MINDHACK:唐揚げを食べる隊長

終わる2022年……走馬灯のような1年……迫る【2023年4月6日《アーリーアクセス》】……

ごきげんよう。ササンです。街はすっかり年末ムードですね。皆さん、今年やり残したことはありませんか?我々は、最近まで、ありました。どうしても心残りで、このたびようやくそれを実行することができたのです。MINDHACKにおいて、とてもやりたかったシーンの実装です。特別に今回は、その場面を先行公開いたしましょう。刮目せよ!

 

ん?

 


く、食ってるーーーーーーーー!!!!

いかがでしょうか。これぞ渾身の「唐揚げを食う隊長」です。アーリーアクセス版における最大のサービスショットといって良いでしょう。紅狐がどうしてもこのシーンを入れたいと熱望し、ホでヴの尽力あって実現しました。いや〜、大変だったね!一見唐揚げ食ってるだけのシーンですが、わざわざ絵コンテを作成して実装にこぎ着けました。我々は真剣(マジ)なのだ。

 

このたび念願の唐揚げ隊長を実現できた感激のあまり、紅狐がコメントを寄せてくれたので以下に掲載します。

きつねです。ひとつ「これは自分の癖だな」というものに気づきました。
それは「登場人物に何か食べさせるシーンを描きがち」なこと。というか、私が「登場人物が何か食べてるようすを想像するのがめちゃくちゃ好き」です。読むのも書くのも好き!

文章を読む時、人間のもつ五感のうちで読み手が実際に使うのはそのひとつだけ、つまり視覚によって文字を読み取ることだけです。
しかし何かを食べているシーンを読んで頭の中で想像しようとすると、ほかほかご飯の暖かさとか香りとかお箸の手触りとか、あとモグモグ音とか、五感の全てを最大限に活用することになるので、文字で書かれた世界の向こうで起きていることをより身近に感じるような気がします。
(何より、何か食べてるシーンって「生命活動をしている様子」そのものなので、何だかその登場人物が実在して生きている感じがすると思うんですよね…… これは個人の見解ですが!)

そういうわけでこれまで私が書いてきた別の作品(小説)でもだいたい登場人物は何かしら食べてるし、食べ物が出てきがちなんですが、MINDHACKも例外ではなく「※ここで隊長が唐揚げ弁当を食べる」というシーンを書いてしまいました。
ホでヴさんがお弁当の持ち方から包み布の扱い方まですごく「隊長らしい所作」を大切に、そしてお弁当自体もめちゃめちゃ美味しそうに描いてくれたので、ゲーム内に組み込んだ時に「え…………絵の力ってスゲー!!!!」と大感動しました。感動しすぎてパソコン用の壁紙作っちゃった。

ゲーム内でもしっかり唐揚げ二個を食べる様子を眺めていただけます。(しかも唐揚げの個数の状態によって立ち絵差分がわざわざ分かれているのだ!)
こういう所に力を注いでいくゲーム、MINDHACKを今後とも何卒よろしくお願いいたします。