑誌など、あの世界にあるメディアを想像しながら書いています。
自分がゲームを遊ぶときは、細かいテキストを読むのが好きなので
楽しみつつ作っているかたちです。
真面目な報告書や論文だけでなく、けっこう胡乱な大衆紙も
まとめて資料として扱われているような?お楽しみに。

それから、タイピングパートで打ち込む単語集を考えるのもタスクです。
MINDHACKでもかなり大事な、キャラクターの芯に迫るパートなので
全体のストーリーがある程度固まってから作っています。
対話シーンや記憶パートの自白だけでは分からない部分を
表現できるといいなと考えています。じっくり作ります。

実は、最近の開発は物語的に中盤のパートを作っているので、
ネタバレ的に進捗をお見せしにくい状態になっていたりします。
物語の核心に触れない範囲で皆さんにお伝えできる情報といえば、
あとはもう登場キャラクターの下着の色くらいしかありません……
そのため、今後しばらくは日記的な内容のブログが続きそうです。
お暇なときに、「あいつら生きてるか?」と覗いていただければ幸いです。

Bloody Paella:コラム

こんばんは。ホでヴです。
今回は私が記事を書きます。いつもは紅狐さんやササンさんが書いているので結構珍しいかもしれません。
私は常におじいさんになる練習をしています。
いつでもおじいさん的な声を出せるように日々鍛えているのです。
それは非常に難しく、ササンさんからは「死にかけのデブじゃん」と毎回言われています。
完璧なおじいさんへの道は遠く、精進する日々です。
しかし、そんな事とは一切関係のない記事になります。よろしくお願いします。

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【 Bloody Paella の名前表記について 】
今回はBloody Paella(※MINDHACKのスピンオフ。ホでヴのTwitterで随時更新中)について少しお話ししようかと思います。
MINDHACKに出てくる「ユーニッド」の過去の掘り下げの物語となっております。
いつも見てくださっている方、ありがとうございます!とても励みになっております。
知らないという方はこれを機会に読んでみて頂けるととっても嬉しいです!
勿論読まなくても本編に支障はないので、読みたかったら読むゆる〜い感じで捉えて頂いて大丈夫です。

さて、今回は何を話すのかと言うと「どうしてウニ以外名前がないの?」と言う部分です。
現在、ウニはBloody Paella内では「ブラックサンシャイン」の名で通っています。
しかし他のキャラクターは「フジツボ」だの「エイ」だのデフォルトの種族名で呼ばれています。
挙げ句の果てに「クラゲ」と「くらげ」とか「サメ」と「さめ」のような、
「てめえふざけんなよ!!!真緑の瀬戸内海をお前の血で赤く染めてやろうか?」と言いたくなるような名前が付いている始末。

ええ、ええ、言いたい事は分かります。「いや、適当過ぎるだろ!」と。
私もそう思います。
でも、実はこれには意味があるんですね。

個人情報保護の観点から、逮捕されて公的に名前が公表されている者以外は、名前を公表しないようにしているのです。
つまり、「フジツボ」というのは「少年A」のような扱いであるという事。
フジツボにも名前があります。ユーニッドはおそらくその名前で呼んでいると思います。
しかし、劇中でフジツボの名前を公表することはできません。
先に言いました通り、個人情報保護の観点からです。なので名前の部分は全てデフォルトの種族名で変換させて頂いています。

・「ブラックサンシャイン」は公的な場で発表されていないからその名前が出てくるのは変なのでは?
これは、ユーニッドのみ本名が発表されているのでニックネームでも違いが分かり易いからです。

・他のキャラクターもニックネームが出てくるのか?
他のキャラクターをニックネームで書くと、あまりにややこしくて混乱するのでしません。

Bloody Paellaで名前が出てきたキャラクターは遅かれ早かれ大きめの「やらかし」をして逮捕されたんだな…と思って頂いて大丈夫です。

※ちなみにMINDHACK本編のキャラはこの法則の限りではありません。
あくまでBloody Paellaでの設定です。

いやあ、ややこしいですね。
なんすかね、この拘り。でも拘っちゃったんでこのままいきますよん。

おしまーい

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます! みなさま2022年の初週はいかがお過ごしでしたでしょうか。
VODKAdemo?三名は、(感染症対策に注意を払いつつ)年末みんなでお鍋をつついたり、年始はマシュマロ入りのココアを飲んだりなんだりしておりました。

今年はいよいよMINDHACKという作品にも大きな動きがある予定です。
開発に集中しつつ、ブログではメンバーの日々の様子をご紹介していきますので、引き続きお楽しみいただければ幸いです。

 


 

ホでヴ

こんばんは!ホでヴです。
新年あけましておめでとうございます!前回年末の挨拶だったので、一瞬で年末から年始に移動したみたいで面白いです。
個人的な状況が大きく変化することになりまして、今年の自分はさてどうなるのかな…といった感じです。
でも多分、大丈夫かもしれない。大丈夫じゃなかったら、大丈夫じゃなかったわ!って言えば良いか。と思って、やってみようと思います。
大丈夫だろうが大丈夫じゃなかろうがとにかく今年もVODKAdemo?とMINDHACKをよろしくお願いします!

 

ササン三

あけましてカーニバル。ごきげんよう、ササンです。
初夢ではみんなで温泉に行ったんですけど、
その旅館が非常にショボくてがっかりするというしょっぱい内容でした。
それはそうと、今年のVODKAdemo?には目標があるんですよ。そうです、温泉です。
温泉に泊まり込みして制作合宿してえ~~~。
しょうみ温泉には入らなくていいけど、温泉旅館というコンテンツを気の合う仲間と消化してえ~~~。
もし本編に「第80章 温泉編」とか実装されてたら、浮かれてたんだなと思ってください。よろしくお願いします。

 

紅狐

新年あけましておめでとうございます! きつねです。
今年は寅年、虎といえば黄色、黄色といえばハッピーカラー、つまりMINDHACKの年でございます。2022年はこの作品にとって大きな動きがある年になる予定。どうぞよろしくお願い申し上げます。
まずは初春のうち、Steam上で体験版『第一章・ユーニッド編』のアップデートバージョン公開を予定しております。お話の内容としては現在VODKAdemo?のサイト上で配布しているものと同様ですが、いくつか新しくなった箇所があるのでお楽しみに!