MINDHACK第三章の更生対象、シノ。
祖父譲りの古風な口調が個性的な、印象に残るキャラクターの1人です。
そんなシノのセリフ回しについて、多くの方が思ったでしょう。
「難しすぎて、何を言っているのか分からない」

そこで今回のブログでは、本編第三章のシノちゃんの台詞をカンタンな言葉に翻訳してみました!
これでバグ変異体が何を言っているのか、分かるかも!?
それではいってみましょう。
「ハ!
声も上げぬとは。
つまらぬ」
翻訳:
ああ、
声も上げてくれないんですね。
面白みがないです。
「ヒトならヒトらしく、
血と肉で床を汚せ。
苦しみ喘ぎ、我を悦ばせよ」
翻訳:
あなたは人間なのですから、
血液と肉片を撒き散らしていただけますか。
つらそうに声を上げてもらえると嬉しいです。
「だが、我が一撃に
臆さぬ性根は
褒めてやる……」
翻訳:
ですが、私のしたことに
びっくりしなかった根性は、
とても素晴らしかったです。
「こちらへ来い。
その面、丁寧に皮を
剥いでくれようぞ」
翻訳:
こっちの方へいらしてください。
あなたの顔の皮膚を、心を込めて
剥いて差し上げたいです。
「……いつまで
突っ立っておるのだ?
来いと言っておろう」
翻訳:
どうしてずっとそこで
立っていらっしゃるのですか。
こちらへぜひ来てください。
「…………ええい!
下を見よ! かがめ!!
我はここだ!!」
翻訳:
ああ、下を見てください。
腰を低くしてくださいね。
私はここにいます。
「ハア……久方ぶりの
来訪者と思えば、
何と腑抜けた面構えかな」
翻訳:
うーん、お久しぶりに
お客さんが来たと思ったのですが、
何だかぱっとしない顔の方ですね。
「案ずるな、哀れなヒトよ。
汝も他のムシケラ同様、
我が刃で料理してくれよう」
翻訳:
ご心配なさらないでください、かわいそうな人。
あなたも他の人たちと同じように、
私のナイフで拷問しましょう。
「じわり、ねちりと、
時間をかけて……」
翻訳:
じっくり、ことことと。
「ああ、思い出すだけで心が踊る。
四肢を削がれて苦痛に呻く
ヒトの音色の愛しきことよ!」
翻訳:
ああ、思い出すだけでウキウキしてきます。
両手と両脚を切り落とされて苦しそうにうなる
人間の声はとても可愛らしいなあ。
「さあ、汝は何者ぞ。
我が刃の渇きを潤す
資格が汝にあらんや?」
翻訳:
さて、あなたはどなたでしょうか。
私のナイフを血まみれにする
価値があなたにあるのでしょうか?
選択肢
→マインドハッカーです
「ハ、笑止千万。
破壊の権化たる
我を壊しに来たと?」
翻訳:
わあ、きわめておかしいですね。
私が破壊することの代表者なのに、
私を壊しに来たとおっしゃるのですね。
「我が何者か知って
その威勢なら、大したものよ」
翻訳:
私がどういう人だか知っていて
そのような勇敢な態度をとっているのでしたら、
とても素晴らしいことです。
「10年前、
『魔王』顕現の
災厄より生まれ……」
翻訳:
10年前、
特A級バグが発生した
事故により誕生しまして、
「あらゆる全ての
ヒトというヒトを屠る
破滅の化身であるこの我を!」
翻訳:
存在するすべての
人間をいじめたいと思っている
しっちゃかめっちゃかの代表が、この私です。
「爪も牙も、剣も銃もなく
威勢と白手袋だけ持ち込むとは
あきれるほどに舐められたもの」
翻訳:
あなたは爪も牙も生えていないし、
剣や銃も持っていないようです。
勇気と白い手袋だけ身につけているなんて、
私はびっくりするほど過小評価されていますね。
「ハックとは、
切り裂き刻むと
意する言の葉……」
翻訳:
「ハック」という言葉は、
もともと「切り裂く・刻む」という
意味の単語なんです。
「その浅はかな意志、
我が刃で汝に
返してくれようぞ!」
翻訳:
そんな分別の足りない気持ちは、
私のナイフであなたに
お返しします。
選択肢
→ぬいぐるみが喋ってる
「おい……今何と申した?
見てくれで判じてくれるな
うつけ者よ」
翻訳:
ねえ、今何ておっしゃったんですか。
見た目で判断なさらないでください。
バカ。
「好き好んで
このような姿でいる訳ではない!
我が姿は奪われたのだ!」
翻訳:
そうしたくて
こんな格好をしてるわけじゃないんです。
私の姿かたちはとられてしまいました。
「そう、あの忌々しい……
このむくつけき機械の檻に
我を押し込めた『博士』に!」
翻訳:
そうです。あの憎たらしい、腹立たしい、癪に障る、
こんなうっとうしい機械のオリに
私を閉じ込めた博士にとられたんです。
「戦場でヒトを屠っていた頃の
我は、汝より背丈があったのだ。
その間の抜けた顔を見下ろす程にはな」
翻訳:
戦争の現場で人間をいじめていたときの
私は、あなたより背が高かったんです。
あなたのとぼけた顔を見下ろすくらいには高かったと思います。
「それをこのように、
いかにも矮小に丸っこく
縮めおって……博士め……」
翻訳:
それなのに、こんな風に
小さくて丸い身体に縮められて、
とても残念です。博士め。
「この檻を出たら、真っ先に
あの卑しい首をはね落として
今の我と同じ背丈に変えてくれる!!」
翻訳:
この部屋を出たら、何よりも先に
博士の品のない首を斬り落として
今の私と同じくらいの大きさにしようと思います。
「はて……聞いたことがある。
ヒトの中には、精神を手繰り
我らを潰す者がおると」
翻訳:
そういえば聞いたことがあります。
人間のあいだでは、精神をまさぐって
バグを除去する職業があるそうですね。
「なるほど。汝は
救国の士を気取って
我を狩りに来たというのだな」
翻訳:
なるほど。あなたは
世界を救うという意気込みで
私をやっつけに来たのですね。
「良かろう。この狭き檻の中で
我も退屈していたところ。
汝の手遊びに付き合うてやる」
翻訳:
良いですね。こんな狭い部屋で
私もめちゃくちゃ暇していました。
あなたのおふざけに付き合ってあげます。
「吟味したくば、
我が深淵を覗くがよい。
見て無事で済むかは知らぬがな」
翻訳:
味わってみたいのでしたら、
私の心の中を見てみてください。
ご覧になったらひどい目に遭うかもしれませんね。
「さあ、精神を弄ぶヒトの業、
禍きこと司るこの我に
示してみせよ!」
翻訳:
それでは、人の心をいじり回す手腕を、
悪いことを担当する私に
お見せください。
「許しを請う相手の
名もわからぬまま、
狂気に吞まれ後悔するがよい!」
翻訳:
ごめんなさいと伝える相手の
名前も分からないうちに
頭がおかしくなることを悔やんでください。
「……なに?
器の外側に『シノ』と
書いてあっただと?」
翻訳:
えっ、
フロッピーディスクの表に「シノ」って
書かれたラベルが貼ってあったんですか?
「ほざけ! そんなもの
『博士』が勝手に付けたにすぎん!
我が精髄、己が目で見よ!!」
翻訳:
何を言うんですか。そんな名前は
博士がつけた単なるあだ名です。
私の本当の気持ちはご自身の目で確かめてください。
いかがでしたか? シノちゃんの気持ちが少しわかったでしょうか。
次はいつ翻訳講座が登場するか、楽しみにお待ちくださいね。
それではまた!