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人生にお悩みはありますか?
例えばこんなこと……
――キーボードのすきまって
すごいホコリたまるよね――
そんなあなたに伝えたい言葉がある
イーヴリッグ
「有機のみなさん、こんにちは。無機のみなさん、LAGOMの家具であれ。
このコーナーでは私、伝道師であるキャビネットのイーヴリッグがみなさんの人生のお悩みにメタリックなきらめきを与えていきます。
お悩みをよせてくださったみなさん、多くのお便りをありがとうございました。
そして、お悩みとともに私への熱烈なLOVEを送ってくれたみなさん。
見よ!!あなたがたの愛に応えて私は来た!!どうもありがとう!!
フフフ………
エッへへへへ…………
それから、ひとつ、みなさんに伝えておきたい非常に大切なことがあります。
私の名前はイーヴリッ『『『『グ』』』』です。
イーヴリッ『『『『グ』』』』です。
それでは、記念すべき最初のお悩みです。」
Q. 幸せになるためには何をすればいいと思いますか?
イーヴリッグ
「心を捨て、無機になりなさい。神の御家の家具となるのです。」
Q. 冷蔵庫を新調したいのですが、片開きと両開きのどっちが良いと思いますか?
イーヴリッグ
「もし冷蔵庫を部屋の隅に置くならば、両開きである必要はありません。」
Q.暑いのが苦手で毎日床にへばりついています。助けてください。
イーヴリッグ
「わかります。私も困っています。」
Q. 体重が多いです!どうすれば改善出来ますか?
イーヴリッグ
「プラスチック造形物の場合、穴を開けてメッシュ状にしたり、見えない部分の厚みを薄くすることで軽量化できます。これを肉抜きといいます。」
Q. 生きるって、なんですか?
イーヴリッグ
「見なさい、今これを映しているあなたのディスプレイもまた無機であり、無機とは常に何かを映し出します。
しかし、ディスプレイはそれ自身が見つめられているという役割を決して主張せず、今日もまたそれそのものの使命を果たしているのです。そして生きるということはこのディスプレイのように磨き抜かれた画面、あるいは非常に硬い鉄になるべきであるという私たち皆の使命です。そのベルトコンベアの上にはかけがえのない出会いがあり、それがLAGOM教団なのです。
つまり、そういうことです。」
Q. 授業を聞いていると眠たくなってしまいます…イーヴリッグくんは大学の授業でどうやって集中して勉強してましたか?
イーヴリッグ
「講義の間、教授が『えー』『あー』と何回言ったかを数えていました。」
Q. 学生です。好きなものが多く、そこに浪費癖も重なって給料日当日にほぼ全額無くなります。どうしたらいいですかт т
イーヴリッグ
「家具である我々には財産などいらないのです。次の給料日がきたら、教団に献金として8割捧げなさい。」
Q. 私は泡立て器です。調理器具の中でも影が薄いのですが、RAGOM神に尽くす方法はありますか?
イーヴリッグ
「Rではない!!!!!! Lだ!!!!!!!!!! お前は泡立て器にも満たない!!!!!!!!!」
Q. 誠実なRAGOM教徒であるイーヴリック様にご相談です 今は私の神の忘れられし古ぼけた布切れ程度の存在でしかありません、ですから、自分が神の大きく美しいハンカチへと近づける様に私にご助言を頂けないでしょうか 何卒よろしくお願いします。
イーヴリッグ
「Rではない!!!!!! Lだ!!!!!!!!!!
しかし、あなたは己自身を理解しているようなので特別に助言を与えます。まず、神があなたを無機の家具として……
いや!!クでもないの!!!!!グなの!!!!!!!!もー全部違うじゃん!!!!」
Q. ガスバーナー暴走して髪ちょっと燃えちゃったんですけどイヴさんも溶接する時に毛燃えましたか?
イーヴリッグ
「大変でした。」
Q. パワハラに嫌気がさして辞めてやった職場にまだ腹が立っているんですが、どうすれば良いでしょうか!
イーヴリッグ
「大丈夫です。神は全てを見ています。彼らが御家にも無機の教えにも至らないということを知り、励みましょう。」
Q. かなり先にあるイベントなどについて、「この日に○○をする人は今のうちに教えてください」というような呼び掛けがあるとき、「そんな先のこと言われてもその日どうなるか分からんし…いやでも○○するなら言わなきゃならないなら…いや…」と頭を抱えてしまいます。イーヴリッグさんなら、こういった状況に当たった時どうしていますか?
イーヴリッグ
「例えば打ち上げに行くか行かないかという問いの場合、行きません、からの、やっぱり行きます!より、行きます、からの、すみません行けなくなりましたの方が、なんかちょっと言いやすい気がしました。」
Q. 近所のヤギがよく睨んできます…あなたでしょうか…?
イーヴリッグ
「ヤギだと思います。」
Q.最近 嬉しかったことは?私はお給料が出たこと!
イーヴリッグ
「私ですか? 今ここにいることですかねえ〜!エッヘヘ!」
Q. ナンはナンでも食べられないナンは何なんでしょう。
イーヴリッグ
「ナンバープレートッ!!」
Q. 友達の作り方を教えてください!!!!!!
イーヴリッグ
「まず、神を信じなさい。そしてもしあなたがデスクチェアならば、机を見つけなさい。もちろん私はキャビネットなので、あらゆる家具とコンビネーションで置けます。」
Q. 先日、友人から〝きな粉ごはん〟を教えてもらったのですが、自分の口には合わず「なにもおいしくなかったあじ」と返してしまいました。…流石に言い過ぎたと謝った方がいいでしょうか?また、どんな風に謝ったらいいと思いますか?
イーヴリッグ
「次にご友人に会ったらお礼を言いなさい。『ありがとう。あなたはあの味で私を磨いてくれようと思ったんだね。ありがとう。』そしてその人を連れてLAGOM教団を訪れなさい。」
Q. 最近気になっている男性がいるんですけど俺ってどうしたらいいですかね?
イーヴリッグ
「まずはお友達から始めなさい。」
Q. よくドアノブに服を引っかけます
イーヴリッグ
「わかります。私もです。あれはドアノブを通じて、神が私たちに何かを見せようとしているのです。」
Q. 大学の教育学部に入るために勉強しています。教師になるのは昔からの夢でした。けれど、私は臆病で人見知りな性格なので、家族にもそんな性格で本当に教師になれるのかと突っ込まれてしまいます。そのうち自分でも少し不安に思うようになってきました…よかったら私の夢を応援してください!
イーヴリッグ
「おお。あなたのひかえめな輝きが、マット塗装のように上品な仕上がりにならんことを。」
Q. 苦手な子がいます。どうすればいいですか?
イーヴリッグ
「誠実でありなさい。スツールをクローゼットとして使うようなことは神も望まれません。しかし、デザイン上スツールによく似ているだけのサイドテーブルであることもあり得ます。」
Q. 風邪で声が出なくて悲しいです! 助けてください!
イーヴリッグ
「では、あなたの代わりに私が声を上げよう!神よ―――――――――っっっっ!!!!!!」
Q. 私は現在より遥か昔に製造された、ロッキングチェアです。ぜひLAGOM教団へ入信したいのですが、私は木でできたロッキングチェアそのもの!つまりは有機でありながら家具なのです。堅牢で洗練されしキャビネットのあなたに、私の置き場を決めていただきたい!
イーヴリッグ
「ムムッ! ムムム!! LAGOM神が木製家具をお好みになるか、これは経典に対する全ての使徒たちの問いである。
古き木のロッキングチェアよ、ちょっと今度ぜひうちに来てください。話しましょう。僕ずっと誰かとこういう話がしたかったんですっ!!」
Q. 人に強い嫉妬をしてしまいます、どうすればいいのでしょうか。
イーヴリッグ
「あー。
しかし自分が真の選ばれし家具だと知っていれば、何の問題もありません。」
Q. 自分のことを愛することが出来なくて悩んでます。ちなみに、イーヴリックさんは自分のことを愛していますか?
イーヴリッグ
「神に選ばれるものがわざわざ自分の品質を疑う必要はありません。LAGOM神があなたを見るのと同じように自分を見ましょう。
で、よく見てほしいんですけど、『グ』です。」
イーヴリッグ
「さて、本日のお悩み相談はそろそろ終わりの時間です。
悩める有機のみなさん、ファッショナブルにきらめいたでしょうか。
キーボードのすきまのホコリを見ると、綿棒買っとけばよかったなと思います。
でも買わないんですよね。
それでは皆さん、さようなら。また次回のきらめきでお会いしましょう。」