MINDHACK : スプライトが12,000枚!?

文責:サブシナリオ&広報担当スタッフ・ササン)

 

ある日のこと……。

MINDHACK開発チームのプログラム担当、紅狐は悩んでいた。

MINDHACK、容量デカくない??

 

2026年現在、開発中ビルドのサイズは10GBを突破。

分かりやすく比較すると一般的なDVDの容量が4.7GBなので、MINDHACKはDVD2枚分よりデカいのである。

それって映画2本分よりも容量がスゴイってこと?

ひょっとして何か、変なデータを取り込んでうっかり必要以上に容量を食っているのではないか?

心配になった紅狐はパブリッシャーのプログラマーさんに相談した。

 

紅狐
「どうでしょう? 何か変なデータが混じってませんか……?」

プログラマーさん
「……これは……!」

 

プログラマーさん
妥当ですね……」

紅狐
「えっ……?」

 

プログラマーさん
スプライトが12,000枚入ってるので……

紅狐
……12,000枚……?

 

 

~祝・スプライト12,000枚突破記念~

MINDHACKのデカすぎる容量内訳を振り返る会

 

スプライトとはすなわち画像のこと。それが12,000枚。

皆様、疑問に思うのではないでしょうか。

MINDHACKのメインキャラクターは現在、7名(先生・FORMAT除く)。

単純計算で1キャラクターあたり1700枚以上の画像が使われていることになってしまいます。

立ち絵ってそんなにいっぱいあったっけ!?

 

もちろんそんなことはありません。

もう少しスプライトの内訳詳細を見ると、こうなります。

 

純粋な静止画素材 689枚(5.7%)
連番素材 11,393枚 (94.30%)

合計12,114枚

 

立ち絵のような止まった絵はほんの5%ちょい。

残りの95%は連番画像……つまり、アニメーションのコマ送りとして使っている画像が占めているわけですね。

MINDHACKといえばアニメーションが命!

このパーセンテージを見ていただいただけでも、本作が「めっちゃ絵が動く」ゲームであることを実感していただけるのではないでしょうか!?

 

さらにスプライトに含まれるのは立ち絵だけではありません。

更生対象ごとに用意されたハック中の背景なども含まれるので、単純に立ち絵や出番の多さが容量の大きさに直結しているわけではないんですね。

 

それではここで、MINDHACKキャラクターズのうち容量がデカいひとたちの詳細を見てみましょう。

おい!! お前ら!!
そこ並べ!!

今日はMINDHACKの容量を誰が一番食ってるかハッキリさせてやるからな!!

 

容量デカいひと第1位:ヒューゴ

記憶を見るシーン(精神世界)の背景差分が突出して多いキャラクター、ヒューゴ。

第五章の宇宙空間を彷彿とさせる演出は、皆様の印象にも残っているのではないでしょうか?

ウネウネ・ニョロニョロするアニメーションが多いので、1シーンに対する枚数も多くなりがち。

そのうえ第五章終盤で大暴れするため「めっちゃ動くキャラクター」の代表格です。

実は今回の集計にはムービーの容量が含まれていないため、真のデカさはまだ明らかになっていないという噂も……!?

とにかくデカいぜ!! ヒューゴパパ!!

 

容量デカいひと第2位:新米隊員(コマゴメ)

第一章から登場し続けている皆勤賞キャラクター・新米隊員。

長年の積み重ねに加えて表情も多彩なので、とにかく立ち絵が増えました。

MINDHACKの更生対象は現実世界と精神世界でカラーが異なるため立ち絵が倍になる……のですが、コマゴメは接続前と最中のカラー差分がないのに大量に絵があります。

第六章での繊細な心の動きを表現するため、とにかくアート担当スタッフが頑張りました。

ハック中の背景もアニメーションしているので、連番画像としても容量を圧迫しています。

 

容量デカいひと第3位:シノ

シノのデカさの一因は、専用背景。

ハック時に突入する奇妙な赤い部屋は静止画の一枚絵ですが、実はめちゃくちゃサイズがデカいのです!

先生が上下左右を見渡すアニメーションがあるので、パソコンの一般的なモニターサイズ(1920 × 1080)よりもかなり大きめに背景が描かれているんですね。

シノも現実世界のカラー差分がないひとですが、静止画立ち絵が31枚もあっていろいろな表情を見せてくれます。

ハック中の背景もずっと動きまくっており、容量イーターとなってしまいました。

 

 

以上トップ3名!

容量デカすぎ罪につき、ペラペラの刑に処します。

軽めの容量に思いを馳せてください。

~その他のキャラクターについて~

隊長

隊長は今でこそ立ち絵が増えたのですが初期はほとんど表情差分がなく、「通常」「胸に手を当てる」だけの2枚の静止画で全てをやりくりしていた時期が存在します。

顔がほぼ変わらないので、ちょっとした所作の違いだけでいろいろな感情を表現してくれていました。

初期のすきまトークとか見ると、その名残が少しあるかも……。

現在も立ち絵が増えたといいつつ「からあげを1つ1つ食っている」みたいな二度と流用できない素材がめっちゃ多い。

オープニングや第六章のムービー、すきまトーク専用の立ち絵も含めるとものすごく大量に差分がある。

レアな隊長の姿ばかり集めたマニアックな記事もあるので、見てね!

 

COM_Z

技術的な話をすると、COM_Zは実はほかのキャラクターとはちょっと扱いが違います。

顔面の液晶部分がいつでもアニメーションできるようになっているので、単純な静止画とは異なるつくりになっているんですね。

キャラクターも背景もアニメーション連番素材も多いのですが、コンピューターっぽくカクカクパキパキした動きが大半なので、動いてる感を演出しつつも容量的にはコスパがいい優等生だったりする。

 

ユーニッド

静止画素材がもっとも多いのはウニ(花ウニ含む)で、64枚もの立ち絵が存在します。

アップデートのたびにときどき立ち絵が追加されており、キングまで上り詰めました。

アート担当スタッフはまだまだ増やす気満々のようなので、今後に期待だ!

 

イーヴリッグ

「画面に登場している時間」に対して絵の枚数がやたら多いのはイーヴリッグとシノ。

それぞれ内訳の5%以上を占めています。

やかましいね、このひとたちは。

 

ミキちゃん

第四章の限られたシーンにだけ登場するミキちゃんですが、実は立ち絵が10枚もあります!

 

球体くん

このひとは3DCGなので、立ち絵としてカウントしていいものかどうか……?

第七章、これまでにないほど尖ったビジュアルの章になりそうです。こうご期待!

 

FORMAT

静止画が2枚ある。

 

 

今回はちょっぴりデータ的な面からMINDHACKというゲームを振り返ってみましたが、楽しんでいただけたでしょうか?

皆様にお届けするにあたっては可能な限り快適に遊んでいただけるように、容量はなるべくカットしたい……!

ということで、開発チーム一同見えない努力を日々重ねています。

そのへんはもっと専門的な話題になってしまうので、また別の機会に。

 

それはそれとして、MINDHACKでは今後ももっと! さらに! イキイキとキャラクターが動き出すゴージャスな演出を取り入れたいと考えております。

ちょっぴりデカめのゲームではありますが、ぜひ皆様のPCにおかれましてはMINDHACKのための「別腹」をご用意のうえ、お待ちいただけますと幸いです。

それでは!