MINDHACK:台北ゲームショウ旅行記01

MINDHACKは、1月末から台湾に滞在し、台北ゲームショウに出展していました!本日はその旅行記です。

 

来たる1月30日!台湾へ飛ぶ前日!羽田空港近くのホテルへ前乗りするその日……

ササンは病んでいた。

日本で残りの仕事を済ませている間にしょうもないミスを連発し、すっかりベソベソになってしまっていたのでした。山手線でひたすらホでヴさんに慰められるササンは本当に哀れだった。

「もう駄目だ……台北ゲームショウもきっと何も上手くいかないんだ……」
「そんなことないよ、このホテルの予約だってきちんとできてたじゃない」
「そうかなあ……あ、すみませんチェックインお願いします……」
「はい、ササン様ですね!……えーと」
「すみません、ご予約が明日となっているようですが……」

もう駄目だこの旅行〜〜〜〜〜〜〜!!!!!終了!!解散!!ゲームオーバー!!!

ー完ー

 

うそです。ホテルは何とかなりました。翌日は朝一番で羽田空港へ。広いターミナルを目の当たりにするとやはりテンションが上がりますね。早い時間にもかかわらず結構混んでいて、チェックインと荷物預けのために待つこと数十分……。飛行機に搭乗するころにはすでにヘトヘト。機内食が身に沁みました。

3時間ほどの空の旅を終え、ついに台湾上陸。飛行機から一歩踏み出しただけで分かったのですが、空気が暖かい!さすが熱帯地域。空港から一路、電車を乗り継いで台北へ。歴史の偉人とコラボした車内マナー広告が面白かったです。

そして街を歩いていると堪らないのが、あちこちから漂う甘く刺激的な香り……八角です!台湾の料理で一般的なスパイスの八角ですが、現地ではあちこちのコンビニからその香りが漂っているのです。これは、各コンビニで「茶葉蛋」という八角の効いた茹で卵を売っているため。おでん置いてるみたいなイメージで、どこにでもあります。すなわち、どこを歩いてもいい匂いのする島、台湾。最高。

一度ホテルにチェックインし、やることといえば……食べ歩きだっ!!おやつとして、胡椒餅を食べました。これまた八角の香りが鮮烈!ピリ辛の風味と肉肉しさが満足度の高い一品でした。さらにドーナツも買い食い。脆皮鮮奶甜甜圈というお店のドーナツで、行列ができる人気店。プレーン以外売り切れだったのですが、サクフワの食感と甘みが脳に沁みるお味でした。

で、夜は点心。食ってばっかじゃねーか!次の日から頑張るから……

 

そして翌日。

2月1日は台北ゲームショウの前日搬入日。会場に入ると、準備中ながらも圧倒的な規模!東京ゲームショウが行われる幕張メッセに匹敵する広さでした。嬉しかったのは、インディーゲームコーナーのスペースがかなり広めにとってあったこと。行き来しやすく、過密になりにくい配慮を感じて有り難かったです。

食事はコンビニでパンを買ったり、台北のマクドナルドに挑戦したり。やっぱりどれも甘辛さが美味しい感じですね。

 

そして翌日。

いよいよ台北ゲームショウ本番!朝、インディーゲームブースの人入りは結構まばらで、まったりムードでした。こりゃ4日間、のんびりモードでいけちゃうかな?と余裕をかましていたのですが、甘かった。午前中は来場者が大手企業ブースを巡っているのに対し、インディーゲームブースに人が流れてくる午後が本番。ひっきりなしに人が来てくれて、本来PV放映用に用意していたPCも急きょ試遊機に回すほどでした。ひえー!

台北ゲームショウで印象的だったのは、お客さんの層ですね。台北ではほとんどの来場者が男性、それもガチガチのコアゲーマー!っぽい方が多かったです。これは地域差というよりは、台北ゲームショウというイベントの性質かもしれないですね。

ともすればMINDHACKはかなり異色の出展作品だったのですが、「面白かったです!」と伝えてくださるユーザーの方が多くいらして非常に励みになりました!あと、日本語が喋れる方も多くてびっくり。今回は通訳の方にヘルプに入っていただいていたのですが、その方がいないタイミングで我々がオロオロしていると、すぐに察して日本語に切り替えて話してくださる方がたくさんいて驚きました。感動!

そしてイベント後は夜市に行ったり、イルミネーションを見たりと遊ぶときはちゃっかり遊んでました。

すでに台湾を満喫しまくっていますが、この旅行記はまだまだ続きます。来週もお楽しみに!