月: 2023年2月

MINDHACK:台北ゲームショウ旅行記01

MINDHACKは、1月末から台湾に滞在し、台北ゲームショウに出展していました!本日はその旅行記です。

 

来たる1月30日!台湾へ飛ぶ前日!羽田空港近くのホテルへ前乗りするその日……

ササンは病んでいた。

日本で残りの仕事を済ませている間にしょうもないミスを連発し、すっかりベソベソになってしまっていたのでした。山手線でひたすらホでヴさんに慰められるササンは本当に哀れだった。

「もう駄目だ……台北ゲームショウもきっと何も上手くいかないんだ……」
「そんなことないよ、このホテルの予約だってきちんとできてたじゃない」
「そうかなあ……あ、すみませんチェックインお願いします……」
「はい、ササン様ですね!……えーと」
「すみません、ご予約が明日となっているようですが……」

もう駄目だこの旅行〜〜〜〜〜〜〜!!!!!終了!!解散!!ゲームオーバー!!!

ー完ー

 

うそです。ホテルは何とかなりました。翌日は朝一番で羽田空港へ。広いターミナルを目の当たりにするとやはりテンションが上がりますね。早い時間にもかかわらず結構混んでいて、チェックインと荷物預けのために待つこと数十分……。飛行機に搭乗するころにはすでにヘトヘト。機内食が身に沁みました。

3時間ほどの空の旅を終え、ついに台湾上陸。飛行機から一歩踏み出しただけで分かったのですが、空気が暖かい!さすが熱帯地域。空港から一路、電車を乗り継いで台北へ。歴史の偉人とコラボした車内マナー広告が面白かったです。

そして街を歩いていると堪らないのが、あちこちから漂う甘く刺激的な香り……八角です!台湾の料理で一般的なスパイスの八角ですが、現地ではあちこちのコンビニからその香りが漂っているのです。これは、各コンビニで「茶葉蛋」という八角の効いた茹で卵を売っているため。おでん置いてるみたいなイメージで、どこにでもあります。すなわち、どこを歩いてもいい匂いのする島、台湾。最高。

一度ホテルにチェックインし、やることといえば……食べ歩きだっ!!おやつとして、胡椒餅を食べました。これまた八角の香りが鮮烈!ピリ辛の風味と肉肉しさが満足度の高い一品でした。さらにドーナツも買い食い。脆皮鮮奶甜甜圈というお店のドーナツで、行列ができる人気店。プレーン以外売り切れだったのですが、サクフワの食感と甘みが脳に沁みるお味でした。

で、夜は点心。食ってばっかじゃねーか!次の日から頑張るから……

 

そして翌日。

2月1日は台北ゲームショウの前日搬入日。会場に入ると、準備中ながらも圧倒的な規模!東京ゲームショウが行われる幕張メッセに匹敵する広さでした。嬉しかったのは、インディーゲームコーナーのスペースがかなり広めにとってあったこと。行き来しやすく、過密になりにくい配慮を感じて有り難かったです。

食事はコンビニでパンを買ったり、台北のマクドナルドに挑戦したり。やっぱりどれも甘辛さが美味しい感じですね。

 

そして翌日。

いよいよ台北ゲームショウ本番!朝、インディーゲームブースの人入りは結構まばらで、まったりムードでした。こりゃ4日間、のんびりモードでいけちゃうかな?と余裕をかましていたのですが、甘かった。午前中は来場者が大手企業ブースを巡っているのに対し、インディーゲームブースに人が流れてくる午後が本番。ひっきりなしに人が来てくれて、本来PV放映用に用意していたPCも急きょ試遊機に回すほどでした。ひえー!

台北ゲームショウで印象的だったのは、お客さんの層ですね。台北ではほとんどの来場者が男性、それもガチガチのコアゲーマー!っぽい方が多かったです。これは地域差というよりは、台北ゲームショウというイベントの性質かもしれないですね。

ともすればMINDHACKはかなり異色の出展作品だったのですが、「面白かったです!」と伝えてくださるユーザーの方が多くいらして非常に励みになりました!あと、日本語が喋れる方も多くてびっくり。今回は通訳の方にヘルプに入っていただいていたのですが、その方がいないタイミングで我々がオロオロしていると、すぐに察して日本語に切り替えて話してくださる方がたくさんいて驚きました。感動!

そしてイベント後は夜市に行ったり、イルミネーションを見たりと遊ぶときはちゃっかり遊んでました。

すでに台湾を満喫しまくっていますが、この旅行記はまだまだ続きます。来週もお楽しみに!

MINDHACK:新オープニングムービー/追加資料アート

きつねです。今週はわたくしの本業、映像のお話でございます。

2月の7日にアップデートした最新の体験版、お楽しみいただけているでしょうか?
アップデート内容の詳細に関しては先週先々週のブログで詳しくお伝えしておりますので、こちらもぜひご覧いただければ幸いです。

そして今週は、新しくなったオープニングムービーの見どころをご紹介いたします!
昨年夏のBitSummit X-roads会場でお披露目して以来……ずっとこの日が待ち遠しかった!!

 

【新オープニングムービー】

 

プレイヤーの皆様をMINDHACKの世界にご招待する、物語の導入部。
主人公である「先生」の経験したアクシデントをプレイヤーにも体感してもらうために、迫力重視の映像に仕上げました。

 

最初期バージョンのオープニングから、新たに姿が描き足されたキャラクターも。
角が生えてるホットフィックス隊員は、第一章でも言及される新米隊員くんの前任者。

余談ですが、この先輩隊員と中央に映っている更生対象は、それぞれ開発チーム内部で「コレエダ先輩」「豆腐マン」というあだ名で呼ばれています。
この直後、いろいろと大変なことに。

 

ゲームの冒頭を飾る特別なムービーなので、本編ではなかなか見られないアクションシーンなども盛り込まれています。
この隊長特殊部隊ジャンプは『頼む! お願いだから!! 俺は隊長が柵的なものをこう……こうやって飛び越えるところがどうしてもどうしても見たいんだ!!!!隊長は絶対に柵的なものをこう……飛ぶんだ!!!!』とホでヴさんに頼み倒して演出に入れ込んでもらいました。エヘヘ…………。

 

↑新しくオープニングムービーを編集するにあたっては、ホでヴの用意してくれた絵コンテを元に、必要素材の割り出しとアニメーション作成を行いました。
起きていることのわかりやすさを保ちつつ、キャラクターの個性も表現した演出になっていて、これを眺めただけでもかなりテンションが上がります!!

 

 

この新しいオープニングムービーですが、絵コンテと演出・作画監修等をホでヴが担当し、描き下ろしの素材作画はイラストレーターの小田ハルカさんにお願いしました。

そうです! 以前MINDHACKグッズのとっても可愛らしくキューテステステストなデフォルメイラストを担当してくださった、あの小田ハルカ先生です。

↑このキャラクターアートを使ったアクリルキーホルダーやクリアファイルは、こちらのBOOTHで販売中!

 

小田さんと紅狐は過去に何度もキャラクターアニメーションのお仕事でご一緒しており、特にキーフレームアニメーションに適したレイヤー構造・素材の分けかたなどに関して、抜群の信頼を寄せてお願いできました。
何より……

ご覧ください、この………

 

MINDHACKキャラクターへの圧倒的「わかり手」感……!!

最高だぜ……!!

 

 

そしてさらになんと、実は先週ご紹介した『更生対象の追加資料』のためのアートも、小田さんに描き下ろしていただいています。

施設の外では人々がどんな日常に囲まれて暮らしているのか、肌に感じられる雰囲気がありますね。
特に文字の部分は「読めそうで読めない」「読めないが、どのように書かれたか判別できる(たとえば手書きであるのか、機械で打たれたものなのか)」という要素を重視して描き分けていただきました。文字・記号フェチの私も大歓喜です。

 

さて、これはどこのカルトの教典でしょうか。
アーリーアクセス版ではよりバリエーションに富んだ資料をご覧いただけますので、こちらもお楽しみに!

 

そんなMINDHACK世界を彩る強力なサポーターである小田さんから、直々にコメントを寄せていただきました。

MINDHACKのファンガール、小田ハルカです。
OPムービーの新規作画および資料アートを描かせていただきました。
なんと嬉しくも責任重大なお話、恐悦至極に存じます。

ホでヴさんのキャラクターデザインはなんと言っても絶妙なバランスかつキュートな曲線が特徴的ですから、
そこをなるだけ寄せられるように気をつけました。

特にダントツで枚数の多かったレベッカ隊長はなかなか悩み甲斐があり、
装甲の重量感あるチョーカッコイイシルエットが潰れぬよう注意を払いましたが
やっぱり肩アーマーさんを御するのは大変でした!笑
とはいえあのゴツさでダイナミックにアクションなさるのは非常にクールですので、
そのあたりが表現できていればと思います。もちろん布のヒラみもだいすき。

とにかくキャラクターみんな描くこと自体がまずとても楽しく、
つい納期そっちのけでどこまでもこだわってしまいそうでした。

それから資料アート。
こちらはキャラクターや背景イラストとは違ったパズルや工作のような楽しさがありますね。
キャラクターたちとはやや異なるニュアンスですが、きちんとMINDHACK世界が香るように仕上げております。
こだわり…というか感慨ピックアップは、意外にも■■■で表現された文字列。
フィーリングで区切るとあと一歩文章に見えないもので、実際の文章を参考にしました。
こんな形でさえ人の目は微妙な違いを拾うものだなあ~

一通り、語らせていただきました。ありがとうございます。
楽しんでいただければ幸いです。
自分も進化した第一章はやく遊びたい!

-小田ハルカさんのSNSアカウント・webサイトはこちら
Twitter (https://twitter.com/aries_bug)
Tumblr (https://aries-bug.tumblr.com

 

小田さん、改めてありがとうございました!

MINDHACK:EXTRA資料とタイピングのタイムアタック&韓国イベント出展のお知らせ

きつねです。
ビッグなお知らせが続くここ数週間ですが、きょうもなんと……お知らせがある!!なんてこった!!

体験版アップデート

2月7日、Steam Nextフェスの開催に合わせてMINDHACKの体験版を最新のものにアップデートいたしました。


以前からチェックしていただいているかたにも、最近見つけてくださったかたにも、作品をお楽しみいただければ幸いです!

 

 

【不具合報告フォーム】

もしアップデートされた体験版において不具合に遭遇してしまった場合は、こちらのフォームからスクリーンショットを沿えてお寄せいただければ幸いです。
ゲーム本編の開発と併せて、ゲームそのものの機能改善や、パフォーマンスの向上にも並行して努めてまいります。ご協力ありがとうございます!
(そして、既に不具合を報告してくださった皆様、ご不便をおかけして申し訳ありません……!)

 

既知の不具合:

-タイピングパート中にESCキーを入力すると、ゲームを終了するためのウインドウが意図しない場所に表示されてしまう
原因を確認し、現在修正対応を行っています。修正には少々お時間を頂く見込みです。
終了ウインドウが表示されてしまった場合は、矢印キーとENTERキーを使用してゲームを終了することができます。
また今後、2週目以降のタイピングパートに即時リトライ機能を実装することを検討しています。

-NEW GAMEを選択後、操作説明の画面以降、画面が暗転したまま進行しない
ゲーム内の.mp4ムービーファイルが正しく表示されていない可能性があります。
グラフィックボード/ビデオカードのドライバを最新のものに更新するか、ドライバを再インストールすることで改善されることがありますので、お試しいただければ幸いです。
(また、お使いのPCによっては、複数のドライバが同時に有効になっていることが原因である可能性があります。)

 

 

アップデートの見どころ

改めて、このアップデートの見どころをリストアップすると……

・オープニングムービーが描き直され、新しくなりました (近日ブログでもご紹介予定!!)
・ハッキング後のムービーに新しいアニメーションが追加されました
・「プチタイピング」が追加されました
・「人格書き換えインタラクティブ」が追加されました
・一部の演出が一枚絵表示からムービーになりました
・日本語のローマ字タイピングがフレキシブルになりました
・一部のキャラクターに新しい立ち絵が追加されました
・その他、機能面の軽微な改善や修正を行いました

そしてもうひとつ、実はこれまでのリアルイベント出展にも含まれていなかった最新のフィーチャーがあります!
ローマ字タイピングの改善に加えて、今回のアップデートで見逃せない機能がこちら。

 

【タイピングのタイムアタック機能・EXTRA資料画面の追加】

 

体験版第一章のお話を最後まで遊ぶと、タイトル画面に「EXTRA」の文字が。
こちらから各更生対象の追加資料を閲覧することができるようになっています。

 

各更生対象の追加資料は1~9まであり、本編では語られなかった第三者の視点を通して、更生対象の人物像を読み解くことができます。
資料はハッキングの技術、つまりタイピングパートのクリア速度に応じて解禁されていきます。

EXTRA資料の画面では更生対象のタイピングにリトライでき、クリア速度・過去の最高速度も表示されるようになっています。
第一章・ユーニッド編の場合、だいたい1分を切るくらいになると全部読めるようになっています。腕に覚えのあるかたはぜひタイムアタックに挑戦してみてくださいね。

また、タイピングが苦手なかたのために、将来的には『資料を解禁するためのお助け機能』の実装を検討しています。いま「なかなか速くタイプできないよ~」というマインドハッカーの皆さんもご安心ください!
このお助け機能はアーリーアクセス配信時、またはその後のアップデートで追加していく予定です。

ササン三執筆担当のこの追加資料群は、もちろんウニ以外の更生対象にもあります! アーリーアクセス版をお楽しみに!

 

 

 

さて……
ところで……
韓国のご飯ってめちゃくちゃおいしいイメージないですか?
キンパとか。ヤンニョムチキンとか。

先日台湾で台北ゲームショウに出展していたVODKAdemo?ですが……なんと今度は韓国に行きます!!

韓国の展示イベントに参加します

 

インディゲームクリエイターのための団体『IGDG(Independent Game Developers Guild)』様からお誘いをいただき、ソウル市内で行われる同団体主催の展示イベントに参加することとなりました。
こちらのイベントは2月18日・2月19日の二日間行われ、ついこの前台湾から戻ってきたホでヴとササン三が反復横跳びの勢いで現地入りする予定です。
海を越え雲を飛び越えがんばってくれッ……!!精神破壊の快感を広めるために……!

技術班(飛行機恐怖症)の私こと紅狐のほうは日本で待機しつつ、韓国語のイベント用ビルドや印刷物を準備中。
こんな感じで、フライヤーも現地の言葉に合わせて刷っております。


↑これは台北ゲームショウの。

↑こっちは韓国語の。

翻訳や渡航についてのサポートをしてくださった皆様、本当にありがとうございます!

アーリーアクセス版リリースの時点では英語・日本語のみの実装となりますが、繁体字訳同様、海外での反応を見ながら様々な言語にローカライズしていけたらいいなと思っています。
韓国の現地でもいろいろな方に遊んでいただけるのが楽しみです!

 

MINDHACK:第1章体験版アップデートのお知らせ・日本語タイピングの改善

きつねです。
今週、ホでヴとササン三は台北ゲームショウ出展のために台湾へ出張しています。
ご飯の写真をくれとねだったのでLINEでちょいちょい台湾飯が送られてくるのですが、何故かいつもSINOの入ったフロッピーが添えられています。どうしてですか?

なぜですか? シノちゃんその餃子いっこちょうだい。
そんな二人+フロッピー一枚による台北出張日記も後日公開予定。おったのしみにー!
(MINDHACKブースは用意したフライヤーを配り尽くしてしまうほどの大盛況とのことで、訪れてくださった全てのかたに大感謝です……!)

 

【お知らせ】

なんと出展するのは台湾だけじゃない! オンラインのイベントも待ち構えています!!

日本時間2月7日午前3時より、Steam上にてオンラインイベント『Steam Nextフェス』が開催されます。
4月のアーリーアクセス直前ということで、これに合わせてSteamで現在配信中の第一章体験版を最新のものへとアップデートいたします!

このビルドには、これまでBitSummit・デジゲー博・そして台北ゲームショウ等のリアルイベントで展示してきた体験版と同等の機能が含まれています。
新しくなったオープニングムービーやプチタイピング、人格書き換えインタラクティブなど、ひと足お先にアーリーアクセス版と同じ体験をお楽しみいただける予定です。

そして、このビルドには今回新たに追加される、日本語版専用のとても大きなアップデートが含まれています。
それは……!! 日本語版全マインドハッカー超絶待望の機能!!!
2021年6月から1年半の時を経て、ついに実現!!!!
それはッ!!!!!!

 

【ローマ字入力のフレキシブル対応】

 

これっ!!!!!!!!!!

わかりますか!!

改めてご説明いたします。「日本語をローマ字で入力するとき、ヘボン式と訓令式の入力方法の違いに対して、フレキシブルに対応する機能」です。

このように、「ツ」に対してtuと打ってもtsuと打っても正解となります。
プレイヤーのローマ字入力方式をリアルタイムで判別し、設問の表示も切り替わります。

 

実は、日本語のタイピングの仕組みはかなり複雑です。
「ち」という文字を日本語ローマ字で入力するとき、「ti」と打つ人もいれば、「chi」と打つ人もいる。
なんなら私なんか「たちまち」と打つとき「tatimachi」って打つ。一回目がtiで二回目がchiになっとる。

ある組み合わせの時にだけ変わるものもあります。例えば「みんな」と打つとき、「minnna」の人も「minna」の人もいる。

つまり……
第一章の設問である「こっち見んな」という文字列に対して、

kocchiminnnaの人もいれば
kottiminnaの人もいて
kottiminnnaの人も
kocchiminnaの人もいる……
今回のアップデートにより、これらのどの打ち方をしても正解として受け付けられるようになりました。

初めてMINDHACKのプレイアブルを公開した時からずっとご要望を頂いていたこの機能。
このたび、ついに実現!! やったーーーーーーーー!!!!!!!! うおーーーーーー!!!!!!
以前に比べてウルトラ滑らかに入力できるようになったマインドハッキング、ぜひ新しい体験版で試してみてください!!
そしてお友達にも言いふらしてください。マインドハックはついに「ti」にも「chi」にも対応したと……!!
2月7日、乞うご期待ッッッッ!!!

ご覧の通り、ついに念願かなって大変にはしゃいでいます。
見た目にはシンプルに見えますが、その影には非常に高度な実装が必要でした。
何しろローマ字入力のバリエーションってこんなにあるらしい。エッ? まじ?

この膨大なバリエーションに対して、全ての組み合わせをプログラムに登録し、入力された瞬間に「どの入力方法か」を判定して正答として受け付ける文字をリアルタイムで変更する……エッ? まじで言ってんの?
こんなのどうやって実装すんの????

タイピングゲームといえば多くの人が最初に思い浮かべる作品が『寿司打』ですが、寿司打はこの機能を完璧に実現している素晴らしいゲームです。誰もが気軽に遊べる楽しいデザインになっていながら、UIもアニメーションも機能もとんでもなく心地よくできている……すごい……寿司打は本当にすごい。

『寿司打』はこちら( https://neutralx0.net/ 様を引用しています)

先述の通りtiとchiが頻繁に入れ替わるタイプ癖のある私でも、全くひっかからず自然に入力できる。
とにかく寿司打はすごい。
寿司打がものすごくすごいということを理解したVODKAdemo?の技術担当・私こと紅狐は、早々に匙を投げハンズアップののち「こいつぁ本業のプログラマーさんにお願いするしかないぜ!!」と決めました。

 

【プログラマー紹介】

というわけで、このウルトラ高度な機能の対応に尽力してくださったのが、プログラマーのみこさんです。
今回ブログでのご紹介にあたって、みこさんにコメントを寄せていただきました。

 

【プロフィール】

プログラマーとして携わらせて頂いている、みこと申します。
普段は絵を描いたりソフトウェアと格闘しながら友人等とチームでゲーム開発をしています。
ここ数年ゲームクリエイターの方々と関わる事が増えてきているのですが、常々みなさんのクリエイターとしての強さタフネスさに戦々恐々としております、自分もつよつよゲーム開発者になりたい…!

【MINDHACKについてひとこと】

初見でその素敵なビジュアルとちょっぴりダークな世界観に心を鷲掴みにされ一ファンとして遊べる日を心待ちにしていたところ、ご縁がありプログラマーとしてお声がかかり嬉しい反面責任感を感じています…!

「悪人」たちのちょっと変わった生き方考え方がとてもとても愛しくてもっともっとお話し聞きたい、聞かせて!と日々思いながら開発を力一杯お手伝いさせて頂いております。

みんな愛しいですが自分は中でもユーニッドくんが一番好きです、耳飾り…トゲ飾り…?のワンポイントが可愛いですよね。

みこさんはご自身の所属するゲーム開発チーム『Caffeine Zombie』で、『灯りの王子と陰りの塔』というゲームを制作されています。
主人公とその分身「カゲ」が、それぞれの役割を活かして進んでいく横スクロールパズルアクションです。

みこさんにはプログラマーのundoさんからのご紹介でお願いしたのですが、実はそのだいぶ前、VODKAdemo?一同は2021年のデジゲー博で『灯りの王子~』を遊んでおりました。なんという偶然!
幻想的かつどことなくキュートなデザインの世界観で、パズルのルールもわかりやすく、思わず触りたくなるような「とっつきやすさ」が印象的でした。

先に進みたい主人公だが、目の前を金網が塞いでいる。
その先に金網を無視できるカゲを送り込む。カゲが金網の奥のスイッチを押して、道を開こうとする……しかしそのスイッチの前にはカゲが苦手な光の筋がある! どうしよう!
あ、よく見たら主人公が立ってる側には押せるブロックがあるぞ。じゃあこれを押したら光を遮ることができるかも!
というように、光と影というコンセプト通りに直感的なひらめきで謎を解いていく心地よさがあります。トレーラーからはストーリーの重厚さも垣間見えて、完成がとても楽しみなゲームです!

開発チームのCaffeine Zombieさんは、それぞれのメンバーがアート担当兼エンジニアだったり、3Dデザイナー兼アニメーターだったり、BGMもSEもこなすサウンドデザイナーだったり、多彩なクリエイティビティを持つとっても鮮やかなサークルです。
ぜひこちらのURLもチェックしてみてくださいね!

【みこさんのSNS・Webサイト】

みこさんのTwitter

みこさんの所属サークル・Caffeine Zombie

灯りの王子と陰りの塔(Dim Tower) steamページ