MINDHACK:キャラクター紹介09

【キャラクター紹介:シノ】

施設が入手した謎のフロッピーディスクの中に封印されていた。意思を持ったバグである「バグ変異体」と呼ばれる存在で、10年前の特A級バグ掃討作戦の最中に生まれたようだ。

現在は精神だけとなっており、フロッピーディスクの外に出る機会を窺っている。好きなものは人間の苦しむ声。嫌いなものは「博士」。

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改めてシノのご紹介です。開発ブログでは長らくフロッピーディスクの姿しかお見せしていませんでしたが、ゲーム本編で真の姿がお披露目となりました。本人的には真の姿でもないようですが……

開発超初期の初期、制作メンバーのササン(筆者)がキャラクターを案出しした段階では「山の神」という設定でした。ストーリー上、なんか強大な存在をハックしたいよね、という動機で厄神っぽいものを想定していた覚えがあります。で、そのとき描いたラフが「面覆をした大蛇」のようなデザインだったのですが、気づいたらアート担当のホでヴにより縮められてました。何でだよ!

その後はコンセプトが固まり、「小さい・まるい・邪悪」というキャラクターに落ち着きました。最初は大鎌を持たせていたので、その形跡がササンのノートに残っています。

ちっこいキャラクターが凶悪な武器を持ってるのっていいですよね。大鎌は開発中盤まで定着しつつあったのですが、よく考えたらまるい身体にしまう場所がない!ということで、ナイフに変更になった経緯があります。ナイフは、シノが昔から愛用していた得物が変化したもの。

最終的には、「頭巾のヒラヒラがナイフに変形する」という演出にまとまりました。


博士(今後のアップデートで登場)との関係については、下の落書きがことの外しっくり来たところから腐れ縁が始まりました。(博士についての詳細はこちら

そのほか、色々と試行錯誤していたので、ササンやホでヴが描いたラフがわんさか残っています。

シノの部屋はいろいろ浮いてて住みにくそうですが、10年間も封印されていると慣れるようです。

先日配信されたアーリーアクセス版でシノに会えるので、まだの方はぜひチェックしてみてくださいね!