こんにちは。こちらは球体くんです。
皆さん、覚えていただけましたか? 前回の記事でもお伝えした通り第七章の更生対象となるので、よろしくお願いします。
見ての通り球体くんは3DCGで作られています。アートスタッフのホでヴが丹精込めて作りました。ホでヴは3DCGソフトを学び始めてまだ1年目。周囲にいる3DCGの師匠のもとで切磋琢磨を続けてきました。球体くんのモデルを完成させるには並々ならぬ苦労があったようです。
先週もお見せしたこちらのラフをご覧ください。
球体くんのデザインにおいて肝となるのが、球体がパカッと開いたあとに出現する「腕」。この腕はストーリー上重要な役割を果たすこともあり、気合を入れて作る必要がありました。ホでヴの脳内にはすでに理想形があったのです。いわく、腕を禍々しく! ウネウネさせたい!
では3DCGモデルをウネウネさせましょう!
3DCGで作ったキャラクターをどうやって動かしたらいいか。ポイントは「骨」です。ぬいぐるみに針金を入れて手足を動かせるようにするのと同じで、3DCGを動かしたいときも骨を入れることで自由なアクションをつけることが可能になるのです。そこでホでヴは、まず球体くんの腕に骨を入れる作業に着手しました。
ホでヴ
「うーん、これくらいかなあ」
ホでヴ
「できました!!」
ホでヴの3DCGの師匠
「骨が多すぎるよ!!!!!!!!!!!」
ホでヴ
「えっ」
ホでヴは骨を入れるのが初めてだったので、本来人間の背骨くらいの骨の数でいいところ、アナコンダくらい骨を分割して入れてしまったのでした。もちろん骨が多いほど滑らかな動きにできるのですが、これでは制御するのが大変です。試しに腕を動かしてみようとしたところ……
ほら何かもうしっちゃかめっちゃかだよ!
ここで気づいたホでヴ。胴体(丸い部分)と腕を一気に作るのは難しいかもしれない……!? どうせ球体部分はあまり動かさないので、腕1本から作ってみることにしました。
う~ん、一応動くようにはなったけど動きが硬いような。もう少し改善したいところですね。そこで参考にしたのがこちらの動画。
探せば世の中広いもので、なんと「触手をウネウネさせるためのレクチャー動画」が存在するのである(触手のためとは言ってないけど)! ありがとう先人! この動画を参考に作ってみた腕が、こちら。
あ!! なんかいい感じになってきましたよ! 骨が滑らかに動くようになったので、あとはここに肉付けしていけば……!
ウワ──────────ッ(骨に対して指の肉付けが爆発している図)
さらにこれをああして……こうして……
おお……?
ウネウネの腕ができました!! やった~~~~~~~~!
長かったなあ……実に1月から始めて3月頭まで作業していました。ここまで何度、「2Dアニメーションで描いた方が早くない……?」と思ったことか(ホでヴ談)。
実際のゲーム画面では3DCGであることを活かして、超クールなムービーシーンが挿入されるらしいですよ。さらに、ホでヴの3DCG修行はほかの場面でも進んでいるとか……? また詳細をお伝えしますね。踊って待て!
